2023年のセ・リーグ新人王の発表は「NPB AWARDS」で発表。
今年の開催は未定ですが11月頃と思われます。
そんな新人王候補をランキング形式でご紹介します。
本記事では
- 2023年セ・リーグ新人王ランキング・・・>>詳細はこちら
をご紹介しています。
*表がはみ出している場合、右にスクロールできます。
記事の最後にはセ・リーグ新人王予想のアンケートも実施していますので、投票してくれると嬉しいです!
セ・リーグ新人王予想ランキング
2023年セ・リーグ新人王ランキングをご紹介していきます。
ランキング7位!浅野翔吾【巨人】
ドラフト2022で1位指名の浅野翔吾です。
いち早く巨人が一位指名を公言した次世代のスター候補です。
身長171cmですが、ガッチリした体格からのフルスイングが魅力です。
高校通算67本塁打の長打力が注目されがちですが、三拍子そろった所に魅力があります。
走力は非常に高く、上の動画では塁間タイム3秒65と、一級品のタイムとなっています。
また、遠投のシーンでは鋭い送球をしています。
走力の高さや肩の強さからNPBでもセンターやライトを任さられるレベルでしょう。
高卒1年目という事で、打撃は多少苦労するとは思いますが、走塁や打撃で貢献できるので、起用しやすいタイプです。
おそらく1年目から一軍に帯同するでしょうから、それなりの成績を残せるでしょう。
開幕スタメンで、上手く滑り出せればひょっとして・・・という事を期待してしまう選手です。
ランキング6位!松山晋也【中日】
ドラフト2022で育成1位の松山晋也です。
あまり話題になっていませんが、実力的には1位指名レベルです。
身長188cmという恵まれた体格から最速154km/h、リリーフ時は常時145km/h前後を投げ込みます。
上から投げ下ろす投球フォームなので、回転軸が縦回転に近く、ノビのあるボールとなっています。
ややマッスラする特徴的な変化を見せます。
変化球はカットボール、カーブ、スプリットを持ち球としています。
中でもスプリットが抜群です。
ややジャイロ傾向にあり、横変化が少なくストンと落ちるタイプです。
140km/hに迫るほどの球速で、ストレートとの球速差が少ない分、打者は見極めしにくいでしょう。
リリーフであれば一年目から一軍で通用するレベルだと思います。
育成指名であることや体格・東北リーグ出身という事で、現オリックスの宇田川優希と被る印象です。
ランキング5位!橋本達弥【横浜】
ドラフト2022で5位指名の橋本達弥です。
大学日本代表で守護神を務め、一級品のジャイロフォークを武器にしています。
球速は最速152km/hで、リリーフ時は常時140km/h後半を投げ込みます。
ストレートは回転数が多く、また回転軸が縦回転に近いので、ホップ量が多そうです。
しかし、回転軸と縫い目が一致していなく、1シームのような縫い目の通り方をしているので、想定よりもノビのないボールになっているようです。
フォークはジャイロ系の回転で、大きく鋭く落ちるのが特徴です。
高校時代には現広島の小園海斗から「フォークが凄すぎた」とコメントされるほどのボールでした。
また、超高回転の縦割れの大きなカーブも投げ、変化球はどちらもNPBで通用するでしょう。
もしストレートの縫い目の位置が修正出来れば、一年目から勝ちパターンで活躍できそうです。
ランキング4位!吉野光樹【横浜】
ドラフト2022で2位指名の吉野光樹です。
社会人トップレベルの投手で、1年目から1軍での出場がありそうです。
上の動画の都市対抗で圧巻の投球をしながら、怪我で途中降板。
その後も公式戦で出場機会がほとんどなく、思ったより評価されていない印象です。
しかし、指名順位以上に良い投手です。
都市対抗では中継で回転数が表示されていましたが、ストレートは最高で2,500rpm以上を計測していました。
MLB平均が2,300rpmほどなので、それを大きく上回る数字で、ノビのあるボールとなっています。
球速は最速150km/hですが、先発時は常時145km/h前後なので、NPBの平均的なレベルです。
変化球はカットボール、カーブ、フォークが持ち球で、中でもフォークが一級品です。
落差が大きく、低めに制球出来るので、非常に多くの空振りが奪えます。
制球面もまずまず安定しているので、一年目から結果を残してくれそうです。
ランキング3位!村松開人【中日】
ドラフト2022で2位指名の村松開人です。
大学トップクラスの走力が魅力の走攻守揃った二塁手で、一年目から出場機会がありそうです。
注目したいのは走力の高さです。
三塁到達タイムは11秒強となっていますが、レフトが抜けるかどうかという状況だったので、一塁を回った直後の動きを見ると一旦緩めていると思われます。
その為、実際は11秒を切ってくるタイムになるでしょう。
NPBでも11秒を切れる選手はなかなかいませんので、NPBでも一級品の走力です。
また、打撃ではコンタクト能力に優れ、コンパクトながらしっかり振れるので、意外と長打が打てます。
高い走力があるので、ちょっとでも守備の正面からズレれば二塁打や三塁打などの長打も期待できるのが良いですね。
中日の事情的にも開幕スタメンの可能性があるので、上手く滑り出せれば面白い存在となるでしょう。
ランキング2位!益田武尚【広島】
ドラフト2022で3位指名の益田武尚です。
社会人トップレベルの投手で、1年目から1軍での出場がありそうです。
最速153km/hで、先発時でも常時140km/h後半を投げ込みます。
球速的にはNPB主力級の出力です。
腕を下げているので、ノビのあるボールではないですが、シュート変化量が大きいという特徴があります。
その為、空振りを奪っていくタイプではなく、ゴロで打ち取っていくタイプですね。
