今回は巨人のドラフト2019の指名予想をしちゃいます。
三位までの指名予想は
です。
なぜこうなったかを本記事では説明していきます。
また、記事最後では2019ドラフトの注目選手投票を受け付けていますので、是非ご投票お願いします!
*指名予想は8月13日時点での予想となっており、都度更新していきます。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
2019年巨人のドラフト予想に際して
まず、巨人のドラフトを予想するのに下記の3項目を参考にします。
- 過去のドラフト傾向
- 現在のチーム状況
- スカウト情報
本気で正解を狙うため、上記の3つを分析したうえで予想します。
ドラフトは2008年から制度が変わったこともあるので、2008年から2018年までの11年間のデータを参考にしていきます。
順番に説明していきますね。
まずは巨人の過去のドラフトと傾向からです。
巨人のドラフト傾向を分析!
それでは巨人のドラフト傾向の分析結果をご紹介していきます。
巨人のドラフト一位の傾向!
まず巨人の過去のドラフト一位指名の傾向を見ていきましょう。
巨人のドラフトでは競合を気にしない!
ドラフト一位 指名数 | ドラフト一位 競合数 | くじ引き 成功回数 |
19名 | 10回 | 3回 |
2008年以降、巨人はドラフト一位を19名指名しています。
そのうち10名が競合となっており、くじ引きでは3回成功しています。
指名数・競合数ともに、12球団の中では平均的なので、そこまで競合については気にしていないと言えます。
また、くじ引き10回で3回の成功なので、まずまずのくじ運となっています。
ただ、3年連続でくじを外していることを考えると、そろそろ回避してもおかしくはないでしょう。
続いて指名選手の傾向です。
巨人のドラフト一位は大学が多い
最初は学歴別です。
高校生率 | 32% |
大学生率 | 53% |
社会人率 | 16% |
巨人のドラフト一位指名では大学生が多く、53%を占めています。
平均に比べると大学生が多く、高校生が少ない傾向です。
比較的早く活躍できる大学生重視であることがわかりますね。
続いて地元や地元地域の選手を見ていきます。
巨人のドラフト一位は地元関係なし
続いて地元や地元地域別です。
ドラフト1巡目地元選手 | 11% |
ドラフト1巡目地元地域選手 | 37% |
他球団に比べると、地元選手や地元地域の選手が多くなっています。
ただ、地元は東京なので、人口割合を考えれば、特に意識していないと言えるでしょうね。
続いてポジションです。
巨人のドラフト一位は投手優先
最後はポジション別です。
投手割合 | 53% |
捕手割合 | 11% |
内野割合 | 26% |
外野割合 | 11% |
投手を一位指名する可能性が高くなっていますね。
ただ、投手優先は12球団全てに言えることで、巨人に限った話ではありません。
12球団で比較してみると、実は投手獲得の割合は巨人が一番低いです。
それでも50%以上ですから、やはり野球にとって投手がどれだけ大事なのかがわかりますね。
巨人のドラフト一位傾向のまとめ
以上から巨人のドラフト一位をまとめると
- 重複は気にしないがそろそろ回避もありそう
- ドラフト一位指名は大学生が多い
- ドラフト一位で地元枠は考慮無し
- ドラフト一位は投手が多い
です。
ここ3年は競合でも積極的に指名しているので、今年も重複覚悟で人気選手を獲得しに行くかもしれませんね。
ただ、くじを外しているので、回避傾向にあるかもしれません。
下記の記事では他球団のドラフト傾向の分析もご紹介しています。気になる方はチェック!
合せて読みたい!
プロ野球12球団ドラフト一位指名傾向分析!出身・地元・高校・大学
続いてドラフト一位以外を見ていきます。
巨人のドラフト二位以下の傾向!
続いてドラフト二位以下の傾向です。
ドラフト二位以下ではちょっと傾向が変わってきます。
巨人のドラフト二位以下に地元枠がある!?
