今回も2019年のドラフト注目選手をご紹介します。
それは智弁和歌山の黒川 史陽です。
一年生から五期連続の甲子園出場をしている注目選手です。
巧みなバットコントロールと高校通算34本塁打の長打力が魅力。
今回はそんな智弁和歌山 黒川史陽の経歴や成績、特徴やスカウト評価をご紹介します。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
智辯和歌山 黒川史陽の経歴やプロフィール
まずは黒川史陽の経歴を見ていきましょう。
- 名前:黒川 史陽(くろかわ ふみや)
- 出身地:奈良県河合町
- 生年月日:2001年4月17日
- 身長:180cm
- 体重:80kg
- 投打:右投左打
- ポジション:三塁・二塁
- 経歴:河合小学校 → 泉州阪堺ボーイズ(河合第一中学校) → 智辯和歌山
黒川史陽はNOMOジャパンに選出!
河合小学校1年生の時に、軟式野球を始めました。
河合第一中学校では泉州阪堺ボーイズに所属し、主に三塁手や外野手として活躍し、3年生時には全国大会に出場しています。
さらにNOMOジャパンに選出され、アメリカ遠征も経験。
黒川史陽は智辯で一年生で甲子園を経験!
智辯和歌山に進学すると、1年生春からベンチ入りを果たしています。
春の県大会で全試合に出場し活躍する夏の選手権予選では3番サードでレギュラーとして活躍。
甲子園出場&初ヒットを記録しています。
黒川史陽は五期連続の甲子園出場!
2年生春の選抜では、6番セカンドとして好成績を残し、チームの準優勝に大きく貢献しています。
続く夏の選手権大会でも甲子園出場をしており、チームの3大会連続甲子園出場の原動力となっています。
三年生春のセンバツでは主軸として活躍。
夏の県大会も優勝し、五期連続の甲子園出場を決めています。
最後の甲子園では13打数1安打と調子が上がらず、ベスト8をかけた試合で2019ドラフト一位候補の奥川恭伸に好投され敗戦となっています。
試合後には、プロ志望届を提出する意向があることがわかっています。
なお同級生には2019ドラフト候補の、東妻純平、西川晋太郎、池田陽佑がいます。
智辯和歌山 黒川史陽の成績
続いて黒川史陽の成績です。
- 甲子園通算:13試合、打率.291、1本塁打、11打点、9三振、出塁率.400
- 公式戦通算:40試合、打率.399、5本塁打、42打点、15三振、出塁率.484
- 2019夏予選:5試合、打率.444、2本塁打、3打点、3三振、出塁率.545
甲子園通算で打率3割中盤をマークしており、公式戦通算でも4割近い打率となっています。
どの大会でも安定して安打を打てています。
注目したいのは、出塁率の高さです。
打率よりも1割近く高い出塁率となっており、四球を選べるタイプです。
ただ、三振が多くなっている傾向にあります。
理由としては、本塁打のペースが年々上がっているので、長打重視に打撃スタイルを変えているからでしょう。
その為、2019年の公式戦8試合で4本塁打とホームラン量産体制に入っています。
智辯和歌山 黒川史の特徴は?
続いて黒川史陽の特徴です。
動画を見ていきましょう~
バットを高めに構え、足をしっかり上げてタイミングをとるフォームですね。
構えを見ると、打ちそうな雰囲気を感じます。
黒川史陽は広角に長打が打てるバッティング!
動画を見ると、内角の難しいボールをホームランにしていますね。
内角のさばきは上手です。
https://www.youtube.com/dQ4ArOKGS94
上の動画では逆方向にホームランを打っていますね。
ボールは捕手の要求通り、外から入ってくるスライダーですが、しっかり踏みこんで打てています。
外角の対応は素晴らしいですね~
ベースから離れた打席位置ということからも、外角が得意なのがわかります。
黒川史陽は抜群の選球眼
甲子園通算成績を見ても、7試合で7四死球ですから、しっかり四球を選べています。
動画内では、満塁のイケイケの場面でも、際どいコースをしっかり見極め四球を選んでおり、選球眼がいいですね~
低めの空振りを誘う変化球にも、しっかりバットが止まります。
こういったバッティングが出来るので、安定した成績を残せているのでしょうね。
黒川史陽は芸術的な低め打ち
黒川史陽は低め打ちが芸術的です。
根尾昂低めボールゾーン
黒川史陽低めストライクゾーン pic.twitter.com/hmwtggYpSc— 智辯和歌山タイムズ (@ka94981613) 2018年9月15日
上の動画は、2018年ドラフトで注目の根尾昂ですね。
彼のスライダーは、キレ曲がりともに一級品ですが、非常にうまく拾っていますね~
黒川くんさすが勝負強い
フェンスダイレクトのタイムリー智弁和歌山2-0箕島 pic.twitter.com/hxMpX1fC7m
— 高校野球垢@野球好きフォロバ100%❗️【奈良大附:近大附:法隆寺国際勝手に応援】 (@q8_s14) 2018年7月19日
さらに、上の動画では低めの難しいボールを、左中間にフェンスダイレクトのあたりを放っています。
これらを見ると、低めの対応は芸術的ですね~
天性の打撃センスを持っていることがわかります!
さらに、50m走は6秒2で、一塁到達タイムは4.3秒台なので、走力も高いといえるでしょう。
遠投も100mなので、そこそこ強い肩も持っています。
智辯和歌山 黒川史陽のスカウト評価や指名の可能性
続いて黒川史陽のスカウト評価を見ていきましょう。
- ホークス・永井智浩編成育成本部長兼スカウト・育成部長「二塁、三塁が守れて、打つ方もいいのは魅力」
- ロッテ・永野チーフスカウト「木のバットの方がいい」
- その他・スカウト氏「黒川史陽(ふみや)は二塁手としては大柄な181センチで、1年夏から5季連続で甲子園の土を踏む。2人とも活躍次第ではドラフト指名もありえるよ」
- その他・パ・リーグスカウト「リストを柔らかく使え、広角に長打を打てることが魅力。 守備が課題。 左右の違いはあるが、横浜DeNAの宮碕敏郎タイプ」
ホークスとロッテと匿名でのコメントが出ていました。
打撃面で評価するコメントがあり、横浜の宮崎タイプというコメントがあります。
国体での活躍で「木製バット」での対応も評価されています。
実際に見てみても打撃レベルは非常に高いですし、三年生になり長打力も発揮して成長も伺えます。
実力的には十分2019年のドラフト候補だと思います。
*追記:プロ志望届を提出する意向のようです。
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智辯和歌山 黒川史陽まとめ
以上が智辯和歌山 黒川史陽の経歴や成績、特徴やスカウト評価でした。
打撃のレベルは高校生トップレベルでしょう。
コースに逆らわないバッティングが出来ていますし、逆方向に長打を打つことも出来ます。
また、選球眼が良いので、安定した成績を残せるタイプでしょうね。
最後の甲子園でどこまでの結果を残せるのか、注目しましょう!
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