【ドラフト】細川凌平(智辯和歌山)の成績・経歴・特徴

今回ご紹介するのは、智辯和歌山高校の細川凌平内野手です。

中学校時代は、ボーイズリーグの日本代表に選ばれて国際大会で優勝する一方で、陸上部で短距離走をやっていました。

足の速さのほか長打力も魅力で、高校通算本塁打は20本で、走攻守揃った選手です。

3季連続で甲子園に出場し、2年生秋からはキャプテンとなりました。

今回は、そんな2020年ドラフト候補 智辯和歌山高校・細川凌平

記事の内容

をご紹介しています。

細川凌平(智辯和歌山)の経歴やプロフィール

まずは、細川凌平の経歴です。

プロフィール
  • 名前:細川凌平(ほそかわ りょうへい)
  • 出身地:京都府京都市
  • 生年月日:2002年4月25日
  • 身長:174cm
  • 体重:75kg
  • 投打:右投左打
  • ポジション:遊撃手、外野手
  • 経歴:嵐山ガッツボーイズ(京都市立嵐山小学校) → 京都東山ボーイズ(京都市立嵯峨中学校)→ 智辯和歌山高校

詳しく見ていきましょう。

細川凌平はボーイズリーグの日本代表に選出、国際大会で優勝!

小学校2年生の時に軟式野球をはじめ嵐山ガッツボーイズに所属しました。

6年生の時に、全国大会に出場しています。

中学生になってからは硬式野球の京都東山ボーイズでプレーし、主にショートを守りました。

中学2年生の時にボーイズの全国大会に出場し、3回戦まで勝ち進みます。

そして、中学3年生の時には、ボーイズリーグ日本代表に選ばれました

国際大会では、決勝トーナメントの準決勝で三塁打を打つなどの活躍もあり、優勝します。

また、中学校では、陸上部で短距離走をやっていたそうです。

中学卒業後は、「プロに行く目標があるので、コーチ(現・監督)をしている中谷仁さん(元・阪神、楽天、巨人)の元で野球をしたい」と言う理由で、智辯和歌山高校に進みます。

細川凌平は3季連続で甲子園に出場!

高校1年生春からベンチ入りしました。

1年生夏の県大会では、4試合に途中出場し、準決勝の紀北工業高校戦では代打で出場し、本塁打を打ちます。

夏の甲子園にも出場し、1回戦の近江高校(滋賀)戦に代打で出場しますが、三振に終わりました。

1年生秋の県大会からはレギュラーとなり、1番センターで出場します。

県大会・近畿大会の10試合では、5割近くの高打率をマークしました。

しかし、近畿大会準決勝の明石商業高校(兵庫)戦では、中森俊介の前に1安打のみに抑えられ、試合も敗れます。

2年生春のセンバツ甲子園では、2回戦の啓新高校(福井)戦でタイムリー二塁打を打ちましたが、準々決勝の明石商業高校戦でノーヒット、試合も敗れました。

2年生夏の県大会に優勝し、3季連続となる甲子園に出場します。

細川凌平は2年生秋からキャプテンに、ショートにも挑戦中!

2年生夏の甲子園では、1回戦の米子東高校戦で2安打、2回戦の明徳義塾高校戦では勝ち越し3ラン本塁打を含む3安打を打ちます。

3回戦の星稜高校戦では、ヒットを打ちますが延長戦の末に敗れました。

甲子園が終わってからは、キャプテンに選ばれます。

県大会に優勝して出場した近畿大会では、初戦の初芝立命館高校(大阪)戦で1安打、智辯学園高校(奈良)戦では3安打でしたが、準々決勝で敗れました。

近畿大会終了後は、監督の意向もあり、中学校以来となるショートに挑戦し、守備練習に力を入れます。

東北楽天の黒川史陽内野手や横浜DeNAの東妻純平は1学年上、小林樹斗投手は同学年、徳丸天晴外野手は1学年下です。

細川凌平(智辯和歌山)の成績

続いて、細川凌平の成績を見ていきましょう。

成績
  • 甲子園通算(18夏、19春夏):7試合、打率.276、1三塁打、1本塁打、5打点、出塁率.382、5三振、1盗塁
  • 地方大会通算(近畿大会:18春秋、19春秋、県大会:18夏秋、19夏秋):33試合、打率.402、6二塁打、4三塁打、3本塁打、22打点、出塁率.484、11三振、9盗塁