球速の速さがありながらシュート変化が大きいので、特に右打者には有効でしょう。
突出した変化球はないものの、カットボール・スライダー・カーブ・フォークとどれも高レベルです。
多彩な変化球を使いながら打ち取っていくタイプという印象です。
制球面でもまとまっているので、大崩れするタイプではなさそうですね。
1年目からローテーションで5勝以上はしてくれそうです。
ランキング1位!吉村貢司郎【ヤクルト】
ドラフト2022で1位指名の吉村貢司郎です。
社会人No.1投手で、1年目からローテーションの一角で結果を残せるでしょう。
最速153km/hで先発時でも常時140km/h後半を計測します。
NPB一軍主力級の出力があり、球速的には十分です。
ストレートの球質がそこまで良いわけではありませんが、変化球が抜群です。
特にパワーカーブのように大きく変化しながら130km/hに迫るスライダーはNPBでも一級品です。
また、140km/hに迫る球速で大きく落ちるフォークもプロで通用するでしょう。
その他には140km/h超えのカットボールや緩めのカーブなど、変化球は多彩です。
さらに制球面でも安定しているので、プロでも打ち崩すのが難しいと思います。
実際に、日本シリーズ直前にヤクルトとの練習試合で登板した際には3回無失点7奪三振の投球を披露。
その際に「村上斬り」もしており、NPBトップクラス相手にも結果を残せる事を証明しています。
怪我さえなければ開幕ローテーション入りは確実で、10勝以上できる実力はあると思います。
もしかしたらマクガフの抜けた穴を埋めるために、守護神起用もあるかもしれませんね。
2023年プロ野球セ・リーグの新人王のまとめ
以上が2023年のセリーグ新人王候補のご紹介でした。
新人王の有力候補は下記です。
- 吉村貢司郎【ヤクルト】
- 益田武尚【広島】
- 村松開人【中日】
- 吉野光樹【横浜】
- 橋本達弥【横浜】
- 松山晋也【中日】
- 浅野翔吾【巨人】
ドラフト2022は不作と言われていますが、こうして並べると素材は揃っている印象です。
現時点で各球団の状況が不透明な部分はありますが、単純に可能性の高そうな選手を並べました。
ペナントレースの開幕は3月31日です。
今年もプロ野球が楽しみですね。!
合せて読みたい!
2023年セ・リーグ新人王アンケート是非投票お願いします!!
神里選手は自打球ではなく死球で骨折です。
細かいようで申し訳ありませんが訂正していただけたらと思います。
コメント頂き有難うございます。
間違えをご指摘頂き有難うございます!
修正させて頂きます。
4月26日現在での予想では
阪神近本選手が新人王になると予想します。
このままいくとかつて新人王を取った高山選手の成績を超えての受賞もあると思います。
投手では横浜の大貫選手が新人王の獲得があると思っています。
いつもコメント有難うございます!
近本の活躍は凄いですよね~
今はどのコースにも対応出来ているので、
これが本物であれば、高山以上の成績は軽く超えてきそうですよね。
大貫も良いですよね~
あのスプリットとツーシームは途中まで軌道が似ているので、
打者にとっては非常に厄介だと思います。
まだまだ始まったばかりですが、今年も新人王争いが今年も楽しみです!
年齢や経験は選考基準になるのでしょうか。甲乙つけがたいとなった時の最後の基準ではないかと思うのですが。単純に今年の活躍を考えると、村上より近本だと思います。将来性は村上のほうが上だと思いますが、将来性を選ぶのではないですから、新人王は近本にするべきです。
新人王は記者投票なので年齢や経験が選考基準になることはあると思いますが、この記事では全く考慮していません。
単純に成績で比較したみればわかりますが、現時点では村上の方が明らかに上です。
村上は打率こそ低いものの、打撃の主要部門である本塁打と打点で上位なわけです。
対して近本がセ・リーグトップクラスなのは、主要部門ではない盗塁のみですし、
その盗塁も実は成功率がかなり低いんですよね。
近本に新人王を獲得して欲しい気持ちはわかりますが、ひいき目なしに判断すれば
成績的に村上が上なのは野球を知っている方ならだれでも判断出来るはずです。
もちろん、阪神ファンの私としては近本に新人王を獲得して欲しいところですが、
近本が新人王になるには、セ・リーグ新人最多安打記録&盗塁王を獲得して、どうかな?といった感じです。
ただ、新人王は記者投票です。
2017年の投票の際は、10勝を挙げた濵口よりも大山の方が投票が多かったなんていうこともありました。
記者の中にも阪神ファンがけっこう多いみたいです。
なので、近本がセ・リーグ新人最多安打記録&盗塁王を獲得すれば、いい線行くかもしれません。
本里→本塁(林選手)
ご指摘感謝致します。
私は中野を推しますね。中野で無理なら、小柄な選手、足の速い選手、守備の上手い選手はあまり評価されていないって事になると思います。ゴールデングラブ賞取れるかどうかですね(坂本は強敵)。数字だけなら、失策は多いですが、守備範囲を評価すれば防いだ点数の方が圧倒的に多いと思います。というより、セ・リーグショートで圧倒的にアウトの数が多いと思います(序盤は控えだったにも関わらず)。名手の井端も誉めてますし。ゴールデングラブ賞も獲得してほしいです。
チームが最後まで首位争いしている中での個人タイトル獲得はもっと評価されるべきでは?
牧選手のお名前が所々誤植しております。
秀吾ではなく、秀悟ではないでしょうか?
お手数ですがよろしくお願いします。
ご指摘感謝いたします。
修正させて頂きました。
長岡選手が中日になっている部分があります。
申し訳ありません。ご指摘感謝致します。コピペからの修正ミスで、修正させて頂きました。