ドラフト候補の西川史礁(にしかわ みしょう)は、182cm・87kgの右投右打の外野手。和歌山県日高川町出身。青山学院大所属。
3年生時に大学日本代表の4番を務めた三拍子揃った長距離砲。
日本ハムの稲葉GMから「楽しみな3年生」と期待されている。
基本情報 | |
名前 | 西川史礁 (にしかわ みしょう) |
出身地 | 和歌山県日高川町 |
生年月日 | 2003年3月25日 |
身長 | 182 cm |
体重 | 87 kg |
血液型 | A |
SNS | – |
選手情報 | |
投打 | 右・右 |
守備位置 | 外野手 |
遠投 | 105 m |
50m走 | 6.25 秒 |
好きな球団 | 不明 |
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西川史礁の経歴・プロフィール
経歴(所属チーム) | |
小学校 | 川辺ウインターズ (山野小学校) |
中学校 | 和歌山日高ボーイズ (立丹生中学校) |
高校 | 龍谷大平安 |
大学 | 青山学院 |
国際大会 | |
日米大学野球 | 2023 |
全国大会 | |
春の選抜 | 2019 |
神宮大会 | 2018 2023 |
大学野球選手権 | 2023 |
中学校時代は硬式野球
山野小学校1年生時に川辺ウインターズで野球を開始。
立凡生中学校では日高ボーイズに所属していました。
龍谷大平安では2年生春に選抜出場
龍谷大平安では1年生夏の甲子園はベンチ外を経験。
2年生春の選抜で背番号16ながら、初戦の津田学園戦で二塁打を放つ活躍を見せます。
2回戦の盛岡大付戦では2安打で勝利に貢献するなど、全3試合で遊撃手のスタメンを任されています。
夏の選手権予選では控え遊撃手として、準々決勝の立命館宇治戦で安打を放つ活躍を見せるもチームは敗戦となります。
3年生時は大会中止に伴う独自大会で優勝を果たしています。
青山学院では3年春にMVP
青山学院大では1年生秋季リーグからベンチ入りを果たします。
2年生時までは主に代打出場でチームに貢献。
3年生春季リーグから4番レフトでレギュラーを任され飛躍します。
開幕カードの駒澤大戦で初ホームランを放つと、次の打席で2打席連続弾を放ちます。
その後も結果を残し、打率.364、3本塁打の活躍でリーグ優勝に貢献しMVPを獲得します。
3年生春に全国制覇で日本代表の4番に
続く全日本選手権でも躍動し、準々決勝の中部学院大戦でホームランを放つなどチームに貢献。
決勝の明治大戦でも村田賢一から先制タイムリーを放つなど、打率.467の活躍で、チームを全国制覇に導きます。
6月には大学日本代表候補に選出され、選考合宿に参加。
古謝樹からホームランを放つ活躍を見せ、大学日本代表に選出。
日米大学野球でも全試合で4番を務め、優勝に貢献しています。
西川史礁の動画と特徴
足を大きく上げ、しっかり振りきるスイングが印象的です。
抜群の長打力
魅力は長打力です。
スイングスピードが速く、打球スピードが非常に速いです。
また、アッパー気味のスイングなので打球が上がりやすいです。
バレルゾーンを意識したスイングと言えるでしょう。
空振りは多いですが、どんなボールにもしっかり振れているのも魅力ですね。
高い打撃技術
パワーだけでなく技術力も高いです。
動画では捕手の要求通りに投げられた内角の厳しいコースをホームランにしています。
厳しいコースなので芯でとらえるとファールになるコースです。
内からバットを出し、ややつまり気味で打つことで、切れにくい打球を打っています。
しかも、スタンド上段まで飛ばしているあたりは、とてもアマチュア選手とは思えませんね。
高い身体能力で俊足強肩
身体能力も高いです。
大学日本代表選考合宿の50m走では6.25秒と、トップクラスのタイムを計測しています。
打撃ではしっかり振るタイプなので、一塁到達タイムは4.5秒前後と速くはありませんが、脚力自体はトップレベルです。
レフトではありますが、シートノックでは肩の強さを見せており、ライトやセンターも十分にこなせるでしょう。
西川史礁の成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 三振 | 出塁率 | OPS | |
リーグ通算 | 34 | .259 | 4 | 16 | 0 | 16 | .304 | .721 |
23通算 | 23 | .286 | 4 | 15 | 0 | 12 | .330 | .802 |
全国通算 | 7 | .385 | 1 | 5 | 0 | 0 | .467 | 1.121 |
国際通算 | 5 | .316 | 0 | 0 | 0 | 3 | .350 | .771 |
成績は2023年終了時です。
下級生時は主に代打出場でほとんど結果を残せませんでしたが2023年の3年生時に飛躍。
3年生時は打率は3割に迫る成績を残し、4本塁打を記録しています。
OPSも0.800を超えておりまずまずの成績ですが、これだけ見ると物足りない印象です。
しかし、この年の同リーグの相手投手は一位指名を受けた、西舘勇陽、草加勝、細野晴希、武内夏暉を筆頭に高レベルの投手が揃っていました。
その中でこの結果であれば十分といえるでしょう。
全国や国際大会でもしっかり結果を残していますし、実力の高さを感じますね。
4年生時にどこまで成績を残せるのかに注目です。
西川史礁のスカウトコメント・視察情報と指名予想
球団 | 評価 | コメント | 視察情報 |
ヤク | |||
阪神 | |||
巨人 | |||
広島 | |||
中日 | |||
横浜 | |||
オリ | |||
千葉 | |||
楽天 | |||
福岡 | |||
ハム | △ | 稲葉GM「しっかりバットを振れていて楽しみな3年生。それほど対戦がない投手にも対応できていた」 | |
西武 |
現時点では日本ハムの稲葉GMからコメントが出ています。
「しっかり振れる」ことや「対応力の高さ」を評価しています。
現時点ではコメントは少ないですが、大学日本代表の4番を任され、リーグ戦や全国大会でも結果を残しているので、多くのスカウトが視察済でしょう。
その為、多くの球団でリストアップされているでしょうね。
今後の活躍次第ではコメントもどんどん出てきそうです。
皆様のドラフト指名予想
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西川史礁のまとめ
以上が、西川史礁のご紹介でした。
鋭いスイングと巧みな打撃センスで長打を繰り出す三拍子そろった右の長距離砲。
ドラフト2024では上位指名は確実で、一位指名の可能性も十分にありそうです。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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