まずは地元枠を見ていきましょう。
ドラフト順位 | 関東地方 割合 | 近畿地方 割合 |
二位 | 9% | 55% |
三位 | 18% | 18% |
4位 | 18% | 18% |
5位 | 22% | 11% |
ドラフト一位では地元枠の考慮はみられませんでしたが、2~5位を見ても関東地方は多くありません。
なので、巨人の場合は地元枠は一切ないと考えて良さそうです。
巨人のドラフト二位以下のポジション傾向は?
続いてドラフト順位別のポジションです。
ドラフト順位 | 投手 割合 | 捕手 割合 | 内野手 割合 | 外野手 割合 |
二位 | 45% | 18% | 27% | 9% |
三位 | 82% | 9% | 9% | 0% |
4位 | 55% | 18% | 18% | 9% |
5位 | 44% | 0% | 56% | 0% |
全体的に投手が多い傾向は、ドラフト一位と変わりません。
外野手が非常に少なくなっており、2008年以降は4名しか獲得していないんですね~
コンバートしやすいポジションであること、広くない東京ドームが本拠地ということで、優先順位が低いのかもしれませんね。
巨人のドラフト二位以下の学歴傾向は?
続いてドラフト二位以下の学歴傾向を見ていきましょう。
ドラフト順位 | 高校 割合 | 大学 割合 | 社会人 割合 |
二位 | 45% | 45% | 9% |
三位 | 55% | 0% | 45% |
4位 | 27% | 45% | 27% |
5位 | 56% | 33% | 11% |
ドラフト一位では大学生が多かったですが、2~三位は高校生の割合が増えていますね。
ただ、4位くらいになると大学・社会人の即戦力が多い傾向のようです。
巨人のドラフト二位以下の傾向まとめ
以上からドラフト二位以下の傾向は
- 地元枠は無し
- 一位と同様に投手が多い
- 2~三位では高校生が多い
- 4位は大学生・社会人多め
となります。
巨人のドラフト傾向をまとめ
以上の傾向をまとめると、
- ドラフト一位は注目の即戦力選手
- ドラフト2~三位は将来性が有る選手
- ドラフト4位は即戦力
- ドラフト5位は育成タイプ
といった感じでしょう。
ただ、これはあくまで、過去の集計です。
なので、参考程度に見ておくべきでしょうね。
やはり、ドラフト指名選手を予想するには、現在のチーム状況が一番重要です。
なので次は、現在の巨人のチーム状況や課題を見ていきましょう!
2019年ドラフトでの巨人の補強ポイント
ドラフト予想をする上では、一番重要なのは現在のチーム状況や課題でしょう。
なので、現在のチーム状況を見ていきましょう。
結論からいうと補強ポイントは下記です。
- 捕手:高卒~大学での上位指名あり
- 内野手:指名の必要無し
- 外野手:指名の必要無し
- 先発・リリーフ共に補強ポイント
- 次世代のエース候補が急務
- 左腕は優先順位が高くない
一番の補強ポイントは先発投手です。
現在の先発構成は、菅野や山口に大きな比重が掛かっていますが、菅野はMLB移籍、山口は年齢的にもベテランになりつつあります。
その為、早急に次世代のエース候補が欲しい所でしょう。
野手については全体的なバランスが良く、若手有望株も多いので、優先順位は低いです。
ただ、捕手については大城がコンバートとなれば、次世代の捕手候補がいなくなります。
なので、高卒~大卒の有望捕手候補を上位指名する可能性は高いでしょう。
巨人の打撃の補強ポイントを分析
まずは、打撃の補強ポイントの分析です。
2019 巨人の打撃力分析
下記のデータは2019年シーズンの8月13日までの結果です。
まずは打撃成績から。
項目 | 成績 | セ・リーグ 順位 |
打率 | .262 | 一位 |
本塁打 | 138 | 一位 |
得点 | 513 | 一位 |
盗塁 | 60 | 三位 |
これを見ると、セ・リーグではトップの成績であることがわかります。
打率、ホームラン、得点でリーグトップとなっており、破壊力抜群の打撃陣ですね。
今シーズンは比較的盗塁も多く、走塁面でもまずまずの数値となっています。
打撃面は早急に改善しなくてはならない事態ではないことがわかります。
巨人の現在の打者の年齢構成から考える足りないところ
