2022年のパ・リーグ新人王候補を現時点でのランキング形式でご紹介します。
本記事では
- 2022年パ・リーグ新人王予想ランキング・・・>>詳細はこちら
をご紹介しています。
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記事の最後にはパ・リーグ新人王アンケートも実施していますので、投票してくれると嬉しいです!
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
パ・リーグ新人王争いランキング
2022年パ・リーグ新人王ランキングをご紹介していきます。
*ランキングは8月12日時点の情報です。
ランキング八位!上川畑大悟【日本ハム】
ドラフト2021年九位指名の上川畑大悟です。
身長167cmと小柄ですが、社会人でも一年目から結果を残しており、即戦力として期待されていました。
現時点での成績は下記です。
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | OPS |
43 | .266 | 2 | 13 | 3 | .343 | .710 |
まだまだ試合数は少ないですが、徐々に出場機会が多くなっています。
小柄ではありますが、当て逃げするタイプではなくしっかり振れる選手です。
そのため、ホームランや長打も打てており、打撃面で存在感が増しています。
守備面でも高い水準のUZRを記録しており、攻守で貢献していることがわかります。
ランキング七位!佐藤隼輔【西武】
ドラフト2021年二位指名の佐藤隼輔です。
大学時代が二年生時から大学日本代表で活躍し、当時から大学No.1左腕と言われた実力派です。
その後ケガなどがあり評価を落としましたが、当時の評価通り一年目から即戦力として結果を残しています。
現時点での成績は下記です。
試合 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | セーブ | ホールド | 三振 | 与四死球 |
9 | 42 2/3 | 4.22 | 3 | 0 | 0 | 30 | 22 |
開幕ローテーション入りし、9試合で防御率4.22という成績です。
魅力は総合力です。
平均球速は145km/hと先発左腕としてはまずまずの球速です。
また制球力が安定しており、与四死球が少ないのも成績を残せている一つの要因でしょう。
チェンジアップが決め球ですが、左右どちらの打者相手にも投げられる有効なボールとなっています。
今後もこの調子で勝ち星を積み上げていけるでしょう。
ランキング六位!今川優馬【日本ハム】
ドラフト2020年六位指名の今川優馬です。
社会人時代から元気はつらつのプレーとバレルゾーンを意識したアッパー気味のスイングでアマチュア野球ファンを魅了してきました。
現時点での成績は下記です。
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | OPS |
61 | .236 | 9 | 31 | 3 | .288 | .733 |
規定打席未到達ですが、一時期ホームランを量産していました。
打率こそ低いですが、長打が多い事でまずまずのOPSを記録しています。
抜群の身体能力が魅力の選手で、打撃ではアッパー気味のフルスイングが魅力です。
上の動画では内角寄りの難しいボールに対応しており、高い打撃技術も持ち合わせています。
野球を楽しみむ姿や全力プレーも魅力で、ファンをワクワクさせてくれる選手です。
今後はスタメンとして結果を残せるか期待しましょう。
ランキング五位!柳町達【ホークス】
ドラフト2019年ドラフト五位の柳町達です。
六大学時代に歴代13位の通算113安打を記録したヒットマンで、今シーズンは素晴らしい結果を残しています。
現時点での成績は下記です。
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | OPS |
83 | .284 | 0 | 28 | 2 | .361 | .721 |
規定打席未到達ですが打率.284と高打率をマークしており、コンスタントに安打を打てています。
四球も選べていることから出塁率も高く、結果としてOPSも高くなっています。
抜群のバットコントロールが魅力です。
広角にヒットコースに打ち分ける打撃スタイルはまさにヒットマンといえるでしょう。
また身体能力も高く走力や肩の強さもあるので攻守に貢献できるタイプです。
