【ドラフト】安本竜二(法政)の成績・経歴・特徴は?

2019ドラフト注目選手を紹介します。

今回、紹介する選手は、法政大学の安本竜二選手です。

高校時代は中心選手・キャプテンとして、三季連続で甲子園に出場しますが、大学では3年生までレギュラーに定着出来ませんでした。

しかし、大学4年生からレギュラーとなり、春のリーグ戦で5試合連続ホームランを打ちます。

今回は、そんな法政大学 安本竜二経歴、成績や特徴を見ていきましょう。

安本竜二(法政大)の経歴は?

安本竜二の経歴です。

経歴
  • 名前:安本竜二(やすもと りゅうじ)
  • 出身地:静岡県静岡市
  • 生年月日:1997年5月28日
  • 身長: 180kg
  • 体重 : 85kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:三塁手、一塁手
  • 経歴:静岡市立立田町小学校 → 静岡市立安倍川中学校→ 静岡県立静岡高校 → 法政大学

詳しく見ていきましょう。

安本竜二は、高校2年生秋からキャプテンに!

静岡市立立田町小学校では2年生の時から軟式野球を始めます。

静岡市立安倍川中学校では軟式野球部に所属。

中学校時代は、内野や投手として出場してプレーしました。

静岡県立静岡高校に進み、1年生秋から外野手のレギュラーとなります。

2年生春からは、遊撃手としてプレー。

2年生夏の県大会では、再試合含む計7試合で、打率.385、7打点の活躍もあり優勝し、夏の甲子園に出場します。

甲子園初戦の石川・星稜高校戦では、岩下大輝投手(現・千葉ロッテ)から2安打を打ちましたが、自らのエラーもあり試合は敗れました。

2年生秋からはキャプテンとなります。

安本竜二は、三季連続で甲子園に出場!

2年生秋の県大会に優勝し、東海大会に出場。

東海大会初戦の岐阜・土岐商業高校戦では、2打席連続本塁打を打つなど4安打を打ちます。

準決勝の静岡・日大三島高校戦で小澤怜史投手(現・福岡ソフトバンク)から本塁打を打つなどの活躍もあり、東海大会優勝。

明治神宮野球大会、センバツ甲子園にも出場します。

明治神宮野球大会では初戦の東京・東海大菅生高校戦でノーヒット、試合も敗れます。

センバツ甲子園では、ベスト8まで勝ち上がりますが、打率が2割を切り、エラーを3つ記録するなど自身の成績は振るいませんでした。

3年生夏は三塁を守りますが、県大会で優勝し、三期連続で甲子園に出場

しかし、甲子園では、初戦の山梨・東海大甲府高校戦で敗れます。

なお、高校の同級生には現・東北楽天の堀内謙伍捕手がいます。

安本竜二は5試合連続ホームランを打つ!

大学は、法政大学(東京六大学野球連盟)に進学。

2年生春から、リーグ戦に出場するようになります。

しかし、3年生までに先発出場したのは5試合(主に7番一塁)にとどまり、法政大学が出場した2018明治神宮野球大会でも出番はありませんでした。

ですが、4年生になってから、先発出場するようになり、三塁や一塁を守ります。

リーグ戦開始直後は下位打線を打っていましたが、クリーンアップも打つようになりました

また、2019年4月27日から5月5日まで5試合連続で本塁打を打っています。

5試合連続本塁打は岩見雅紀外野手(慶應大学 → 東北楽天)以来二人目です。

大学の同級生には、同じ2019ドラフト候補の宇草孔基福田光輝がいます。

安本竜二(法政大)の成績

安本竜二の成績です。

成績
  • リーグ戦通算成績:24試合、打率.353、6本塁打、20打点、16三振、1盗塁、出塁率.436
  • 2019年春季リーグ:13試合、打率.362、6本塁打、16打点、9三振、1盗塁、出塁率.454

成績は2019春季リーグ終了時点です。

2019年春季リーグは全試合にスタメンで出場していることもあり、安打や打点は3年生までの成績を上回っています

本塁打に至っては全て2019年に入ってから打っており、長打も打てるようになってきました

13試合で6本塁打ですから、何かコツをつかんだといって良いでしょうね。

3年生までは21打数で7三振、4年生では47打数で9三振と、三振は減少傾向で、出塁率は上がっています

4年生になってから好成績を大きく向上させており、これから成績をどこまで伸ばせるか注目ですね。

安本竜二(法政大)の特徴や動画

安本竜二の特徴です。

まずこちらの動画を見てみましょう。

ガッチリとした体格ですね。

左足を上げてタイミングを取り、うまく体重移動をして打っています

グリップが顔の近くにあり、そこから最短距離でバットを出せている印象です。

安本竜二は巧みなバットコントロール!

2019年春季リーグの5試合連続本塁打を特集した動画ですが、非常に上手く打っていますね。

一本目は内角の難しいボールを上手く叩いており、内角のさばきは上手いです。

また、3・4本目は左投手の外角の変化球に崩されながらも、上手く対応していますね。

こういった打撃から、非常に高い打撃技術を感じます。

また、2019ドラフト候補の高橋佑樹田中誠也といった素晴らしい投手から打っているのも高評価ですね。

安本竜二は逆方向にも打てる!

次にこちらの動画を見てみましょう。

先ほどの5本塁打はすべて引っ張り方向(レフト方向)だったので、プルヒッターに思われがちです。

しかし、この動画では上手く逆方向に流し打ちをしていますね。

コースに逆らわずに、バットが自然に出ています。

カウントが2ストライクと追い込まれていたこともあり、軽打狙いだったのでしょう。

このように、状況に応じたバッティングも出来るタイプであることがわかります。

安本竜二は複数ポジションを守れる!

大学では、サードとファーストを守り、高校ではショートや外野も守っていました。

中学校でピッチャーもやったこともあってか、遠投は110mまでできて、肩が強いです

50m走のタイムも6秒2と足もそこそこ速いです。

身体能力が高く、複数ポジションを守れるので、野球センスがある選手と言っていいでしょう。

現時点では、大学通算で1失策と、エラーも少ないです。

安本竜二の特徴まとめ!

特徴をもう一度まとめると

特徴まとめ
  • 巧みなバットコントロール
  • 状況に応じて逆方向にも打てる
  • 足はそこそこで、肩が強い
  • 複数ポジションを守れる

です。

引っ張り方向中心に長打を打つバッターですが、状況に応じて逆方向にも打つことができます。

成績の所で書いたように、四球を選ぶ事が増え、三振を減らせている傾向にあるので、今後もその調子で出塁率を上げていって欲しいですね。

安本竜二(法政大)のスカウト評価や指名の可能性

安本竜二のスカウト評価です。

残念ながら、コメントを残したスカウトはいません。

レギュラーとして定着したのが2019年の春のリーグ戦からで、現時点での注目度はそこまで高くはなさそうです。

ただ、今リーグの5試合連続ホームランで、注目選手になったことは間違いありません。

現時点でも十分ドラフト指名の可能性はあるでしょうね。

さらに、2018年の頓宮裕真のように、秋季リーグもこの調子で活躍出来れば、上位指名も見えてくるでしょう。

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安本竜二(法政大)のまとめ!

以上が、法政大学 安本竜二経歴、成績や特徴でした。

巧みなバットコントロールでホームランを量産するスラッガーです。

今春、5試合連続本塁打を記録し、成長著しいですね。

秋季リーグも同様の活躍が出来れば、上位指名も見えてくるでしょう。

今後の活躍や成長に期待したいところです。

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