現時点ではセ・リーグトップの打撃陣という事で、急いで即戦力を、という感じではありません。
そこで次は年齢構成を見ていきましょう。
やはり、ドラフトを予想していく上では、将来のチーム像が大切です。
なので、現在のレギュラーの年齢は非常に重要なポイントになってきます。
現在の巨人のスタメンは怪我がなかったとして考えると、
打順 | 守備 | 名前 | 年齢 |
1番 | 二塁手 | 吉川尚 | 27 |
2番 | 遊撃手 | 坂本 | 31 |
3番 | 中堅手 | 丸 | 30 |
4番 | 一塁手 | 岡本 | 23 |
5番 | 三塁手 | ビヤヌエバ | 28 |
6番 | 左翼手 | 亀井 | 37 |
7番 | 右翼手 | 陽 | 32 |
8番 | 捕手 | 小林 大城 炭谷 | 30 26 32 |
*年齢は誕生日が来た前提
となっています。
スタメンを見ると、全体的なバランスが良いですね。
高齢化しているわけではありませんので、数年は安定した成績を残せるでしょう。
ただ、世代トップクラスの坂本・丸あたりの後釜を準備するのは時間が掛かるでしょう。
センターラインは今の内から準備を進めておく必要がありそうです。
ではポジション別に順番に見ていきます。
巨人の捕手の状況は?
続いて捕手です。
巨人の捕手は現在下記となっています。
背番号 | 名前 | 年齢 | 投打 |
10 | 阿部慎之助 | 40 | 右投左打 |
22 | 小林誠司 | 30 | 右投右打 |
27 | 炭谷銀仁朗 | 32 | 右投右打 |
38 | 岸田行倫 | 23 | 右投右打 |
46 | 大城卓三 | 26 | 右投左打 |
69 | 田中貴也 | 27 | 右投左打 |
005 | 広畑塁 | 24 | 右投左打 |
007 | 小山翔平 | 23 | 右投右打 |
010 | 高山竜太朗 | 24 | 右投右打 |
2019年は小林、大城、炭谷が一軍として出場しています。
打撃が良い宇佐美をトレードで放出しているくらいなので、現時点では捕手は揃っています。
将来的には大城一本化ということで問題ないでしょう。
ただ、大城のコンバートとなると事情は変わってきます。
中堅で有望な捕手がいなくなるので、早急に捕手を補強する必要が出てきます。
現在の大城の使い方を見ると、捕手一本とは考えにくそうで、コンバート路線の可能性が高そうです。
それだけ、大城の打撃力が認められているという事でしょう。
大城がコンバートとなると、捕手補強の優先度は高くなります。
なので、高校~大学の有望捕手を上位で獲得する可能性が有りそうです。
巨人の内野の状況は?
続いて内野手。
巨人の内野は現在下記となっています。
背番号 | 名前 | 年齢 | 投打 |
00 | 吉川大幾 | 27 | 右投右打 |
0 | 吉川尚輝 | 24 | 右投左打 |
6 | 坂本勇人 | 31 | 右投右打 |
25 | 岡本和真 | 23 | 右投右打 |
33 | ビヤヌエバ | 28 | 右投右打 |
51 | 田中俊太 | 26 | 右投左打 |
52 | 北村拓己 | 24 | 右投右打 |
56 | 山本泰寛 | 26 | 右投右打 |
60 | 若林晃弘 | 26 | 右投両打 |
61 | 増田陸 | 19 | 右投右打 |
62 | 増田大輝 | 26 | 右投右打 |
65 | 松井義弥 | 19 | 右投左打 |
93 | 湯浅大 | 19 | 右投右打 |
96 | マルティネス | 26 | 右投両打 |
001 | 比嘉賢伸 | 19 | 右投左打 |
008 | 折下光輝 | 19 | 右投右打 |
018 | 田島洸成 | 23 | 右投左打 |
021 | 黒田響生 | 19 | 右投右打 |
こうしてみると、巨人の内野陣は全体的に若いです。
レギュラー陣も若いですし、一軍経験が多い若手も多いので、内野手は豊富といって良いでしょう。
若干坂本の年齢が気になってくる時期ですが、二遊間に若手有望株が多いので、心配はないでしょう。
将来的に坂本が三塁へコンバートし、吉川尚・田中・山本・若林といったあたりが二遊間のレギュラーにといった感じでしょうね。
20歳前後の若手も多いので、当分はドラフト指名は必要ないでしょうね。
巨人の外野の状況は?
