【ドラフト】高橋亮吾(慶應大)の成績・経歴・特徴は?

2019ドラフト注目選手を紹介します。

今回、紹介する選手は、慶應大学の高橋亮吾選手です。

ストレートは150km/hをマークし、ナックルボールも投げるピッチャーで、全国大会の出場経験もあります。

今回はそんな慶應大学 高橋亮吾経歴、成績や特徴を見ていきましょう。

高橋亮吾(慶應大)の経歴やプロフィール

高橋亮吾の経歴です。

経歴
  • 名前 : 高橋亮吾(たかはし りょうご)
  • 出身地 : 神奈川県逗子市
  • 生年月日 : 1997年9月19日
  • 身長 : 180cm
  • 体重 : 80kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:投手
  • 経歴:逗子リトル(逗子市立久木小小学校)→ 慶應義塾湘南藤沢中学校 → 慶應義塾湘南藤沢高校 → 慶應義塾大学

詳しく見ていきましょう。

高橋亮吾は甲子園出場なし!

小学校1年生の時から野球をはじめ、逗子リトルに入ります。

中学校は、中高一貫校の慶應義塾湘南藤沢中学校に進み、軟式野球部に所属。

主にキャッチャーとしてプレーしていました。

そのまま、慶應義塾湘南藤沢高校に進み、1年生の時から控えのキャッチャーとしてベンチ入り。

高校2年生の春からは、4番投手(エース格)として試合に出場します。

高校3年生は、春と夏の県大会で、いずれも、4回戦まで進みました。

春の県大会2回戦(川和高校戦)で2打席連続ホームランを打つなどバッティングでも活躍します。

夏の県大会では、2試合に登板し、6 1/3回を投げて無失点(5奪三振)でした。

甲子園出場はなく、県大会4回戦が最高成績です。

高橋亮吾は、外野手として入部も投手に再転向!

大学は慶應義塾大学に進学。

大学で野球を続けるか迷っていましたが、「神宮で野球をしている姿が見てみたい」というお父さんの話を聞いて、野球部に入ります。

入部当初は、打撃を活かしたいという理由で外野手でしたが、助監督の目に留まった事もあり、春季リーグ後に投手に再転向しました。

大学1年生秋から、リリーフとしてリーグ戦に出場。

2年生春は、9試合に登板します。

東京大学2回戦では、最速145km/hをマーク。

明治大学1回戦では、3回無失点の好投もあってリーグ戦初勝利を挙げます。

しかし、優勝の懸かった早稲田大学2回戦では2 2/3回を投げ5失点、負け投手となり、優勝も逃しました。

高橋亮吾は2季連続のリーグ優勝に貢献!

2年生秋からは、初先発した東京大学2回戦で初完投勝利(10奪三振)。

リーグ優勝し、明治神宮野球大会に出場しますが、登板機会はありませんでした。

3年生春は立教大学1回戦で自己最速を147km/hに更新。

リーグ戦では、リーグ2位の防御率1.23となるなど活躍し、2季連続のリーグ優勝に貢献します。

出場した全日本大学野球選手権では、初戦(2回戦)の苫小牧駒澤大学戦で、5回コールドですが1安打無失点の完封勝利。

しかし、準決勝の東北福祉大学戦では、6回2アウトからから5失点するなど7失点試合も破れました。

2018年の大学野球日本代表候補にも選ばれましたが、代表入りはなりませんでした。

リリーフした3年生秋の法政大学1回戦で球速を149km/h、4年生春の立教大学戦で150km/hに伸ばします。

同学年には、同じ2019ドラフト候補の高橋佑樹郡司裕也柳町達中村健人津留崎大成一学年下には佐藤宏樹います。

高橋亮吾(慶應大)の成績

高橋亮吾の成績です。

成績
  • リーグ戦通算(16年秋~19年春):38試合、6勝4敗、121投球回、防御率2.68、奪三振率8.18、四死球率3.05
  • 全国大会通算(18年全日本):2試合、10 2/3投球回、防御率5.91、奪三振率6.75、 四死球率2.53
  • 2019年春季リーグ:5試合、9 2/3投球回、防御率1.86、奪三振率11.17、四死球率4.66

