【ドラフト会議】12球団評価ランキング!上手な球団と下手な球団を徹底調査

今回はドラフト会議が上手な球団と下手な球団をランキングで紹介します。

幣サイト独自指標を使い、12球団のランキングを調査!

本記事の内容は

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となっています。

ドラフト会議12球団ランキングの大公開

ドラフト会議の12球団ランキングです。

12球団ランキング一覧表

ランキングはこのようになりました。

順位球団ポイント
1横浜67,890
2日本ハム67,210
3西武62,319
4ロッテ60,325
5中日53,829
6広島53,417
7ホークス53,351
8巨人53,114
9オリックス52,624
10ヤクルト51,223
11楽天47,862.4
12阪神47,861.7

一位は横浜、二位は日本ハムで僅差です。

そして、少し離れて三位は西武、四位はロッテとなっています。

四位と五位は大きく差があり、中日・広島・・・と続きます。

最下位争いはし烈で、小数点以下の争いで阪神が最下位となっています。

続いて各年における各チームのドラフト評価ポイント順位一覧です。

*スマホは右にスクロール可能
*年が青字の場合はタップで詳細記事へ飛べます

巨人横浜阪神広島中日ヤク西武福岡楽天千葉ハムオリ
08910111286347215
09526918712114310
10639510421712811
11591238111076214
12419810237651112
13934178102115612
14316710114129825
15846721091251131
16118210573124691
17438127511110692
18921111086347125
811265103711429

赤文字はその年の3位以上です。

横浜や日本ハムが安定して上位を獲得していることがわかりますね。

続いて、ドラフトが上手な球団のトップ3、ワースト3の球団について詳しく見ていきましょう。

ドラフトが上手な球団トップ3

ドラフトが上手な球団トップ3は、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズ、西武ライオンズでした。

一位は横浜ベイスターズ

一位は横浜ベイスターズでした。

獲得した主な選手です。

指標の中で上位の選手を載せました。

選手名守備
位置
ドラフト年
順位
ポイント備考
筒香嘉智外野手09年1位4,598メジャーに移籍
山崎康晃投手14年1位3,008
今永昇太投手15年1位2,014
三嶋一輝投手12年2位2,168
石田健大投手14年2位2,005
井納翔一投手12年3位3,606
桑原将志外野手11年4位2,232
三上朋也投手13年4位2,853
宮崎敏郎内野手12年6位2,994
国吉佑樹投手09年育1位3,102
砂田毅樹投手13年育1位2,626

ドラフトで上位指名された選手が順調に活躍している一方で、下位指名や育成指名の選手も活躍していることが分かります。

そのため、ドラフトが上手な球団1位になったのでしょう。

また、ドラフト上位で獲得した即戦力投手の活躍が目立ち、当時の補強ポイントだった投手陣の強化が成功したのも要因かもしれません。

因みに、大学・社会人の選手が55%と半数以上でした。

二位は日本ハムファイターズ

二位は日本ハムファイターズでした。

獲得した主な選手です。

選手名守備
位置
ドラフト年
順位
ポイント備考
大谷翔平投手
外野手
12年1位2,059メジャーに移籍
有原航平投手14年1位2,660
西川遥輝外野手10年2位4,188
加藤貴之投手15年2位1,683
近藤健介外野手11年4位3,169
中島卓也内野手08年5位2,974
増井浩俊投手09年5位7,498オリックスに移籍
上沢直之投手11年6位2,936
谷元圭介投手08年7位4,877中日に移籍

メジャー志望だった大谷翔平を指名をするなど、その年一番の選手を指名するスタンスなので、そういう選手が活躍できたのも二位になった要因かもしれません。

一方で、下位指名の選手の活躍も目立っています

また、高校卒の選手が46%と半数近くで、育成に力を入れているのも特徴です。

三位は西武ライオンズ

三位は西武ライオンズでした。

獲得した主な選手です。

選手名守備
位置
ドラフト年
順位
ポイント備考
浅村栄斗内野手08年3位6,612
秋山翔吾外野手10年3位6,308メジャーに移籍
菊池雄星投手09年1位3,772
山川穂高内野手13年2位2,571
森友哉捕手13年1位2,470
金子侑司外野手12年3位2,363
外崎修汰内野手14年3位2,212
源田壮亮内野手16年3位1,986
野上亮磨投手08年2位4,067
増田達至投手12年1位3,250
牧田和久投手10年2位4,492メジャーに移籍
→ 楽天移籍