続いて外野です。
巨人の内野は現在下記となっています。
背番号 | 名前 | 年齢 | 投打 |
2 | 陽 岱鋼 | 32 | 右投右打 |
0 | 丸佳浩 | 30 | 右投左打 |
9 | 亀井善行 | 37 | 右投左打 |
36 | 石川慎吾 | 26 | 右投右打 |
39 | 立岡宗一郎 | 28 | 右投左打 |
43 | 重信慎之介 | 26 | 右投左打 |
44 | ゲレーロ | 33 | 右投右打 |
59 | 松原聖弥 | 24 | 右投左打 |
66 | 村上海斗 | 24 | 右投右打 |
94 | 加藤脩平 | 20 | 右投左打 |
99 | 山下航汰 | 19 | 右投左打 |
014 | モタ | 23 | 右投右打 |
022 | 荒井颯太 | 20 | 右投右打 |
年齢的に気になるのは亀井でしょう。
今シーズンも元気にスタメン出場が多くなっていますが、年齢的なことを考えると、そう頼ってばかりはいられません。
また、FAで加入した丸や陽は30歳以上となっており、そろそろ次世代の選手には目星をつけたいところです。
若手を見てみると、石川慎吾は将来的に中軸として活躍してくれそうな感じですし、重信も徐々に一軍に慣れてきた印象です。
また、一軍経験はないものの松原聖弥は高い走力があり、将来的には十分スタメン勝ち取れる素質があるでしょう。
さらに個人的には、つい最近育成から支配下登録した山下航汰が非常に面白いと思っています。
高卒一年目ながら、二軍で素晴らしい成績を残しており、将来は中軸を打てる素材です。
こうしてみると、巨人の外野陣は中堅、若手に有望株が多くいます。
期待の和田恋を放出したくらいですから、首脳陣も同様の認識でしょうね。
内野手同様に、当分はドラフト指名は必要ないでしょうね。
巨人の打撃補強ポイントまとめ
以上が巨人の打撃の補強ポイント分析でした。
結論としては
- 捕手:高卒~大卒での上位指名はあり
- 内野手:指名の必要無し
- 外野手:指名の必要無し
です。
打撃の方では、大城の状況次第です
今の使い方を見ると、コンバートの可能性が高いでしょうね。
その為、高校~大学の有望捕手を上位指名での獲得はあるかもしれません。
内野手や外野手は戦力も整っており、年齢層のバランスも良く、若手の有望株も多くいます。
なので、内野と外野に関しては、ドラフト指名の必要はないでしょう。
巨人の投手の補強ポイントを分析
続いて、投手の補強ポイントの分析です。
2019 巨人の投手力分析
まずは投手成績です。
項目 | 成績 | セ・リーグ 順位 |
防御率 | 3.80 | 4位 |
先発防御率 | 3.76 | 三位 |
リリーフ防御率 | 3.88 | 5位 |
失点 | 433 | 二位 |
失点数はセ・リーグで二番目に少ない数字ですが、チーム防御率はセ・リーグで4位です。
巨人はリリーフが弱いというイメージがありますが、防御率的には先発もリリーフもそこまで良い数字ではありません。
巨人の現在の投手の年齢構成から考える足りないところ
全体の成績がわかったところで、利き手別に投手を見てみましょう。
まずは右投手です。
背番号 | 名前 | 年齢 |
11 | 山口俊 | 32 |
15 | 澤村拓一 | 31 |
17 | 大竹寛 | 36 |
18 | 菅野智之 | 29 |
20 | マシソン | 35 |
21 | 岩隈久志 | 38 |
23 | 野上亮磨 | 32 |
24 | クック | 32 |
29 | 鍬原拓也 | 23 |
30 | 宮國椋丞 | 27 |