昨年はレーザービームでアウトにするシーンも見られました。
選手層が厚いチーム事情がありますが、このまま結果を残してレギュラーを奪い取れるかに注目です。
ランキング四位!北山亘基【日本ハム】
ドラフト2021年ドラフト八位の北山亘基です。
ドラフト上位候補と言われながらも下位指名となりましたが、一年目からクローザーとして結果を残しています。
現時点での成績は下記です。
試合 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | セーブ | ホールド | 三振 | 与四死球 |
41 | 39 | 3.69 | 3 | 8 | 11 | 43 | 25 |
開幕投手を任されましたが、その後はクローザーを任されます。
疲れから調子を落とし、現在は抑えから外れています。
オープン戦で三者連続三振156km/hを計測して話題となりました。
一番の魅力はストーレートです。
最速156km/hという球速も魅力ですが、球質の良さも兼ね備えた一級品のストレートです。
回転数は2500rpmを超えるプロトップレベルの回転数で、回転軸はジャイロ成分が少ない回転効率が高いボールとなっています。
さらに腕の角度に比べ手首が立っているため、リリース高さのわりに回転軸の傾きが少ないです。
そのため、やや低いリリースから浮き上がるような特徴的な軌道となっていることで、空振りが奪いやすいストレートといえます。
変化球もカーブ・カット・フォークといった空振りが奪える球種も持っています。
疲れが見え調子を落としていますが、ボール自体は一級品です。
ランキング三位!隅田知一郎【西武】
ドラフト2021年一位指名の隅田知一郎です。
4球団競合した即戦力左腕という評価通り、開幕ローテーションで安定した結果を残しています。
現時点での成績は下記です。
試合 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | セーブ | ホールド | 三振 | 与四死球 |
11 | 59 1/3 | 3.19 | 1 | 0 | 0 | 53 | 20 |
ここまで11試合に登板し防御率3.19という抜群の成績を残しています。
またイニング数に迫る三振数からは、すでにプロでもトップクラスのボールを投げていることがわかります。
勝ち星は1つのみですが、成績的にはもっと勝てていいはずの内容です。
最速は150km/hながら常時145km/h前後と球速はプロレベルです。
また、回転数が多く回転の質も良いので、ノビのあるストレートを投げ込みます。
球速帯が速いカットボールやスプリットだけでなく、緩いカーブやチェンジアップといった緩急を付ける投球も可能です。
そして制球力が高いです。
昨年の楽天・早川隆久に匹敵する実力の持ち主といっていいでしょう。
ランキング二位!水上由伸【西武】
ドラフト2020年育成ドラフト五位の水上由伸です。
昨年支配下登録され、一軍で29試合に登板し防御率2.33という素晴らしい結果を残しました。
今シーズンも勝ちパターンとして結果を残しています。
現時点での成績は下記です。
試合 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | セーブ | ホールド | 三振 | 与四死球 |
46 | 44 2/3 | 1.01 | 4 | 1 | 24 | 32 | 17 |
ここまで46試合に登板し防御率1.01という抜群の結果を残しています。
ホールド数はパ・リーグ3位の数字です。
そこまでスピードがあるわけではありませんが、ややシュート変化が大きな球質でゴロに打ち取ります。
また、スライダーが特殊な回転をしており、映像を見る限りは回転数が多そうです。
その為、特徴的な変化をしていることで、スライダーが一番の武器となっているようです。
三振をバンバン奪うタイプではないので、個人的には先発で見たい選手と思っています。
ランキング一位!大関友久【ホークス】
ドラフト2019年育成二位の大関友久です。
恵まれた体格から潜在能力を評価された選手ですが、プロ入り後に大きく成長。
今シーズンは先発を任されるようになりました。
現時点での成績は下記です。
試合 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | セーブ | ホールド | 三振 | 与四死球 |
18 | 95 2/3 | 3.01 | 6 | 0 | 0 | 64 | 31 |
一時期リリーフ登板はありましたが、ここまで18試合に投げ6勝を挙げています。
