こんにちは~
PBL会長のたけぽんです。
今回は私が気になっている海外の選手をご紹介します。
それは台湾の四割&三冠王の王柏融です。
2017年のWBC開幕直前、台湾プロ野球代表と侍ジャパンとの壮行試合で大活躍していました。
あの打撃を見た時に「この選手やばい(笑)」と非常に驚いたのを覚えています。
おそらく、多くのプロ野球ファンも同じ意見だっだでしょう。
今回はそんな台湾のスーパースター候補である王柏融の経歴や成績、特徴や日本移籍について迫りたいと思います!
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
四割&三冠王 王柏融の経歴やプロフィール
まず、王柏融の経歴からご紹介します。
- 氏名:王 柏融 (ワン・ボーロン)
- 出身地:台湾屏東県万丹郷
- 生年月日:1993年9月9日(25歳)
- 身長:181cm
- 体重:90kg
- ポジション:外野手
- 投打:右投左打
- 年俸:約2,200万円(600万台湾元)
- 経歴:私立穀保高級家事商業職業学校 → 中国文化大学 → Lamigoモンキーズ
王建民に憧れを持っており、高校時代に投手として145キロを記録していましたが、当時のコーチが王柏融のバッティングセンスを見抜き野手に専念させたようです。
王建民はヤンキースでも活躍した、台湾のスーパースターですね~
大学時代には、2014年に開催されたアジア競技大会で台湾代表の6番ライトとして先発で出場、打率.400を残す活躍で銅メダル獲得に大きく貢献。
2015年途中から、CPBL(台湾プロ野球)のLamingoモンキーズでプレーし、2016にはCPBL初の4割超えで新人王・MPVを受賞し、各国から注目を集めました。
さらに、2017年シーズンに2年連続で打率4割超え&三冠王という偉業を達成しています。
2017年WBCでは、所属チームがボイコットをしたため出場出来ませんでしたが、日本との壮行試合では3安打3打点を記録。
楽天の則本昂大からもホームラン、菅野からヒットを放ち日本球界への適応能力があることを証明しています。
王柏融🇹🇼(25)
2015 .324 (111-36) 9本 29打点
2016 .414 (483-200) 29本 105打点
2017 .407 (437-178) 31本 101打点
2018 .350 (386-135) 13本 72打点※2018年成績は9月20日現在 pic.twitter.com/mqBC9VZMrM
— チカネス@Re;surrection (@r2356102693) 2018年9月20日
あの時の活躍ぶりに、多くのプロ野球ファンが驚いたことでしょう~
日本メディアの間で呼ばれているニックネームは、大王または台湾の大王。
憧れの選手はホークスの柳田、阪神の糸井だそうです。
四割&三冠王 王柏融の成績
続いて王柏融の成績です。
年 | 試合 | 打率 | HR | 打点 | 盗塁 | OPS |
15 | 29 | .324 | 9 | 29 | 0 | 1.017 |
16 | 116 | .414 | 29 | 105 | 24 | 1.165 |
17 | 115 | .407 | 31 | 101 | 16 | 1.191 |
18 | 116 | .348 | 16 | 81 | 9 | 0.982 |
計 | 376 | .386 | 85 | 351 | 49 | 1.108 |
通算打率が4割に迫るとんでもない成績ですね(笑)
さらに、OPSが非常に高く、優秀な選手であることがわかります。
盗塁数も、1年目こそ0ですが2・3年目で24,16と記録していますので、足もそこそこの速さということがわかりますね。
2018年シーズンは調子を落とし、成績不振と言われていますが、それでもCPBLのトップクラスの成績です。
本人は「今年は考えすぎてしまい、自分のパフォーマンスに影響が出た」とコメント。
まだ25歳という若さなので、これを糧として、よりレベルアップしていって欲しいですね~
四割&三冠王 王柏融の特徴は?打撃や守備、走力は?
続いて王柏融の特徴をみてみましょう。
まず、フォームから「いかにも強打者」という風格が漂っています(笑)
そして、目を引くのは選球眼の良さです。
なかなか低めの変化球に手が出ていませんよね~
そして、ファールで粘りながら、甘い球をしっかりバットの芯で捉えています。
こういったことから、三振が少ない選手であることがわかります。
また、コースに逆らわない打撃が出来ており、内角の速球でも引っ張れますし、外角もセンターから逆方向に長打が打てます。
打撃技術は一級品であることがわかりますね。
これなら、日本に来ても即活躍できるでしょう。
守備に関しては、ライト・センター・レフトをこなしていますね。
動きを見ると、可もなく不可もなくいった感じで、無難に守ってくれそうです。
肩については動画にありませんが、投手として145km/hを投げているくらいですから、肩は強いでしょうね。
動画内では盗塁も決めていますので、走塁意識は高そうですし、そこそこ走れそうです。
ちなみに2016年はリーグ2位の盗塁数でした。
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王柏融の日本移籍はあるの?獲得に動く日本チームとは?
気になるのは王柏融の移籍の可能性はあるのか?という点です。
そもそも、王柏融が契約条件などで移籍できないと議論する意味はありませんからね(笑)
王柏融は3年目の今オフシーズンに海外FA権を取得!
台湾では3年間の一軍登録があれば、海外FAを取得できます。
王柏融は2016~2018年で3年間フルに1軍出場。
なので、今年オフシーズンに海外FAの取得権利があります。
また、王柏融自身は「海外で羽ばたく夢は諦めません。機会さえあれば絶対に実現してみせます」とコメント。
海外への挑戦意欲はかなり高そうです。
さらに、テレビ番組で海外進出の場合、日本なのかアメリカなのかを質問され、「日本」と回答しています。
以上から、今年オフシーズンの日本挑戦の可能性は高いでしょう。
では、獲得する日本の球団はあるのか?
王柏融の獲得を目指す日本球団とは?
既に日本や米国の多くの球団が、台湾での視察をしているようです。
現状の報道だと、ソフトバンク・オリックス・阪神・巨人の4球団が積極的のようですね。
この4球団を見るに、マネーゲームが予想されることが分かります(笑)
金額的には3~4億くらいの年俸になりそうですね~
ソフトバンクについては、内川あたりの衰えを考えると、強打者が欲しい所ですが、外国人枠を考えると難しい選択ですね~
阪神については、外野手が福留・糸井に頼っており、高齢化が懸念されていますが、若手が台頭していません。
また、打てる打者が少ないので、王柏融の獲得は補強ポイントにピッタリですね。
心配は左打者に不利な「浜風」でしょうか。
巨人については、長野・亀井の年齢が気になりますので、補強ポイントにはピッタリです。
また、同チームに陽岱鋼がいるということは、王柏融にとって非常にメリットがあると思います。
オリックスについては、外野は揃っているのでDHでの起用になるでしょうが、DHもいるんですよね~
T-岡田が外れるくらいですから(笑)
なのでもっと他に優先すべき補強ポイントがあるでしょう。
以上が個人的な感想です(笑)
ただ、国内のFA宣言の状況にもよると思います。
特に今シーズンは広島の丸や松山といった有望な選手がFAをする可能性が有ります。
こういった状況で、王柏融の獲得に動くのかどうかは変わってくるでしょうね~
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以上が台湾の四割&三冠王の王柏融についての経歴や成績、特徴や日本移籍についてでした。如何でしたでしょうか?
個人的に、侍ジャパンとの対戦から気になっている選手でした。
打撃に関しては、日本でもトップレベルの成績を残せる選手でしょうね~
果たして、王柏融の日本移籍は今シーズンあるのか?
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