今回は、2011年度のドラフト会議を振り返り、上手な球団と下手な球団をランキングで紹介します。
幣サイト独自指標を使い、12球団のランキングを調査!
本記事の内容は
となっています。
なお、独自指標や集計期間については下記ご覧ください。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
ドラフト2011 全球団指名結果まとめ!
2011年の全球団のドラフト指名結果です。
*〇は確定、×は重複ハズレ、()内は入団拒否
*表は右にスクロールできます。
チーム | 一位指名 | 二位指名 | 三位指名 | 四位指名 | 五位指名 | 六位指名 | 七位指名 | 八位指名 | 九位指名 |
ロッテ | 藤岡貴裕〇 | 中後悠平 | 鈴木大地 | 益田直也 | |||||
横浜 | 藤岡貴裕× 松本竜也× 北方悠誠〇 | 高城俊人 | 渡邊雄貴 | 桑原将志 | 乙坂智 | トラヴィス | 松井飛雄馬 | 古村徹 | 伊藤拓郎 |
楽天 | 藤岡貴裕× 武藤好貴〇 | 釜田佳直 | 三好匠 | 岡島豪郎 | 北川倫太郎 | 島内宏明 | |||
広島 | 野村祐輔〇 | 菊池涼介 | 戸田隆矢 | 土生翔平 | |||||
オリックス | 高橋周平× 安達了一〇 | 縞田拓弥 | 佐藤達也 | 海田智行 | 庄司龍二 | 堤裕貴 | 小島脩平 | 川端崇義 | |
阪神 | 伊藤隼太〇 | 歳内宏明 | 西田直斗 | 伊藤和雄 | 松田遼馬 | ||||
西武 | 十亀剣〇 | 小石博孝 | 駒月仁人 | 永江恭平 | 田代将太郎 | ||||
巨人 | 菅野智之× 松本竜也〇 | 今村信貴 | 一岡竜司 | 高木京介 | 高橋洸 | 江柄子裕樹 | 田原誠次 | ||
日本ハム | (菅野智之〇) | 松本剛 | 石川慎吾 | 近藤健介 | 森内壽春 | 上沢直之 | 大嶋匠 | ||
ヤクルト | 高橋周平× 川上竜平〇 | 木谷良平 | 比屋根渉 | 太田裕哉 | 中根佑二 | 古野正人 | |||
ソフトバンク | 武田翔太〇 | 吉本祥二 | 塚田正義 | 白根尚貴 | 嘉弥真新也 | ||||
中日 | 高橋周平〇 | 西川健太郎 | 田島慎二 | 辻孟彦 | 川崎貴弘 | 宋相勲 |
続いて育成枠です。
チーム | 育成一位 | 育成二位 | 育成三位 | 育成四位 | 育成五位 | 育成六位 | 育成七位 |
ロッテ | |||||||
横浜 | 冨田康祐 | 西森将司 | |||||
楽天 | 神保貴宏 | ||||||
広島 | 富永一 | 中村真崇 | 塚田晃平 | 三家和真 | |||
オリックス | 稲倉大輝 | 柿原翔樹 | |||||
阪神 | 廣神聖哉 | ||||||
西武 | 藤澤亨明 | ||||||
巨人 | 森和樹 | 土田瑞起 | 柴田章吾 | 芳川庸 | 雨宮敬 | 渡辺貴洋 | |
日本ハム | |||||||
ヤクルト | 徳山武陽 | 金伏ウーゴ | |||||
ソフトバンク | 釜元豪 | 亀澤恭平 | 三浦翔太 | 清水貴之 | 新崎慎弥 | 笹沼明広 | 飯田一弥 |
中日 |
以上が12球団の2011年ドラフト指名選手結果でした。
続いて、結果のランキングをご紹介していきます。
ドラフト2011結果12球団ランキングの大公開
ドラフト会議2011の12球団ランキングです。
12球団ランキング一覧表
ランキングはこのようになりました。
順位 | 球団 | ポイント |
1 | ロッテ | 11,193 |
2 | 広島 | 10,064 |
3 | オリックス | 9,968 |
4 | 巨人 | 9,001 |
5 | 日本ハム | 8,649 |
6 | 楽天 | 8,417 |
7 | ソフトバンク | 6,741 |
8 | 中日 | 6,415 |
9 | 横浜 | 4,512 |
10 | 西武 | 4,332 |
11 | ヤクルト | 3,929 |
12 | 阪神 | 2,417 |
さらに、ドラフトが上手な球団のトップ3、ワースト3の球団について詳しく見ていきましょう。
ドラフトが上手な球団トップ3
ドラフトが上手な球団トップ3は、千葉ロッテマリーンズ、広島東洋カープ、オリックスバファローズでした。
一位は千葉ロッテマリーンズ
一位は千葉ロッテマリーンズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 | 順位 | ポイント | 備考 |
藤岡貴裕 | 投手 | 1位 | 1,824 | 現・巨人 |
中後悠平 | 投手 | 2位 | 216 | 引退 |
鈴木大地 | 内野手 | 3位 | 4,102 | 現・楽天 |
益田直也 | 投手 | 4位 | 5,052 |
2011ドラフトでの獲得人数が一番少なかったのにも関わらず、一位となりました。
2011ドラフトで最多競合(タイ)となった藤岡貴裕がまずまずの貢献で、益田直也や鈴木大地の活躍が目立っているからでしょう。
因みに、2011年ドラフト全体でのポイント1位が益田直也、3位が鈴木大地でした。
二位は広島東洋カープ
二位は広島東洋カープでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 | 順位 | ポイント | 備考 |
野村祐輔 | 投手 | 1位 | 3,820 | |
菊池涼介 | 内野手 | 2位 | 4,241 | |
戸田隆矢 | 投手 | 3位 | 1,028 | |
