【ドラフト】池田陽佑(智辯和歌山)の成績・経歴・特徴は?

2019ドラフト注目選手を紹介します。

今回、紹介する選手は、智辯和歌山高校の池田陽佑投手です。

今春の成長株で、最速150km/hの速球と打たせて取る投球が持ち味です。

今回はそんな智辯和歌山高校 池田陽佑経歴、成績や特徴を見ていきましょう。

池田陽佑(智辯和歌山)の経歴やプロフィール

池田陽佑の経歴です。

経歴
  • 名前 : 池田陽佑(いけだ ようすけ)
  • 出身地 : 京都府宇治市
  • 生年月日 : 2001年11月7日
  • 身長 : 183cm
  • 体重 : 84kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:投手
  • 経歴:神明スポーツ少年団(宇治市立神明小学校)→ 京都ブラックス(宇治市立宇治中学校)→ 智辯和歌山高校

詳しく見ていきましょう。

池田陽佑の中学校時代に全国大会出場!

小学校2年生の時から軟式野球を始め、神明スポーツ少年団に入ります。

「たまたま通りがかった時にチームがグラウンドで練習しているのを見て、すごく楽しそうだった」のでチームに入ったそうです。

強肩だった事もあり、小学校5年生までは遊撃手兼投手、小学校6年生からは捕手としてプレーします。

中学校に入ってからは、硬式野球チームの京都ブラックスに所属。

中学校1年生秋までは内野手、その後は投手になります。

コンバートは監督から言い渡され、「当初は好きだった内野手を続けたい気持ちが強かったが、指導者の方の気持ちに応えようと思った」そうです。

投手になった時は球速は120km/hほどでした。

しかし、中学校3年生春には135km/hまで伸ばし、エースとして全国大会出場に貢献します。

池田陽佑は1年生春にベンチ入りするも制球難となる!

高校は県外の智辯和歌山高校に進み、親元を離れアパート暮らしを始めます。

「投手として声をかけてくれ、甲子園常連の強豪で高いレベルの環境でやりたいと思った」のが、進学理由です。

1年生春からベンチ入りしますが、制球難となり1年生夏はベンチ外となります。

球速も落ち、当時コーチだった中谷仁さん(阪神、東北楽天、巨人でプレー、現在は監督)に相談しました。

「打撃練習のバッティングピッチャーとして、6割くらいの力でどんどん投げて、ストライクをとる感覚を体で思い出すように」とアドバイスを受けました。

「毎日のように200、300球を投げていくうちにストライクがとれるフォームに近づき、夏の終わりには力を入れて投げてもストライクをとれるようになった」そうです。

そして、1年生秋に再びベンチ入りします。

池田陽佑は2年生冬に体作りに力を入れる!

1年生秋は、リリーフとして、近畿大会準優勝に貢献、センバツ甲子園の出場も決定。

2年生春のセンバツ甲子園では、2回戦の富山商業高校戦にリリーフとして4 1/3回を無失点に抑え勝利に繋げます。

準決勝の東海大相模高校(神奈川)戦に先発しますが、アウトを取れず4安打4失点で降板。

決勝の大阪桐蔭高校戦でも先発し、7回途中まで2失点に抑えますが、試合は敗れます。

2年生夏も甲子園に出場し、1回戦の近江高校(滋賀)戦ではビハインドの場面で登板、打者一人から三振を奪いますが敗れました。

2年生冬は体作りやフォーム改良に力を入れました。

フォームに関しては、メジャーリーガーの前田健太投手の下半身の使い方も参考にしたそうです。

3年生春のセンバツ甲子園では、1回戦の熊本西高校戦で先発し4回1失点、この試合で141km/hをマーク。

2回戦の啓新高校(福井)戦では、9回2失点で完投します。

池田陽佑は4季連続で甲子園出場!

