2023年のパ・リーグ新人王の発表は「NPB AWARDS」で発表。
今年の開催は未定ですが11月頃に開催されると思います。
そんな新人王候補をランキング形式でご紹介します。
本記事では
- 2023年パ・リーグ新人王予想ランキング・・・>>詳細はこちら
をご紹介しています。
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記事の最後にはパ・リーグ新人王アンケートも実施していますので、投票してくれると嬉しいです!
パ・リーグ新人王争いランキング
2023年パ・リーグ新人王ランキングをご紹介していきます。
ランキング7位!羽田慎之介【西武】
ドラフト2021で4位指名だった羽田慎之介です。
高卒2年目の期待の左腕で、高校時代は和製ランディジョンソンと呼ばれていました。
身長192cmという長身で、サイドスローよりやや上から投げる変則投手です。
昨年6月の2軍戦では最速151km/hを計測しています。
このフォームから常時140km/h後半を投げるので、出力的には十分です。
また、130km/h中盤の鋭く曲がるスライダーも武器で、特に対左には有効でしょう。
高卒2年目なので1軍出場があるかわかりませんが、オフからキャンプまでの成長次第では、開幕1軍の可能性もありそうです。
ランキング6位!宮森智志【楽天】
ドラフト2021で育成1位だった宮森智志です。
昨年は二軍のクローザーを任され、一軍に昇格後は22試合連続無失点の新人タイ記録を達成しています。
身長193cmから最速151km/hのストレートを投げ込みます。
やや腕を下げた投球フォームで、ストレートはシュート変化量が大きいタイプです。
ストレートがそこまで良いわけでなありませんが、変化球が抜群。
大きく曲がるスライダーや、落差の大きなフォークを操ります。
長い腕を活かして、巻き付くように投げるので、打者からすると打ちにくそうですね。
今年も勝ちパターンとして期待できそうです。
ランキング5位!荘司康誠【楽天】
ドラフト2022で1位指名の荘司康誠です。
現時点での実力よりかは将来性を評価したい選手です。
ストレートの最速は154km/hで、常時140km/h後半を投げ込みます。
出力的にはNPB主力クラスに負けないレベルとなっています。
上から投げ下ろす投球フォームなので、回転軸が縦回転に近く、ノビのある球質となっています。
現時点でもNPBで通用するボールでしょう。
変化球はカットボール、スプリット、カーブを投げますが、一級品というボールはありません。
しかし、カットボールとスプリットは140km/hに迫る速さがあり、NPBでも通用しそうです。
また、身長188cmでまだまだ細身という事で、今後の成長が楽しみな選手です。
大学野球引退からNPB入りまでの間にも、大きく成長しそうな、そんな期待をしてしまう選手ですね。
一年目から一軍で通用するとは思いますが、成長次第では主力級としてやれるかもしれません。
ランキング4位!菊地吏玖【ロッテ】
ドラフト2022で1位指名の菊地吏玖です。
はずれ1位となりましたが、実力派大学No.1でしょう。
ストレートの最速は152km/hで、先発時は出力を抑え常時145km/h前後です。
出力的にはNPB先発投手の平均的な数値です。
しかし、回転軸がバックスピンに近く、ノビのあるボールとなってます。
上から投げ下ろすタイプではなく、肘をうまく使って、綺麗なバックスピンをかけるタイプです。
その為、リリース高さがそこまで高くないので、浮き上がるような軌道に見えるボールを投げます。
また、リリーフ時は出力が大幅に上がり、NPBでも一級品のボールとなります。
変化球はスライダー、スプリット、フォーク、カーブが持ち球です。
変化球はどれも高レベルですが、特に回転数を抑えたフォークが抜群です。
あまり投げていないようですが、落差が大きく空振りが奪えるボールとなっています。
リリーフ時に出力が大きく上がる事や、落差の大きなフォークがある事を考えると、リリーフ向きといえるでしょう。
リリーフであれば、一年目から勝ちパターンを任せられそうです。
ランキング3位!小孫竜二【楽天】
ドラフト2022で2位指名の小孫竜二です。
社会人No.1のスピードボールが魅力の本格派右腕。
最速は156km/hで、先発時でも150km/hに迫る平均球速をたたき出します。
現時点でのNPBの主力級以上の平均球速で、出力はNPBでもトップクラスです。
回転数は2500rpmを超える数字ですが、回転軸が悪く、ノビが大きくないボールです。
その為、ストレートで多くの空振りを奪うタイプではありません。
しかし、圧倒的な出力の高さは変化球に好影響を与えます。
変化球はスライダー、カットボール、カーブ、フォークを投げますが、高レベルなボールが多いです。
特に横変化量の大きめのスライダーやカットボールはNPBでも通用するでしょう。
制球面でも安定感が出てきており、大崩れする印象はありません。
開幕ローテーションで5~8勝くらいは出来そうですね。
ランキング2位!矢澤宏太【日本ハム】
ドラフト2022で1位指名の矢澤宏太です。
