こんにちは~
PBL会長のたけぽんです。
2018年のプロ野球も日本シリーズが終わり、移籍情報が出てくるようになりましたね。
そんな中、千葉ロッテが新外国人選手の獲得を発表しました。
それは、ケニス・バルガスという選手です。
ロッテが新外国人選手としてツインズのケニス・バルガス内野手を獲得!!
バルガス選手は196cmの大型内野手でメジャー通算4年間で35本塁打を記録するスイッチヒッター!
今季は3Aで130試合に出場し打率.240 本塁打21 打点73を記録しています!バルガス
出身:プエルトリコ
身長:196cm
右投両打 pic.twitter.com/ZTfTzoFNdX— TEAM26 〜2018〜 (@pride_of_lotte) 2018年11月6日
バルガスはロッテ躍進のキーマンになれるのか?
メジャーリーグの成績やデータから、日本で活躍が出来るのか分析してみました!
記事の一番下でバルガスについてのアンケートを実施中です。投票お願いします!
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
千葉ロッテ 新外国人助っ人 ケニス・バルガスの経歴やプロフィール
むーさん名鑑(2016)とスラッガー選手名鑑(2015,2017,2018)のバルガス評。スラッガー2016は紹介なし pic.twitter.com/VE8pYUo5jW
— ヨロスー (@yorosu13) 2018年11月6日
ケニス・バルガスの経歴は下記です。
- 生年月日:1990年8月1日
- 年齢:28歳
- 出身:プエルトリコ
- 身長:195.6 cm
- 体重:124.7 kg
- 投打:右投両打
- 守備:一塁、指名打者
かなり大柄の体格ですね~
年齢はまだ28歳ということで、うまく日本の野球に慣れてくれれば、長期間の活躍をしてくれるかもしれません。
MLBでは4シーズンの経験を持っており、通算ホームランは35本とまずまずです。
2014年にはオールスターフューチャーゲームにも選出されています。
2017年のWBCでは、プエルトリコ代表にも選出されているんですね~
ポジションはファーストなので、ロッテでは指名打者での起用となるでしょう。
両打なので、他の選手との打順の兼ね合いも気にする必要が無いのは、メリットですね。
メジャーではどんな活躍をしていたのでしょうか?
合せて読みたい!
【ドラフト2019】指名結果と全球団の採点&評価しちゃいます!
千葉ロッテ 新外国人助っ人 ケニス・バルガスのメジャーでの成績
まずは気になるケニス・バルガスのメジャーでの成績をご紹介します。
年度 | 打席 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 三振 | 出塁率 | OPS |
2014 | 234 | .271 | 9 | 38 | 63 | .316 | .772 |
2015 | 184 | .240 | 5 | 17 | 54 | .277 | .626 |
2016 | 177 | .230 | 10 | 20 | 57 | .333 | .833 |
2017 | 264 | .253 | 11 | 41 | 77 | .314 | .758 |
通算 | 859 | .252 | 35 | 116 | 251 | .311 | .748 |
メジャーでは通算859打席立っており、打率.252、35本塁打とまずまずの成績を残しています。
三振は251個していますので、約10打席に3回の割合で三振をしています。
ちょっと三振が多い感じがしますね。
打席数の割には二塁打やホームランが多いので、打撃貢献度を示す通算OPSは通算で.748とそこそこの数字となっています。
メジャーでの成績を見ると、ある程度の結果を残していると言えるでしょうね。
また、今季はメジャー出場はありませんが、3Aで130試合に出場し、打率.240、21本塁打、73打点という成績を残しています。
打率こそ低いですが、21本塁打を放っていますので、長打力が魅力の選手なのでしょう。
では、実際にプレーを見てみましょう!
合せて読みたい!
2018年 プロ野球 ベストナイン予想!候補選手や選考基準、発表日は?
千葉ロッテ 新外国人助っ人 ケニス・バルガスのメジャーのプレイ動画
パワーが凄いですね(笑)
動画では左右の打席関係なく、豪快なホームランを放っていますね~
芯に当たれば、余裕でホームランにする長打力を持っていますね。
ベースから離れた打席位置になっていますが、外角のボールも簡単にスタンドインしています(笑)
外角のコースでも引っ張った打球が多いので、引っ張り専門のプルヒッターと言えるでしょう。
パワーは一級品といって良いでしょうね。
も少し細かくケニス・バルガスを見ていきましょう。
合せて読みたい!
