【ドラフト】森敬斗(桐蔭学園)の成績・経歴・特徴は?

2019年のドラフトの逸材を早くも紹介していきます。

今回は走攻守すべてが揃った桐蔭学園の森敬斗の紹介です。

森敬斗は2018年秋の関東大会でサヨナラ満塁本塁打を打って一躍プロ注目の選手となりました。

そんな桐蔭学園の森敬斗の経歴や経歴・特徴・成績やスカウト評価をご紹介します。

森敬斗(桐蔭学園)の野球経歴やプロフィール

まずは桐蔭学園の森敬斗の野球経歴を紹介です。

経歴
  • 名前:森敬斗(もり けいと)
  • 出身地:静岡県静岡市出身
  • 生年月日:2001年生まれ
  • 身長:175cm
  • 体重:68kg
  • 投打:右投左打
  • ポジション:ショート
  • 経歴:少年野球チーム(静岡市立清沢小学校)→ 島田ボーイズ(静岡市立藁科中学校)→ 桐蔭学園

続いて詳細の説明をしていきます。

森敬斗は中学時代に台湾遠征

森敬斗は小学3年の頃から地元の軟式野球チームに入り野球を始めました。

中学生になると島田ボーイズに入り、硬式野球を始めその持ち前の強肩からメキメキと実力をつけています。

3年の冬には静岡の選抜メンバーに選ばれ台湾に遠征するほどの力をつけたそうです。

そして、強豪ひしめく神奈川の桐蔭学園に進学をします。

森敬斗は関東大会でサヨナラ満塁本塁打

森敬斗は桐蔭学園に進学するとすぐに頭角を表し、一年生の夏には公式戦出場を果たします。

1年の秋には背番号6をつけて試合に出場するなどチームの中軸を担ってきました。

そして2年の夏には3番を打ち打率.526の打点6を記録し大活躍を見せます。

そのままチームも勢いに乗りベスト8の好成績を残しました。

3年生が引退し新チームの主将という立場になり迎えた秋季大会。

そこで森敬斗は一躍話題となります。

神奈川大会で準優勝すると続く関東大会の1回戦での常総学院戦で、2点リードされた9回2死満塁のチャンスでバッターが森敬斗。

期待がかかる中で放った打球はライトスタンドに突き刺さるサヨナラ満塁ホームランを放ち見事1回戦を勝ち抜きました。

この活躍により周りからの注目を集めチームもその勢いのまま関東大会を優勝しています。

センバツで甲子園初安打!

続く三年生春のセンバツでは初戦で猛打賞を記録するもチームは敗戦。

夏の選手権予選では4回戦で敗退となり、春夏連続の甲子園出場を逃しています。

しかし、高い実力が評価されU18日本代表に選出されています。

U18では安定した成績を残す

続くU18ワールドカップでは、一番センターとしてチームに貢献します。

一番打者として出塁率.500、2盗塁と一番打者としての役割を果たします。

守備面でも慣れない外野手でしたが、卒なくこなし、高い野球センスを披露しています。

森敬斗(桐蔭学園)の成績

続いて桐蔭学園 森敬斗の成績です。

成績
  • 甲子園:1試合、打率.750、0本塁打、1打点、1三振、0四死球、0盗塁
  • 2018年秋季関東大会:4試合、打率.412、本塁打3、打点12、1三振、2四死球、盗塁3
  • 2019夏予選:4試合、打率.250、0本塁打、1打点、1三振、出塁率.368、1盗塁
  • U18日本代表:8試合、打率.320、0本塁打、1打点、3三振、出塁率.500、2盗塁

2年生の秋季大会では、4試合で打率.412という高い打率をマークしています。

また、4試合で3本塁打も魅力的な数字ですね。

森敬斗は固め打ちが多く、一度調子が上がると手がつけられなくなるタイプのようです。

現時点では高校通算9本塁打ですが、秋の新チーム以降に8本塁打と、急成長を見せています。

2019夏の選手権予選では調子が上がりませんでしたが、U18日本代表では安定した残しています。

また、成績からは見えてこない勝負強さにも定評があります。

サヨナラ満塁本塁打を打ったり、守備でもピンチの場面を好プレーでチームを救ったりと、ここぞというところでの集中力には目を見張るものがあります。

走攻守がすべて揃った身体能力の高い選手です。

森敬斗(桐蔭学園)の特徴や動画

続いて森敬斗の特徴を紹介していきます。

まずは動画を見てみましょう。

2018/10/6 【2019横浜DeNA1位】 森 敬斗 (桐蔭学園高校) 2年秋 神奈川秋季準決勝/厚木北 1試合4安打の固め打ち

この動画は秋の大会準決勝となる試合で森敬斗が1試合に4安打を打った時の動画です。

チームも猛攻を見せてイケイケ状態だったので森敬斗も止まらずに固め打ちを見せています。

もちろん4安打も素晴らしいのですが走塁に関しての打球判断も優れているんです。

2塁打を打った時はで迷わず2塁まで走っています。

森敬斗の50m走の記録は5.8秒という驚異的な数値です。

ただ1塁到達タイムは4.1秒とプロのトップ選手(3.8秒台)に比べると少し下がっており初速よりも加速力が強い選手のように感じます。

しかし、ポテンシャルは高いのでまだまだ走力は伸びていくのではないでしょうか。

森敬斗はフルスイングが魅力!