二刀流でNPBで通用する可能性を秘めた期待の選手です。
投手として、ストレートの最速は152km/hですが、先発時は常時140km/h前半と出力が高くありません。
しかし、上から投げ下ろすので回転軸が縦回転に近く、回転数も多いのでノビのある球質となっています。
リリーフ時は140km/h後半を出力するので、リリーフであればNPBでもやれそうです。
また、スライダーやカーブの回転数が異常に多いというのが特徴です。
共に3,000rpmを超える選手は、MLBを見てもほぼいません。
これだけの回転数を出せるのは、指先の感覚が良いからでしょうね。
打者としては高い身体能力が魅力です。
小柄で細身ですが、それを感じさせない躍動感ある動きからは、抜群の野球センスを感じます。
特に走力は一級品で、大学日本代表選考合宿の50m走では1位の5秒98を計測しています。
肩の強さもあるので、守備面や走塁面では即一軍でやれるでしょう。
打撃ではフルスイングが魅力で、粗削りながらも長打力が魅力です。
個人的には野手メインで投手はリリーフ起用、というのが理想だと思っています。
二刀流でどこまでやれるかに期待です。
ランキング1位!宇田川優希【オリックス】
ドラフト2022で育成3位指名の宇田川優希です。
昨年9月に一軍出場を果たし、勝ちパターンを任された期待のリリーバーです。
最速159km/hで、常時150km/h以上を投げ込みます。
大学時代のスロー映像を見ると、上から投げ下ろす投球フォームなので、回転軸がバックスピンに近くなっています。
回転数も多いので、非常にノビのあるストレートとなっていることがわかります。
また、落差の大きなフォークも 武器になっています。
ジャイロ回転で回転数が低く抑えられているので、落差が非常に大きくなっています。
球速も140km/hを超えてくるので、対応するのは非常に難しいでしょうね。
今シーズンも勝ちパターンとして、圧倒的な成績を残すでしょうね。
日本代表でクローザーを任せてもいいレベルです。
2023年プロ野球パ・リーグの新人王候補選手のまとめ
以上が2023年のパリーグ新人王候補と予想ランキングでした。
新人王の有力候補は下記です。
- 宇田川優希【オリックス】
- 矢澤宏太【日本ハム】
- 小孫竜二【楽天】
- 菊地吏玖【ロッテ】
- 荘司康誠【楽天】
- 宮森智志【楽天】
- 羽田慎之介【西武】
ドラフト2022は不作と言われていましたが、こうして並べると素材は揃っている印象です。
しかし、今年の新人王争いは昨年活躍した選手も入ってくるので、熾烈な争いとなりそうです。
本命の宇田川に対して、その他の選手がどこまで対抗できるかに注目です。
合せて読みたい!
2023年パ・リーグ新人王アンケート是非投票お願いします!!
僕は新人王はオリ山本か楽天田中だと思います。
藤岡選手は低打率が響くと思います。
加治屋選手を批判するわけではなく確かに今年は凄い成績だったとは思いますが社会人出身5年目の選手が選ばれると新人王の定義が分からなくなってきます。
いつもコメント有難うございます。
パ・リーグ新人王は田中か山本に絞られましたよね。
藤原は全試合出場していますが、8月から
打率を上げられなかったのが痛かったですね。
加治屋については11月25日で27歳ですからね~
高卒5年目ならまだ良いと思いますが・・・
新人王の規定に年齢制限があっても良いような気がしますよね。
4月27日現在での予想ですがパ・リーグの新人王ではこのままいくとホークス甲斐野選手だと予想します。
連続試合無失点の新人記録を更新しましたし交流戦になってもセ・リーグのチームはあの直球はなかなか打てないと思っています。
疲労で後半戦に打ち込まれるかが唯一の懸念材料ですが僕は甲斐野選手が新人王になると思っています。
あとはオリックス榊原選手もあると思っています。
いつもコメント有難うございます!
甲斐野良いですよね〜
私も大学時代からイチオシだったので、活躍がとても嬉しく感じています。
甲斐野が新人王になるとすると最低30ホールドは必要になるでしょう。
このまま行けば十分到達できるでしょうね。
ただおっしゃる通り、夏場以降を切り抜けられるかが課題となるでしょう。
昨年の山本由伸も夏場に抹消されたりとペースが一気に落ちましたからね。
個人的には甲斐野に新人王獲得してほしいと思っています。
榊原も良いですよね〜
オープン戦見たときに良いボールを投げていたので期待してました。
まだまだ若いですし将来が非常に楽しみです!
甲斐野投手はここまで2軍落ちなく60試合登板、初登板からの連続無失点記録を作り、負傷で離脱した守護神の代役まで務めて8セーブ、25ホールド。セーブとホールドを単純に比較はできないですが、前代未聞の活躍ではないでしょうか。
リリーフ投手をもっと高く評価してほしいな、と常々思っています。
新人として素晴らしい活躍でしたね。
登板過多による疲労の影響で打ち込まれる場面が多くなってきましたが貢献度は高いです。
私も学生時代から注目していた選手なので活躍を嬉しく思っています。
ただリリーフはこれまであまり評価されていませんので新人王は厳しいでしょうね。