土生翔平 | 外野手 | 4位 | 3 | 引退 |
富永一 | 投手 | 育1位 | 0 | 引退 |
中村真崇 | 外野手 | 育2位 | 0 | 引退 |
塚田晃平 | 投手 | 育3位 | 0 | 引退 |
三家和真 | 外野手 | 育4位 | 58 | 現・ロッテ |
単独1位で獲得した野村祐輔をはじめ、上位指名の選手が順当に活躍しています。
2011年ドラフト全体でのポイント2位が菊池涼介、5位が野村祐輔でこの2人の貢献度が高く、二位になったのでしょう。
三位はオリックスバファローズ
三位はオリックスバファローズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 | 順位 | ポイント | 備考 |
安達了一 | 内野手 | 1位 | 2,420 | |
縞田拓弥 | 内野手 | 2位 | 255 | 引退 |
佐藤達也 | 投手 | 3位 | 2,636 | 引退 |
海田智行 | 投手 | 4位 | 1,960 | |
庄司龍二 | 捕手 | 5位 | 0 | 引退 |
堤裕貴 | 内野手 | 6位 | 17 | 引退 |
小島脩平 | 内野手 | 7位 | 877 | |
川端崇義 | 外野手 | 8位 | 1,255 | 引退 |
稲倉大輝 | 外野手 | 育1位 | 0 | 引退 |
柿原翔樹 | 内野手 | 育2位 | 0 | 引退 |
高橋周平(中日、内野手)を1位指名の抽選で外しますが、同じ内野手の安達了一を獲得しました。
安達了一のほか、投手では佐藤達也、海田智行が活躍しており、トップ3に入ったのでしょう。
ドラフトが上手な球団ワースト3
ドラフトが上手な球団ワースト3は、阪神タイガース、ヤクルトスワローズ、埼玉西武ライオンズでした。
最下位は阪神タイガース
最下位は阪神タイガースでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 | 順位 | ポイント | 備考 |
伊藤隼太 | 外野手 | 1位 | 502 | |
歳内宏明 | 投手 | 2位 | 331 | 引退 |
西田直斗 | 内野手 | 3位 | 0 | 引退 |
伊藤和雄 | 投手 | 4位 | 216 | |
松田遼馬 | 投手 | 5位 | 1,148 | 現・ソフトバンク |
広神聖哉 | 捕手 | 育1位 | 0 | 引退 |
単独1位指名の伊藤隼太が思ったような活躍ができず、目立った活躍をしているのはソフトバンクに移籍した松田遼馬くらいなので、最下位となったのかもしれません。
まだ、3人の現役選手がいるので、活躍次第ではポイントを伸ばしそうです。
十一位は東京ヤクルトスワローズ
十一位は東京ヤクルトスワローズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 | 順位 | ポイント | 備考 |
川上竜平 | 外野手 | 1位 | 0 | 引退 |
木谷良平 | 投手 | 2位 | 586 | 引退 |
比屋根渉 | 外野手 | 3位 | 708 | 現・琉球 |
太田裕哉 | 投手 | 4位 | 0 | 引退 |
中根佑二 | 投手 | 5位 | 0 | 引退 |
古野正人 | 投手 | 6位 | 1,029 | 引退 |
徳山武陽 | 投手 | 育1位 | 690 | 引退 |
金伏ウーゴ | 投手 | 育2位 | 10 | 引退 |
1位指名の川上竜平をはじめ一軍出場が少ない選手が多かったので、ポイントが伸びなかったのでしょう。
その一方で、古野正人がまずまずの活躍を見せました。
十位は埼玉西武ライオンズ
十位は埼玉西武ライオンズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 | 順位 | ポイント | 備考 |
十亀剣 | 投手 | 1位 | 3,197 | |
小石博孝 | 投手 | 2位 | 672 | 引退 |
駒月仁人 | 捕手 | 3位 | 4 | |
永江恭平 | 内野手 | 4位 | 254 | |
田代将太郎 | 外野手 | 5位 | 206 | 現・ヤクルト |
藤澤亨明 | 捕手 | 育1位 | 0 | 引退 |
一軍経験が少ない選手や控えでの出場機会が多い選手がいることもあり、僅差ながらワースト3に入りました。
その一方で、単独1位指名した十亀剣は順当に活躍しており、2011ドラフト全体でのポイントは7位です。
また、現役の選手も多いので、活躍次第ではポイントを伸ばすかもしれません。
ドラフト2011結果12球団ランキングのまとめ
以上が、ドラフト2011結果についてのランキングでした。
再度ランキングを出しておきます。
順位 | 球団 | ポイント |
1 | ロッテ | 11,193 |
2 | 広島 | 10,064 |
3 | オリックス | 9,968 |
4 | 巨人 | 9,001 |
5 | 日本ハム | 8,649 |
6 | 楽天 | 8,417 |
7 | ソフトバンク | 6,741 |
8 | 中日 | 6,415 |
9 | 横浜 | 4,512 |
10 | 西武 | 4,332 |
11 | ヤクルト | 3,929 |
12 | 阪神 | 2,417 |
8シーズンが経ち、上位指名の選手が順当に貢献している球団や獲得人数が少ないながらもポイントを伸ばしたチームがあります。
一方で、目立った活躍をした選手や一軍に出場した選手が多くない球団もあり、明暗が分かれました。
ですが、今後、ポイントを伸ばしそうなチームもありそうです。