森敬斗はどんなボールでもフルスイングが出来る選手です。


動画を見るとわかりますが、スイング後にヘルメットがずれるほどのフルスイングです。

ホークスの柳田選手に似ている印象ですね。

そしてフルスイングながら、しっかりボールを捉えており、変化球にも崩されながら拾うことが出来ています。

このように、バッティング技術が高いからこそ、フルスイングでここまでの成績を残せるんですね。

森敬斗は勝負強い!

前述していた満塁本塁打の時ですが、先ほどの動画の最初にそのシーンがあります。

2アウト満塁で応援にも力が入っていることがわかりますよね。

1ストライクからの2球目、少し甘く入ったボールを思い切り振り抜きライトに高々と上がった打球はそのままスタンドインしています。

スイングの仕方からホームラン、もしくは長打を狙っているスイングのようでした。

強振をすると打ち損じが多くなってしまうので、大事な場面の時こそ消極的になってしまう選手が多いです。

反射的に振り抜いたのかそれとも狙っていたのかはわかりませんが、あの大事な場面でしっかり結果が出せるというのは勝負強さがあるとしか言いようがありませんね。

森敬斗は遠投120mの強肩

打撃力に定評がある森敬斗ですがもともとは守備力に定評があり注目を集めていた選手でした。

守備の動画を見てみましょう。

桐蔭学園・森敬斗は肩が良くて守備も軽快(2018.10.28 関東大会)

映像が少し荒いですが、マウンドで当たって不規則に変わってしまったボールをジャンプして捕るとそのまま1塁に送球。

体勢が多少崩れても力強い安定したボールが投げれていることから身体能力の高さも伺えます。

また次の守備でも三遊間を抜けるかという辺りを捕り、その深いところから矢のような送球を放っています。

森敬斗は遠投で120mを投げれるほどの強肩なのであれだけの芸当ができているようです。

肩が強いショートだと守備位置を深く守ることができるのでそれだけヒットゾーンが少なくなります。

さらに深い位置から矢のような送球をしてアウトに取るというのは観客を魅了するプレーです。

守備でもチームの要として重要なポジションを担っています。

森敬斗は守備の精細さに欠ける?

走攻守が揃っていると定評のある森敬斗ですが、少し守備面で気になることもあるようです。

秋の神宮大会の初戦の動画を見てみます。

新チームからHR7本!桐蔭学園 森敬斗選手

この動画ではアップの段階から森敬斗を写している動画です。

守備の動画の時にミスが目立っています。

この時桐蔭学園も全体でもミスが多く、結果コールド負けをしています。

神宮球場内野は、人工芝と土の部分に分かれており少しバウンドの変化がついているようです。

森敬斗自身、グラウンドに合わせて準備をしてきたが準備が甘かったと試合後に話しています。

全体的にミスが少なく調子が上がると手のつけられない選手だが反面、調子が上がらないと精彩さに欠けてしまうようです。

今後、どのような場面でも自身の力が発揮できるようになっていけるのかも重要となってきます。

森敬斗(桐蔭学園)のスカウトの評価は?

続いて森敬斗の主なスカウト評価の紹介です。

スカウト評価
  • ヤクルト・宮本慎也ヘッドコーチ「本職はショートなんでしょ? 今日はセンターで、ショートの守備が見たかったんだけどなぁ。スピードとセンスはありそうですね。」
  • 巨人・長谷川国利スカウト部長「野手なら、森でしょう。 体は大きくないけど、高校時代の井口(ロッテ監督)や(広島)田中広輔よりポテンシャルは高い。 足が使えるし、スローイングもいい。」
  • 横浜・稲嶺茂夫スカウト「高校生のショートでは僕が見た限りではナンバーワン。守備も柔らかいし打撃も思いきりが良い。この冬を越えてからすごく良くなっていてビックリしました」
  • 阪神の吉野スカウト「肩も強いし長打もある。楽しみな選手。」
  • 西武・潮崎編成グループディレクター「足も肩もあるマルチな選手。今年の高校生ショートではトップクラス」
  • 日本ハム・山田スカウト顧問「小園(広島)タイプ。今大会の遊撃で1番かな」
  • オリックス・由田慎太郎スカウト「あの脚力は素晴らしい。打撃もクセが無いし、肩も強い。体力がつけばプロでも早くに頭角を現すと思いますよ」

すでにスカウトからも評価を受けています。

2019年の高校生遊撃手ではNo.1という意見が出ていますね。

また、遊撃手として走攻守三拍子そろっているという事からも、全体的な評価は非常に良いですね。

その為、ドラフト2019では上位指名は確実でしょう。

まだまだ細身の体ですが、夏の大会でどこまで成長した姿を見せてくれるのか、非常に楽しみですね。

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森敬斗(桐蔭学園)のまとめ

以上が2019年ドラフト候補である桐蔭学園の森敬斗の紹介でした。

秋の新チーム以降に8本塁打を放っており、評価急上昇中です。

元々走攻守で評価されていましたが、打撃面での成長が著しい印象です。

スカウト評価も非常に良く、2019年ドラフトでは上位指名確実となるでしょう。

進路についてはまだ未定のようで、今後の動向に注目しましょう。

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