31 | 畠世周 | 25 |
32 | 鍵谷陽平 | 29 |
35 | 桜井俊貴 | 26 |
37 | 田原誠次 | 30 |
40 | 谷岡竜平 | 23 |
53 | 髙田萌生 | 21 |
54 | 直江大輔 | 19 |
58 | 坂本工宜 | 25 |
67 | 古川侑利 | 24 |
68 | 戸郷翔征 | 19 |
92 | アダメス | 25 |
95 | 堀岡隼人 | 21 |
97 | デラロサ | 30 |
003 | 山川和大 | 24 |
011 | 髙井俊 | 24 |
012 | 平井快青 | 22 |
016 | 沼田翔平 | 19 |
017 | 山上信吾 | 20 |
019 | 田中優大 | 20 |
023 | 與那原大剛 | 21 |
025 | ラモス | 23 |
35歳以上は大竹・マシソン・岩隈の3名のみです。
全体的に見てみると、非常に若いです。
菅野・山口といった主力は30歳前後ですが、そこに続く25歳前後の選手が多い印象です。
具体的には
- 鍬原拓也
- 畠世周
- 桜井俊貴
- 髙田萌生
といったところでしょう。
ただ、まだまだ実績がないので、将来的にどこまでやってくれるかわかりません。
近いうちに菅野がMLBへ移籍することが想定されますし、ベテランの域に近づいている山口俊に頼っている部分も多いので、次世代エースの育成は急務でしょう。
その為、先発ローテを任せられる即戦力投手は補強ポイントです。
続いては左投手です。
背番号 | 名前 | 年齢 |
12 | 髙橋優貴 | 22 |
13 | 森福允彦 | 33 |
28 | 田口麗斗 | 24 |
41 | 中川皓太 | 25 |
42 | メルセデス | 25 |
45 | 今村信貴 | 25 |
47 | 藤岡貴裕 | 30 |
48 | 池田駿 | 27 |
50 | 戸根千明 | 27 |
57 | 高木京介 | 30 |
62 | 横川凱 | 19 |
64 | 大江竜聖 | 20 |
015 | 巽大介 | 22 |
020 | 橋本篤郎 | 21 |
024 | 山下亜文 | 23 |
左投手も全体的に若いですね。
特に先発ローテとしてすでに実績を残している、田口・今村といった選手が中心ですね。
また、中川・高橋優・戸根あたりは2019年良い働きをしています。
さらに、2019年のオープン戦では大江が素晴らしい活躍をしていました。
こうしてみると、若手の左腕が非常に充実していることがわかります。
左腕はいくらいても困りませんが、2019年ドラフトで左腕ということを気にする必要はないでしょうね。
巨人の投手の補強ポイントまとめ
以上が巨人投手の補強ポイント分析でした。
結論としては
- 先発・リリーフ共に補強ポイント
- 次世代のエース候補が急務
- 左腕は優先順位が高くない
です。
成績的に見れば、先発もリリーフも良くありません。
特に先発については菅野山口に頼っている比重が大きく、菅野のMLB移籍や山口の年齢を考えると、早急に次世代のエース候補の見通しを立てたいところです。
なので、2019年ドラフトではローテの軸となれる、即戦力投手が欲しい所ですね。
左腕の優先順位は高くないので、左腕にこだわる必要はないでしょう。
ドラフト 2019の巨人の指名予想
以上から巨人の2019ドラフト指名予想は下記となります。
それではこの指名予想の根拠を説明します。
なお、これから紹介するリストアップ情報は、巨人のドラフト一位指名予想を参考にしています。
ドラフト2019 巨人の一位指名予想!
