本記事ではソフトバンクホークスのドラフトの指名予想をご紹介しています。
具体的には
となっています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
【2024】ホークスのドラフト指名予想
まずは指名予想をご紹介します。
この章のあとに説明している戦力分析や報道を加味しての予想です。
情報が出次第、随時更新していきます。
本命 | 対抗 | |
一位指名 | 宗山塁 | 石塚裕惺 |
二位指名 | 柴田獅子 | 森井翔太郎 |
三位指名 | 狩生聖真 | 浅利太門 |
順番に説明していきます。
一位指名予想
本命は宗山塁です。
六大学のスーパースターで1年生時から主力として結果を残しています。
守備面で非常に高い評価を受けており、打撃でも広角に打ち分ける中距離タイプです。
数年後の世代交代に備えて、今のうちに超有望株を獲得しておきたいところでしょう。

宗山は即戦力ですが、現状を考えれば競合してまで即戦力に行く必要はないと判断する可能性も高いです。
そのため、対抗を石塚裕惺にしました。
U18日本代表に選出された右の大型遊撃手。
2022年にはイヒネを一位で獲得していますが、今シーズンの二軍の状況から打撃は苦労しそうです。
競争意識を植え付ける意味でも、もう一人くらい遊撃手の有望株を指名しておくのもありでしょう。

二位指名予想
本命は柴田獅子です。
最速149km/hのノビのあるストレートが魅力の素材型右腕。
打撃も良い事から高い野球センスを感じる選手です。
スカウト評価が高く地元選手というのも指名を後押ししそうです。

対抗は森井翔太郎です。
1位で遊撃手が獲得できれば指名する必要はなさそうです。
しかし、遊撃手は時間がかかるポジションで、コンバートもしやすいので複数枚いても良いでしょう。
進学の可能性もあるとのことですが、ポテンシャルは今ドラフトでもトップクラスの楽しみな選手です。

三位指名予想
本命は狩生聖真。
高校生ながら2500rrpmを超える超高回転数によるノビのあるストレートが魅力の素材型右腕です。
186cmで体重72kgという細身の体格はまだまだ伸びしろを感じます。
2~3年で一軍で活躍できそうな楽しみな選手です。

対抗は浅利太門です。
身長186cmから投げる最速153km/hのストレートが魅力の素材型です。
ホークスが好きそうな高ポテンシャルタイプ。
宗山と一緒に明治コンビが結成できそうです。

