2020ドラフトの注目選手を見ていきましょう。
今回ご紹介するのは東海大相模高校の鵜沼魁斗内野手です。
長打力や広角に打てるバッティング、足の速さ、肩の強さが持ちあじで走攻守揃っています。
2019年夏は、2年生ながら18歳以下の日本代表に選ばれ、ワールドカップにも出場しました。
今回はそんな2020年ドラフト候補 東海大相模高校・鵜沼魁斗の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
鵜沼魁斗(東海大相模)の経歴やプロフィール
19/5/18 春季関東大会
鵜沼魁斗(中・東海大相模②) pic.twitter.com/WLKVrivDtu— NK (@marmarmorimori) November 29, 2019
まずは、鵜沼魁斗の経歴です。
- 名前:鵜沼魁斗(うぬま かいと)
- 出身地:千葉県千葉市
- 生年月日:2002年5月3日
- 身長:175cm
- 体重:74kg
- 投打:右投右打
- ポジション:外野手
- 経歴:仁戸名ファミリーズ → 千葉西シニア(千葉市立生浜中学校)→ 東海大相模高校
詳しく見ていきましょう。
鵜沼魁斗は中学生の時に全国大会に出場!
小学校の時から野球をはじめ、仁戸名ファミリーズでプレーします。
中学校に入ってからは硬式野球チームの千葉西シニアに所属しました。
中学校1年生と3年生の時にリトルシニアの全国大会に出場したそうです。
鵜沼魁斗は高校2年生夏に甲子園出場、日本代表に選出!
高校は、神奈川県の東海大相模高校に進みます。
1年生秋からセンターのレギュラーになりました。
1年生冬に腰痛を発症しますが、2年生春の県大会には間に合います。
県大会で優勝し、関東大会では、2回戦の健大高崎高校(群馬)戦で4安打し、決勝の東海大菅生高校戦で先頭打者本塁打を打つなど、全5試合で複数安打を打ちました。
2年生夏の県大会では、準決勝の相模原高校戦、決勝の日大藤沢高校戦の2試合連続で本塁打を打つなど、打率.406、3本塁打、12打点と活躍し、優勝に貢献します。
夏の甲子園には、1番センターで出場し、2回戦(初戦)の近江高校戦ではノーヒットでしたが、3回戦の中京学院大中京高校(岐阜)戦で1安打しました。
甲子園終了後、2年生ながら18歳以下の日本代表に選ばれます。
ワールドカップに出場しますが、3試合2打席の出場にとどまり、ヒットを打つことは出来ずに終わりました。
鵜沼魁斗は高校通算は27本本塁打!
1年生秋は県大会で優勝し、関東大会では4割を超える打率を残し、ベスト4まで勝ち進みました。
2020センバツ甲子園出場も決まり、センバツ甲子園での活躍に期待がかかります。
また、2019年終了時点での高校通算本塁打は27本で、どこまで伸ばせるかか注目です。
1学年上には阪神に入団した遠藤成内野手、同学年には2020ドラフト候補の山村崇嘉内野手、西川僚祐外野手がいます。
鵜沼魁斗(東海大相模)の成績
続いて、鵜沼魁斗の成績を見ていきましょう。
- 国際大会通算(19W杯):3試合、打率.000、0三振、出塁率.000
- 甲子園通算(19夏):2試合、打率.125、1三振、出塁率.300
- 地方大会通算(関東大会:19春秋、県大会:19春夏秋):29試合、打率.405、14二塁打、4三塁打、5本塁打、29打点、10三振、出塁率.439、6盗塁
成績は2019年終了時点でのものです。
国際試合や甲子園で結果を残せなかったので、出場がほぼ確実な3年生春のセンバツ等で結果を残せるといいでしょう。
一方で、打てない状況でも、四球を選んでの出塁ができており、打率以上の貢献ができているようです。
また、本塁打等の長打も打つことができ、高校通算本塁打はすで27本まで伸ばしています。
ただ、地方大会では7四球に対し10三振と三振数が四球を上回り、今後の課題となりそうです。
そして、三塁打を打ったり盗塁を決めているので、足も速く、チームでは主に1番を打っています。
鵜沼魁斗(東海大相模)の特徴や動画
次に、鵜沼魁斗の特徴です。
まず、こちらの動画を見ていきましょう。
左足を大きく上げてタイミングを取っています。
体重移動をしっかりと行い、最後まで振り切るスイングです。
鵜沼魁斗は広角に長打を打てる!