まずは、2019年ドラフトの一位指名予想です。
ドラフト 2019の巨人の一位指名リストアップ情報
スカウトコメントから一位指名のリストアップは下記と推測します。
評価 | 名前 | 守備 | 経歴 | 投打 |
S 100 | 奥川恭伸 | 投手 | 星稜 | 右投右打 |
S 100 | 佐々木朗希 | 投手 | 大船渡 | 右投右打 |
S 95 | 森下暢仁 | 投手 | 明治大 | 右投右打 |
S 90 | 西純矢 | 投手 | 創志学園 | 右投右打 |
S 90 | 河野竜生 | 投手 | JFE西日本 | 左投左打 |
スカウトコメントから上の5名が一位候補となっています。
補強ポイントと合致し、全て投手となっていますね。
この中で、即戦力でありながら、将来性を考慮するなら
- 奥川恭伸
- 森下暢仁
でしょう。
ドラフト 2019の巨人の一巡目の指名予想は森下暢仁!
以上の二人は2019年はチームのエースとして、様々な大舞台でしっかり結果を残しています。
厳しい日程でも、しっかり投げられているということもあり、プロで活躍できる体力もあるでしょう。
その為、一年目からローテーションを任せられるという判断ができます。
ただ、奥川恭伸については佐々木朗希と双璧といった評価になっており、3~4球団の競合は確実です。
ここ数年、くじで成功していないことを考えると、奥川を回避してくる可能性が高いと予想します。
そうなると、即戦力としての評価が上で、少しでも競合の可能性が低い森下暢仁を一巡目で指名すると予想します。
それでも森下暢仁で競合すると思いますが(笑)
https://www.youtube.com/AQEFJqXI3Pw
森下は最速154km/hが武器の本格派右腕です。
ストレートの質が非常に良く、速球で空振りが奪えるタイプです。
また、140km/h前後のカットボールは抜群ですし、115km/hの大きなカーブも一級品です。
制球力もまとまっており、即戦力として一年目から活躍してくれるでしょう。
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ドラフト 2019の巨人の外れ一位の指名は河野竜生!
リストアップ情報からは外れ一位候補は
- 西純矢
- 河野竜生
といった選択になるでしょう。
素材を考えるなら西純矢です。
ただ、西純矢の場合は将来的にはエース級になれる逸材ですが、まだまだ粗削りな部分があります。
即戦力を優先したい巨人からの指名の可能性は低いでしょう。
なので、外れ一位は河野竜生となるでしょうね。
https://www.youtube.com/5zLkiabVa04
河野竜生は左腕ながら151km/hが最速です。
ただ、普段は球速を抑え、安定した制球力や投球術で打ち取っていくタイプで、一年目からある程度活躍できるでしょう。
さらに、高卒三年目ということもあり、大卒よりも1歳若いというメリットもあります。
2019年は球速を7km/h伸ばしており、社会人選手ですが将来性も十分あります。
また、貴重な左腕というのも良いですね。
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【ドラフト】河野 竜生(JFE西日本)が13奪三振!?成績・経歴・特徴は?
ドラフト2019 巨人の二位指名予想!
続いて巨人の二位指名の予想です。
ドラフト 2019の巨人の上位指名のリストアップ情報
評価 | 名前 | 守備 | 経歴 | 投打 |
S 90 | 宮川哲 | 投手 | 東芝 | 右投右打 |
S 90 | 宮城大弥 | 投手 | 興南 | 左投左打 |
S 90 | 及川雅貴 | 投手 | 横浜 | 左投左打 |
S 90 | 石川昂弥 | 三塁 | 東邦 | 右投右打 |
A 85 | 井上広輝 | 投手 | 日大三 | 右投右打 |
A 85 | 佐藤都志也 | 捕手 | 東洋大 | 右投左打 |
A 85 | 森敬斗 | 遊撃 | 桐蔭学園 | 右投左打 |
A 80 | 津森宥紀 | 投手 | 東北福祉大 | 右投右打 |
A 80 | 立野和明 | 投手 | 東海理化 | 右投右打 |
A 80 | 海野隆司 | 捕手 | 東海大 | 右投右打 |
B 75 | 杉山晃基 | 投手 | 創価大 | 右投右打 |
以上が巨人スカウトから判断した上位指名候補です。
ドラフト 2019の巨人の二位指名は海野隆司!
