【ドラフト】原田泰成(東海大)の成績・経歴・特徴は?

2019年ドラフト候補の大学生投手をご紹介します。

それは東海大の原田泰成投手です。

151㎞/hのストレートを投げる本格派投手で、侍ジャパン大学野球日本代表候補に選ばれています。

今回は、そんな2019年ドラフト 東海大 原田泰成経歴や成績、特徴やスカウト評価をご紹介します。

原田泰成(東海大)の経歴やプロフィール

原田泰成の経歴です。

経歴
  • 名前:原田泰成(はらだ たいせい)
  • 出身地:千葉県千葉市
  • 生年月日:1997年12月27日
  • 身長:182cm
  • 体重:96kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:投手
  • 経歴:仁戸名ファミリーズ → 市原ポニーベースボールクラブ(千葉市立生浜中学校)→ 東海大学望洋高校 → 東海大学

詳しく見ていきましょう。

原田泰成は中学校時代に全国大会優勝!

小学生の時に仁戸名(にとな)ファミリーズで野球を始めました

中学生時代は市原ポニーベースボールクラブでプレー。

中学3年生の時には、全日本中学野球選手権大会で優勝し、日本一になりました。

父の望さんは、社会人野球チームの日本製紙石巻で2009年から2016年までコーチ・助監督をしていました。

お父さんが単身赴任で半年以上帰らない事もあったのですが、野球の悩みを電話やLINEで相談に乗ってもらったそうです。

中学卒業後は、東海大学望洋高校(現・東海大学市原望洋高等学校、千葉県市原市)に進学します。

原田泰成は高校2年の時に甲子園出場!

高校2年生の春にベンチ入りし、千葉県予選2回戦の千葉日大第一高校戦でリリーフ登板し、最速143km/hをマーク

高校2年生の夏は、先発した5回戦の渋谷幕張高校戦では、9回2アウトまで15奪三振ノーヒット無四球無失点の好投を見せました。

7試合中4試合に登板、そのうちの3試合に先発し、好投を見せ、夏の甲子園出場も果たします。

甲子園初戦の城北高校(熊本)戦では、先発で5回まで投げ2失点でしたが逆転で敗れました。

なお、この試合は、8回に再登板し1アウトをとっています。

夏の県大会や甲子園での活躍もあり、注目を集めますが、2年生秋以降は調子を落とします。

3年生夏の県大会は初戦の国府台(こうのだい)高校戦で7 1/3回2安打15奪三振無失点の好投でしたが、4回戦の習志野高校戦で敗れ、二年連続の甲子園出場はなりませんでした。

原田泰成は全日本大学野球選手権に出場!

東海大学(首都大学野球連盟)に進学し、1年生春からベンチ入りします。

リーグ戦の城西大学戦でリリーフ登板し、145km/hを投げ1回無失点に抑えます。

1年生秋の登板はありませんでしたが、2年生春の筑波大学戦で先発、1失点完投勝利。

3年生春からはエースとなり、日本体育大学戦で8 2/3回を無失点に抑え15奪三振。

春のリーグ戦では、3勝1敗、防御率1.77で最優秀投手の連盟表彰を受けます。

リーグ優勝し、全日本大学野球選手権に出場

1回戦の九州産業大学戦の先発を務め、6回までを1失点(0自責点)に抑えましたが、試合は2対3で敗れました。

原田泰成は侍ジャパン大学野球日本代表候補に選出!

