今回ご紹介するのは、明徳義塾の代木大和です。
二年生秋季大会では、登板7試合すべてで完投勝利を挙げ、四国大会優勝へ導いた素材型左腕です。
今回は、そんな2021年ドラフト候補 明徳義塾・代木大和の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
代木大和の経歴やプロフィール
まずは、代木大和の経歴です。
- 名前:代木大和(しろき やまと)
- 出身地:愛媛県四国中央市
- 生年月日:2003年9月8日
- 身長:184cm
- 体重:85kg
- 投打:左投左打
- ポジション:投手
- 経歴:四国中央市立南小学校 → 川之江ボーイズ(四国中央市立川之江南中学校)→ 明徳義塾高校
- 関連ページ:Twitter
詳しく見ていきましょう。
中学時代は硬式野球
四国中央市立南小学校一年生時から軟式野球を開始。
川之江南中学校では硬式野球チームの川之江ボーイズに所属。
主将として投手兼4番を務めていました。
高校では一年生春からベンチ入り
中学時代に練習視察をした明徳義塾の馬淵監督のアドバイスに感銘を受け、明徳義塾高校に進学。
入学早々に139km/hを記録し、馬淵監督からは「市川悠太(現ヤクルト)の入学時より良い」という高い評価を受け、一年生春からベンチ入りを果たします。
春季四国大会一回戦の徳島北戦では、公式戦初登板を1/3回無失点で抑えています。
一年生秋には全国大会出場
夏の甲子園ではベンチ外となるも、秋には明治神宮大会に出場。
準々決勝の中京大中京戦で先発し、3回2失点に抑えますが、チームは敗戦となっています。
二年生夏には甲子園初登板
選抜が中止となるも、その代替えとして開催された甲子園交流戦に出場。
甲子園初登板となった鳥取城北戦では、リリーフとして1 2/3回を無失点に抑えています。
秋には四国制覇
秋季大会で8試合中7試合に登板。
高知県大会では決勝で森木大智と投げ合い、12回を完投するも延長の末日没コールドで再試合に。
再試合では9回5安打完封でチームの優勝に貢献しています。
続く四国大会でも勢いは止まらず、三連続完投によりチームを優勝に導いています。
秋トータルでは登板した7試合すべてで完投し、防御率0.58という素晴らしい安定感を披露しました。
選抜では自責点0ながら初戦敗退
二期連続で甲子園登板を果たします。
初戦の仙台育英戦では、速球とカットボールのコンビネーションで打たせて取る投球を披露。
8回完投自責点0ながら敗戦となります。
代木大和の特徴や動画
次に、代木大和の特徴です。
こちらの動画を見ていきましょう。
足を上げ、一瞬ためを作りながら体重移動し、上から投げ下ろす投球フォームです。
抜群のカットボール
変化球はカットボール、カーブを投げています。
中でも、130km/h前後の球速が速めで変化の小さなカットボールを軸として投球を組み立てています。
右打者へは内角へ、左打者は外へ、という具合に投げ分け、空振りを奪うシーンもあり、決め球として有効に使っていました。
高い制球力
全体的に制球力が高めです。
時折抜け球などもありますが、どのボールもある程度コースに投げ分けが出来ています。
そして変化球も低めに集めることが出来ています。
絞らせない投球術
カットボールとストレートの2球種を同じ軌道に乗せ、絞らせない工夫が見えます。
特に右打者は途中までストレートと同じ軌道に見え、内角に足食い込んでくるカットボールに対応できていません。
こういった投球が出来る技術力の高さは素晴らしいですね。
伸びしろを感じる逸材
現時点でのストレートの球速は130km/h中盤でまだまだです。
しかし、体格的にも恵まれており、投球動画もスムーズなので、今後はさらに球速を伸ばしてくるでしょう。
また、下記のサイトで紹介されている通り、回転数はMLB平均クラスとなっているようです。
現在の投球術がありながら、球速が140km/h台に乗ってくると、高校生では対応が難しいでしょうね。
特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- 抜群のカットボール
- 絞らせない投球術
- 将来性を感じる素材型
です。
現時点は最速139km/hですが、今後はさらに伸びてくるでしょう。
それに加え、カットボールの良さや投球術も持ち合わせるセンスあふれる投手です。
代木大和の成績
続いて、代木大和の成績を見ていきましょう。
- 20秋季大会:7試合、62投球回、防御率0.58、奪三振率7.84、四死球率1.45、被安打率6.10
- 21選抜:1試合、8投球回、防御率0.00、奪三振率1.13、四死球率2.25、被安打率11.25
二年生秋季大会では62投球回で防御率0.58という抜群であったことがわかります。
奪三振率や被安打率がそこまで突出した数字ではありませんが、四死球率が非常に少ないのが特徴です。
その為、トータルとしてランナーを出すケースが少ないことが、抜群の防御率に繋がっていると思われます。
また、1登板当たり9イニング近くを投げており、投げるスタミナやタフさがあることもわかります。
代木大和のスカウト評価や指名の可能性
続いて、代木大和のスカウト評価です。
- 中日・米村アマスカウトチーフ「粘りながら1点に抑えて持ち味を出した。(平均で)140キロを超えてくれば。将来性がある」
- ホークス・永井智浩編成育成本部本部長兼スカウト部部長「動きが柔らかいのがいい」
- あるプロ球団のスカウト「森木君と代木君の2人で切磋琢磨(せっさたくま)して、大きく育ってほしい。今から楽しみ」
現時点では中日からのコメントが出ています。
将来性を期待されているようです。
ドラフト2021では指名される可能性が高いと思われます。
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続いて、代木大和の関連ニュースです。
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代木大和のまとめ
以上が、明徳義塾 代木大和の経歴、成績や特徴でした。
抜群のカットボールや高い投球術が持ち味の素材型左腕です。
2021ドラフトで指名される可能性が高いでしょう。
今後の動向や活躍に期待しましょう。