【ドラフト】西川僚祐(東海大相模)の成績・経歴・特徴

今回紹介するのは東海大相模高校の西川僚祐選手です。

高校2年時点で通算51本のホームランを放つ規格外の選手

中学生の頃からスポーツTVで取り上げられるほど強打者として注目されていました。

そんな、2020年ドラフト候補 東海大相模高校・西川僚祐

記事の内容

をご紹介しています。

西川僚祐(東海大相模)の経歴やプロフィール

西川僚祐(東海大相模)のバッティング準備

西川僚祐の経歴です。

成績
  • 名前:西川僚祐(にしかわ りょうすけ)
  • 出身地:千葉県船橋市
  • 生年月日:2002年4月19日
  • 身長:186cm
  • 体重:92kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:外野手
  • 経歴:薬円台リトルスター(船橋市立古和釜小学校)→ 佐倉シニア(船橋市立古和釜中学校)→ 東海大相模高校

詳しく見ていきましょう。

西川僚祐は中学生の時に全国制覇を経験

小学1年生の頃から軟式野球を開始。

6年生の時には船橋の地域選抜メンバーに選ばれるなど、小学生の頃から野球の才能を発揮しています。

中学生になると強豪硬式野球チームである佐倉シニアに入団。

中学3年生になると185cm、90kgという恵まれた体格を生かして4番になり、主将としてもチームを牽引。

そして中学硬式野球の全国大会となるジャイアンツカップに出場。

東京ドームで迎えた決勝戦では逆方向にホームランを放ち、チームは見事優勝を飾りました。

この時のホームランはスポーツニュースでも取り上げられていました。

中学生ながらプロ野球の球場で、しかも逆方向にホームランを打てるというのは中学生離れしていますよね。

西川僚祐の高校デビュー戦は敬遠

中学生を卒業した後、進学先に注目が集まりましたが神奈川の強豪である東海大相模に進学。

プロ野球でも4番を打つ選手を多く輩出しているチームなのでチームカラーとマッチしていますよね。

1年生の夏からベンチ入りを果たすと、1回戦目に代打で出場。

公式戦での第一打席として注目が集まりましたが、結果は敬遠でした。

高校1年生ながら、すでに警戒されている選手だということがよくわかるデビューですね。

西川僚祐は初の4番スタメンで場外弾を記録

1年生の夏の2回戦目には4番レフトで初のスタメン出場をいたします。

その試合では2安打2四球を記録。

この2本の安打のうち1本はレフトへの場外ホームランを放っています。

公式戦初ホームランが場外弾というところにスラッガーとして天性を感じてしまいます。

見事チームも勝利し、鮮烈なスタメンデビューを飾りました。

西川僚祐は二年生夏に初の甲子園!

高校一年生の秋から正レフトとなるとさらに躍動します。

二年生春の県大会では場外ホームランを放つなど、規格外のパワーを披露。

夏の選手権予選では、打率4割を超える成績でチームの甲子園出場をけん引。

続く甲子園ではノーヒットに終わり、チームは三回戦敗退となる。

西川僚祐は二季連続の甲子園!

続く秋季大会では打撃でチームを引っ張り、県大会優勝。

関東大会でもホームランを放つなど活躍し、チームのベスト4入りに貢献。

センバツ出場の可能性は高く、その活躍に期待したいですね。

西川僚祐は2年終了時で高校通算51本塁打!

2019年11月現在で通算51本のホームランを放つという驚異的なスピードでホームランを放っています。

西川自身も相模の歴代1位の記録となる日ハムの大田泰示選手の通算65本は、確実に超えたいと話していました。

現在のペースだと問題なく超えられるでしょう。

今後の活躍に注目です。

なおチームメイトにはドラフト2019候補の遠藤成、ドラフト2020候補の山村崇嘉鵜沼魁斗がいます。

西川僚祐(東海大相模)の成績

西川僚祐の成績です。

成績
  • 甲子園通算:2試合、打率.000、0本塁打、0打点、2三振、出塁率.000
  • 公式戦通算(甲子園含):36試合、打率.415、9本塁打、41打点、7三振、出塁率.530
  • 2019年秋季大会:6試合、打率.600、3本塁打、10打点、1三振、出塁率.692

