森井翔太郎(桐朋)

ドラフト候補の森井翔太郎(もりい しょうたろう)は、身長183cm・体重86kgの右投左打の遊撃手。東京都府中市出身。桐朋所属。

高校通算45本塁打、投げては最速152km/hを計測する三拍子揃った遊撃手。

日本ハムスカウトからは「球界を担う金の卵」という非常に高い評価を受けている。

基本情報
名前森井翔太郎
(もりい しょうたろう)
出身地東京都府中市
生年月日2006年12月15日
身長183 cm
体重86 kg
血液型
SNS
選手情報
投打右・左
守備位置遊撃手
遠投110 m
50m走6.1 秒
好きな球団

経歴・プロフィール

経歴(所属チーム)
小学校桐朋小学校
(住吉ビクトリー)
(武蔵府中リトル)
中学校桐朋中学校
(練馬北シニア)
高校桐朋
国際大会
全国大会

小学校・中学校時代

桐朋小学校1年生時に住吉ビクトリーで野球を開始し、2年生時から武蔵府中リトルでプレー。

6年生時には西武ライオンズジュニアに選出されています。

桐朋中学校では練馬北シニアに所属していましたが、1年生夏から軟式野球部でプレーしています。

桐朋では1年生夏からレギュラー

桐朋では1年生夏から三塁手のレギュラーとして出場し、初戦の聖徳戦でホームランを放つ活躍。

2安打4打点でチームの勝利に貢献します。

3回戦の日大三戦では7回からリリーフ登板するも、2失点を喫しコールド負けを経験しています。

秋季東京大会1次予選では駒場学園戦で敗退。

2年生秋から遊撃手兼投手でチームをけん引

2年生夏の選手権予選では、初戦の練馬戦で2安打3打点、昭和戦では3出塁とチームの勝利に貢献します。

4回戦の東海大菅生戦では先発として6回4失点5奪三振の投球でチームは敗戦となります。

秋季大会から遊撃手兼投手を任されるも、東京都大会初戦の東海大菅生戦で敗戦。

3年生春季大会では2回戦の永見光太郎擁する東京戦で敗戦となります。

最後の夏に日米14球団が視察

夏の選手権予選では、初戦の藤森戦で日米14球団のスカウトが視察。

打撃では無安打に終わるも、投げては145km/hを計測し、4 1/3回1失点の投球もチームは初戦敗退となっています。

MLBや米国の大学進学も視野に入れ、9/2にはプロ志望届を提出しています。

動画と特徴

桐朋・森井翔太郎【2024年ドラフト候補】高校通算37.38号ホームラン

しっかりしたスイングが印象的です

抜群の長打力

長打力は抜群です。

動画では右中間へ完ぺきな当たりを運んでいます。

スイングスピードが速く、打球速度が速いため、角度が付けば楽にスタンドインします。

右足着地時にグリップが後ろに残せて割れがしっかりできるので、スイングが速いのでしょう。

バレルゾーンを意識し、角度を付けるスイング軌道なのも高評価です。

こちらでは木製でも鋭い打球を飛ばせており、木製も苦にしていません。

高い守備力

守備力も高いです。

遠投110mと強肩で100m走11秒6と、高い身体能力を兼ね備えています。

その為、守備時の俊敏性が高く、深い位置からでも強い送球が可能です。

こちらの守備のシーンでも動きの良さがわかります。

投手もこなせる

投手としては最速152km/hです。

力を入れた際には140km/h台中盤を安定して計測し、出力の高さが魅力です。

変化球はスライダー、カーブ、フォークを持ち球です。

こちらの投球のシーンでも4シームは安定して146km/h前後を計測しています。

成績

試合数が少ないので参考までにまとめておきます。

投手成績

試合投球回防御率奪三振率与四死球率被安打率
24夏予選14 2/31.930.007.719.64

最後の夏ではリリーフとして4 2/3回を1失点に抑えています。

三振はなく、与四死球率も被安打率も高い事から、なんとか1失点で済んだという感じでしょう。

野手成績

試合打率本塁打打点盗塁三振出塁率OPS
夏通算6.3161700.409.935

夏通算では打率.316とまずまずです。

ホームランを打てていたり、四球を選べているあたりは、能力の高さが伺えます。

スカウトコメント・視察情報と指名予想

球団評価コメント視察情報
ヤク小川淳司GM
「身体能力が高くて持っているものは凄い。まだまだ未完成だが、肩も強いし、バットも強く振れる。」
阪神
巨人榑松スカウト次長
「肩も強く、足も速いし雰囲気がある。走っている姿、守っている姿、プレーの一つ一つがかっこいい」
広島
中日
横浜
オリ部坂スカウト
「ポテンシャルは高い。去年のオリックス1位の横山(聖哉)タイプ。打力があり、肩も強く、走力もある」
千葉高橋編成管理部長
「以前も見ましたが、やはり力強いスイングです。楽しみな選手です。(一般的に)上位候補の選手になってくるでしょう。」
榎アマスカウトディレクター
「スケールの大きさが魅力。打球速度が速く、スター性、オーラがある。体も柔らかい」
楽天
福岡宮田善久スカウト
「課題もあるが、打撃面ではいいものを持っていて評価している。」
ハム坂本晃一スカウト
「いまさら今日の試合で良い悪いの評価はない。力強さと天性の柔らかさは元阪神、中日の福留さんとだぶる。間違いなく将来の野球界を担う金の卵」
西武潮崎スカウトディレクター
「力みは責任感の強さからかもしれないです。他に圧倒するだけのものがあるから大丈夫。(かつてライオンズジュニアに所属と)縁のある選手なので。」

夏の予選敗退後に非常に多くのコメントが出ていました。

日本ハムからは「金の卵」「野球界を担う」という、一位指名レベルの非常に高い評価を受けている事がわかります。

その他にもロッテからは「上位指名候補」と高い評価を受けており、非常に注目度が高そうです。

プロ志望届を提出するか、米国の大学への進学なのかは五分五分のようで、今後の動向に注目したいですね。

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まとめ

以上が、森井翔太郎のご紹介でした。

投手としては最速152km/h、抜群の長打力と高い身体能力を兼ね備えた三拍子揃った遊撃手。

ドラフト2024では上位指名は確実で、一位指名の可能性もありそうです。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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