現在、一線級で活躍している選手が多いですね。

そしてここ最近レギュラーになった若手選手が多く、今後の活躍によってはランキングをどんどん上げていきそうな感じです。

基本的に上位指名した選手がしっかりと活躍している印象ですね。

因みに、高校40%、大学33%、社会人27%とバランスよく指名しているのも特徴です。

ドラフトが上手な球団ワースト3

ドラフトが上手な球団ワースト3は、阪神タイガース、楽天イーグルス、ヤクルトスワローズでした。

最下位は阪神タイガース

最下位は阪神タイガースでした。

2008年は指名した7人のうち1軍に出場した選手は5人だけで現役なのは上本博紀のみ。

2010年は指名した8人のうち1軍に出場した選手は5人だけといった具合に、一軍出場した選手が少なかった年があったのが最下位となった原因のようです。

また、大学・社会人の選手の指名(59%)が中心で、そういった選手が活躍できなかったのも要因でしょう。

ですが、獲得した選手を見ると、将来的に活躍が期待される選手もいるので、今後は、ランキングが上がる可能性も十分に考えられます。

選手名守備
位置
ドラフト年
順位
ポイント備考
榎田大樹投手10年1位2,407西武に移籍
藤浪晋太郎投手12年1位2,909
岩貞祐太投手13年1位1,696
大山悠輔内野手16年1位1,115
上本博紀内野手08年3位2,303
秋山拓巳投手09年4位2,131
梅野隆太郎捕手13年4位1,778
青柳晃洋投手15年5位1,502
糸原健斗内野手16年5位1,571
岩崎優投手13年6位2,979

十一位は楽天イーグルス

十一位は楽天イーグルスでした。

2009年は6人中5人が一軍出場したものの、現役なのは福岡ソフトバンクに移籍した西田哲朗だけといった具合にドラフトが上手くいかなかった年があったのが原因かもしれません。

FAで獲得した選手が活躍しているため、ドラフト獲得選手の出場機会が減っているというのもありそうです。

ですが、現在、活躍している選手も多く、ここに挙げた以外にも将来性のある選手もいるので、今後はもっと上のランキングになるかもしれません。

選手名守備
位置
ドラフト年
順位
ポイント備考
戸村健次投手09年1位1,315引退
塩見貴洋投手10年1位2,769
松井裕樹投手13年1位3,419
美馬学投手10年2位3,874千葉ロッテに移籍
釜田佳直投手11年2位1,407
則本昂大投手12年2位4,828
茂木栄五郎内野手15年3位2,118
岡島豪郎捕手11年4位2,291
辛島航投手08年6位4,550
島内宏明外野手11年6位3,593

因みに、高校卒の選手の指名が41%と多かったです。

十位はヤクルトスワローズ

十位はヤクルトスワローズでした。

2014年は、一軍出場したのは8人中5人で、プロ野球で現役なのは風張蓮のみだったなど、ドラフトが成功しなかった年があったのも原因かもしれません。

ケガなどの影響で選手生活が短かった選手が多いというのもありそうです。

獲得した主な選手を挙げると中心選手や既に引退した選手が多いですが、それ以外に今後の活躍が期待される選手もいるので、今後はランキングが上がる可能性も高いと思います。

選手名守備
位置
ドラフト年
順位
ポイント備考
赤川克紀投手08年1位1,099引退
中澤雅人投手09年1位1,097
山田哲人内野手10年1位5,218
石山泰稚投手12年1位2,760
原樹理投手15年1位1,299
山本哲哉投手09年2位1,531引退
小川泰弘投手12年2位4,039
中村悠平捕手08年3位2,530
秋吉亮投手13年3位3,085日本ハムに移籍
久古健太郎投手10年5位1,501引退

因みに、高校36%、大学33%、社会人23%とバランスよく指名していました。

合せて読みたい!

