ドラフト 候補の前田悠伍(まえだ ゆうご)は、180cm・77kgの左投左打の投手。滋賀県長浜市出身。大阪桐蔭所属。
最速148km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ・フォーク・ツーシームを操る。
既に阪神が一位候補としてリストアップしている注目選手。
基本情報 | |
名前 | 前田悠伍 (まえだ ゆうご) |
出身地 | 滋賀県長浜市 |
生年月日 | 2005年8月4日 |
身長 | 180 cm |
体重 | 77 kg |
血液型 | 不明 |
SNS | 不明 |
選手情報 | |
投打 | 左・左 |
守備位置 | 投手 |
最高球速 | 148 km/h |
球種 | スライダー、カーブ、チェンジアップ・フォーク・ツーシーム |
好きな球団 | 不明 |
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◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
前田悠伍の経歴・プロフィール
経歴(所属チーム) | |
小学校 | 高月野球スポーツ少年団 (長浜市立古保利小学校) |
中学校 | 湖北ボーイズ (長浜市立高月中学校) |
高校 | 大阪桐蔭 |
国際大会 | |
カルリプケン U12日本代表 | 2018年 |
U18W杯 | 2023年 |
全国大会 | |
NPB12球団 ジュニアトーナメント | 2017年 |
神宮大会 | 2021年 |
春の選抜 | 2022年 |
中学時代に世界一を経験
古保利小学校2年生時に高月野球スポーツ少年団で野球を開始します。
6年生時にはオリックスジュニアに選出されます。
高月中学校では湖北ボーイズに所属します。
1年生時にはカルリプケン12歳以下世界少年野球大会の日本代表に選出され、世界一を経験しています。
なお、この時の日本代表には清水風太がいた。
大阪桐蔭では一年生秋にエースで全国制覇
大阪桐蔭では1年生秋季大会からベンチ入りを果たします。
五回戦の大商大堺戦、準決勝の履正社戦で完投勝利を挙げる活躍で優勝に貢献します。
続く近畿大会では初戦の塔南戦で完封勝利、準決勝の天理戦では7回1失点の好投でチームの優勝に貢献。
明治神宮大会では初戦の敦賀気比戦でリリーフ登板し、6回2安打10奪三振の好リリーフで勝利を呼び込みます。
続く準決勝の九国大付戦では先発で7回2失点に抑えるなど、チームの全国制覇に貢献しています。
二年生春に甲子園初出場で優勝を経験
二年生春の選抜では準々決勝の市和歌山戦で先発。
6回無失点、12奪三振の投球で勝利に貢献します。
決勝の近江戦でも先発し、7回自責点0、11奪三振の投球で、チームの優勝に大きく貢献しています。
二年生夏に二期連続の甲子園出場を果たす
夏の選手権予選では五回戦の東海大仰星戦で先発。
4回無失点5奪三振で勝利に貢献します。
決勝の履正社戦では先発として、8回無失点7奪三振の好投で、チームを甲子園に導きます。
続く甲子園では二回戦の聖望学園戦で先発し、5回無失点9奪三振の好投を披露。
準々決勝の下関国際戦では5回途中からリリーフ登板し、9回に逆転を喫し敗戦となっています。
二年生秋に近畿大会優勝&神宮大会二連覇
秋季県大会では、5回戦の東海大仰星戦で9回3失点ながら自己最多の15奪三振で勝利に貢献。
決勝の履正社戦では13奪三振完封で、チームを優勝に導きます。
近畿大会では、1回戦の神戸国際戦、2回戦の彦根総合戦で完投勝利。
決勝の報徳学園戦では9奪三振完封で勝利を挙げ、近畿大会優勝を果たしています。
続く明治神宮大会では初戦の東邦戦で8回1失点、準決勝の仙台育成戦で9回4失点完投勝利を挙げます。
決勝の広陵戦ではリリーフとして4回無失点7奪三振でチームを二年連続の優勝に導いています。
なお、選抜2023の出場は当確となっており、活躍が期待されます。
なお、チームメイトには一学年上に松尾汐恩、海老根優大、川原嗣貴がいました。
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前田悠伍の動画と特徴
柔らかい腕の振りでリリースポイントで投げ込む投球フォームです。
勢いあるストレート
ストレートの最速は148km/hです。
常時140km/h以上を投げ込み、平均球速的にもまずまずです。
リリースポイントが顔の横あたりなので低いです。
そして腕を柔らかく使えるので、低いリリースポイントでも質の良いボールを投げられています。
そのため、浮き上がってくるような軌道となり、打者にとっては打ちにくいでしょう。
決め球はチェンジアップ
変化球はスライダー、カーブ、フォークを投げます。
中でもチェンジアップが抜群です。
しっかり腕が振れているにもかかわらず、非常に緩いボールとなっています。
落差も大きいのでついつい空振りしてしまいます。
また、右打者だけでなく、左打者相手にも投げられているのも素晴らしいです。
制球力にも自信がある表れでしょう。
高い制球力
制球力はまずまずです。
ストレートはもちろんですが、緩く大きなチェンジアップをしっかり投げられています。
制球するのが難しいボールですが、しっかり投げ切れているので、指先の感覚が抜群なのでしょう。
センスの良さを感じます。
前田悠伍の成績
試合 | 投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
21秋大阪 | 5 | 25 2/3 | 0.70 | 7.71 | 1.75 | 4.21 |
21秋近畿 | 3 | 17 | 0.00 | 5.82 | 2.12 | 6.35 |
21神宮 | 3 | 15 | 1.80 | 10.20 | 3.00 | 5.40 |
22春選抜 | 2 | 13 | 0.00 | 15.92 | 1.38 | 2.08 |
22夏大阪 | 2 | 12 | 0.00 | 9.00 | 6.00 | 7.50 |
22夏甲子園 | 2 | 9 1/3 | 2.89 | 12.54 | 1.93 | 6.75 |
22国体 | 1 | 4 | 0.00 | 11.25 | 0.00 | 13.50 |
22秋近畿 | 3 | 27 | 1.67 | 8.00 | 2.00 | 4.67 |
計 | 21 | 123 | 0.95 | 9.29 | 2.34 | 5.34 |
成績は2022年近畿大会終了時までです。
通算で防御率0点台という圧倒的な安定感を記録しています。
奪三振率は9を超えており、三振を奪いやすいタイプであることがわかります。
与四死球率が2前半と低く、無駄なランナーを出さない制球力の高さがわかります。
そして被安打率が低いことで、ランナー自体を出しにくい投手であることがわかります。
それが安定した防御率に繋がっているようです。
下級生時も含めてここまでの成績を残せるのはレベルそのものが高いからでしょう。
前田悠伍のスカウトコメント・視察情報と指名予想
現時点で複数球団からのコメントが出ています。
キレの良さや完成度の高さを評価されており、中日からは「(高校生投手では)頭一つ抜けている」というコメントも出ています。
その他に、阪神が一位候補としてリストアップしたとの報道も出ています。
非常に高い評価となっていることがわかりますね。
今後も同様の結果を残せれば、コメントもどんどん出てくるでしょう。
皆様のドラフト指名予想
読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。
是非ご投票ください!
前田悠伍のまとめ
以上が、大阪桐蔭 前田悠伍の経歴、成績や特徴でした。
低いリリースポイントから勢いあるストレートと落差の大きなチェンジアップが魅力の左腕投手。
ドラフト2023では一位指名される可能性もありそうです。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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