S評価の4名は一位指名となるでしょうから、上位指名となるとそれ以外が対象です。
巨人の補強ポイントから二位では有望な捕手が欲しい所です。
そうなると
- 佐藤都志也
- 海野隆司
の二人が対象になるでしょう。
ただ、佐藤都志也については他球団も評価が高く、外れ一位での指名の可能性が高いです。
一巡目でなかったとしても、二位指名の早い段階で指名されてしまうでしょう。
巨人は2019年ペナントレースでは上位に位置していますので、巨人の二位指名まで佐藤都志也が残っていることはないでしょうね。
そうなると、二位指名では海野隆司が濃厚でしょう。
https://www.youtube.com/D2SProbjyS8
海野隆司は強肩が持ちあじの捕手で、ホークスの甲斐並みの送球が魅力です。
打撃面でも東海大で4番を打っていますし、大学侍ジャパンでもホームランを放っています。
将来的には十分正捕手を任せられる選手ですので、二位指名にピッタリでしょう。
合せて読みたい!
ドラフト2019 巨人の三位指名予想!
続いて巨人の三位指名の予想です。
上位候補のリストアップ情報は、二位指名の所でも紹介したリストを参照ください。
その上で、三位指名を予想します。
ドラフト 2019の巨人の三位指名予想
巨人は2019年のペナントレースでは上位でしょうから、三位指名は二位指名のすぐ後になります。
その為、比較的良い選手を指名できるでしょう。
上位指名リストの中で、三巡目まで残っていそうな選手は
- 井上広輝
- 津森宥紀
あたりでしょう。
井上は巨人の他に広島が評価しており、津森はロッテが評価しています。
ただ、二位までに指名されることはないでしょうから、どちらも巨人が三巡目で指名出来そうです。
巨人の状況を考えると、三位指名は将来性を考え、井上広輝となるでしょう。
https://www.youtube.com/XKMyVM3SrZY
井上広輝は二年生時に甲子園で150km/hを計測し話題となりましたが、その後は結果を残せていません。
その為、思ったよりも評価は低い選手です。
ただ、その時の投球を見る限りでは、実力はある選手で、しっかり変化球も投げられますし、高い技術力もあります。
将来的には十分ローテーション入りしてくれる選手でしょう。
合せて読みたい!
【ドラフト】 井上広輝(日大三高)は井上大成の弟!成績・経歴・特徴は?
【2019】 巨人(読売ジャイアンツ)のドラフト指名予想まとめ!
以上が巨人の2019ドラフトの指名予想でした。
もう一度指名予想を出しておきますと、
という内容です。
以上の指名が出来れば2019ドラフトでは十分合格点と言えるでしょう。
ただ、想定外が起こるのもドラフトです。
2019年はどんな波乱があるのか?今から非常に楽しみですね!
合せて読みたい!
【ドラフト2019】指名結果と全球団の採点&評価しちゃいます!
近本、高橋あたりが獲れれば実質的には大成功なのでしょうね
ただ「華やかなスター選手」の獲得がここしばらく無いというのは
意外に大きな要素なのではと思う次第です
スター選手の入団は間違いなくチームを活性化させると思うのです
あとは左打ちのスラッガータイプ(出来れば外野手)も欲しいところです
コメント頂き有難うございます。
確かにスター選手の獲得が出来ていませんよね~
今年で言えば、吉田でしょうか。
吉田も巨人ファンという事で、指名はあるかもしれませんね。
お返事ありがとうございます
スター性(=知名度ではありますが)、補強ポイントから言えば
大阪桐蔭の藤原はどんぴしゃでしょうね・・ただ膝の怪我が慢性的なもので
無ければ良いのですが
吉田は国体の一世一代と言ってもいい投球内容で一気に株を上げた感があります
あれが無ければもしかしたら単独で獲得出来た可能性もあるのでは
今や決して多数派では無くなってしまった感のある「巨人志望」のスター選手
菅野の後のエース候補として指名して欲しいです、個人的感情として
ただ根尾指名がどうやら規定路線の模様ですね
完全に坂本の後を彼で・・という狙いでしょうが競合は避けられないでしょう
決してくじ運が良いとは言えないジャイアンツ(笑)
戦略としてそれでいいのか?という気持ちもあります・・ぶっちゃけバカ正直と言うか
第1希望選手に特攻した挙句に抽選にはずれ、第2希望も獲れずに結局第3希望以下のプライオリティの選手をやむなく指名・・
これ、はっきり言って「無様」であり「無策に過ぎる」と感じずにはいられません
例えば去年も清宮に行かず村上(あるいは安田)に入札していれば・・結果論と言われればそれまでですが
これも(決して「逃げ」ではない)立派な「戦略」だと思うのですが
コメント有難うございます!
