ドラフト候補の竹田祐(たけだ ゆう)は、身長184cm・体重96kgの右投右打の投手。大阪府大東市出身。三菱重工West所属。
最速153km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、フォークを操る。
横浜スカウトから「能力が高い」と評価されている。
基本情報 | |
名前 | 竹田祐 (たけだ ゆう) |
出身地 | 大阪府大東市 |
生年月日 | 1999年7月5日 |
身長 | 184 cm |
体重 | 96 kg |
血液型 | – |
SNS | – |
選手情報 | |
投打 | 右・右 |
守備位置 | 投手 |
最高球速 | 153 km/h |
球種 | スライダー、カーブ、フォーク |
遠投 | 120 m |
50m走 | – 秒 |
好きな球団 | – |
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経歴・プロフィール
経歴(所属チーム) | |
小学校 | 住動南小学校 (オール住道) |
中学校 | 住動中学校 (生駒ボーイズ) |
高校 | 履正社 |
大学 | 明治大 |
会社 | 三菱重工West |
国際大会 | |
– | – |
全国大会 | |
春の選抜 | 2017年 |
神宮大会 | 2016年 |
大学日本選手権 | 2019年 |
都市対抗 | 2022年 2023年 2024年 |
社会人日本選手権 | 2022年 |
小学校時代に軟式、中学校時代に硬式
大東市住動南小学校二年生時から野球を始め、軟式野球チームのオール住道に所属。
大東市住動中学校では硬式野球チームの生駒ボーイズでプレーしています。
高校2年生秋に全国制覇
履正社高校では一年生秋から遊撃手のレギュラーとして出場。
二年生春からは寺島成輝(ヤクルト)の控え投手となり、秋からはエースとなっています。
秋季大会では、14戦中11試合で先発し、チームの大阪大会準優勝、近畿大会優勝、明治神宮大会優勝に大きく貢献。
明治神宮大会の決勝では、早稲田実業戦で最速145km/hをマークしています。
選抜甲子園で準優勝を経験
三年生春の選抜では全5試合に登板し、準優勝に貢献。
夏の選手権予選では、大阪桐蔭戦で完投するも8失点で敗戦となり、ベスト4で終わっています。
プロ志望届は提出せずに、明治大学に進学します。
大学2年生時にリーグ優勝に貢献
明治大学では一年生春からベンチ入り。
開幕の東大戦でデビューを果たし、自己最速を更新する146km/hを記録。
秋季リーグでは先発として防御率2.25という安定した成績を残しています。
二年生春季リーグでは、防御率1点台&4勝を挙げ、チームの優勝に貢献しています。
大学3年生冬に大学日本代表候補
三年生時には8月に行われた春季リーグで防御率9点台と不調に。
しかし、9月からの秋季リーグでは防御率1点台(二位)と結果を残しました。
リーグ戦後には大学日本代表候補に選出されています。
なお、二学年上には森下暢仁(現広島)、伊勢大夢(現横浜)一学年上には入江大生(現横浜)がいました。
三菱重工Westでは1年目から主力
三菱重工Westでは1年目から主力として公式戦に出場。
都市対抗では初戦の日本製鉄鹿島戦で8回2失点の好投を見せています。
日本選手権では初戦のJFE西日本戦で2安打完封勝利。
準々決勝のENEOS戦では1失点完投ながら敗戦となっています。
2年目は都市対抗では初戦のJR東日本戦で 3 2/3回5失点で敗戦。
シーズン通して調子を落とし、指名漏れを経験します。
社会人3年目で球速UP
3年目はトレーニングにより球速がUP。
都市対抗予選では3試合に先発し、防御率1.66の安定した投球でチームを都市対抗出場に導きます。
都市対抗では初戦の王子戦で152km/hを計測し、3失点完投勝利を挙げるなど、復活を印象付けます。
日本選手権予選では2試合に先発。
パナソニック戦では10球団のスカウトが視察する中、1失点11奪三振完投勝利を見せています。
動画と特徴
ノーワインドアップから独特の体重移動で投げ込む印象的な投球フォームです。
出力の高いストレート
ストレートは最速153km/hです。
球質自体はそこまで良いわけではありませんが、出力の高さが魅力です。
先発時でも平均球速148km/h前後の高い出力で投げられます。
球速的にはプロ野球のローテーションクラスに匹敵するほどです。
フォークが武器
変化球はスライダー、カーブ、フォークが持ち球です。
中でも140km/h前後の速くて鋭く落ちるフォークが武器で、空振りやゴロで打ち取れるボールです。
スライダーは130km/h前半で、縦気味に大きく変化します。
120km/h前後のカーブは縦に大きく割れる変化を見せます。
制球面はまずまず
制球面はまずまずです。
抜け球や高めに浮くケースも見られますが、全体的に低めに丁寧に投げる投球が持ち味です。
どのボールもまずまず制球出来ているので、四死球で苦しむことはないでしょう。
成績
試合 | 投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
22公式戦 | 10 | 60 1/3 | 2.09 | 7.31 | 1.64 | 6.71 |
23公式戦 | 10 | 57 1/3 | 3.14 | 5.97 | 1.73 | 9.26 |
24公式戦 | 10 | 70 2/3 | 1.53 | 7.39 | 2.17 | 5.73 |
成績は2024年9月13日時点です。
2年目の2023年に調子を落としましたが、1年目・3年目と安定した成績を残しています。
特に3年目の今シーズンは防御率1.53と抜群の安定感を見せています。
奪三振率7.39でそこまで高くはありませんが、与四死球率や被安打率が低く、ランナーをあまり出さない投球が出来ているようです。
成績だけ見ても社会人トップクラスなのがわかります。
スカウトコメント・視察情報と指名予想
球団 | 評価 | コメント | 視察情報 |
ヤク | |||
阪神 | |||
巨人 | △ | 岸敬祐スカウト 「去年より凄くいい。球の力が戻っている。元々力のある投手だし、これからもしっかりと見ていきます」 | |
広島 | |||
中日 | |||
横浜 | △ | 八馬アマスカウティングディレクター 「変化球も多彩でコントロールもいい。打者を打ち取る投球ができる能力が高い」 | |
オリ | |||
千葉 | |||
楽天 | |||
福岡 | |||
ハム | |||
西武 |
スカウトコメントは2024年のみの発言をまとめています。
現時点で巨人と横浜からコメントが出ています。
コメントは少ないですが、多くのスカウトが視察している報道が出ていますので注目度は高そうですね。
今後の動向に注目です。
皆様のドラフト指名予想
読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。
是非ご投票ください!
まとめ
以上が、竹田祐のご紹介でした。
最速153km/hの高い出力と高速フォークが持ち味の即戦力右腕。
ドラフト2024での指名の可能性が高そうです。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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