ドラフト 候補の古謝樹(こじゃ たつき)は、181cm・75kgの左投左打の投手。神奈川県横浜市出身。桐蔭横浜大所属。
最速153km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークを操る。
4年生夏に大学日本代表に選出され、阪神が一位候補にリストアップしている。
基本情報 | |
名前 | 古謝樹 (こじゃ たつき) |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
生年月日 | 2001年8月18日 |
身長 | 181 cm |
体重 | 75 kg |
血液型 | – |
SNS | – |
選手情報 | |
投打 | 左・左 |
守備位置 | 投手 |
最高球速 | 153 km/h |
球種 | スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク |
遠投 | 100 m |
50m走 | 6.3 秒 |
好きな球団 | – |
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
古謝樹の経歴・プロフィール
中学校時代は軟式野球
幼稚園年少から山友スターズで野球を開始。
岩崎中学校では軟式野球部に所属していました。
湘南学院では甲子園未出場
湘南学院では2年生春の春季大会3回戦の磯子高戦で1失点完投勝利を挙げます。
続く日大藤沢戦で2失点完投でベスト8進出に貢献しています。
その後、腰の怪我の影響で夏の選手権予選ではリリーフで2試合の登板に終わります。
秋からは主将&エースを任され、秋季県大会4回戦の湘南工科大付戦で先発。
8回5失点を喫し敗戦となり、その後、腰の疲労骨折が判明し離脱しています。
3年生春季県大会に間に合い、3回戦の日大戦で先発。
8奪三振の好投で勝利に貢献しています。
夏の選手権予選では初戦の星槎国際湘南戦で完封勝利。
3回戦の相模原戦ではリリーフとして4 1/3回4失点を喫し敗戦となっています。
桐蔭横浜では2年生春に新人賞
桐蔭横浜大では1年生秋の横浜市長杯からベンチ入りを果たします。
2年生春からリーグ戦に出場し、初登板の神奈川工科大戦では8回途中までノーヒットノーラン投球を披露。
鶴見大戦では初完封勝利を挙げるなど4勝をマークし、新人賞を受賞しています。
大学3年生時に日本代表&最優秀投手賞
3年生春は4試合に登板し防御率4.24と結果を残せませんでしたが、リーグ戦終了後には大学日本代表候補に選出されています。
秋季リーグでは開幕の横浜商大戦で完封勝利。
その後も安定した投球を続け、5勝を挙げる活躍で優勝し、最優秀投手賞を受賞します。
続く横浜市長杯では初戦の創価大戦で先発。
6回2失点6奪三振の好投ながらチームは敗戦となっています。
古謝樹の動画と特徴
セットポジションから足を上げて一旦止めるようにして、柔らかい腕の振りから投げ込む投球フォームです。
ノビのあるストレート
魅力はストレートです。
最速153km/hで常時140km/h中盤で、出力的にはまずまずです。
ストレートで空振りが奪えており、キレの良さを感じます。
こちらの動画を見ると、回転数はMLB平均付近でそこまで多くないですが、回転軸が非常に良いようです。
その為、非常にノビのあるボールとなっているようですね。
多彩な変化球
変化球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、フォークが持ち球です。
中でも軸となっているのはスライダーです。
球速は120km/h台と遅めですが、縦変化が大きいタイプの球質となっています。
もう少し球速が上がってくると面白いボールとなりそうです。
また、110km/h台の緩く縦割れの大きなカーブも持ち味です。
球数は多くありませんが、高レベルなボールだと思います。
落ちる系はチェンジアップ、フォークを投げますが、球数は多くないので自信がないようです。
左腕での活躍のカギは落ちるボールなので、今後どこまでレベルを上げてくるかに注目しましょう。
制球面はまずまず
制球面はまずまずという印象です。
抜け球や逆球は見られますが、どのボールもある程度制球出来ています。
特にストレートをインコースにしっかり投げられているのが印象的です。
変化球を低めに集められるようになると、もっと投球の幅が広がるでしょう。
高い潜在能力
現時点でも高レベルですが、高いポテンシャルがありそうです。
身長181cmで、現時点で体重は75kgと細身です。
しかし、年々体重は増加しており、それにより出力がどんどん上がってきています。
まだまだ伸びしろがある選手だと思います。
古謝樹の成績
試合 | 投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
リーグ通算 | 20 | 96 1/3 | 2.71 | 7.66 | 3.74 | 6.54 |
22秋 | 7 | 38 | 2.37 | 9.00 | 3.79 | 6.87 |
成績は2022年終了時です。
リーグ戦通算で防御率2.71とまずまずですが、地方リーグという事を考慮するとやや物足りない印象です。
しかし、2022年秋季リーグでは防御率2.37と向上させているので、今後さらに成績を上げてきそうですね。
また、通算奪三振率7.66から2022年秋には9.00まで向上しているので、三振奪取能力の向上が見られます。
年々投球内容が良くなっているので、2023年にどこまで成績を上げられるかに注目しましょう。
古謝樹のスカウトコメント・視察情報と指名予想
現時点で複数球団からコメントが出ています。
バランスの良さに関するコメントがでており、投手としてのポテンシャルの高さを評価している球団が多いようです。
大学日本代表候補に選出されたり、横浜市長杯に出場していることもあり、NPB全球団が視察済だと思います。
その為、多くの球団でリストアップされているでしょう。
実際、阪神や巨人が一位候補にリストアップしているという報道も出ており、注目度は非常に高くなっています。
今後の活躍次第ではコメントもどんどん出てくるでしょう。
皆様のドラフト指名予想
読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。
是非ご投票ください!
古謝樹のまとめ
以上が、古謝樹のご紹介でした。
最速150km/hで空振りが奪えるノビのあるストレートが魅力の素材型左腕。
ドラフト2023では一位指名の可能性がありそうです。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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