こんにちは~
PBL会長のたけぽんです。
9月に入り各地方の秋季大学野球リーグが開幕しましたね。
大学生選手は、この秋季リーグで活躍して、スカウトに最後のアピールをしたいところですね。
そんな大学生の中で、個人的に気になっている選手がいます。
それは関西大学の山本隆広です。
今回は山本隆広にスポットライトを当て、経歴や大学の成績、選手としての特徴、スカウト評価を紹介します!
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
関西大学 山本隆広の経歴やプロフィール
【野球】号外/平成30年度関西学生秋季リーグ戦第2節/対京大1回戦/9月9日/皇子山球場
エースがけがから完全復帰だ!山本隆広(人4)が昨秋ぶりに登板。マウンドに立てずにいた悔しさを晴らす圧巻の投球で、開幕戦勝利をもたらした。 pic.twitter.com/GSPScHLnp6
— 関大スポーツ編集局 (@kanspo) 2018年9月13日
まず、経歴をみていきましょう。
- 名前:山本隆広(やまもと たかひろ)
- 出身地:大阪府阪南市
- 生年月日:1997年1月27日生まれ(21歳)
- 身長:172cm
- 体重:77kg
- 投打:右投左打
- ポジション:投手
- 学歴・所属チーム:東鳥取小(東鳥取ファイターズ)→東鳥取中学→桜宮高→関西大学
山本隆広は5歳から野球を始めました。
最初に守ったポジションはショートで、中学2年秋より投手へ。
高校は、地元大阪の公立校桜宮高校へ進学。
1年秋よりベンチ入りを果たしましたが、春夏通して甲子園出場経験は無く、最高成績は3年夏の大阪府大会16強。
関西大学へ進学後は1年秋からリーグ戦に出場、2年秋から主に先発をするようになり頭角を現し始めました。
そして、3年秋には関西大学リーグ史上2人目の完全試合を達成しています!
4年生春からのさらなる活躍が期待されましたが、2018年3月27日の、阪神二軍戦で右肘(剥離骨折)を故障し、春季リーグは登板していません。
しかし秋季リーグから復帰、9月10日の対京大戦で8回自責点0、9月15日の対同志社大戦で8回自責点1と好投しています。
関西大学 山本隆広の成績
【号外】野球/平成29年度関西学生春季リーグ戦第6節/対立命大/於・ほっともっとフィールド神戸
「山本200球完投」延長13回までもつれ込んだ立命大との2回戦。山本隆広(人3)が1人で投げ抜き、関大に勝利をもたらした! pic.twitter.com/L8QXwe4fvf
— 関大スポーツ編集局 (@kanspo) 2017年5月26日
9月20日時点のリーグ通算成績です。
大学リーグ通算成績:登板数26、16勝3敗、投球回数166、防御率2.17、奪三振155、四死球32
26登板で16勝3敗と、非常に負けが少ない数字となっており、防御率が2点台前半なので安定感がありそうですね。
奪三振率は8.44と非常に高い数字で、三振が多く取れるタイプであることがわかります。
また、四死球率が1.73という非常に低い数字なので、四死球で崩れるタイプではないことがわかりますね。
上記の成績はほぼ3年生までなので、復帰後の4年生秋季リーグでどこまで成績を伸ばせるか?に期待したいです。
関西大学 山本隆広の特徴
小さな体をフルに使ったダイナミックなフォームですね。
動画から見てとれると思いますが、ストレートが凄いです。まさに浮き上がるような速球ですね!
全盛期の、阪神タイガース藤川を連想させられます。
個人的には速球はすぐにでもプロで通用すると思います。
ただ、カット気味に入ったり抜けたりするケースがあるので、質のバラツキは抑えていきたいところ。
ちなみにストレートのMAXは150km/hです。
動画内で変化球は1球のみしか投げていませんが、スライダー、チェンジアップ、フォークを持っています。
どの球種も、決め球になるような感じではないので、課題は変化球でしょう。
決め球を習得できればすぐにでも1軍で活躍できる逸材、といった印象です。
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関西大学 山本隆広 スカウト評価と考察
【号外】野球/平成29年度関西学生秋季リーグ戦第5節/対近大2回戦/於・南港中央野球場
「山本 完全試合」関大2枚看板の一角・山本隆広(人3)が近大2回戦に先発登板。完璧な投球内容を披露し、連盟史上2人目となる完全試合を達成しました! pic.twitter.com/k4M304I76M
— 関大スポーツ編集局 (@kanspo) 2017年10月1日
続いて、各球団のスカウト評価を見ていきましょう。
阪神:畑山チーフスカウト「気持ちが強くてプロ向きなピッチャー。この1年の上積みが楽しみですね。」、「指にかかった時の直球は素晴らしいものがあるし、体は小さいけど馬力もある。」
オリックス:長村球団本部長「当然、リストに入っている。これから始まるリーグ戦も見に行きたいと思っている。月に1回は担当スカウトから報告を受けて、判断していきたい。」
以上のことから言えるのは
- 関西地方の地元球団からの評価が高い
- 速球の評価が高い
- メンタル面を評価
2球団以外のコメントが無い所を見ると、他球団からのマークは緩いようです。
特に4年生春に投げていないので、余計にマークが薄くなっていると感じます。
4年生秋季リーグの活躍次第となりそうですが、好成績を残せれば、阪神やオリックスからの指名はありそうですね。
なお、私は将来性や出身を考慮して、阪神がドラフト3位で指名と予想しています。
詳細は下記記事で紹介していますので、参考にしてみて下さい。
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関西大学 山本隆広のまとめ
【関西地区代表決定戦・表彰選手】
◯最優秀選手賞 日下部 光(大商大)◯最優秀投手賞 大西 広樹(大商大)
◯敢闘賞 山本 隆広(関大)
玉井 光(大市大)
✳︎関西学生野球連盟から山本(3・桜宮)が敢闘賞に選ばれました! pic.twitter.com/3HOm0G5pxL
— 関西学生野球連盟 (@kansaigakusei_6) November 1, 2017
以上がドラフト候補の関西大学 山本隆広についてでした。如何でしたでしょうか?
投手としては低身長ですが、楽天の美馬169cm、中日の谷元167cm、といった選手が活躍しています。
なので本人の頑張り次第では、1軍で活躍する投手になる可能性は十分あると思います。
彼の武器は、打者の手元で伸びるストレートなので、それを生かした投球スタイルに期待したいですね。
ドラフト会議まで残り約1か月、各球団の動向から目が離せないですね。
当日が楽しみです。
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