プロ野球選手輩出が多い所属先ランキング!人数や活躍度を徹底調査

ドラフト12球団ランキングに使う独自指標の考え方

本記事で使っている集計についてご紹介します。

ランキングの期間

ランキングの期間は2008年からのドラフトを対象にしています。

それ以前を入れると、高校生ドラフトや自由枠といった、現在のドラフト制度と大きく違うので、公平性に欠けるからです。

そしてデータは2019年終了時点の最新データです。

選手評価指標

選手の評価は小松式ドネーションを参考にしています。

投手の場合はこれまでの通算成績を下記式に入れ込みポイントを算出。

小松式ドネーション
  • (投球回×3)+(勝利+ホールド+セーブ)×10

投手の場合はセパの公平性を考え、打撃成績をポイントに入れ込んでいません。

しかし、大谷の場合は例外として打者成績もポイント加算しています。

また、小松式ドネーションは投手しかないので、野手は2chで評判そうな下記式としています。

野手版小松式ドネーション
  • (塁打数+四死球数+盗塁数ー盗塁死)+(打点+得点)×2

実際に入れ込んでみると、投手・野手を一緒に評価できる素晴らしい指標であることがわかります。

ドラフト順位補正

選手評価の指標だけではドラフトでの評価は不十分です。

ドラフト一位は活躍して当たり前ですし、下位指名選手が活躍すれば、先見の目が合ったということで、評価に値します。

その為、先ほどの選手指標に順位補正を掛けて、各年のドラフト評価を積み上げています。

具体的なドラフト順位による補正は下記です。

ドラフト順位による補正
  • 選手評価×(0.9+ドラフト順位×0.1)

*育成はドラフト順位を11とする
*外れ一位・入団拒否の場合はさらに×0.3とする

つまり、ドラフト一位の場合は選手評価をそのままで加算します。

二位の場合は選手評価×1.1、三位の場合は選手評価×1.2、育成の場合は選手評価×2.0、という形となり、下位指名選手が活躍するほど評価が高くなるように調整しています。

競合選手・指名拒否選手の扱い

先ほどのドラフト順位による補正の注意事項に「外れ一位・入団拒否はさらに×0.3とする」と書きました。

これにより、くじ引きを外してしまった球団にも30%ほどの評価が入るようになっています。

くじ引きを外してしまったものの、その球団はその選手を評価していたのは事実です。

これを完全に0とすると、くじ運が強いチームばかりが有利になってしまいます。

その為、競合により外してしまった場合でも、その選手が活躍すれば、外してしまった球団にも少しポイントが加算されるようにしました。

これは、入団拒否の選手にも適用しています。

ドラフト会議12球団ランキングのまとめ

以上が、ドラフト会議が上手な球団と下手な球団についてのランキングでした。

再度一覧表を出しておきます。

順位球団ポイント
1横浜67,890
2日本ハム67,210
3西武62,319
4ロッテ60,325
5中日53,829
6広島53,417
7ホークス53,351
8巨人53,114
9オリックス52,624
10ヤクルト51,223
11楽天47,862.4
12阪神47,861.7

ランキングは2019年シーズン終了時のものですので、今後の状況次第でランキングも変わってくるでしょう。

今後のランキングの動向に注目です。

2 COMMENTS

とても良く考えられた指標だと思います。
特にドラフト下位の選手が活躍した時に評価ポイントを上げるところとかはその通りだと思いました。
ただ、改めて考えたところドラフト1位の評価については少し疑問符があります。
ドラフト下位の選手が活躍した場合先見の明があるとしてプラスポイントにするのであれば、活躍して当たり前のドラ1が大外れした場合それはマイナスポイントになるのではないのでしょうか?ドラ1を大はずれする球団はイメージ悪いです。
活躍しないドラ1と活躍しない下位選手が同じ評価(0ポイント)というのは少し納得いかないですね。倍率補正がある下位選手と比べてドラ1同士の差がつきにくくなっているところも気になります。

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たけぽん

ご指摘感謝致します。
今シーズンが終了した時点でその成績を加味して更新を行いますので、その際に上位選手が活躍しなかった場合のマイナス評価をどうつけるのかを検討してみたいと思います。
おそらく、平均値(対象選手が指名された年のドラフト全選手の平均)から下回っている際にマイナスを順位補正によって入れ込む、という形になるかと思います。
貴重なご意見感謝致します。

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