巨人 新外国人助っ人クリスチャン・ビヤヌエバを獲得!?メジャーでの成績や傾向を徹底分析!
スタットキャストから見るケニス・バルガスの分析は?
メジャーリーグでは「スタットキャスト」と言われる計測システムがあります。
打球速度や打球角度などの細かなデータが見れる素晴らしいシステムです。
以前スタットキャストで大谷翔平を分析しましたが、今回はスタットキャストでケニス・バルガスを見てみましょう。
先ほどのメジャーの成績では三振が多かったのでどこが弱点なのか探ります。
ケニス・バルガスの右打席はスライダー系が苦手?
まずケニス・バルガスの球種ごとの三振の率を見ていきましょう。
下のグラフはメジャーの対左投手の空振り率を示しています。
つまりバルガスの右打席ですね。
横軸はシーズン年、縦軸は三振率です。
これを見るとオレンジ色のスライダー系の空振り率が非常に高いですね。
つまり、ケニス・バルガスは左投手のスライダーやカーブ系の入ってくる球に空振りしやすいという事です。
逆にストレートは、三振率が非常に低いので、ストレート系は強そうです。
落ちる系のボールもまずまず対応出来そうです。
ちなみに左投手との対戦打率は下記の写真です。
やはり、全体的にスライダー系の打率が低いですね。
このとこからも、スライダー系が苦手であることがわかりますね。
逆にストレートや落ちる球系は、全体的に打率は高いので、バルガス相手には危険と言えるでしょう。
ケニス・バルガスは左打席もスライダーが苦手?
続いて右投手の場合、バルガスの左打席を見ていきましょう。
下のグラフはメジャーの対右投手の空振り率を示しています。
やはり、全体的にスライダー系の、入ってくる球の三振率が高いですね。
また、ストレートや落ちる球系の三振率は、左投手よりも高くなっています。
さらに右投手に対しての打率を見ていきましょう。
打率については、各年の差が大きい感じがします。
全体的に見ても、左投手の方が打率が良くなっていますね~
なので、左投手よりも、右投手の方が苦手と言えるでしょう。
やはり、スライダーは好成績の年は無く、全体的に低いので、スライダーは苦手と言えるでしょうね。
合せて読みたい!
2019年 プロ野球 外国人選手のまとめ!新助っ人のメジャーや3Aでの成績や特徴!
千葉ロッテ 新外国人助っ人ケニス・バルガスを徹底解剖!まとめ
No. Doubt.
A 3-run homer for @kennys_vargas in the 7th.
A season-high 7 homers for the #MNTwins. 16-0. pic.twitter.com/IrW7xAQ66z
— Minnesota Twins (@Twins) 2017年9月13日
以上が千葉ロッテの新助っ人外国人ケニス・バルガスの分析でした。如何でしたでしょうか?
まとめると
- 両打席で長打力が魅力のホームランバッター
- 守備はファーストと指名打者
- メジャー通算、859打席、打率.252、35本塁打、116打点
- 弱点は両打席ともに、入ってくるスライダー系
- ストレート系は三振も少なく、打率が高い傾向
- 左投手より右投手の方が苦手
日本で活躍できるかどうかは、スライダーの対応次第と言えそうです。
入ってくる球が苦手ということで、打席位置もベースから離れているのかもしれません。
ただ、ホームランバッター相手に、入ってくるスライダーを投げ切るのは勇気がいります(笑)
甘く入れば、ホームランの可能性が高いですからね~
なので、バルガスの場合、スタメンである程度出場出来れば、そこそこの成績を残せるような気がします。
個人的には「打率.250前後、30本塁打」、といった感じのイメージです。
6番あたりで、自由に打たせる感じであれば、十分ありでしょうか?
果たして千葉ロッテのバルガスは活躍出来るのか?
2019年シーズンを楽しみにしましょう!
合せて読みたい!
阪神が新外国人助っ人ピアース・ジョンソンを獲得!?メジャーでの成績や傾向を徹底分析!
下記でアンケート実施中です。投票してくれると嬉しいです!