巨人は根尾の指名という報道が出ていましたね~
坂本はまだまだ全然やれますし、吉川尚輝、田中も出てきています。
巨人の補強ポイントから言えば、リリーフか外野でしょうし、
根尾の競合は確実なので、個人的には避けた方が良いと感じています。
特に今年は良い選手が多いので、例年なら競合する選手も
単独で獲得できる可能性も高くなっています。
なので、今年のドラフトでの競合はリスクが非常に高いと言えるでしょうね~
たけぽん様
論争をする気はありませんが、その「まだやれる」で新人獲得も育成も先送りにしてきた結果が今だとは思われませんか?
現存の戦力が充実している時にこそ「次」を考えるべし、という考え方もあります
その時期を見誤ると充実していた筈の戦力は衰え、さりとて次を担うべき新戦力も心許ないというどこかの球団のようになってしまう・・坂本とて今年30歳、そう遠くないうちに衰えてしまう可能性ありますよね(特に守備面で)
何より根尾の存在(獲得出来たとして)が坂本自身のモチベーションを更に一段上に持ち上げる効果は充分にあるのではないでしょうか?スター選手を獲得するというのはそういった付随効果が期待出来ます
根尾が坂本を押しのけてレギュラーに座るような事になれば尚更チームにとってはプラスになりましょう
個人的には時既に遅かりしかも知れませんが時代を担える外野手こそを優先して補強すべき、の思いはありますが・・
とにかく2年続けて「入札1位くじ引きでハズレ」→「外れ1位くじ引きでハズレ」を見せられてしまっていますので、それはもう勘弁願いたいところです(笑)
コメント有難うございます。
もちろん、坂本も30歳ですから年齢は気になりますよね。
しかし、選手寿命も大幅に伸びた現在、最低でも遊撃手で5年、
サードに回ればもっとできるでしょう。
(個人的には吉川尚輝がカバーしてくれると思っていますが。)
そういった背景と、常勝であらねばというチームカラーを考えると、
現在の優先課題をつぶすのが良いのではと考えています。
また、プロで活躍してこそスターです。
高校で騒がれ、プロで全くダメという選手も多いですからね。
そういった意味では、根尾が加入してもモチベーションの影響はないでしょう。
加入して「こいつは他と違う」という評価になった段階で、各選手に影響を与え始めると思います。
なので、周りへの影響は活躍次第でしょう。
そういった意味でも、昨年のように高校で騒がれた選手を指名してハズレというのは、
リスクが大きい事なんですよね~
また、巨人の育成については、有望な若手も出始めており、
育成の歯車がかみ合ってきた印象を持っています。
数年後は一気に若返るとともに、強い巨人が戻ってきそうな気がしています。
私は阪神ファンですが、そういった目で巨人をうらやましく観察しております(笑)
投手ではなく野手として、東海大相模の遠藤成選手を獲得するでしょう。現在は投手・遊撃手ですが、長谷川スカウト部長は三塁手や外野手へのコンバートも考えているようです。他チームの評価は4位位ですが、いくら東海大系列で原監督・長谷川スカウトの影響下にあっても、囲い込みはできないので、1位・2位の指名状況にもよりますが、思い切って3位の指名もありうると考えます。来年の西川クンも獲得するでしょうから、5年以内に遠藤・西川と岡本・山下航汰の4人が巨人打撃陣の主力になっているでしょう。