合せて読みたい!
【2024】ソフトバンクホークスの戦力分析
まずは現状の戦力分析です。
現状戦力と年齢構成
*年齢は2024年12月31日時点
年齢 | 右投手 | 左投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
18 | |||||
19 | 前田悠伍 | 藤田悠太郎 | |||
20 | 大野稼頭央 | イヒネ | |||
21 | 風間球打 | 木村大成 | 井上朋也 | ||
22 | 岩井俊介 大山凌 村田賢一 田上奏大 | 牧原巧汰 | 川原田純平 | 笹川吉康 | |
23 | 松本晴 | 吉田賢吾 | 廣瀨隆太 | ||
24 | 澤柳亮太郎 木村光 前田純 | 渡邉陸 | 生海 | ||
25 | スチュワート 大津亮介 尾形崇斗 大竹風雅 | 田浦文丸 | リチャード 三森大貴 仲田慶介 | 正木智也 川村友斗 | |
26 | 津森宥紀 中村亮太 | ダウンズ | 佐藤直樹 緒方理貢 | ||
27 | 杉山一樹 | 大関友久 笠谷俊介 | 谷川原健太 海野隆司 | 川瀬晃 | 柳町達 |
28 | 甲斐野央 藤井皓哉 松本裕樹 鍬原拓也 | ヘルナンデス | 栗原陵矢 周東佑京 野村勇 | ||
29 | 板東湧梧 オスナ | モイネロ | |||
30 | |||||
31 | 武田翔太 | 近藤健介 | |||
32 | 有原航平 | 甲斐拓也 | 牧原大成 | ||
33 | 石川柊太 | 嶺井博希 | 今宮健太 山川穂高 | ウォーカー | |
34 | 又吉克樹 東浜巨 レイ | 髙田知季 ガルビス | |||
35 | 秋吉亮 | 中村晃 | |||
36 | 柳田悠岐 | ||||
43 | 和田毅 |
右投手は投手層が厚く、20代中盤あたりに軸となっている選手が多いです。
左投手は20代後半に軸となる選手はいますが、若手投手がやや手薄です。
捕手は正捕手の甲斐がいて、海野がバックアップとしてスタンバイし、谷川原・吉田などの若手も控えています。
内野手は30代前半から20代後半に固まっています。遊撃手は時間がかかるだけにそろそろ年齢が気になる時期です。
外野手は柳田・近藤と不動のレギュラーがいますが、柳田の年齢とパフォーマンス低下が気にる時期です。
2024シーズンの成績
続いて2024シーズンの投打の成績です。
*8月26日時点
打者
数値 | 順位 | |
得点 | 480 | 1位 |
打率 | .257 | 1位 |
本塁打 | 90 | 1位 |
盗塁 | 77 | 1位 |
OPS | .715 | 1位 |
得点数は勝率と相関がありますが、現時点で1位となっています。
打者有利の球場ということを考慮しても圧倒的な破壊力となっています。
守備面での貢献度も高く、球界No.1の野手陣です。
捕手
正捕手は甲斐ですが、年齢が気になるところです。
しかし、海野を筆頭に、谷川原や吉田などの有望株もスタンバイしています。
指名の優先度は低く、余裕があれば高校生を指名しても良いという感じでしょう。
内野手
一塁・三塁は打撃力があり、二遊間は高い守備力を誇る、バランスの取れた内野陣です。
年齢が28代後半が30代前半なので大きな心配は不要ですが、二遊間は特に時間がかかるポジションなだけに早めに準備したいところです。
一三塁ではリチャード・井上、二塁は廣瀬と有望株はいます。
遊撃手の有望株がいれば獲得したいところでしょう。
外野手
柳田・近藤と不動のレギュラーですが、柳田の年齢は気になります。
ただ、柳町・正木の慶応コンビ、佐藤・川村・笹川などの有望株も多くいます。
柳田・近藤の疲労度を見つつ、彼らの出場機会を増やしていきながら、様子見で良いでしょう。
投手
数値 | 順位 | |
失点 | 288 | 1位 |
防御率 | 2.55 | 1位 |
先発防 | 2.53 | 1位 |
中継防 | 2.57 | 2位 |
失点数はリーグ最少で優秀な成績です。
野手陣の守備力による失点阻止の影響は大きいですが、打者有利の球場でこれだけの成績であれば十分です。
投手陣も非常に優秀であることがわかります。
右投手
有原を筆頭にスチュワート・大津と優秀な先発投手陣が揃っています。
リリーフも藤井・松本・津森など鉄壁です。
全体的に年齢もそこまで高くなく、また昨年ドラフトの岩井・澤柳・大山あたりがすんなりと戦力になりそうです。
指名の優先度は低く、指名するなら素材型ですね。
左投手
モイネロが圧倒的な成績を残し、大関も安定した成績を残し、優秀な2枚がいます。
若手は枚数が少ないですが、エース候補の前田が2軍で安定した成績を残し、非常に大きな期待感があります。
来年くらいには一軍で結果を残せそうですね。
対してリリーフは長谷川くらいなので手薄感があります。
余裕があればショートイニングの左腕を獲得しても良いでしょう。
補強ポイント
以上を踏まえたソフトバンクホークスの補強ポイントまとめです。
右投 | 左投 | 捕手 | 内野手 | 外野手 | |
即戦力 | 〇 | 〇 | △ | ◎ | △ |
育成 | 〇 | 〇 | △ | ◎ | △ |
さらに詳しく言うと、
- 右投手:必要なし
- 左投手:必要なし
- 捕手:必要なし
- 内野手:有望株
- 外野手:必要なし
です。
基本的に戦力は揃っていますで、単純に良い選手を獲得すれば良いと思います。
投手は何枚いても良いので優先度は高めですが、無理して取りに行く感じではありません。
唯一、時間がかかる二遊間は今の内に準備万端にしておきたいところです。
ソフトバンクホークスのドラフトに関するニュースや報道まとめ
続いてソフトバンクホークスのドラフトに関する情報をピックアップしました。
情報が出次第、随時更新していきます。
報道はこちらのページを参考にしています。
一位指名のニュースや報道
・金丸夢斗
永井智浩スカウト部部長が「今すぐ、先発ローテーション」と絶賛。
上位指名のニュースや報道
・今朝丸裕喜
永井智浩スカウト部部長が「ドラフト上位候補」と評価。
【2024】ソフトバンクホークスのドラフト指名予想まとめ
以上がドラフト2024のソフトバンクホークスの指名予想でした。
再度、まとめると
本命 | 対抗 | |
一位指名 | 宗山塁 | 石塚裕惺 |
二位指名 | 柴田獅子 | 森井翔太郎 |
三位指名 | 狩生聖真 | 浅利太門 |
です。
特に優先したいポジションはありませんが、こういった時こそ時間がかかる遊撃手に重点を置きたいところでしょう。
現時点では情報が少ないですが、これから情報がどんどん出てくると思います。
その都度、予想をアップデートしていきますので、ブックマークしてご参考頂けますと幸いです。