成績は、2019年春季リーグ戦までのものです。

リーグ戦の成績を見ると、防御率2点台中盤と安定した成績を残しています。

2019年春季リーグでは防御率1点台と、さらに安定した成績ですね。

奪三振率を見ると、三振を奪う事ができるピッチャーのようです。

ただ、若干四死球率が高く、制球面で不安がありそうです。

経歴の所でも書きましたが、入学当初はリリーフでしたが、先発でも投げるようになり、先発とリリーフ両方こなせます。

高橋亮吾(慶應大)の特徴や動画

高橋亮吾の特徴です。

まずはこちらの2019年春季リーグ立教大学戦の動画を見ていきましょう。

上から投げ下ろす投球フォームです。

ゆっくりタメを作り、そこから鋭く腕を振るので、タイミングが合いにくそうですね。

高橋亮吾は威力のあるストレート!

ストレートは最速150km/hで、威力のあるストレートを投げていますね。

バッターが振り遅れたり、空振りしており、質の良いストレートであることがわかります。

上から投げ下ろすので、回転軸が水平に近いのでしょうね。

シュート気味に抜けるケースも多いので、質のバラツキは今後の課題でしょう。

また、セットポジションでも140km/h後半が出ており、威力が落ちていない点は高評価です。

高橋亮吾は多彩な変化球!

動画では、落ちる変化球を2種類を投げていて、いずれも120km/h台から130km/h台です。

フォークは打者の手元で鋭く落ち、スライダーは大きく変化しています

いずれも、打ち取ったり空振りを取れていて、決め球として使えそうです。

また、動画の2分30秒あたりでは、カットボールを投げています。

140km/hという球速で、切れが良く良い変化をしています。

あまり投げていませんが、左打者には非常に有効なボールでしょうね。

高橋亮吾(慶應大)の制球力は?

動画を見ると、概ねキャッチャーの構えたに投げられていて、制球力はまずまずと言っていいでしょう。

変化球も全体的に低めに集められている印象です。

成績を見ても与四球率は高くないので、四球で崩れるタイプでは無さそうですね。

ただ、ストレートが抜けて逆球になるシーンが目立ちます。

相手のレベルによっては、こういったボールを痛打される確率はあがります。

ワンランク上のレベルで活躍する為には、こういったバラツキを抑えたいところですね。

高橋亮吾(慶應大)の特徴まとめ!

特徴をもう一度まとめると

特徴まとめ
  • 威力のある最速150km/hのストレート
  • 落ちる変化球は、フォークと縦スライダー
  • カットボールも良いがあまり投げていない
  • 制球力はまずまず

です。

威力のある速球が武器の本格派右腕投手です。

スライダーやフォークで空振りが奪え、良いカットボールを持っており、変化球も多彩です。

制球力がもっと良くなれば、安定した投球が出来るでしょう。

高橋亮吾(慶應大)のスカウト評価や指名の可能性

高橋亮吾のスカウト評価です。

残念ながら、コメントを寄せたスカウトはいません。

2018年春に大活躍しましたが、秋で低迷してしまっただけに、2019年春には猛アピールが必要でしょう。

慶應大学には、他にもドラフト候補がいてスカウトの視察が増えると思うので、スカウトの前でアピールしておきたい所ですね。

実力的には十分ドラフト指名されるレベルなので、2019年の活躍に期待したいですね。

追記:将来の夢はパイロットのようで、野球は大学までのようです。

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高橋亮吾(慶應大)のまとめ!

以上が、慶應大学 高橋亮吾経歴、成績や特徴でした。

最速150km/hの質の良い速球が武器の本格派右腕です。

スライダー、フォークといったレベルの高い決め球もあり、変化球も多彩です。

球速もどんどん伸びているだけに、伸びしろもまだまだありそうですね。

実力的には十分ドラフト指名されるでしょう。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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