今回は、2012年度のドラフト会議を振り返り、上手な球団と下手な球団をランキングで紹介します。
幣サイト独自指標を使い、12球団のランキングを調査!
本記事の内容は
となっています。
なお、独自指標や集計期間については下記ご覧ください。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
ドラフト2012 全球団指名結果まとめ!
2012年の全球団のドラフト指名結果です。
*〇は確定、×は重複ハズレ
*表は右にスクロールできます。
チーム | 一位指名 | 二位指名 | 三位指名 | 四位指名 | 五位指名 | 六位指名 | 七位指名 | 八位指名 |
横浜 | 東浜巨× 白崎浩之〇 | 三嶋一輝 | 井納翔一 | 赤堀大智 | 安部建輝 | 宮崎敏郎 | ||
オリックス | 藤浪晋太郎× 松永昂大× 松葉貴大〇 | 佐藤峻一 | 伏見寅威 | 武田健吾 | 森本将太 | 戸田亮 | ||
阪神 | 藤浪晋太郎〇 | 北條史也 | 田面巧二郎 | 小豆畑眞也 | 金田和之 | 緒方凌介 | ||
ロッテ | 藤浪晋太郎× 松永昂大〇 | 川満寛弥 | 田村龍弘 | 加藤翔平 | ||||
広島 | 森雄大× 増田達至× 高橋大樹〇 | 鈴木誠也 | 上本崇司 | 下水流昂 | 美間優槻 | |||
楽天 | 森雄大〇 | 則本昂大 | 大塚尚仁 | 下妻貴寛 | 島井寛仁 | 柿澤貴裕 | ||
ヤクルト | 藤浪晋太郎× 石山泰稚〇 | 小川泰弘 | 田川賢吾 | 江村将也 | 星野雄大 | 谷内亮太 | 大場達也 | |
ソフトバンク | 東浜巨〇 | 伊藤祐介 | 高田知季 | 真砂勇介 | 笠原大芽 | 山中浩史 | ||
中日 | 福谷浩司〇 | 濱田達郎 | 古本武尊 | 杉山翔大 | 溝脇隼人 | 井上公志 | 若松駿太 | |
西武 | 東浜巨× 増田達至〇 | 相内誠 | 金子侑司 | 高橋朋己 | 佐藤勇 | |||
巨人 | 菅野智之〇 | 大累進 | 辻東倫 | 公文克彦 | 坂口真規 | |||
日本ハム | 大谷翔平〇 | 森本龍弥 | 鍵谷陽平 | 宇佐美塁大 | 新垣勇人 | 屋宜照悟 | 河野秀数 |
続いて育成枠です。
チーム | 育成一位 | 育成二位 | 育成三位 | 育成四位 |
横浜 | 今井金太 | |||
オリックス | 原大輝 | 西川拓喜 | ||
阪神 | ||||
ロッテ | ||||
広島 | 辻空 | 森下宗 | ||
楽天 | 宮川将 | |||
ヤクルト | ||||
ソフトバンク | 八木健史 | 大滝勇佑 | 飯田優也 | 宮崎駿 |
中日 | ||||
西武 | 水口大地 | |||
巨人 | 田原啓吾 | 松冨倫 | ||
日本ハム |
以上が12球団の2012年ドラフト指名選手結果でした。
なお、入団拒否した選手はいなかったです。
続いて、結果のランキングをご紹介していきます。
ドラフト2012結果12球団ランキングの大公開
2012ドラフト会議の12球団ランキングです。
12球団ランキング一覧表
ランキングはこのようになりました。
順位 | 球団 | ポイント |
1 | 横浜 | 11,128 |
2 | ヤクルト | 9,412 |
3 | 西武 | 8,581 |
4 | 巨人 | 6,304 |
5 | ロッテ | 6,133 |
6 | 日本ハム | 6,028 |
7 | 楽天 | 5,885 |
8 | ソフトバンク | 5,731 |
9 | 広島 | 5,674 |
10 | 阪神 | 5,287 |
11 | 中日 | 4,798 |
12 | オリックス | 4,664 |
さらに、ドラフトが上手な球団のトップ3、ワースト3の球団について詳しく見ていきましょう。
ドラフトが上手な球団トップ3
ドラフトが上手な球団トップ3は、横浜ベイスターズ、東京ヤクルトスワローズ、埼玉西武ライオンズ、でした。
一位は横浜ベイスターズ
一位は横浜ベイスターズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 | 順位 | ポイント | 備考 |
白崎浩之 | 内野手 | 1位 | 621 | 現・オリックス |
三嶋一輝 | 投手 | 2位 | 2,168 | |
井納翔一 | 投手 | 3位 | 3,606 | |
赤堀大智 | 外野手 | 4位 | 5 | 引退 |
安部建輝 | 投手 | 5位 | 63 | 引退 |
宮崎敏郎 | 内野手 | 6位 | 2,994 | |
今井金太 | 投手 | 育1位 | 0 | 引退 |
井納翔一、三嶋一輝といった上位指名選手のほか、下位指名だった宮崎敏郎の活躍も光り、ランキングでは1位となりました。
2012年ドラフトでの貢献度ランキングでは、井納翔一が4位、首位打者を獲得したこともある宮崎敏郎が8位でした。
二位は東京ヤクルトスワローズ
二位は東京ヤクルトスワローズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 | 順位 | ポイント | 備考 |
石山泰稚 | 投手 | 1位 | 2,760 | |
小川泰弘 | 投手 | 2位 | 4,039 | |
田川賢吾 | 投手 | 3位 | 71 | |
江村将也 | 投手 | 4位 | 295 | 引退 |
星野雄大 | 捕手 | 5位 | 0 | 引退 |