こちらの成績は2019年終了時点での成績となっています。

公式戦で9本塁打を放っておりパワーがとても魅力的な選手です。

また、打率4割以上とパワーだけではなくバッティングセンスが高い選手だといえます。

四球もしっかり選べており、出塁率が高くなっています。

また、長打が魅力の選手ですが三振数が少ないという特徴もあります。

選球眼やコンタクト能力が高い選手と言えそうですね。

選球眼が高い事によって難しいボールには手を出さずに、甘く入った球を強打することができるので、このような記録を叩き出しているのでしょう。

スラッガーといえばホームランの通算記録がどれだけ伸びるのか期待されるので、これからの成績にも注目です。

西川僚祐(東海大相模)の特徴や動画

西川僚祐の特徴です。

まずは動画をご覧ください。

【ドラフト2020候補】西川僚祐の打撃&盗塁&守備

こちらの動画は星稜高校との練習試合の様子です。

相手の投手は2019年ドラフト1位候補である奥川恭伸と対戦をしています。

2019年のドラフト競合確実の素晴らしい投手相手ですが、しっかり結果を残しています。

1打席目は三振をしていますが、外の難しい球の見極めやカットがとてもうまいです。

そして第二打席では甘く入ってきた球を強打し、センターフェンス直撃となるタイムリーツーベースを放っています。

速い球にもしっかり対応しており、あわやホームランにもなりそうな当たりでしたね。

恵まれた体格でどっしりとしたフォームから、振り切るスイングが魅力的な選手です。

また、バットが遠回りせずに最短で出ており理想的なスイングをしていますね。

パワーも技術も兼ね備えたスラッガーだといえます。

西川僚祐の魅力は高校通算51本超えのパワー

西川僚祐の魅力は何といってもホームランが打てるバッティング能力です。

ホームランを放つ原動力となっているのがスイングスピードです。

スイングスピードがかなり速く、そのためボールを強打することができます。

さらに、スイングスピードが速い分ボールを見極める時間が長くなるため、甘い球をミスショットせずに捉えることができ、ホームランを放っています。

西川僚祐にはバッティング技術も長けている

注目されるのはそのパワーですが、バッティング技術もかなり高い選手です。

西川僚祐は逆方向にもホームランが打てます。

この逆方向へのホームランを打てる技術というのは右肘の使い方のうまさです。

右肘を極限までたたみ、インパクトの瞬間に力を入れることができています。

このボールに力を伝える技術があるため逆方向にもホームランを打てることができています。

また、ホームランだけではなく打率もあげることができるのも、この技術力があってこそですね。

西川僚祐はサードにも挑戦

東海大相模といえば歴代の4番を打つ選手はサードを守っています。

西川僚祐自身も初の試みとして冬の間サードの守備練習に参加をしていたようです。

「サガミの4番サード」の選手となれるのか、そちらにも注目が集まります。

西川僚祐の特徴まとめ

以上をまとめると

西川僚祐のまとめ
  • ホームランアーティスト
  • 逆方向にも長打が打てる
  • 非常に速いスイングスピード
  • 選球眼も良い

二年生夏時点で高校通算51本塁打と、ホームランが最大の魅力です。

逆方向にも長打が打て、パワーだけではなく高い技術力もあります。

選球眼も良いので、ただ振り回すタイプでもありません。

今後、どこまで本塁打数を伸ばすのか注目ですね。

西川僚祐(東海大相模)のスカウト評価や指名の可能性

西川僚祐のスカウト評価です。

スカウト評価
  • 巨人・長谷川国利スカウト部長「西川はトップに入ってからのスイングスピードが速い。体つきが野球選手じゃないしね。中学生の頃から神宮の右中間や、東京Dのライトにホームランを打っているし、注目していた」
  • DeNA・稲嶺茂夫スカウト「末恐ろしい。右の大打者といえば、清原さんや落合さん。そうなれる素質がある。」「力感がそこまでないのに、あれだけの打球を飛ばせる。すばらしい才能です」
  • 阪神・吉野スカウト「今でも頭に残っている。全体的によくなっている。振りも強くなっていた。」
  • 中日・米村チーフスカウト「当たったらどこまでも飛んでいく印象」
  • ホークス・永井智浩編成育成本部長兼スカウト・育成部長「いいスイングだし、体(186センチ、92キロ)もいい」
  • ロッテ・永野チーフスカウト「1年であれはすごい。軸回転で体が回っていて、お手本のような打撃。西武にいそうだね。」
  • 日本ハム・山田正雄スカウト顧問「パワーがあって、スイングが速い。ただ引っ張るだけでなく、広角に打てる。体の軸がブレないので変化球にも対応できる。ボールの見極めもいい。安田(ロッテ)や村上(ヤクルト)や石川(中日)のようなタイプの選手。体が大きく、パワーのある野手は、足と肩がいまひとつというケースが多いが、足や肩も合格点。昨秋の関東大会でも目立っていた。今年は大学生投手に逸材が多いが、今後の活躍次第でかなり上位で指名されるかもしれない」

すでに複数球団のスカウトから評価をもらっています。

スカウトのコメントを見てみると歴代のスラッガーと比較されたり、プロ野球チームにいてもおかしくないと、かなり評価が高いです。

高卒一年目で31本塁打を放った清原や、三冠王を二度獲得した落合になれる、というコメントはこれ以上ない高評価ですね。

打撃を見てもパワーだけでなく技術力の高さも伺えるので、ドラフト上位指名の可能性が高いでしょう。

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西川僚祐(東海大相模)のまとめ

以上が、東海大相模・西川僚祐の経歴、成績、特徴、スカウト評価でした。

これからの日本の4番を背負う素質がある選手です。

日ハムの清宮選手が記録している高校通算本塁打記録の更新にも期待がかかります。

これからの西川僚祐にも注目です。

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