2019ドラフト注目選手を紹介します。
今回、紹介する選手は、慶應大学の中村健人外野手です。
大学ではレギュラーとして活躍できたのは3年生秋と遅かったですが、リーグのベストナインに選ばれました。
さらに、2019大学野球日本代表候補にも選ばれています。
今回はそんな慶應大学 中村健人の経歴、成績や特徴を見ていきましょう。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
中村健人(慶應大)の経歴やプロフィール
読書効果で中村健人が初本塁打!V3狙う慶大が東大を辛くも下す【東京六大学野球】 https://t.co/6udbHjE9W8 #東京六大学野球 #東京六大学 pic.twitter.com/TI3At73soB
— baseballgate (@baseballgate) 2018年9月8日
中村健人の経歴です。
- 名前:中村健人(なかむら けんと)
- 出身地:愛知県名古屋市
- 生年月日:1997年5月21日
- 身長 : 182cm
- 体重 : 80kg
- 投打:右投右打
- ポジション:外野手
- 経歴: 知多ボーイズ(名古屋市立久方中学校)→ 中京大学附属中京高等学校 → 慶應義塾大学
詳しく見ていきましょう。
中村健人は幼稚園の頃から野球を始める!
小学校時代の所属チームは不明ですが、幼稚園の時から友達と野球をしていたそうです。
「物心がついた時から、お父さんからボールとバットを持たせてくれたので、その影響が大きい」と本人は話していました。
中学校に入ってからは、硬式野球チームの知多ボーイズでプレー。
高校は、中京大学附属中京高等学校(愛知県名古屋市)に進みます。
中村健人は高校3年生夏に甲子園出場!
高校1年生の時から控え投手としてベンチ入り。
2年生春からセンターのレギュラーとなります。
3年生夏は県大会で優勝、甲子園には三番センターとして出場しました。
1回戦の岐阜城北高校戦で右方向のヒットを打ち、2回戦の鹿児島実業高校戦ではセーフティバントを決めます。
しかし、3回戦ではヒットが出ず、試合にも敗れました。
中村健人は大学3年生秋にリーグのベストナインに!
慶應義塾大学(東京六大学野球連盟)では1年生春からベンチ入りしますが、1年生秋は試合に出場できませんでした。
2年生秋は途中出場が多かったですが、打率は3割を越えます。
3年生春は、序盤はスタメンで出場しましたが、調子を落とし終盤はスタメンを外れました。
2017年秋(明治神宮野球大会)、2018年春(全日本大学野球選手権)と全国大会に慶應大学は出場しましたが、中村選手の出番はありませんでした。
3年生秋は、レギュラーの選手が怪我をしていた事もあり、1番ライトでレギュラーとして出場。
秋のリーグ戦では、打率は3割を下回ったものの5本塁打(リーグ1位)、14打点(リーグ2位タイ)の活躍で、ベストナインの連盟表彰を受けます。
さらに、2019大学野球日本代表候補にも選ばれ、代表に残れるかも注目です。
ちなみにチームメイトにはドラフト候補の郡司裕也、柳町達、高橋佑樹、高橋亮吾、津留崎大成一学年下には佐藤宏樹います。
中村健人(慶應大)の成績
中村健人の成績です。
- リーグ戦通算成績:63試合、打率.274、7本塁打、33打点、21四死球、33三振、出塁率.359、2盗塁
- 2018秋季リーグ:12試合、打率.286、5本塁打、14打点、8四死球、6三振、出塁率.375、0盗塁
- 2019春季リーグ:12試合、打率.318、2本塁打、15打点、6四死球、13三振、出塁率.400、0盗塁
大学の通算打率が2割7分前後、63試合で33三振とかなり多めです。
一方で、出塁率を見ても分かるように、ヒットが出ない時でも四球などを選んで出塁できています。
それでも全体的な成績は物足りない印象ですね。
しかし、三年生秋には打率.286、5本塁打、14打点、四年生春には打率3割超えとなっており、成績が飛躍しています。
三振の割合も減り、四球を選べるようになったのは好印象です。
四年生時にどこまで成績を残せるかに注目ですね。
中村健人(慶應大)の特徴や動画
中村健人の特徴です。
まずはこちらの動画を見ていきましょう。
<優勝へ 今週も打ちまくる>
今季大ブレイク中の慶大・中村(③中京大中京)
3カードが終わり、4HR13打点と他を圧倒する活躍を見せる。
3連覇へ向け、残り2カードも中村のバットが止まらない!#big6tv #六大学野球 #慶應 #中京 pic.twitter.com/uOlDAfRdmL— BIG6.TV (@big6_tv) 2018年10月12日
ガッチリした体型ですね。
バットを高い位置に構えているので、より大きく見えます。
左足を上げてタイミングを取り、ボールに対して一直線にバットを出せている印象です。
中村健人は長打を広角に打てる!
