2022年のセ・リーグ新人王候補を現時点でのランキング形式でご紹介します。
本記事では
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をご紹介しています。
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記事の最後にはセ・リーグ新人王予想のアンケートも実施していますので、投票してくれると嬉しいです!
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
セ・リーグ新人王予想ランキング
2022年セ・リーグ新人王ランキングをご紹介していきます。
*ランキングは5月3日時点の情報です。
ランキング六位!末包昇大【広島】
ドラフト2021年六位指名の末包昇大です。
社会人時代から驚異的なパワーが魅力で、社会人日本代表計測データや都市対抗のトラックマンデータでは日本人離れした打球速度をたたき出していました。
現時点での成績は下記です。
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | OPS |
19 | .333 | 1 | 6 | 0 | .345 | .783 |
出場機会は多くなく規定打席に達していませんが、打率.333と結果を残しています。
本塁打や長打も多く、.783という高いOPSからも貢献度の高さがわかります。
ただ、ここまで1四球で13三振というデータはやや不安を感じる部分ではあります。
魅力は日本人離れした飛距離です。
ただ動画を見るとわかりますが、当てに行くバッティングが多くなっています。
指名漏れを味わった社会人経由ということで年齢的にも「結果を残さないと」という思いが強すぎるような気がします。
三振を恐れずに、持ち味である長打を狙ったバッティングを期待したいです。
ランキング五位!髙橋宏斗【中日】
ドラフト2020年一位の髙橋宏斗です。
高卒二年目ながら今シーズンは開幕ローテーション入りを果たし、結果を残しています。
現時点での成績は下記です。
試合 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | セーブ | ホールド | 三振 | 与四死球 |
4 | 22 | 3.68 | 2 | 0 | 0 | 23 | 9 |
ここまで4試合に登板し防御率3.68とまずまずの結果を残しています。
投球回を超える三振数からは、ボール自体は十分プロで通用していることがわかりますね。
魅力は最速155km/hのスピードボールです。
高校時代の球質を見ると良いわけではないですし、上の動画でもそこまで言い球質とは言えません。
しかし、現在は平均球速が150km/hに迫るほどの数字となっており、NPB平均である145km/h前後を大きく超えた数字です。
4/29先発投手ストレート平均
152.4 ワゲスパック(オ)
149.9 髙橋宏斗(中)
147.4 髙橋光成(西)
145.7 大瀬良大地(広)
143.4 青柳晃洋(神)
141.9 菅野智之(巨) pic.twitter.com/5ntHxtcMhF— aozora (@aozora__nico2) April 29, 2022
4シームの特徴を見ると球速は非常に重要なファクターとなっているようです。
なので先発でこれだけの平均球速を出せること自体が大きな武器となります。
さらに、これだけの球速なので落ちるボールの効果も高くなります。
実際に決め球のフォークでも多くの空振りが奪えており、それがイニング数を超える三振数となっている要因と思われます。
今後も平均球速が維持できるようなら、この調子で結果を残せるでしょう。
ランキング四位!湯浅京己【阪神】
ドラフト2018年6位の湯浅京己です。
期待されながらも怪我により2年間の我慢の時期を乗り越え、今シーズンは一軍の勝ちパターンとして躍動しています。
現時点での成績は下記です。
試合 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | セーブ | ホールド | 三振 | 与四死球 |
13 | 12 1/3 | 1.46 | 0 | 0 | 7 | 13 | 2 |
ここまで13試合に登板し防御率1.46と安定した成績を残しています。
阪神の勝ち星が少ないながらもホールド数はセリーグ二位の7個を挙げています。
投球フォームはホークスの千賀に似た印象ですね。
上から投げ下ろす最速153km/hのスピードボールが特徴で、140km/h近いスプリットとコンビネーションが抜群。
体格的にもまだまだ伸びしろを感じる魅力ある選手ですね。
あこがれの選手は藤川球児とのことで、阪神の絶対的クローザーに成長するのを期待したい選手です。
ランキング三位!石川昂弥【中日】
ドラフト2019一位指名の石川昂弥です。
2019年の選抜では二刀流で優勝に貢献した甲子園のスターです。
しっかり力をつけ、今シーズンは一軍のスタメンとして結果を残しています。
現時点での成績は下記です。
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | OPS |
28 | .237 | 4 | 17 | 0 | .280 | .724 |
ここまで全試合出場をしています。
打率こそ低いですが、4本塁打と長打が多く、OPSは.724とまずまずの成績を残せています。
現時点では十分合格レベルの成績といっていいでしょうね。
上の動画を見ると内角の難しいボールにうまく対応してホームランにしています。
高校時代から内角の打ち方は天才的で、さらに逆方向にも長打が打てる抜群の打撃力が魅力でした。
徐々にプロでもその打撃が発揮できるようになっている印象です。
まだまだ課題はありますが、打席を重ねていけば自然と結果もついてくると思います。
ヤクルトの村上のように日本を代表するスラッガーになれるかに注目です。
ランキング二位!赤星優志【巨人】
ドラフト2021三位指名の赤星優志です。
ドラフトでは三位指名でしたが、一年目からローテーション入りして活躍をしています。
現時点での成績は下記です。
