【ドラフト】高田孝一(法政大)の成績・経歴・特徴

今回、紹介する選手は法政大学の高田孝一投手です。

力のある最速155km/hのストレートと打者の近くで変化するスライダーなどの変化球が持ち味の本格派投手。

大学に入ってからも球速を伸ばし、2年生の時に世界大学野球選手権に出場しました。

今回は、そんな2020年ドラフト候補 法政大学・高田孝一

記事の内容

をご紹介しています。

高田孝一(法政大)経歴やプロフィール

【ドラフト】高田孝一(法政大)の成績・経歴・特徴

まず、高田孝一の経歴です。

経歴
  • 名前:高田孝一(たかだ こういち)
  • 出身地:神奈川県綾瀬市
  • 生年月日:1998年6月3日
  • 身長 :183cm
  • 体重:88kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:投手
  • 経歴:大上レッツフォアーズ(綾瀬市立綾北小学校)→ 綾瀬市立北の台中学校 → 平塚学園高校 → 法政大学

詳しく見ていきましょう。

高田孝一は高校1年生秋の県大会で優勝!

小学校2年生の時から軟式野球をはじめ、大上レッツフォアーズに所属します。

中学校になってからは、軟式野球部に入りました。

高校は平塚学園高校に進みます。

1年生夏から公式戦に出場、県大会3回戦の小田原高校戦に先発し、7回を1失点に抑えました。

1年生秋の神奈川県大会では、4試合に先発します。

準決勝の東海大相模高校戦では、延長12回を1失点に抑え、現・オリックスの吉田凌との投げ合いを制しました。

「甲子園に出ていて、神奈川大会決勝の20奪三振も見ていた。すごい投手に投げ勝てて、自信になった」そうです。

決勝でも勝ち、13年ぶりとなる県大会優勝を達成します。

関東大会では、1回戦の前橋育英高校(群馬)戦では9回2失点で完投勝利を挙げ、本塁打も打ちました。

しかし、準々決勝の常総学院高校戦では9回5失点、試合も敗れ、センバツ甲子園出場はなりませんでした。

高田孝一は高校2年生秋以降にフォーム修正を行い、球速を145km/hに伸ばす!

2年夏の県大会では4試合に登板します。

5回戦の横浜創学館高校戦では、相手投手の望月惇志(現・阪神)を視察に10球団が訪れた中で1安打完封勝利を挙げ、7個の三振を奪いました。

準々決勝の東海大相模高校戦では、8回に2失点に抑え、球速も141km/hをマークしますが、9回に6失点して試合も敗れます。

「最後は焦って単調になってしまった」そうです。

その後は不調に陥り、2年生秋、3年生春は登板機会がありませんでした。

それでも、フォーム修正を行った結果、3年生6月の練習試合で球速を145km/hに伸ばし、調子を取り戻します。

3年生夏の県大会では、4試合に登板しました。

2回戦の秦野曽屋高校戦では、先発として7回途中まで投げて無失点、7者連続を含む9個の三振を奪いました。

「力を抜いて投げられた。直球とスライダーを低めに集められたのが良かった」そうです。

しかし、5回戦の日大高校戦では、先制の本塁打を打ちますが、8回を投げて5失点、試合も敗れます。

高田孝一は大学2年生夏に国際大会を経験!

高校卒業後は、法政大学(東京六大学野球連盟)に進学します。

2年生春からリーグ戦に登板、5試合に先発し、東京大学戦でリーグ戦初勝利を挙げました。

続く、早稲田大学戦では、5回まで完全試合、9回2アウトまで無失点に抑えますがタイムリーヒットを打たれ2失点したところで降板します。

大学の青木監督は「そんなに甘くはないという事。でも、丁寧にきっちり投げてくれた」と評価し、本人は「後半打たれたのは力のなさ。次、抑えられるよう頑張ります」と振り返りました。