動画では、ライト、センター、レフトと各方向に打っていて広角に打っていることが分かりますね。
変化球や低めの球にも上手く対応して打っています。
ほとんど軸がぶれていないので目線があまり動かず、ボールを見極め、対応することが出来るのでしょう。
そして、体全体で最後まで振り切っているので、打球が伸びています。
内角の厳しいボールでも上手く対応出来ていますし、打撃技術は高い印象です。
中村健人の選球眼はまだまだ
続いて2018年末に行われた大学侍ジャパン候補合宿の紅白戦です。
https://www.youtube.com/bI4pWU7k8O8?t=145
動画内では2分25秒あたりで、2019年ドラフト候補である日本体育大の北山比呂と対戦しています。
この打席ではボール球に手が出てしまっている印象です。
北山比呂が良い所に投げられているのはありますが、こういったシーンを減らせるとさらにレベルアップできるでしょう。
中村健人の守備は?
こちらの動画を見てみましょう。
1分17秒以降が守備についての動画です。
中村健人③ 外野手
(中京大中京→慶應義塾大学)
昨秋のリーグ戦ではコンパクトに振り切るスイングでリードオフマンながら14試合で5HR14打点をマークする活躍でベストナインを獲得
打球判断の良い外野守備も光る pic.twitter.com/lhHs6IbUX7— おくら (@okura_NHSBC) 2019年2月9日
ライトへのフライを捕りに行っていますが、守備範囲が広いですね。
躊躇することなく、横へ抜けそうな打球に飛びついて捕ったり、上を越されそうな打球をジャンピングキャッチしています。
打球への反応が良く、50m走は6秒3で足の速さもそこそこです。
また、肩も強く、遠投は100mまでできます。
身体能力を生かした守備力は高いと言えるでしょう。
中村健人(慶応大)の特徴まとめ!
特徴をもう一度まとめると
- 広角に長打を打てる
- 変化球や低めの球にも上手く対応できる
- 選球眼はそこそこで、2018年秋から改善傾向にあり
- 守備範囲が広く打球への反応がいい
- 足の速さはそこそこで、肩も強い
広角に長打が打てる打撃と守備範囲の広さが魅力の外野手です。
2018年秋にブレイクし、5本塁打という長打力は魅力ですね。
元々三振が多いタイプでしたが、それも改善傾向にあります。
2019年にどこまで活躍出来るかに注目しましょう。
中村健人(慶應大)のスカウト評価や指名の可能性
残念ながら、コメントを寄せたスカウトはいません。
レギュラーとして実績を残したのは、3年生秋以降なので、まだ注目度は低いのでしょう。
ただ、2018年秋の打撃を見る限りでは十分ドラフト指名の可能性はあるでしょう。
2019年の活躍次第では十分上位指名も狙えるでしょうね。
特に、右の外野手が必要と考えている球団は獲得に前向きとなるかもしれません。
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以上が、慶應大学 中村健人の経歴、成績や特徴でした。
広角に長打が打てる打撃と守備範囲の広さが魅力の外野手です。
2018年秋からブレイクした選手なので、2019年の活躍に注目が集まります。
2019大学野球日本代表候補なので、日本代表に残れるかも注目ですね。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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