【ドラフト】寺西成騎(星稜)の成績・経歴・特徴

2020ドラフトの高校注目投手を見ていきましょう。

今回は星稜高校の寺西成騎投手です。

一年生ながら2018年夏の甲子園でデビューした、最速143km/hの速球が武器の本格派右腕。

2019年春のセンバツ甲子園にも出場します。

今回はそんな2020年ドラフト候補 星稜高校・寺西成騎

記事の内容

をご紹介しています。

寺西成騎(星稜高校)経歴やプロフィール

まずは寺西成騎の経歴です。

経歴
  • 名前:寺西成騎(てらにし なるき)
  • 出身地:石川県能美市
  • 生年月日:2002年10月18日
  • 身長:186cm
  • 体重:84kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:投手
  • 経歴:根上学童野球クラブ(能美市立浜小学校)→ 能美市立根上中学校→ 星稜高校

詳しく見ていきましょう。

寺西成騎は15歳以下の野球日本代表に選出

寺西成騎は、小学校3年生の時に根上(ねあがり)学童野球クラブで軟式野球を始めます。

能美(のみ)市立根上中学校では軟式野球部に所属。

中学校3年生の夏に全国大会に出場しました。

そして秋には、15歳以下の日本代表に選ばれ、主にクローザーとして活躍、アジア選手権優勝に導きます。

中学校時代は軟式球ですが、最高球速は141㎞/hをマークしており、テレビ出演もしています。

相手は阪神の福留ですが、外角低めの速球で空振り三振を奪っています!

また、兄の健(たける)さん、そして、元プロ野球選手の松井秀喜さんとは、野球クラブ、小中学校、高校が同じだそうです。

健さんは3歳年上で、ゴジラ2世(ゴジラとは松井秀喜さんの愛称)とも呼ばれている強打者、現在は専修大学野球部に所属しています。

メジャーリーグ経験者、国民栄誉賞授賞者でもあるスーパースターと高校まで同じというのは凄いですね。

寺西成騎は、2018夏の甲子園で登板

高校は星稜高校に進学し、1年生の春からベンチ入り。

2018年春の北信越大会2回戦である新潟・関根学園高校戦に先発、5回を無失点に抑え、6奪三振と結果を残します。

1年生夏の石川県大会では、登板はリリーフでの1試合のみでしたが、星稜高校は優勝し2018夏の甲子園に出場します。

初戦の大分・藤蔭高校戦では9回表から登板し、1回をノーヒット、無失点に抑え、球速は143km/hをマークしました。

愛媛・済美高校との2回戦では、8回裏1アウト満塁の場面で登板しますが、3ランホームランを打たれるなど5失点(2自責点)し、逆転されます。

星稜高校も13回タイブレークの末に敗れました。

寺西成騎は、2019センバツ甲子園に出場決定

1年生秋は、リリーフのため登板イニング数は少なかったですが、いずれの試合も無失点に抑えています。

ただ、フォームを崩した事もあり、北信越大会の1回戦を最後に公式戦で投げていません。

チームは北信越大会を優勝、明治神宮大会でも準優勝となっており、2019選抜出場を決めています。

甲子園でどれだけ登板機会があるか、どのようなピッチングするか注目ですね。

星稜高校の1学年上には、2019ドラフト候補の奥川恭伸投手や山瀬慎之助選手、同学年には2020ドラフト候補の内山壮真選手がいます。

寺西成騎(星稜高校)の成績

寺西成騎の成績です。

成績
  • 甲子園通算:2試合、1 2/3投球回、防御率10.80、0奪三振、0四球
  • 2019年公式戦:2試合、9投球回、防御率1.00、奪三振率13.00、四死球率1.00

成績は、2019年夏予選時点でのものです。

済美高校戦の失点が響いて甲子園での防御率が悪くなっていますが、県大会や北信越大会の防御率は悪くありません。

トータルで見ると、そこまで三振をとるピッチャーではないようです。

一方で、四球は少なく、自滅する事が少なそうですね。

星稜の場合は絶対的エースの奥川恭伸がいるので、全体的に登板機会が少なくなっています。

1年生秋も、公式戦での登板が少なかったですが、少ない登板時にどれだけ内容を残せるかが大事でしょうね。

寺西成騎(星稜高校)の特徴や動画

寺西成騎の特徴を見ていきましょう。

こちらの動画は、2018年夏の甲子園の藤蔭高校戦で最後のバッターと対戦した時のものです。

寺西 成騎(星稜)甲子園デビュー

長身を生かし、上から投げ下ろす投球フォームです。

左足を大きく上げ、右足にしっかり重心を乗せて投げられています。

また、緩いカーブや変化球でも、しっかり腕を振れて投げられていますね。

甲子園初登板ですが、落ち着いて投げられている印象です。

寺西成騎は力のあるストレート!

186cmの長身から投げ下ろすので角度のある球を投げています。

一方で、長身ですが、上半身に頼らず全身を使ったバランスの良いフォームです。

しっかりと後ろから前へ体重移動できていて球に力があります。

星稜高校 寺西投手 甲子園初登板 9回表 藤蔭高校の攻撃 星稜高校校歌 2018.8.5

2018年夏の甲子園の藤蔭高校戦の動画(3人と対戦)ですが、バッターが振り遅れているように見えます。

ストレートの球速は140km/h前後ですが、実際の球速よりも速く感じるかもしれません。

寺西成騎は本格派投手

甲子園での投球を見るとカーブを投げています。

カーブは110km/h前後で、ストレートとの球速差を利用し、タイミングをずらす事が出来そうです。

変化量もあり、バットを振らすのにも使えそうですね。

他にも、120km/h前後のスライダー、130km/h強のフォークボールも投げるそうです。

寺西成騎は、これらの変化球とストレートを投げ分ける本格派投手です。

寺西成騎の制球力は?

動画を見た限りでは、やや高い制球力があると言えるでしょう。

概ねキャッチャーの構えた所に投げられていますが、構えた所からずれるボールや高めに浮いたボールも見られました。

制球力がもっと安定すると、被安打や失点を減らす事ができるでしょう。

寺西成騎の特徴まとめ?

特徴を分かりやすくまとめると

寺西成騎まとめ
  • 長身から投げ下ろし、球に力がある。
  • 最速143km/hの力のあるストレート
  • 変化球は110km/h前後のカーブ、120km/h前後のスライダー、130km/h強のフォーク
  • やや高い制球力

です。

長身の本格派投手で、力のあるストレート、多彩な変化球を持っています。

高校1年生ということもあり、球速も含めてまだまだ伸びしろがあるでしょうね。

今後の成長が楽しみですね。

寺西成騎(星稜高校)のスカウト評価や指名の可能性

寺西成騎のスカウト評価ですが、現時点でスカウトのコメントはありません。

しかし、一学年上の奥川恭伸が注目されているので、スカウトがチェックしていることは間違いないでしょう。

今後も多くの視察があるはずですから、活躍次第ではコメントも出てくるでしょうね。

まずは、2019春の選抜で活躍出来るか?といったところでしょうか。

恵まれた体格で、1年生で最速143km/hということを考えると、ドラフト候補であることは間違いないでしょうね。

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寺西成騎(星稜高校)のまとめ

2020年ドラフト候補 星稜高校・寺西成騎経歴や成績、特徴を見てきました。

最速143km/hの速球が武器の本格派右腕です。

一年生でこの球速ですから、期待してしまいますね。

さらに、恵まれた体格という事もあり、伸びしろも大きそうです。

まずは、2019センバツ甲子園で成長した姿を楽しみにしたいですね。

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