大谷翔平 メジャーの最速は?投球や球種を徹底分析!スプリットが好成績のカギ!?

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こんにちは~

たけぽんです。

今回はエンゼルス大谷翔平の投球について分析しました!

メジャーリーグでは「スタットキャスト」と言われる計測システムがあります。

スタットキャストでは球速はもちろん、回転数や変化量、打球速度や打球角度、走塁の速さ、守備での打球を追う効率の良さといった様々なデータを計測。

その全試合、一球一球の細かいデータがMLBのホームページ上で全て公開されており、誰でも簡単に見ることが出来ます。

そんなスタットキャストのデーターで大谷翔平の活躍のカギを分析してみました!

*本記事は6月7日までのデータとなっています。

 

大谷翔平の最速は?ストレートはメジャーで通用していない?

大谷翔平と言えばストレート!

日本最速の165km/hの速球は大谷翔平の代名詞ともいえる武器です。

しかし、日本にいたときから「空振りが取れない」といった意見が多かったように思えます。

私も大谷の投球を見ていて「速い割には空振りが取れないな」と感覚的に感じていました。

確かに動画を見てみると、空振りが少ないですね。

では大谷のストレートはデータでみるとどんな数値なのか?

実際にスタットキャストのデーターを分析してみましょう。

大谷翔平のストレートの球速は?

まずは球速です。

大谷翔平MLB全体
最高球速162.7km/h168.9km/h
平均球速155.7km/h149.6km/h

大谷翔平の今年の速球の平均球速は155.7km/hとなっており、MLB平均よりも6.1km/hほど速いです。

さらに最高球速は162.7km/hとなっており、MLBでは4番目です。

順位球速名前
1位168.9 km/hジョーダン・ヒックス
2位166.24 kmhチャップマン
3位163.82 km/hタイロン・ゲレーロ
4位162.7 km/h大谷翔平
5位162.38 km/hフェリペ・バスケス

一位のジョーダン・ヒックスは170km/hまであと一息という所ですが、実はこの球速は4シームではないんです(笑)

シンカーだそうです!

参考に動画を貼っておきます。

メチャクチャ速くて捕手が取れなかったですね(笑)

今年のルーキーMLBの右腕最速記録を更新しています。今後の活躍が楽しみです。

しかし、これってツーシームじゃないんですかね?

まあ超人は置いといて・・・

大谷は日本でも速かったですが、メジャーでも全投手の中で4位とトップクラスであることがわかりますね。

上位3人は全てリリーフ投手なので、先発投手ではMLB最速は大谷となっています。

凄いですね~

大谷翔平のストレートはヒットが多い!?判定や結果は?

続いてストレートでの判定をMLB平均と比較してみましょう。

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どちらも大きな違いはありませんね。

空振り、ファール、見逃しでストライク約6割、ボール4割といった感じです。

続いてストレートの結果を見てみましょう。

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気になるのは三振です。

大谷の場合、ストレートの三振が9%ですが、MLB平均は21%となっています。

さらにヒットの割合を見ると、大谷の場合は26%ですが、MLB平均は14%となっており、MLB平均と比べるとヒットを打たれる割合が多くなっています。

データを見てみると大谷のストレートはMLB平均よりも三振が取れなくて、ヒットを多く打たれているということなんですね。

速球が速いのになぜ三振が取れずに打たれるのでしょうか?

大谷翔平のストレートは回転数が少ない!?

続いてストレートの回転数を見てみましょう。

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上のグラフは横軸が球速、縦軸が回転数です。ストレートは青色で、薄色がMLBの平均です。

MLB平均と比較すると回転数が少ないです。

MLB平均は2262.6RPM(1分間の回転数)ですが、大谷翔平は2164.2RPMとなっており、5%ほど少なくなっています。

一般的に言われているのが回転数が多いと、浮力が大きくなるのでノビのある球になるという事です。(浮いて見えるように感じる)

ただ、これについてはボールの回転している軸や縫い目の位置も非常に関係あるので、回転数だけだと判断出来ませんね。

回転軸についてはスタットキャストでデータが取れないのでボールの変化量から判断する必要があります。

大谷翔平のストレートは普通!?速球の変化量は?

ではストレートの変化量はどうなのか?

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速球は青色で、薄色がMLB平均です。

グラフの中心が理論上の無回転の球を想定しており、縦変化は無回転に対してどれだけ浮いているか、横軸は無回転に対してどれだけ曲がるか、を示しています。

なので縦方向が0の場合はフォークボールくらい落ちている、というイメージです。

グラフは見やすいように右投手として見た時の上下左右の変化量を表しています。

大谷のストレートは縦方向に40.6cm、右方向に16.4cm、MLB平均は縦方向に40.3cm、右方向に19.0cmです。

MLB平均と比較してもあまり変わりません。

なので打者が比較的予想しやすい球筋であることがわかります。

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大谷翔平のストレートまとめ

大谷翔平のストレートをまとめます。

  • ストレートはMLBトップクラスで4番の球速
  • ストレートはヒットを多く打たれている
  • 回転数はMLB平均よりも5%ほど少ない
  • ストレートの変化量はMLB平均とあまり変わらない
  • 比較的予想しやすい球筋

これを見ると球速は出ているが、速球の質がいまいちといった評価です。

これだけの速球がありながら打たれているというのは、回転数不足や回転の軸に原因がありそうですね。

速球の縦方向の変化を大きくし、横変化を抑えるように修正出来れば、より活躍が出来そうです。

そう意味ではまだまだ伸びしろがある、という事でしょう!