試合 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | セーブ | ホールド | 三振 | 与四死球 |
6 | 32 1/3 | 3.90 | 2 | 0 | 0 | 21 | 13 |
ここまで先発として2勝を挙げていまいます。
直近2戦で打ち込まれて防御率が跳ね上がりましたが、オープン戦から安定した投球を続けていました。
特徴としては、バンバン空振りを奪うようなタイプではなく、打たせてとるタイプです。
ストレートはシュート変化量が大きく、そこからツーシームやスプリットなど、球速帯が近い球種を自在に投げ込みます。
さらに、球速が速い逆変化のカットボールも得意としており、ストライクゾーンを広く使えるタイプです。
球種構成的にはプロでこそ真価が発揮できる選手といえます。
同じ巨人の山口俊の投球に似た投手ですね。
今後も安定した投球を続けてくれると思います。
ランキング一位!翁田大勢【巨人】
ドラフト2021一位指名の翁田大勢です。
ドラフト指名直後は各メディアで厳しい評価を受けていましたが、新人ながらクローザーとして結果を残しています。
現時点での成績は下記です。
試合 | 投球回 | 防御率 | 勝利 | セーブ | ホールド | 三振 | 与四死球 |
13 | 13 | 2.08 | 1 | 11 | 1 | 17 | 4 |
ここまで守護神として13試合に登板して防御率2.08と合格レベルの数字となっています。
セーブ数は11個を挙げており、現時点でセリーグトップという素晴らしい成績を残しています。
特徴は腕を下げた変則フォームから投げ込む150km/hを超えるスピードボールです。
また腕を下げている投手に珍しい回転効率の良いボールを投げています。
なので、シュート変化量が非常に大きい球質となっています。
球速が非常に速い事とシュート変化量が非常に大きいという2つの特徴により、打者にとって非常に打ちにくい球質であることがわかります。
また、フォークは回転数が少なく落差が非常に大きな球質で空振りが奪えるボールとなっています。
ストレートの良さとフォークという決め球があることで、イニング数を大きく超える三振となっているようです。
このままの調子でシーズンを切り抜けられれば新人王だけでなくセーブ王も見えてきそうですね。
2022年プロ野球セ・リーグの新人王のまとめ
以上が2022年のセリーグ新人王候補と予想ランキングでした。
新人王の有力候補は下記です。
- 翁田大勢【巨人】
- 赤星優志【巨人】
- 石川昂弥【中日】
- 湯浅京己【阪神】
- 髙橋宏斗【中日】
- 末包昇大【広島】
昨年の新人王争いは歴代NO.1の激しい争いでした。
今年はそこまで激しい争いにはならないでしょうが、今年も素晴らしい選手はたくさんいます。
現時点では巨人の翁田が一歩リードという感じでしょうか。
ただ、シーズンはまだまだ始まったばかりです。
今後も新人選手たちの活躍に注目です。
合せて読みたい!
2022年セ・リーグ新人王アンケート是非投票お願いします!!
神里選手は自打球ではなく死球で骨折です。
細かいようで申し訳ありませんが訂正していただけたらと思います。
コメント頂き有難うございます。
間違えをご指摘頂き有難うございます!
修正させて頂きます。
4月26日現在での予想では
阪神近本選手が新人王になると予想します。
このままいくとかつて新人王を取った高山選手の成績を超えての受賞もあると思います。
投手では横浜の大貫選手が新人王の獲得があると思っています。
いつもコメント有難うございます!
近本の活躍は凄いですよね~
今はどのコースにも対応出来ているので、
これが本物であれば、高山以上の成績は軽く超えてきそうですよね。
大貫も良いですよね~
あのスプリットとツーシームは途中まで軌道が似ているので、
打者にとっては非常に厄介だと思います。
まだまだ始まったばかりですが、今年も新人王争いが今年も楽しみです!
年齢や経験は選考基準になるのでしょうか。甲乙つけがたいとなった時の最後の基準ではないかと思うのですが。単純に今年の活躍を考えると、村上より近本だと思います。将来性は村上のほうが上だと思いますが、将来性を選ぶのではないですから、新人王は近本にするべきです。
新人王は記者投票なので年齢や経験が選考基準になることはあると思いますが、この記事では全く考慮していません。
単純に成績で比較したみればわかりますが、現時点では村上の方が明らかに上です。
村上は打率こそ低いものの、打撃の主要部門である本塁打と打点で上位なわけです。
対して近本がセ・リーグトップクラスなのは、主要部門ではない盗塁のみですし、
その盗塁も実は成功率がかなり低いんですよね。
近本に新人王を獲得して欲しい気持ちはわかりますが、ひいき目なしに判断すれば
成績的に村上が上なのは野球を知っている方ならだれでも判断出来るはずです。
もちろん、阪神ファンの私としては近本に新人王を獲得して欲しいところですが、
近本が新人王になるには、セ・リーグ新人最多安打記録&盗塁王を獲得して、どうかな?といった感じです。
ただ、新人王は記者投票です。
2017年の投票の際は、10勝を挙げた濵口よりも大山の方が投票が多かったなんていうこともありました。
記者の中にも阪神ファンがけっこう多いみたいです。
なので、近本がセ・リーグ新人最多安打記録&盗塁王を獲得すれば、いい線行くかもしれません。
本里→本塁(林選手)
ご指摘感謝致します。
私は中野を推しますね。中野で無理なら、小柄な選手、足の速い選手、守備の上手い選手はあまり評価されていないって事になると思います。ゴールデングラブ賞取れるかどうかですね(坂本は強敵)。数字だけなら、失策は多いですが、守備範囲を評価すれば防いだ点数の方が圧倒的に多いと思います。というより、セ・リーグショートで圧倒的にアウトの数が多いと思います(序盤は控えだったにも関わらず)。名手の井端も誉めてますし。ゴールデングラブ賞も獲得してほしいです。
チームが最後まで首位争いしている中での個人タイトル獲得はもっと評価されるべきでは?
牧選手のお名前が所々誤植しております。
秀吾ではなく、秀悟ではないでしょうか?
お手数ですがよろしくお願いします。
ご指摘感謝いたします。
修正させて頂きました。