【ドラフト】笹倉世凪(仙台育英)の成績・経歴・特徴

今回、紹介する選手は仙台育英高校の笹倉世凪投手です。

中学軟式で147km/hを計測した怪物左腕。

仙台育英では投手だけでなく、打つ方でも中軸を任されている二年生です。

今回はそんな仙台育英高校 笹倉世凪

記事の内容

をご紹介しています。

笹倉世凪の経歴やプロフィール

まず、笹倉世凪の経歴です。

経歴
  • 名前:笹倉世凪(ささくら せな)
  • 出身地:岩手県一関市
  • 生年月日:2003年度生
  • 身長 :176cm
  • 体重: 76kg
  • 投打:左投左打
  • ポジション:投手
  • 経歴:一関市立花泉小学校 → 秀光中学校 → 仙台育英高校

詳しく見ていきましょう。

中学校3年生夏に全国大会準優勝、軟式で球速147km/hをマーク!

お兄さんの影響で、小学校2年生の時から軟式野球をはじめます

小学6年生の時に、楽天Jr.に選ばれ、プロ野球ジュニアトーナメントに出場しました。

「指導力に評判のある須江航監督(現・仙台育英高校監督)の下で野球をしたい」と考え、宮城県の秀光中学校(仙台育英高校の系列校)に進み、軟式野球部に所属します。

中学校2年生春には、軟式で140km/hをマークしました。

中学校3年生春に足首を骨折しますが、夏には復帰。

全国大会では決勝で森木大智擁する高知中に敗れるも準優勝となっています。

その頃には、球速を147km/hに伸ばしました。

高校1年生夏の甲子園で球速145km/hをマーク!

仙台育英高校では、1年生春からベンチ入りし、東北大会では、リリーフとして2試合に登板しました。

1年生夏は県大会で優勝、甲子園に出場し、4試合に登板します。

3回戦の敦賀気比高校(福井)戦では、9回1アウト三塁の場面から2アウトを取り、この試合で球速145km/hをマークしました。

準々決勝の星稜高校(石川)戦でも登板しますが、アウトを取れずに降板、試合も敗れます。

1年生秋は、打線では5番を打つようになり、県大会準々決勝の東北高校戦では、登板時に逆転タイムリーを打たれましたが、その直後にサヨナラ本塁打を打ちました。

県大会、東北大会で優勝し、出場した明治神宮野球大会では、登板機会がありませんでしたが、5番ファーストで出場し2本のヒットを打ちます。

2020センバツ甲子園での活躍に期待です。

因みに、1学年上には2020ドラフト候補の入江大樹内野手がいます。

笹倉世凪の特徴や動画

続いて、笹倉世凪の特徴です。

まず、こちらの動画を見ていきましょう。

右足を三塁方向に大きく上げてタメを作り、左足はまっすぐ伸びた状態で止まっています。

スリークォーターに近い投げ方で、腕を大きく振り、肘の使い方も柔らかそうです。

力のあるストレート!

球に力があり、バッターが振り遅れています。

ストレートの球速は最速145km/h、常時130km/h後半ですが、球速以上に速く感じそうです。

また、球にキレがあり、質の良いストレートを投げられています

鋭く曲がるスライダーと緩く曲がるカーブ!

動画では、スライダー、カーブを投げています。

スライダーは、打者の手元で鋭く曲がり、空振りを奪うことができています。

コースが決まれば、ストライクカウントを取るのにも使えそうです。

カーブは、大きく緩く曲がり、バットの芯を外すの使えています。

ストレートとの球速差を利用した緩急を付けたピッチングができそうです。

それ以外には、落差の大きいチェンジアップも投げます。

制球力はまずまず!

動画を見ると、大体はキャッチャーの構えた所に投げられていて、コースを投げ分ける事もできています。

一方で、投球が抜けて明らかなボール球になったり、投球が高めに浮くといった場面も見られました。

四死球が多い事を考えると、制球力はまずまずといったところでしょう。

今後は、制球力の向上が課題となり、より細かなコントロールが求められそうです。

打撃でもチームの主軸!

打線では一年生ながらクリーンアップを打っています。

投打に注目の1年生!仙台育英 笹倉世凪選手、明治神宮大会での全打席!

動画の20秒過ぎと50秒辺りでは、外野にヒットを打っています。

バットを振り切っていて、当たれば遠くに飛ばせ、長打を打てそうです。

その一方で、変化球に上手く対応しているので、バットコントロールもあります

また、動画の最初では守備練習をしていますが、投手をやっていることもあり肩が強いです。

特徴まとめ!

特徴をもう一度まとめると

特徴まとめ
  • 力のある最速145km/hのストレート
  • 変化球は、スライダー、カーブ、チェンジアップ
  • 制球力はまずまず
  • バットコントロールができ、肩が強い

です。

力のある最速145km/hのストレートとスライダー、カーブなどの変化球を投げ分けて抑える事ができ、本格派投手と言っていいでしょう。

また、変化球にも対応できるバットコントロールなど、野手としての能力も高いです。

まだ、高校1年生なので、伸びしろもありそうです。

笹倉世凪の成績

次に、笹倉世凪の成績です。

成績
  • 甲子園(19夏):4試合、6 2/3投球回、防御率4.05、被安打率6.75、奪三振率5.40、四死球率5.40
  • 地方大会通算(東北:19春秋、県:19夏):8試合、27 1/3投球回、防御率2.63、被安打率6.26、奪三振率6.91、四死球率6.26

成績は、2019年終了時点のものです。

打たれたヒットはそこまで多くはありませんが、四死球を与えやすく、大会によっては失点が多くなっています。

一方で、三振も奪う事もできるピッチャーと言って良さそうです。

笹倉世凪のスカウト評価や指名の可能性

次に、笹倉世凪のスカウト評価です。

スカウト評価
  • 阪神・畑山統括スカウト「自分のプレーができている」
  • 巨人・長谷川スカウト部長「笹倉君は1年生でこの舞台で投げるのがすごい。入学して、3、4カ月で対応している」「少しバテてるのか、4、5月に見たときはもうちょっと切れがあった。バッティングも対応できている」「仙台育英の左腕・笹倉と右腕・伊藤は野球センスが高い」

これらは、甲子園に出場した時に寄せられたもので、球のキレなどピッチングについてだけでなく、バッティングも評価されています。

今後の成長次第では、2021ドラフトでの上位指名の可能性が高そうですね。

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笹倉世凪の関連ニュース

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笹倉世凪のまとめ!

以上が、仙台育英高校 笹倉世凪経歴、成績や特徴、スカウト評価でした。

力のあるストレートとスライダーやカーブなどの変化球が魅力です。

2021ドラフトでは、上位指名されるかも知れません。

2020センバツ甲子園での活躍も期待されます。

今後の動向に注目していきましょう。

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