大谷翔平の球種と傾向は!?各球種の結果や回転数や変化量は?

大谷の代名詞でもあるストレートがあまり良くないのはわかりました。

ではなぜ大谷はメジャーでも通用しているのか?

速球がダメなら変化球!

大谷は日本の時から変化球が非常に良かったですよね~

MLBでの投球割合を見てみると、速球は半分以下です。

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ストレートは46%、続いてスライダーが24%、スプリット(フォーク)23%、カーブ7%となっています。

MLBでは速球を合わせて4球種しか投げていないんですね。

3つの変化球の内、スライダーとスプリットを詳しく見ていきましょう。

大谷翔平のスライダーを分析!MLB屈指の変化量!

まずはスライダーからです。

私の印象では日本にいた時はスライダーというイメージがあまりないのですが、かなりエグイ球を投げています。

こんなに良かったんですね。勉強不足です申し訳ありません(笑)

映像を見ると、真ん中付近のスライダーを打者が避けるように見送っています。

かなりの変化量なのがわかりますね。

データ分析ではどんな結果が出るでしょうか?

大谷のスライダーは三振やアウトが多い!判定や結果は?

まずはスライダーでの判定をMLB平均と比較してみましょう。

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大谷のスライダーは見逃しが29%となっており、MLB平均の20%よりも多いですね。

ファールが12%となっており、MLB平均の18%より若干少ないので、判定としてはどちらもストライク6割、ボール4割といった感じです。

続いてスライダーの結果を見ていきましょう。

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大谷の場合は三振が37%、アウトが43%、MLB平均は三振が34%、アウトが38%となっており、打ち取る確率が10%程高いですね。

その分ヒットを打たれる割合を見ると大谷は4%となっており、MLB平均の13%よりも少なくなっています。

スライダーの被打率が少ないんですね~

なぜでしょうか?

大谷翔平のスライダーは回転数が少ない?

続いてスライダーの回転数を見てみましょう。

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オレンジ色がスライダーです。

球速は大谷は131.4km/hですが、MLB平均は135.5km/hとなっており、大谷の方が遅いことがわかります。

回転数は2322.2RPMとなっており、MLB平均の2398.1RPMと比べて大谷の回転数は3%程少ないですね。

一般的には回転数が多く、球速が遅ければと大きく曲がると言われています。

ただ、これについてはボールの回転している軸や縫い目の位置も非常に関係あるので、回転数や球速だけだと判断出来ませんね。

回転軸についてはスタットキャストでデータが取れないのでボールの変化量から判断する必要があります。

大谷翔平のスライダーの曲がりはMLB屈指!

ではスライダーの変化量はどうなのか?

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オレンジ色がスライダーです。

大谷の場合は左変化が38.2cm、縦変化が5.0cm、MLB平均は左変化が14.6cm、縦変化が4.5cmとなっており、左変化がMLB平均に比べ3倍ほどあることがわかりました!

ベースが38cmですから、大谷のスライダーはベース1個分曲がっているということですね。

かなりの変化です!

なので三振が多くアウトが多く取れるんですね。

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大谷翔平のスライダーまとめ

大谷翔平のスライダーをまとめます。

  • スライダーの球速は131.4km/hとMLB平均よりも4km/h遅い
  • スライダーは三振やアウトが多く、ヒットを打たれる割合が少ない
  • 回転数はMLB平均よりも3%ほど少ない
  • スライダーの横変化がMLB平均の3倍ほど!

これを見ると、球速は少し遅いのですが、変化量がMLB平均と比べて3倍なので三振やアウトが取れ、ヒットを打たれる可能性が低いと言えそうです。

だた、回転数は思ったより少ないので、投げている球の回転の軸や縫い目の位置が良いのだと思います。

単純に回転数だけではわからないのは面白いですね。

大谷翔平のスプリット(フォーク)の分析!異様なほどの三振率!

続いてスプリットです。

日本ではフォークと言われていましたが、MLBではスプリットと呼ばれていますのでスプリットで統一します(笑)

日本時代からも良いスプリットを投げていた印象で、145km/h前後で落差もかなりあったイメージです。

プレーオフでは150km/h以上のスプリットを投げていた記憶があります(笑)

メジャーに行っても大谷のスプリットは健在ですね。

球速は日本よりも抑え気味ですが、その分落差がかなり大きくなっている印象です。

真っすぐ縦に落ちるような綺麗なスプリットですね。

実際にどんな解析結果が出るでしょうか?

楽しみですね。

大谷のスプリットは三振やアウトが多い!判定や結果は?

