今回ご紹介するのは、三菱重工Eastの津田啓史内野手です。
長打力、足の速さ、肩の強さや軽快な守備が武器で走攻守揃っています。
中学生時代は、15歳以下の日本代表に選ばれ、横浜高校では2年生秋からはキャプテンを務めます。
今回は、そんな2023年ドラフト候補 三菱重工East・津田啓史の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
津田啓史の経歴やプロフィール
まずは、津田啓史の経歴です。
- 名前:津田啓史(つだ けいし)
- 出身地:熊本県熊本市
- 生年月日:2002年11月23日
- 身長:180cm
- 体重:77kg
- 投打:右投右打
- ポジション:遊撃手
- 経歴:中島サンダーズ(熊本市立長嶺小学校) → 熊本中央ボーイズ(熊本市立長嶺中学校)→ 横浜高校 → 三菱重工East
詳しく見ていきましょう。
津田啓史は中学3年生の時に日本代表に選ばれる!
小学校の時から軟式野球をはじめ、中島サンダーズに所属します。
中学校に入ってからは、硬式野球チームの熊本中央ボーイズでプレーしました。
中学校3年生の時には、15歳以下の日本代表に選ばれ、世界少年野球大会に出場します。
父の欣哉さんは、熊本工業高校時代に捕手、内野手として甲子園に出場し、現在は熊本工業野球部の部長をしているそうです。
津田啓史は高校2年生春にセンバツ甲子園に出場!
高校は横浜高校に進みました。
高いレベルでやりたいと思ったそうです。
1年生春からベンチ入りし、夏の南神奈川大会では代走や守備固めとして出場します。
夏の甲子園にもベンチ入りしますが、出場機会はありませんでした。
1年生秋はショートのレギュラーとなり、県大会では6番を打ちます。
4回戦の横浜創学館高校戦では本塁打を打ち、準決勝の慶応高校戦で1安打、決勝の桐蔭学園高校戦で2安打し、県大会で優勝しました。
1年生秋の関東大会では、初戦の甲府工業高校(山梨)戦でヒットと盗塁を決め、準々決勝の春日部共栄高校(埼玉)戦では2安打しますが、試合は敗れます。
2年生春のセンバツ甲子園では2番ショートで出場しました。
初戦の明豊高校(大分)戦で2安打し、盗塁を決めましたが、自らのエラーもあって試合は敗れます。
津田啓史は高校2年生秋からキャプテンに!
2年生夏の県大会では1番を打ち、5回戦の光明相模原高校戦で2本の本塁打を打つなど3安打しました。
準々決勝の県立相模原高校戦でもヒットを打ちますが、試合は敗れ、2季連続の甲子園を逃します。
2年生秋からは、キャプテンとなり、打線でも3番や5番も打つようになりました。
秋の県大会では準々決勝で敗れましたが、打率は.350と高打率でした。
阪神の及川雅貴投手は1学年上、度会隆輝内野手、木下幹也投手、松本隆之介投手は同学年です。
なお、高校通算では8本の本塁打を打っています。
3年生は5月までは練習を中断していましたが、再開後は「この段階で野球ができているのは当たり前のことじゃない。感謝して、良い結果に結びつけられるように頑張りたい」と話しています。
津田啓史の成績
続いて、津田啓史の成績を見ていきましょう。
- 甲子園通算(19春):1試合、打率.400、出塁率.400、0三振、1盗塁
- 地方大会通算(関東大会:18秋、県大会:18春夏秋、19春夏秋):27試合、打率.390、4二塁打、1三塁打、3本塁打、15打点、出塁率.474、6三振、16盗塁
成績は2019年までのものです。
甲子園、地方大会とも高い打率を残せています。
地方大会では、三振数より多い13四死球を選んでおり、打率よりも1割近い出塁率です。
打率以上の貢献をしていると言っていいでしょう。
本塁打などを打っており、長打力があります。
また、2試合に1回以上の割合で盗塁を決めており、三塁打も打っているので足も速そうです。
津田啓史の特徴や動画
次に、津田啓史の特徴です。
まずは、こちらの動画を見ていきましょう。
津田啓史(熊本中央ボーイズ-横浜②)
レフトへライトへ本日2HR pic.twitter.com/knPLOAtEnI— やーしー (@yokokogijyuku) July 22, 2019
足を開いた構えで、左足を少し上げてタイミングを取っています。
その後は、体全体を使ってバットを振り、鋭いスイングです。
津田啓史は広角に長打を打てる!
動画では本塁打を2本打っています。
1本目は落ちる変化球をレフト方向に打っていますが、2本目は外角の球をややライト方向に打ちました。
体全体を使ってバットを振っているので、長打を打てるのかもしれません。
次にこちらの動画を見ていきましょう。
動画の3分55秒過ぎでは、外角低めの球を崩されながらもライト線へ三塁打を打っています。
広角に打て、どのような球にも対応できそうです。
津田啓史は足が速い!
三塁打を打っている場面では、三塁到達までにかかったタイムは11秒ほどでした。
50m走のタイムは5秒9で足が速いです。
津田啓史の選球眼はまずまず!
ボール球を見送る事ができており、ストライクゾーンギリギリの球をファウルで粘ることができています。
三振数が四死球よりも少なく、選球眼はまずまずといって良さそうです。
津田啓史は軽快な守備!
次に、こちらの動画を見ていきましょう。
津田啓史② 遊撃手 U15
(熊本中央ボーイズ→横浜高校)
三拍子揃い現高2世代を代表する遊撃手になる可能性を秘めた選手
明豊戦でのバッティングとフィールディング集 pic.twitter.com/bvrDKXEkGn— おくら (@okura_NHSBC) March 26, 2019
動画の5秒過ぎからは守備について取り上げられています。
外野に抜けそうなライナーをジャンプして飛びついており、足が速いこともあり守備範囲も広そうです。
ゴロは、打球の正面に回り込んで追いついており、捕ってから投げるまでの動作もスムーズでした。
遠投は110mまででき、肩そのものも強そうです。
津田啓史の特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- 体全体を使ったスイングで、広角に長打を打てる
- 足が速い
- 選球眼はまずまず
- 肩が強く、守備も軽快
です。
長打力、足の速さ、肩の強さや軽快な守備が強みで、走攻守揃った選手と言って良さそうです。
津田啓史のスカウト評価や指名の可能性
続いて、津田啓史のスカウト評価です。
- 巨人・円谷スカウト「魅力は肩の強さ、足の速さですね。フットワークは軽快で三遊間の深いところからダイレクトで矢のような送球ができる。遠投は110~120mくらい投げられると思います。右打者で一塁ベースまで4秒を切ってくるので、トップクラスの脚力です。打撃は広角に打てる中距離打者。三拍子が揃っています」
肩の強さ、足の速さ、広角に打てる打撃と走攻守にわたって評価されています。
2023ドラフトで指名される可能性も考えられるでしょう。
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津田啓史のまとめ
以上が、三菱重工East・津田啓史の経歴や成績、特徴、スカウト評価でした。
長打力、足の速さ、肩の強さや軽快な守備が魅力の走攻守揃った選手です。
2023ドラフトで指名される可能性もあるかもしれません。
今後の活躍や動向に注目していきましょう。