谷内亮太 | 内野手 | 6位 | 375 | 現・日本ハム |
大場達也 | 投手 | 7位 | 46 | 引退 |
小川泰弘、石山泰稚と上位指名の選手が順当に活躍したこともあり、二位になっています。
2012年ドラフトでの貢献度ランキングでは、新人王を獲得したこともある小川泰弘が3位、抑えを務めた事もある石山泰稚が10位でした。
三位は埼玉西武ライオンズ
三位は埼玉西武ライオンズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 | 順位 | ポイント | 備考 |
増田達至 | 投手 | 1位 | 3,250 | |
相内誠 | 投手 | 2位 | 142 | |
金子侑司 | 内野手 | 3位 | 2,363 | |
高橋朋己 | 投手 | 4位 | 1,863 | |
佐藤勇 | 投手 | 5位 | 119 | 引退 |
水口大地 | 内野手 | 育1位 | 186 |
ドラフト上位の増田達至や金子侑司の活躍によりベスト3に入っています。
2012年ドラフトでの貢献度ランキングでは、抑えなどで活躍している増田達至が7位でした。
また、現役の選手が多く、今後もポイントを伸ばしそうです。
ドラフトが上手な球団ワースト3
ドラフトが上手な球団ワースト3は、オリックスバファローズ、中日ドラゴンズ、阪神タイガースでした。
最下位はオリックスバファローズ
最下位はオリックスバファローズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 | 順位 | ポイント | 備考 |
松葉貴大 | 投手 | 1位 | 2,053 | 現・中日 |
佐藤峻一 | 投手 | 2位 | 24 | 引退 |
伏見寅威 | 捕手 | 3位 | 288 | |
武田健吾 | 外野手 | 4位 | 339 | 現・中日 |
森本将太 | 投手 | 5位 | 172 | 引退 |
戸田亮 | 投手 | 6位 | 24 | 引退 |
原大輝 | 捕手 | 育1位 | 0 | 引退 |
西川拓喜 | 外野手 | 育2位 | 0 | 引退 |
一軍での出場機会が少なく活躍ができなかった選手が多かったこともあり、最下位となりました。
その一方で、1位指名の松葉貴大が、まずまずの活躍です。
十一位は中日ドラゴンズ
十一位は中日ドラゴンズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 | 順位 | ポイント | 備考 |
福谷浩司 | 投手 | 1位 | 1,645 | |
濱田達郎 | 投手 | 2位 | 383 | |
古本武尊 | 外野手 | 3位 | 5 | 引退 |
杉山翔大 | 捕手 | 4位 | 446 | |
溝脇隼人 | 内野手 | 5位 | 35 | |
井上公志 | 投手 | 6位 | 69 | 引退 |
若松駿太 | 投手 | 7位 | 1,779 | 引退 |
目立った活躍をしているのは、7位指名の若松駿太や1位指名の福谷浩司くらいなので、ポイントが伸びなかったのでしょう。
一方で、高卒も含めて現役の選手が多いので、今後はポイントを伸ばし順位を上げるかもしれません。
十位は阪神タイガース
十位は阪神タイガースでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 | 順位 | ポイント | 備考 |
藤浪晋太郎 | 投手 | 1位 | 2,909 | |
北條史也 | 内野手 | 2位 | 1,001 | |
田面巧二郎 | 投手 | 3位 | 28 | 引退 |
小豆畑真也 | 捕手 | 4位 | 0 | 引退 |
金田和之 | 投手 | 5位 | 770 | 現・オリックス |
緒方凌介 | 外野手 | 6位 | 99 | 引退 |
獲得人数が2番目に少なく、そのうち3人は目立った活躍ができずに引退しており、わずかな差でワースト3に入りました。
逆に、藤浪晋太郎の活躍が目立ち、2位指名の北條史也もまずまずの貢献をしており、高卒での入団という事もあり今後の活躍も期待できます。
藤浪晋太郎は、2012ドラフトでは最多となる4球団が1位指名しており、2012年ドラフトでの貢献度ランキングでは9位でした。
ドラフト2012結果12球団ランキングのまとめ
以上が、ドラフト2012結果についてのランキングでした。
再度ランキングを出しておきます。
順位 | 球団 | ポイント |
1 | 横浜 | 11,128 |
2 | ヤクルト | 9,412 |
3 | 西武 | 8,581 |
4 | 巨人 | 6,304 |
5 | ロッテ | 6,133 |
6 | 日本ハム | 6,028 |
7 | 楽天 | 5,885 |
8 | ソフトバンク | 5,731 |
9 | 広島 | 5,674 |
10 | 阪神 | 5,287 |
11 | 中日 | 4,798 |
12 | オリックス | 4,664 |
7シーズンが経ち、順当に上位指名の選手が活躍している球団やドラフト下位指名の選手が活躍している球団がありました。
一方で、一軍出場が少ない選手や目立った活躍ができない選手が多かった球団もあって、明暗が分かれています。
2012ドラフトで指名された選手の半数ほどが、まだ現役ということもあり、チームによってはポイントを伸ばしたり、今後の順位の変動がありそうです。