スプリットでの判定をMLB平均と比較してみましょう。

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MLB平均との違いは空振りの多さですね。

大谷の場合は36%の空振り率となっており、MLB平均よりも11%も多くなっています。

続いて結果を見てみましょう。

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先ほど空振りが多いデータとなっていましたが、三振を見てみるとMLB平均の倍くらい三振の確率があります。

全スプリット投球の内三振を取ったのが62%という驚異的な数字です。

ヒットと二塁打を合わせた安打は4%のみです。スプリットは9割ほどの確率でアウトが取れています。

ほとんど打たれていませんね。

大谷が活躍しているのはこの魔球スプリットがあるからと言っていいでしょう!

では大谷のスプリットはどんなデータになっているのでしょうか?

大谷翔平のスプリットは回転数が少ない?

続いてスプリットの球速と回転数です。

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灰色がスプリットですね。

大谷のスプリットは球速が140.5km/h、回転数が1305.8PPM、MLB平均の球速は136.5km/h、回転数は1453.4RPMとなっており、球速が4km/h速く回転数が11%少ないです。

フォーク系の球は一般的に回転数が少なければ、浮力が少なくなる為、落差が大きくなります。

しっかり回転数が抑えられているというのがわかりますね。

ただ、これについてはボールの回転している軸や縫い目の位置も非常に関係あるので、回転数や球速だけだと判断出来ませんね。

回転軸についてはスタットキャストでデータが取れないのでボールの変化量から判断する必要があります。

大谷翔平のスプリットは縦に大きく落ちる!

ではスプリットの変化量はどうなのか?

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灰色がスプリットです。

大谷の場合は縦に6.3cm、横に14.4cm、MLB平均は縦に11.1cm、横に27.2cmとなっており、横変化がMLB平均に比べ半分ほどです。

落差は3.3cm大きくなっていますが、思ったよりも差が出ていませんね。

ではなぜ空振りや三振が多いのでしょうか?

それは横方向の変化量の小ささによる影響が大きいと思われます。

青色のストレートと比較してみると横変化があまり変わりませんね。これが意味するのは、速球とスプリットで球筋の見分けが付きにくいという事です。

途中までストレートに見えて、打者が振りに行くと落ちる。そんなイメージでしょうか。

データを見ると大谷のスプリットが打たれにくい意外な理由がわかりますね。

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大谷翔平のスプリットまとめ

大谷翔平のスプリットをまとめます。

  • スプリットの球速は140.5km/hとMLB平均よりも4km/h速い
  • スプリットは三振率は2倍程となっており異常なほど多い
  • スプリットは4%しか安打を打たれていない
  • 回転数はMLB平均よりも11%ほど少ない
  • スプリットで抑えているのは横変化量が速球と近く球筋の見分けがつかないから?

まさに魔球と言っても良いような、素晴らしい結果となっています。

ここまでの活躍が出来ているのは、スプリットのおかげと言っても良いでしょう。

しかし、スプリットの回転数や変化量だけを見ると、突出した数字ではなかったので意外でした。

大谷のスプリットがなぜ打たれないのか?を分析すると他球種球種との兼ね合いも大事であることがわかりますね。

野球の面白さや奥深さを改めて認識出来たような気がします。

大谷翔平のメジャーでの最速は?投球や球種を徹底分析!まとめ

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以上が大谷翔平のここまでのメジャー登板での分析結果でした。如何でしたでしょうか?

日本ではここまでのデータが出ませんが、MLBだと全てのデータを誰でも見ることが出来るので、面白いですね。

日本でもやって欲しい~

というわけで大谷翔平を分析してみると

  • 速球の速さはMLB先発でNo.1だが、被打率は高い
  • 速球の回転数は少なく、MLBの平均的な変化量で予測しやすい球筋
  • スライダーはMLB平均の3倍程の変化量で被打率も低い
  • スプリットはMLB平均の倍の三振率で被打率4%と驚異的な数値
  • スプリットは回転数や変化量は突出した数値ではない
  • スプリットは横変化が少なく、速球の球筋が近い為、三振が多いと考えられる。
  • 大谷のここまでの活躍の要因は「魔球スプリット」

です。スプリットやスライダーは良い感じなので、あとは速球の質を高めれば、もっと活躍出来そうですね。

期間別に見てみると、球速は落ちていますが、回転の質は改善傾向になっています。

平均球速平均回転数平均横変化平均縦変化
4月156.7 km/h2201.7 RPM17.0 cm40.9 cm
5月155.1 km/h2130.0 RPM16.1 cm40.0 cm
6月154.7 km/h2177.8 RPM15.6 cm42.2 cm

横変化が少なくなり、縦変化が大きくなってきていますね。

速球を抑え気味で、質を重視しているのでしょうか。

良い傾向だと思いますので、この調子で頑張って欲しい・・・・と思っていた矢先、怪我をしてしまいましたね(笑)

6月9日に故障者リスト入りとなってしまいました。

全治は不明ですが、前半戦の復帰は厳しそうですね。オールスター出場見たかったんですけどね~

しっかり怪我を直して、また頑張って欲しいですね。

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