ドラフト候補の浅利太門(あさり たもん)は、身長186cm・体重89kgの右投右打の投手。大阪府大阪市出身。明治大所属。
最速154km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを操る。
大学3年生冬に日本代表候補に選出された。
基本情報 | |
名前 | 浅利太門 (あさり たもん) |
出身地 | 大阪府大阪市 |
生年月日 | 2002年9月6日 |
身長 | 186 cm |
体重 | 89 kg |
血液型 | B |
SNS | – |
選手情報 | |
投打 | 右・右 |
守備位置 | 投手 |
最高球速 | 154 km/h |
球種 | スライダー、カーブ、チェンジアップ |
遠投 | 90 m |
50m走 | 6.4 秒 |
好きな球団 | – |
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経歴・プロフィール
経歴(所属チーム) | |
小学校 | 堀江小学校 (西ファイターズ) |
中学校 | 堀江中学校 |
高校 | 興國 |
大学 | 明治大 |
国際大会 | |
– | – |
全国大会 | |
大学全日本選手権 | 2023年 |
小学校6年生時に大阪選抜に選出
堀江小学校1年生時から西ファイターズで野球を開始。
6年生時には大阪選抜として世界大会に出場しています。
堀江中学校では軟式野球部に所属していました。
興國では1年生夏からベンチ入り
興國高校では1年生夏からベンチ入り。
2年生夏の選手権予選では初戦の大商大戦で5回からリリーフ登板。
現西武の上田大河との投げ合いの中、4回無失点の好投を見せています。
3年生夏の大会では4回戦の北野戦で16奪三振完封勝利を挙げるなど、チームのベスト8進出に貢献しています。
明治大では3年生時に全国大会で153キロを計測
明治大では3年生春季リーグからベンチ入りを果たします。
開幕戦の東大戦で初登板し、1回無失点の投球を見せるなど、チームの優勝に貢献します。
全日本選手権では仙台大戦でリリーフ登板。
自己最速を更新する153km/hを計測し、1回無失点の投球で勝利に貢献しています。
秋季リーグでもリリーフとして計6試合に登板し、防御率1.46と安定した成績を残します。
リーグ戦終了後には大学日本代表候補に選出されています。
4年生春季リーグから先発を任されるも結果を残せず、後半からはリリーフとしてチームを支えています。
なお、チームメイトの同級生には宗山塁がいる。
動画と特徴
スラっとした体格で上から投げ下ろす投球フォームです。
ノビのあるストレート
魅力はストレートです。
最速154km/hで、力を入れた際には150km/h前後を計測します。
こちらの情報では、回転数が2400rpmを超え、回転軸の傾きが少ないので、一級品のホップ量を計測しているようです。
球速・球質共に申し分ないレベルです。
高レベルな変化球
変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを持ち球としています。
スライダーは130km/h中盤から後半で、スラッター気味の変化を見せます。
カーブは120km/h超えで大きく縦に変化する武器になるボールです。
130km/h前後のチェンジアップでも空振りが奪えています。
変化球は全体的に高レベルですが、基本はストレート中心。
もう少し変化球の割合を多くしても良さそうですね。
制球面で課題がある
制球面では課題があります。
抜け球や逆球、高めに抜けるケースが多くあります。
バラつきが大きいので、ストライクゾーンに入る割合が低く、それゆえに出力を下げて投げるケースも多くあります。
まだまだ細身で体が出来てないことが要因でしょう。
しっかり体が出来てくれば、再現性ある投球フォームで投げられるようになり、自然と制球力も安定すると思います。
成績
試合 | 投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
リーグ戦通算 | 14 | 30 | 2.40 | 8.10 | 7.20 | 6.30 |
成績は2024年秋季リーグ前までです。
登板数14試合でまだまだ実戦経験が多くないので、参考程度に見ておきましょう。
防御率は2.40とまずまずで、イニング数に迫る三振数を記録していることから、三振が奪えるタイプであることがわかります。
被安打率も低いので、ボール自体は高レベルであることがわかります。
ただ、与四死球率が非常に高く、四死球でランナーを貯めてしまうケースも出てきます。
まだまだ成長途中で、再現性ある投球フォームで投げられていないことが要因でしょう。
秋季リーグでどこまで改善できるかに注目です。
スカウトコメント・視察情報と指名予想
球団 | 評価 | コメント | 視察情報 |
ヤク | |||
阪神 | |||
巨人 | |||
広島 | |||
中日 | |||
横浜 | △ | 八馬アマスカウティングディレクター 「初戦で足の上げ方とかいろいろ試しているのかと思った。落ちるボールでうまく三振を取っていた。スピードはこれから徐々に上がっていくでしょう」 | |
オリ | |||
千葉 | |||
楽天 | |||
福岡 | 宮田スカウト 「かなり良くなっているよ」 | ||
ハム | |||
西武 |
現時点で2球団からのコメントが出ています。
その他の球団からはコメントは出ていませんが、リーグ戦や全国大会で登板しているので多くのスカウトが視察しているでしょう。
今後の活躍次第ではコメントがもっと出てくると思います。
皆様のドラフト指名予想
読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。
是非ご投票ください!
まとめ
以上が、浅利太門のご紹介でした。
最速154km/hのノビのあるストレートが魅力の素材型右腕。
ドラフト2024での指名は確実で、ポテンシャルを高く評価する球団から上位指名もあるかもしれません。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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