今回ご紹介するのは、早稲田大の蛭間拓哉です。
本記事では2022年ドラフト候補 早稲田大・蛭間拓哉の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
蛭間拓哉の動画
蛭間拓哉のプロフィール
基本情報 | |
名前 | 蛭間拓哉 (ひるま たくや) |
出身地 | 群馬県桐生市 |
生年月日 | 2000年9月8日 |
身長 | 176 cm |
体重 | 87 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左・左 |
守備位置 | 外野 |
蛭間拓哉の経歴
経歴(所属チーム) | |
小学校 | 相生小学校 (相生小野球クラブ) |
中学校 | 相生中学校 (前橋桜ボーイズ) |
高校 | 浦和学院 |
大学 | 早稲田大 |
国際大会 | |
U18アジア選手権 | 2018年 |
全国大会 | |
NPB12球団 ジュニアトーナメント | 2012年 (西武ジュニア) |
夏の甲子園 | 2018年 |
小学校時代に西武ジュニアに選出
相生小学校三年生時に相生小野球クラブで野球を始めました。
六年生時には西武ライオンズジュニアに選出されています。
相生中学校では前橋桜ボーイズに所属していました。
浦和学院では一年生春から四番
浦和学院では一年生春からベンチ入りを果たします。
春季大会では決勝の花咲徳栄戦から4番を任されるようになります。
夏の選手権予選では四回戦の市川越戦で2安打を放つも敗戦となっています。
二年生春季大会では4番としてチームを関東大会優勝へ導きます。
夏の選手権予選では浦和戦での2本塁打の活躍をでチームの勝利に貢献。
計4本塁打を放つ活躍を見せるも決勝の花巻徳栄戦で敗戦となります。
三年生時にU18日代表を経験
二年生秋からは主将を任されます。
三年生春季大会県大会では決勝の花咲徳栄戦で9回裏1点ビハインドから同点ホームランを放ちます。
チームはサヨナラ勝ちで二年連続の関東大会進出をします。
関東大会では準々決勝の健大高崎戦でホームランを放つもチームは敗戦となります。
夏の選手権予選では決勝の川口戦でホームランを放つなど、チームの甲子園出場に貢献します。
甲子園では初戦の仙台育英戦でホームランを放つなど活躍するも、準々決勝の大阪桐蔭戦で敗戦となります。
なお、この時のチームメイトには現西武の渡邊勇太朗がいました。
9月にはU18日本代表に選出されアジア選手権に出場しています。
早稲田大では二年生時に日本代表候補に選出
早稲田大学では一年生春からベンチ入りを果たします。
二年生春リーグでは中軸を任され、5試合で3本塁打の活躍を見せます。
秋季リーグでは優勝決定戦の早稲田大1回戦で現ヤクルトの木澤尚文から勝ち越しホームラン。
翌日の二回戦では9回ビハインドでドラフト2022候補の生井惇己から逆転ホームランを放ち、チームの優勝に貢献しています。
冬には大学日本代表候補に選出されるも選考合宿は中止となります。
三年生春季リーグでは開幕の東大戦で外角の緩いカーブを逆方向に放り込むホームランを放ちます。
結果的に三期連続の3本塁打を放つ活躍を見せます。
冬には二年連続の大学日本代表に選出されています。
蛭間拓哉の特徴
次に、蛭間拓哉の特徴です。
広角に長打が打てる
動画のホームラン集では9本中5本が逆方向へのホームランです。
逆方向に長打が打てる広角打法です。
どのコースにも対応
動画を見るとどのコースでも対応できています。
内角の厳しいコースには最短距離でバットを出して対応できています。
外角の難しいボールにはコースに逆らわず逆方向に打ち返します。
打撃技術が非常に高いことがわかります。
三振数が多い
成績を見ると三振数が多いです。
しっかり振っていくタイプなので仕方のない部分ではあります。
また、技術力が高いのでボール球や難しいボールを追いかけてしまうシーンも多いです。
ボール球や難しいボールに止まるようになると成績は飛躍するでしょう。
高い走力
大学日本代表候補合宿初日、最後の50m走は今年は手動計測ではなく光電管で実施。スタートは各々のタイミング。
最速は矢沢(日体大)の5.80。
矢沢以外の6.00未満は道原(立大 5.81)、村松(明大 5.90)、蛭間(早大 5.93)の3人で、20mの通過最速は道原の1.99でした。 pic.twitter.com/GAdepp7EKQ— 西尾典文 (@Norifumi_Nishio) December 3, 2021