2年生夏は、東京六大学野球選抜に選ばれ、世界大学野球選手権に出場します。

2試合に先発して1勝を挙げるなどの活躍もあって、優勝しました。

3年生秋のリーグ戦では、早稲田大学戦で球速を150km/hに伸ばします

4年生の春季リーグは8月開催となるも、慶応大学戦では154km/hを記録。

続く9月のオープン戦では155km/hを記録しています。

広島の宇草孔基、千葉ロッテの福田光輝は1学年上、2020ドラフト候補の鈴木昭汰とは同学年です。

高田孝一(法政大)の成績

次に、高田孝一の成績です。

成績
  • 国際大会通算(18):2試合、1勝0敗、8投球回、防御率1.13、被安打率4.50、奪三振率5.53、四死球率0.00
  • リーグ戦通算計(18春秋、19春秋、20春):13試合、6勝1敗、107 2/3投球回、防御率3.34、被安打率9.28、奪三振率7.27、四死球率2.67

ヒットを打たれやすい割には失点を抑えられています。

四死球がそこまで多くないからでしょう。

また、奪三振率を見ると、三振を奪う事もできるピッチャーと言って良さそうです。

高田孝一(法政大)の特徴や動画

続いて、高田孝一の特徴です。

まず、こちらの動画を見ていきましょう。

【ドラフト2020楽天二位】高田孝一の球質分析&投球フォーム【スロー撮影】

長身から投げ下ろすフォームです。

左足を三塁方向に上げてタメを作っています。

肘を柔らかく使えており、大きな腕の振りです。

高田孝一は力のあるストレート!

バッターが振り遅れており、球速以上に速く感じるかもしれません。

球速は、常時140km/h以上、最速155km/hです。

球に力があり、上から投げ下ろすので角度もついています

回転数もプロ平均以上になっており、ストレートはプロレベルと言っていいでしょう。

高田孝一は打者の近くで変化するスライダー!

変化球は、スライダー、フォークを投げています。

スライダーは、球速が135km/h前後と速く、鋭く変化している印象です。

ジャイロ回転気味で、さらに軸の先端がわずかに三塁側方向に傾いているからでしょう。

その他には、フォークやカーブを投げます。

高田孝一の制球力はまずまず!

動画を見ると、概ねキャッチャーの構えた所に投げられており、低めや内外角などにも投げられていました。

一方で、少し高めに浮いた球をヒットや犠牲フライにされたり、投球が抜けて明らかなボールとなる場面もあったので、制球力はまずまずといった所でしょう。

高田孝一の特徴まとめ!

特徴をもう一度まとめると

特徴まとめ
  • 力のある最速155km/hのストレート
  • 変化球はスライダー、フォーク、カーブ
  • 制球力はまずまず

です。

力のある最速155km/hのストレートと打者の近くで変化するスライダーなどの変化球を投げ分けて抑えています。

高田孝一(法政大)のスカウト評価や指名の可能性

次に、高田孝一のスカウト評価です。

スカウトコメント
  • 横浜・八馬スカウト「体も大きくなった。スタミナもある。楽しみなパワー投手」
  • 阪神・葛西スカウト「5カ月ぶりに見たけど、スピードがアップしたし、力感も出てきた。魅力あるね」
  • 日本ハム・大渕隆スカウト部長「真っすぐが魅力」

現時点で複数球団からコメントが出ています。

8月の春季リーグで最速154km/hを記録し、9月オープン戦では155km/hを計測するなど、どんどん球速が増しています。

そんな真っすぐを評価するコメントが目立ちますね。

現時点での実力を見れば、2020ドラフトでの指名は確実で、活躍次第では上位指名も見えてくるでしょう。

因みに、高校時代の八木監督は、「投げっぷりがいい」と評価していました。

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高田孝一(法政大)のまとめ!

以上が、法政大学 高田孝一経歴、成績や特徴でした。

力のある最速155km/hのストレートと鋭く変化するスライダーなどの変化球が武器です。

2020ドラフトでの上位指名もあるかもしれません。

今後の活躍や動向に注目していきましょう。

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