防御率3.01という好成績を残していましたが、8月1日に手術を受け復帰時期は未定となっています。
魅力はスピードボールです。
球速は平均で146km/h前後とプロ平均を超える数値です。
3/31先発投手ストレート平均
146.6 大関友久(ソ)
146.0 立野和明(日)
142.4 美馬学(ロ)
142.3 堀田賢慎(巨)
142.0 原樹理(ヤ)
141.9 山﨑福也(オ)
141.6 玉村昇悟(広)
139.9 濵口遥大(D)
139.7 瀧中瞭太(楽)
137.5 松葉貴大(中)
133.6 秋山拓巳(神)
130.3 與座海人(西) pic.twitter.com/wSLlnh5pir— aozora (@aozora__nico2) March 31, 2022
低めのリリース位置という事もあり打者にとっては打ちにくいボールといえます。
またしっかり腕を振って投げるフォークもなかなか対応しにくいボールという印象です。
制球面でも安定しており、与四死球が少ないということも安定した成績を残せている要因でしょう。
突出したボールを持ってるタイプではないですが、総合的に打ちにくい投手、という印象ですね。
離脱となってしまいましたが、元気な姿で戻ってきてほしいですね。
2021年プロ野球パ・リーグの新人王候補選手のまとめ
以上が2022年のパリーグ新人王候補と予想ランキングでした。
新人王の有力候補は下記です。
- 大関友久【ホークス】
- 水上由伸【西武】
- 隅田知一郎【西武】
- 柳町達【ホークス】
- 北山亘基【日本ハム】
- 今川優馬【日本ハム】
- 佐藤隼輔【西武】
- 上川畑大悟【日本ハム】
昨年は高卒二年目の宮城が13勝を挙げ、文句なしの新人王でした。
しかし、伊藤、早川といった大卒新人選手も例年であれば新人王になってもおかしくない成績でした。
今年はそこまでハイレベルな争いにならないと思いますが、現時点で大関が一歩リードという感じです。
しかし、大関が離脱していることから、水上優勢という感じです。
今後も新人選手たちの活躍に注目です。
合せて読みたい!
2022年パ・リーグ新人王アンケート是非投票お願いします!!
僕は新人王はオリ山本か楽天田中だと思います。
藤岡選手は低打率が響くと思います。
加治屋選手を批判するわけではなく確かに今年は凄い成績だったとは思いますが社会人出身5年目の選手が選ばれると新人王の定義が分からなくなってきます。
いつもコメント有難うございます。
パ・リーグ新人王は田中か山本に絞られましたよね。
藤原は全試合出場していますが、8月から
打率を上げられなかったのが痛かったですね。
加治屋については11月25日で27歳ですからね~
高卒5年目ならまだ良いと思いますが・・・
新人王の規定に年齢制限があっても良いような気がしますよね。
4月27日現在での予想ですがパ・リーグの新人王ではこのままいくとホークス甲斐野選手だと予想します。
連続試合無失点の新人記録を更新しましたし交流戦になってもセ・リーグのチームはあの直球はなかなか打てないと思っています。
疲労で後半戦に打ち込まれるかが唯一の懸念材料ですが僕は甲斐野選手が新人王になると思っています。
あとはオリックス榊原選手もあると思っています。
いつもコメント有難うございます!
甲斐野良いですよね〜
私も大学時代からイチオシだったので、活躍がとても嬉しく感じています。
甲斐野が新人王になるとすると最低30ホールドは必要になるでしょう。
このまま行けば十分到達できるでしょうね。
ただおっしゃる通り、夏場以降を切り抜けられるかが課題となるでしょう。
昨年の山本由伸も夏場に抹消されたりとペースが一気に落ちましたからね。
個人的には甲斐野に新人王獲得してほしいと思っています。
榊原も良いですよね〜
オープン戦見たときに良いボールを投げていたので期待してました。
まだまだ若いですし将来が非常に楽しみです!
甲斐野投手はここまで2軍落ちなく60試合登板、初登板からの連続無失点記録を作り、負傷で離脱した守護神の代役まで務めて8セーブ、25ホールド。セーブとホールドを単純に比較はできないですが、前代未聞の活躍ではないでしょうか。
リリーフ投手をもっと高く評価してほしいな、と常々思っています。
新人として素晴らしい活躍でしたね。
登板過多による疲労の影響で打ち込まれる場面が多くなってきましたが貢献度は高いです。
私も学生時代から注目していた選手なので活躍を嬉しく思っています。
ただリリーフはこれまであまり評価されていませんので新人王は厳しいでしょうね。