大学日本代表合宿ではメンバー第三位の5.93秒というタイムでした。
二塁到達タイムでも8秒前後を記録しており、非常に高いレベルの走力を持ちわせています。
肩の強さはまずまず
肩の強さはまずまずです。
遠投は95mとのことですが、シートノックでの返球を見るとまずまずです。
ライトとしては厳しいですが、センターやレフトであれば問題ないレベルでしょう。
特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- 広角に長打が打てる
- どのコースでも対応できる打撃技術
- 高い走力
- 肩の強さはまずまず
です。
身長は高くないですが広角に長打が打てる広角打法が特徴です。
また、どのコースでも対応できる技術力も兼ね備えています。
さらに走力が高く身体能力が高い選手です。
三振数は多いですが高いポテンシャルを秘めた選手といえるでしょう。
蛭間拓哉の成績
続いて、蛭間拓哉の成績です。
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 三振 | 出塁率 | OPS | |
リーグ通算 | 43 | .275 | 10 | 30 | 6 | 39 | .344 | .914 |
成績は2021年までのものです。
通算打率は低いものの、43試合で10本塁打となっており、多くのホームランを放っています。
常に強いスイングなので、三振数は多い傾向にあります。
ただ、シーズンを重ねるごとに四死球数が増えており、徐々にボールを見れるようになってきています。
四年生時にどこまで成績を上乗せできるか注目です。
蛭間拓哉のスカウト評価
続いて、蛭間拓哉のスカウト評価です。
*評価はスカウトコメントで一位同等コメント有が◎、上位候補同等コメント有が〇、コメント有が△
球団 | 評価 | コメント |
ヤク | ||
阪神 | △ | 畑山俊二統括スカウト「肩もあるし、力強い走りもある。リーグ戦ですでに見ているが、再確認することができました」 |
巨人 | ||
広島 | ||
中日 | △ | 八木智哉スカウト「ゲーム感がないと思うが、体の動きは良く見えた。問題ないと思う。走塁では、駆け抜けもスピードを上げるところでしっかり上げていた。対応力も見られた。ゲームをやっていく中で、彼の良さはさらに出てくると思う」 |
横浜 | △ | 八馬幹典アマスカウトグループGL「持っている能力は高いことは分かっている。リーグ戦での活躍を楽しみにしているし、注目の打者になるのは間違いない」 |
オリ | △ | 牧田勝吾編成部副部長「立大の山田選手、早大の蛭間選手はインパクトが強く「さすがだな!」と思いましたね。」 |
千葉 | ||
楽天 | ||
福岡 | 〇 | 宮田善久アマスカウト関東地区統括「タイミングも取れて対応力の高さを見せましたね。プロのレベルでも十分やっていける。大きいのも狙えるし、鍛えがいがあります。」 |
ハム | ||
西武 | ◎ | 渡辺GM「高校のときから見ている選手。打撃に足と肩もそろい、間違いなく上位で消えるでしょう」「広角に打てる打者でオールラウンダー。守備、走塁もレベルが高い。ウイークポイントに当てはまる。将来的には侍ジャパンに入れるくらいの選手。」 潮崎編成グループディレクター「能力を評価している。足が速いし肩も強い。人間性もよく(走攻守の)3拍子にプラス何拍子もある」 |
現時点で複数球団からコメントが出ています。
打撃だけでなく、肩の強さや走力の高さも評価されていることがわかります。
すでに西武が一位指名を公言し、その他に、中日・日本ハムが一位候補としてリストアップ、阪神・広島が上位候補としてリストアップしたという報道も出ているので注目度はかなり高そうです。
2022年にしっかり結果を残せればどんどんコメントも出てくるでしょう。
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続いて、蛭間拓哉の関連ニュースです。
蛭間拓哉の指名予想
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蛭間拓哉のまとめ
以上が、早稲田大 蛭間拓哉の経歴、成績や特徴でした。
どのコースにも対応し、広角に長打が打てる三拍子揃ったスラッガーです。
2022ドラフトで一位指名される可能性が高いでしょう。
今後の動向や活躍に期待です。