【ドラフト】寺嶋大希(愛工大名電)の成績・経歴・特徴

今回ご紹介するのは、愛工大名電の寺嶋大希です。

最速148km/hのシュート変化の大きなストレートと多彩な変化球が持ちあじの右腕投手。

今回は、そんな2021年ドラフト候補 愛工大名電・寺嶋大希

記事の内容

をご紹介しています。

寺嶋大希の経歴やプロフィール

寺嶋大希

まずは、寺嶋大希の経歴です。

プロフィール
  • 名前:寺嶋大希(てらしま だいき)
  • 出身地:長野県安曇野市
  • 生年月日:2003年4月9日
  • 身長:178cm
  • 体重:76kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:投手
  • 経歴:安曇野穂高シニア(安曇野市立穂高東中学校) → 愛工大名電
  • 関連ページ:

詳しく見ていきましょう。

中学時代に全国を経験

安曇野市立穂高東中学校では安曇野穂高シニアに所属。

三年生春にリトルシニア全国選抜野球大会に出場しています。

愛工大名電で一年生春からベンチ入り

愛工大名電では一年生春からベンチ入り。

夏の選手権予選では、リリーフとして1試合に登板しています。

秋季県大会では計2試合に登板しチームの準優勝に貢献。

続く東海大会の三重高校戦では、先発した田村俊介がアクシデントで降板するとリリーフとして登板します。

4回途中から、5 1/3回を無失点に抑え、チームの勝利に大きく貢献しています。

続く、二回戦の県岐阜商戦でリリーフとして1 2/3回を無失点に抑えるも、チームは敗戦となっています。

三年生春からエースとして県大会優勝

二年生夏の県大会では五回戦敗退。

秋季県大会では二回戦敗退とチームとして結果が残せませんでした。

三年生春季大会から背番号1を任されます。

初戦の一宮高校戦で自己最速となる147km/hを記録するなど勝利に貢献し、チームは県大会優勝を果たします。

続く東海大会では、初戦の岐阜第一戦で7回からリリーフとして登板。

延長を含めて6回を投げ抜き、チームの逆転勝利に貢献しています。

三年生夏には甲子園出場

夏の選手権予選では、背番号1を田村俊介に譲るも、五回戦の至学館高校戦で自己最速を更新する148km/hを記し勝利に貢献。

続く準々決勝の東邦高校戦、準決勝の中京大中京戦を2試合連続の1失点完投勝利でチームの決勝進出に貢献。

決勝の享栄高校戦ではリリーフとして4回3失点で優勝に貢献し、甲子園出場を果たしています。

甲子園では初戦の東北学院戦でリリーフとして登板。

5 2/3回を3失点の投球をするも、チームは敗戦となっています。

寺嶋大希の特徴や動画

次に、寺嶋大希の特徴です。

こちらの動画を見ていきましょう。

セットポジションから、足をゆっくり上げ投げ込んでいます。

シュート変化が大きいストレート

ストレートの最速は148km/hで常時140km/h以上を投げ込みます。

シュート変化が大きい球質で、大きく動くボールとなっています。

寺嶋大希の球質分析を分析!抜群の指先感覚

球質を分析したデータからも、シュート変化が大きいとがわかります。

ノビもまずまずといった感じなので、特に右打者にとっては厄介なボールとなるでしょう。

多彩な変化球

変化球はスライダー、カーブ、スローカーブ、スプリットと多彩です。

中でも軸となっているのがスライダーです。

130km/h前後で、縦変化が大きい縦のスライダーです。

空振りが奪えており、キレの良さを感じます。

また、130km/h前後のスプリットも投げています。

ストレートのシュート変化量が大きいので、シュート変化するスプリットと相性が良さそうです。

その他には、120km/h前後のカーブやさらに緩い100km/h以下のスローカーブも投げます。

制球面はまずまず

制球面はまずまずといえます。

抜け球や高めに浮くケースもありますが、どのボールもある程度は制球出来ています。

きっちりコースに、というほどではありませんが、ストライクが入らなくて四死球で崩れるタイプでは無いでしょう。

特徴まとめ!

わかりやすくまとめると

特徴まとめ
  • 最速148km/hのストレート
  • シュート変化の大きな球質
  • 変化球はスライダー、カーブ、スローカーブ、スプリット
  • 軸となるスライダーはキレのいい縦スライダー
  • 制球面はまずまず

です。

最速148km/hで多彩な変化球が魅力の完成度が高い投手です。

ストレートでバンバン押していくタイプでは無く、総合力で勝負できるタイプです。

全体的な完成度が高いですが、まだまだ伸びしろも感じる選手です。

寺嶋大希の成績

続いて、寺嶋大希の成績を見ていきましょう。

成績
  • 21選手権予選:5試合、31投球回、防御率2.61、奪三振率6.97,与四死球率2.61、被安打率5.23
  • 21甲子園:1試合、4投球回、防御率6.75、奪三振率11.25、与四死球率2.25、被安打率13.50

選手権予選の成績を見ると、防御率2.61とまずまずです。

圧倒的な投球ではなく、どの試合も安定して試合を作っている、という感じの内容です。

奪三振率は高くなく、与四死球率や被安打率が低く抑えられており、それが安定した成績に繋がっているようです。

寺嶋大希のスカウト評価や指名の可能性

続いて、寺嶋大希のスカウト評価です。

スカウト評価
  • 榑松アマスカウト統括「縦のスライダーとフォークが光っていました」
  • 中日米村アマスカウトチーフ「ナチュラルにインコースへシュート回転する直球がいい。その球だけなら、いまのプロ野球でも通用する」
  • 中日・近藤スカウト「ベース板の上でも球に強さがある。(中京大中京の)畔柳にも匹敵する」
  • ヤクルト・中西スカウト「フォームのバランスが良く、肘の使い方もいい。素晴らしい素材」

複数球団からコメントが出ています。

シュート変化するストレートや素材として評価されているようです。

また、ドラフト一位候補の畔柳亨丞にも匹敵する、という非常に高い評価をしているコメントも出ています。

全体的な総合力の高さや、伸びしろを考えると、ドラフト2021での指名の可能性が高そうです。

合せて読みたい!

【ドラフト2021】ドラフトの指名予想や注目候補選手の評価一覧とまとめ!

寺嶋大希の関連ニュース

続いて、寺嶋大希の関連ニュースです。

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>>スカウト注目右腕・寺嶋大希はプロ志望を明言【甲子園】

>>決勝で涙の享栄・竹山は「かつての小松辰雄くらいの力」中日スカウト/愛知

>>中京大中京・畔柳に「匹敵」愛工大名電の右腕・寺嶋をスカウト評価 最速147キロで4連続含む7K

寺嶋大希のまとめ

以上が、愛工大名電 寺嶋大希経歴、成績や特徴でした。

最速148km/hのシュート変化の大きなストレートや多彩な変化球が持ちあじの右腕投手。

2021ドラフトで指名される可能性が高そうです。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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