鵜沼 魁斗②(千葉西シニア)
準決勝からの安打集
今大会、不動の1番としてチームを勢いに乗せ甲子園出場に大きく貢献した。
今大会 32打数13安打 率0.406 本3 点12#東海大相模#高校野球 pic.twitter.com/EaqjrjLCxP— あゆさわ (@AyuSawaSAGAMI) July 28, 2019
スタンドに運んでおり、長打力があります。
体重移動を上手く使ってフルスイングしているので、遠くに飛ばせるのでしょう。
また、動画の55秒過ぎでは、少し外角寄りの球でしたが、逆方向(センターのライト寄り)にホームランを打っています。
バットが上手く出ており、広角に打つことができ、どのような球にも対応できそうです。
鵜沼魁斗は足が速い!
動画の1分20秒辺りでは、セーフティーバントを決めています。
一塁到達タイムは4秒前後で、50m走のタイムは5秒9と足も速く、1番を任されることが多いのでしょう。
鵜沼魁斗の選球眼はまずまず!
こちらの動画の40秒辺りからは打撃について取り上げていますが、際どい球をファウルで粘ることができているようです。
四死球を選んでの出塁もできているので、選球眼はまずまずといった所でしょう。
ただ、難しい球を打ってアウトになるケースもあったので、状況によっては、出塁率を上げる事を意識する必要がありそうです。
鵜沼魁斗は肩が強い!
動画の最初は守備を取り上げていますが、捕ってから送球までの動作が速いです。
また、肩自体も強く、遠投は100mまでできます。
鵜沼魁斗の特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- 広角に長打を打てる
- 足が速い
- 選球眼はまずまず
- 肩が強い
です。
長打力や広角に打てるバッティング、足の速さ、肩の強さが魅力で、走攻守揃った選手と言っていいでしょう。
高校2年生ということもあり、伸びしろも、まだありそうです。
鵜沼魁斗(東海大相模)のスカウト評価や指名の可能性
続いて、鵜沼魁斗のスカウト評価です。
- 巨人・長谷川スカウト部長「近江の左腕・林優樹は高校生ではなかなか打てない。その中でも、鵜沼はセンターにいい打球を飛ばしていた」「鵜沼もアグレッシブで、(山村崇嘉、西川僚祐を含めた)3人ともいい面を出していた。来年はドラフト候補に入るでしょう」
- ヤクルト・小川淳司ゼネラルマネジャー「野手では東海大相模・鵜沼が目立った。安打が出なくても“小力”があるし、足もある外野手だ。」
同じスカウトのコメントですが、2年生夏の県大会、夏の甲子園と継続して視察しており、バッティングなどを評価されています。
高校2年生の段階ですが、既にドラフト候補というコメントもされていました。
走攻守揃った選手ということもあり、2020ドラフトでの指名も考えられ、活躍次第では上位指名もあるかもしれません。
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鵜沼魁斗(東海大相模)のまとめ
以上が、東海大相模高校・鵜沼魁斗の経歴や成績、特徴、スカウト評価でした。
長打力や広角に打てるバッティング、足の速さ、肩の強さが魅力の走攻守揃った選手です。
2020ドラフトでの指名も考えられ、活躍次第では上位指名もあると思います。
まずは、センバツ甲子園2020での活躍に注目です。
また、2019年終了時点で27本の高校通算本塁打をどこまで伸ばせるかも期待されます。
今後の動向に注目したいですね。