3年生秋は、主に先発として5試合に登板し、4勝1敗、防御率1.36でした。

リーグ優勝し、関東地区大会に出場、上武大学戦に先発し9回完投2失点でしたが、試合は敗れます。

2018年12月、侍ジャパン大学野球日本代表候補に選ばれています。

チームメイトには2019ドラフト候補の海野隆司、ドラフト2020候補の山崎伊織小郷賢人がいます。

原田泰成(東海大)の成績

原田泰成の成績です。

成績
  • リーグ戦通算:27試合、144 2/3投球回、防御率1.80、11勝2敗
  • 大学全国大会通算:1試合、6投球回、防御率0.00、3被安打、3奪三振、1与四死球
  • 2019春季リーグ:7試合、38 1/3投球回、防御率1.88、2勝0敗

成績は2019年春季リーグまでのものです。

防御率一点台という安定した成績を残していますね。

リーグ戦の被安打率は4.97と、そこまで多くのヒットは打たれていないようです。

四球数と三振数は三年生春のみしかわかりませんでしたが、与四球率は3.09となっており、そこまで少ないという感じではなさそうです。

また、奪三振率は10.4なので、非常に多くの三振が奪えることがわかります。

まだ全国での実績が少ないので、2019年は全国大会や侍ジャパンでアピールしていきたいところです。

原田泰成(東海大)の特徴や動画

原田泰成の特徴です。

2018年春のリーグ戦(日本体育大学戦)の動画を見ていきましょう。

裏の攻撃の時に9回途中まで投げているのが原田投手です。

がっちりとした体格ですね。

左足を上げてタメを作ってから、力強く投げています。

原田泰成はマッスラ気味のストレート!

バッターがストレートに振り遅れ、空振りを取ったり打ち取ったりしています。

最速151km/hのストレートは質の良さを感じます。

時折、カット気味に変化していることから、マッスラ気味のボールであることがわかります。

最近はシュート回転を意識するあまり、こういったマッスラ気味の投手が増えましたよね~

原田泰成は本格派投手!

動画を見ると、カーブ、フォーク、スライダーを投げています。

投球はスライダーを軸に組み立てており、スライダーを得意としているようです。

そのスライダーは125km/h前後で変化量が大きいので、決め球として使えそうです。

また、110km/h前後のカーブは、タイミングをずらすのに有効的ですね。

左打者へは130km/h後半のフォークを投げていますが、高めに抜けるケースが多い印象です。

フォークの精度には課題がありそうですね。

原田泰成の制球力は?

動画を見る限りだと、制球力はそこそこです。

アバウトではあるものの、ストライクゾーンに投げ込めているので、そこまで四球を出すタイプではないでしょう。

ただ、ボールが抜けることが多く、逆球も多いです。

ボールの勢いがあるので抑えられていますが、相手のレベルが上がると、苦戦するかもしれません。

制球力については課題ありと言えそうです。

原田泰成の特徴まとめ!

特徴をまとめると、

  • マッスラ気味のストレート
  • 変化球はカーブ、フォーク、スライダー
  • スライダーは決め球として使える
  • 制球力はそこそこ

です。

最速151km/hの質の良い速球が武器の本格派右腕です。

スライダーは決め球として十分使えるでしょうし、カーブは緩急がきいて打者のタイミングをずらせます。

フォークが安定していないので、制度が上がってくると、投球の幅はさらに広がりそうですね。

大学時代のトレーニングにより145km/hから151km/hまで球速が伸びたので、まだ伸びしろもありそうです

原田泰成(東海大)のスカウト評価や指名の可能性

原田泰成のスカウト評価です。

残念ながら、現時点でコメントを寄せたスカウトはいません。

しかし、2019年1月初旬の練習初日には、横浜DeNA、福岡ソフトバンクの2球団が視察したそうです。

バッテリーを組んでいる海野隆司捕手なども2019ドラフト候補で、東海大学を視察するスカウトは今後も増えるかもしれません。

スカウトの前で内容を残し、アピールしていきたいですね。

150km/hを越える質の良いストレートを投げる本格派投手なので、右の先発が必要なチームを中心にドラフトで指名される可能性はありそうです。

今後の活躍次第では、上位指名もあるかもしれません。

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原田泰成(東海大)のまとめ

以上が、2019年ドラフト 東海大 原田泰成経歴や成績、特徴やスカウト評価でした。

キレのあるストレートと変化量の大きい変化球のどちらでもアウトを取れるのは魅力です。

2019ドラフトで指名される可能性は高そうですね。

原田泰成の今後の成長や活躍に期待しましょう。

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