冬場の体作りやフォーム改良の成果もあり、3年生春の近畿大会1回戦の智辯学園高校(奈良)戦では球速を149km/hに伸ばしました。

3年生夏の県大会2回戦の和歌山南陵高校戦では、9回を完封し、 11奪三振。

準々決勝以降の3試合にリリーフ登板し、いずれも無失点に抑え、4季連続となる甲子園出場に貢献します。

3年生夏の甲子園1回戦の米子東高校(鳥取)戦に先発し、8回1失点。

2回戦の明徳義塾高校戦では6回から登板し無失点に抑え、球速も150km/hに伸ばします

3回戦ではリリーフとしてドラフト2019候補の奥川恭伸と投げ合いたいブレイクに。

そして、延長14回にホームランを打たれ敗戦となっています。

高校の同級生には、同じ2019ドラフト候補の東妻純平黒川史陽西川晋太郎がいます。

池田陽佑(智辯和歌山)の成績

池田陽佑の成績です。

成績
  • 甲子園通算(18年春~19年夏):10試合、46 1/3投球回、防御率2.33、被安打率7.58、奪三振率4.66、四死球率2.33
  • 近畿地区大会・県大会通算(近畿:17年秋~19年春、県大会:18夏):9試合、23投球回、防御率3.91、被安打率10.57、奪三振率6.65、四死球率1.96
  • 2019県大会:4試合、13投球回、防御率0.00、被安打率4.15、奪三振率10.38、四死球率0.69
  • U18日本代表:3試合、8 2/3投球回、防御率2.08、奪三振率12.46、四死球率2.08

2019年夏の県大会は、2019年春までよりも成績が良くなっています。

計4試合を投げ、防御率0.00という素晴らしい成績となっていますね。

奪三振率が10を超えており、非常に多くの三振を奪っています。

また、四死球率が1を切っており、制球面でも安定していることがわかります。

三振が奪えて、四球を出さないことで、素晴らしい防御率となっているのでしょう。

池田陽佑(智辯和歌山)の特徴や動画

池田陽佑の特徴です。

まずは、こちらの動画を見ていきましょう。

左足を上げてタメを作っています。

その後は、体重移動をして体全体を使って投げています

腕の振りも柔らかそうです。

池田陽佑はマッスラ!

こちらの動画(2019夏の甲子園、米子東高校戦)を見ていきましょう。

ストレートは最速150km/hで、常時140km/h以上を安定して計測しています。

回転を見るとマッスラ気味で、時折カットボールのような変化を見せていますね。

その為、空振りをバンバン取っていくタイプではなく、ゴロで打ち取るタイプと言えます。

回転のバラツキがあるので、変化量もバラバラですが、安定してカット変化をさせることが出来れば、素晴らしい武器になるでしょう。

池田陽佑の変化球は?

動画内では、スライダー、フォークを投げています。

スライダーの変化量は少ないものの、切れが良く、ゴロで打ち取れています。

スライダーを軸に投球を組み立てていることから、自信があるボールなのでしょうね。

たまに投げるフォークは変化量はそこまで大きくありません。

その為、こちらも空振りを奪うというよりも、ゴロに打ち取るボールです。

その他にはチェンジアップも投げるようです。

池田陽佑の制球力はまずまず

動画を見ると、制球力はアバウトといった印象です。

細かいコースに投げる制球力はありませんが、ストライクに投げる制球力があります。

球種的にもゴロで打ち取るタイプなので、ストライクで勝負出来ている印象ですね。

なので、四死球でランナーを出すことも少ないタイプです。

時折、投球が高めに浮く場面も見られていますので、より正確なコントロールが求められそうです。

池田陽佑の特徴まとめ!

特徴をもう一度まとめると

特徴まとめ
  • 最速150km/hのマッスラ
  • 変化球は、スライダー、フォーク、チェンジアップ
  • 制球力はまずまず

です。

最速150km/hのマッスラとゴロに打ち取る変化球が持ちあじです。

体作りやフォーム改造の後も球速を伸ばしており、伸びしろもありそうですね。

池田陽佑(智辯和歌山)のスカウト評価や指名の可能性

池田陽佑のスカウト評価です。

残念ながら、現時点でコメントを寄せたスカウトはいません。

こういったタイプは一見すると球筋や投球内容自体はよく映らないので、スカウトもピンと来ていないようです。

しかし、ゴロで打ち取れる球種を多く持っており、面白い存在です。

高校の中谷仁監督は、夏の県大会・和歌山南陵高校戦後に「あんな投球は見たことがない。100点?そうですね。エースは自分!という気持ちを持っていた」とコメントしています。

バッテリーを組む東妻純平捕手も「自分がエースって意識が高くなって、向こうからも頻繁に話してくるようになった」と話しており、気持ちの面も含めた成長を評価しているようです。

伸びしろもありそうなので、2019ドラフトで指名される可能性もあると思います。

夏の甲子園で好投して、評価を上げて欲しいですね。

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池田陽佑(智辯和歌山)のまとめ!

以上が、智辯和歌山高校 池田陽佑経歴、成績や特徴でした。

最速150km/hのマッスラとゴロで打ち取る投球が持ちあじの投手です。

今春から球速も伸びており、結果も残しています。

将来性を考えての2019ドラフトでの指名もあるかもしれませんね。

甲子園での活躍や今後の動向に注目していきましょう。

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