成績は2019年までのものです。

甲子園での打率は、3割にいっておらず、対戦相手などによっては苦戦しているかもしれません。

それでも、打率より1割以上上回る出塁率で、打率以上の貢献をしていました。

四死球の数は甲子園5、地方17で、三振数以上の四死球を選べています。

一方で、甲子園でも本塁打を打っているので長打力がありそうです。

なお、現時点で、高校通算20本の本塁打を打っています。

また、三塁打を打ったり盗塁を決めているので、足も使えそうです。

分かっている範囲では、エラーの数は10試合(甲子園18夏19夏、近畿18秋19春秋)で1個と守備も安定しています。

細川凌平(智辯和歌山)の特徴や動画

次に、細川凌平の特徴です。

こちらの動画を見ていきましょう。

2020年ドラフト候補 細川 凌平(智辯和歌山高)

右足を上げてタイミングを取っており、足を曲げた姿勢で打っています。

そして、バットは最後まで振り切り、体全体を使ったスイングです。

細川凌平は長打力!

動画の1分過ぎでは、ほぼ真ん中の球を、ライトスタンドに運んでいます。

バットを体全体を使って振り切るスイングなので、長打力がありそうです。

細川凌平はバットコントロールができ、足が速い!

動画の10秒辺りでは、低めの変化球をセンター前に打っています。

低めなどの難しい球にも対応できるバットコントロールができそうです。

動画の3分10秒辺りでは、ヤクルトにドラフト1位で入団した奥川恭伸(当時・星稜高校)のストレートをセンター前に運んでいます。

また、1塁に到達するまでにかかったタイムは4秒強でした。

中学校時代に短距離走をやっていたこともあり足も速く、50m走のタイムも5秒8でした。

細川凌平の選球眼はまずまず!

ボール球を見送る事ができ、三振数が四死球よりも少ないので選球眼はまずまずといっていいでしょう。

一方で、奥川恭伸の変化球に空振りする場面も見られ、上のレベルに通用する確実性の向上が求められそうです。

細川凌平の特徴まとめ!

わかりやすくまとめると

特徴まとめ
  • 体全体を使ったスイングで長打を打てる
  • バットコントロールができ足が速い
  • 選球眼はまずまず

です。

そのほか、肩も強く、遠投は100mまでできます。

長打力やバットコントロール、足の速さ、肩の強さなどが魅力で、走攻守揃った選手と言って良さそうです。

細川凌平(智辯和歌山)のスカウト評価や指名の可能性

続いて、細川凌平のスカウト評価です。

スカウト評価
  • 阪神・和田豊球団テクニカルアドバイザー「柔らかい打撃で、バットコントロールにたけている。パワーがあるとは言えないが、小力もある 4秒を切るのだから、かなり速いよ」「動きにセンスを感じる。広角に打てるし、バットコントロールもある」
  • 阪神・渡辺スカウト「センスがあるし、ショートをやることでまたどうなるか楽しみ」「タイミングのいい打ち方をしてるしパンチ力がある。(逆方向の)左翼にも強く打てる」
  • オリックス・乾絵美スカウト「素晴らしいものを持っている。どんな状況でも次の塁を狙ったり、前へ行く姿勢が素晴らしい」
  • ある球団のスカウト「タイミングのいい打ち方をしてるしパンチ力がある。(逆方向の)左翼にも強く打てる」

野球センスを評価されており、ショートの守備も期待しています。

また、日刊ゲンダイのある球団の選抜有力選手リストにも掲載されており、注目度の高さがわかります。

走攻守揃った選手なので、2020ドラフトで指名される可能性もありそうですね。

本人は、高校入学当時からプロが目標で、ショートへの転向についても「内外野どっちもできた方が、次のステージで生きてくる」と先を見据えています。

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細川凌平(智辯和歌山)のまとめ

以上が、智辯和歌山高校・細川凌平経歴や成績、特徴、スカウト評価でした。

長打力やバットコントロール、足の速さ、肩の強さなどが強みの走攻守揃った選手です。

2020ドラフトで指名される可能性もあると思います。

今後の活躍や動向に注目していきましょう。

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