本記事では横浜ベイスターズのドラフトの指名予想をご紹介しています。
具体的には
となっています。
◇目次◇（該当箇所クリックで飛べます）
【2024】横浜のドラフト指名予想
まずは指名予想をご紹介します。
この章のあとに説明している戦力分析や報道を加味しての予想です。
情報が出次第、随時更新していきます。
| 本命 | 外れ・対抗 | |
| 一位指名 | 中村優斗 | 伊原陵人 |
| 二位指名 | 坂口翔颯 | 佐藤柳之介 |
| 三位指名 | 斎藤大翔 | 森駿太 |
順番に説明していきます。
一位指名予想
一位は即戦力投手。
本命は中村優斗です。
今ドラフトの即戦力右腕ならNO1です。
ここ数年はドラフトで競合を避ける傾向にありますので、金丸ではなく中村としました。
それでも競合する可能性はありますが、多少のリスクを取ってでも、即戦力先発投手が欲しいでしょう。
中村優斗（愛知工業大） 外れは伊原陵人です。
制球力とキレのあるボールで打者を翻弄するタイプで、社会人でさらに1段階レベルアップ。
実力的には1位指名レベルの好投手ですが、身長170cmということで評価はそこまで上がっていないようです。
1年目からローテーション入りして結果をのこしてくれるでしょう。
伊原陵人（NTT西日本） 二位指名予想
1位指名に続いて2位も即戦力で行きたいですね。
本命は坂口翔颯です。
最速153km/hのノビのあるストレートが魅力の本格派右腕。
大学では1年生時からエースとして結果を残し続けている実力派です。
坂口翔颯（国学院大） 対抗は佐藤柳之介です。
最速148km/hですが、空振りが奪えるノビのあるストレートが武器の左腕です。
今ドラフトの左腕でも最上位クラスです。
佐藤柳之介（富士大） 1位指名の利き手や他球団の指名状況によって、坂口か佐藤かという選択になりそうです。
三位指名予想
三位は将来の二遊間候補。
本命は斎藤大翔です。
2位前後で消えそうですが、横浜の順番まで残っていれば指名したい逸材。
こちらも身長181cmで強肩俊足が魅力の大型ショートです。
斎藤大翔（金沢） 対抗は森駿太です。
遊撃手でありながら身長187cmで身体能力抜群。
高校通算48本塁打の長打力も兼ね備える大型ショートです。
横浜市出身ということも指名を後押ししそうですね。
森駿太（桐光学園） 合せて読みたい！
【2024】横浜ベイスターズの戦力分析
まずは現状の戦力分析です。
現状戦力と年齢構成
＊年齢は2024年12月31日時点
| 年齢 | 右投手 | 左投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
| 18 | |||||
| 19 | 武田陸玖 | ||||
| 20 | 森下瑠大 | 松尾汐恩 | 粟飯原龍之介 | ||
| 21 | 小園健太 深沢鳳介 | 小深田大地 | |||
| 22 | 石田裕太郎 | 松本隆之介 髙田琢登 | 森敬斗 | 度会隆輝 | |
| 23 | 松本凌人 | 上甲凌大 東妻純平 | 石上泰輝 | ||
| 24 | 宮城滝太 橋本達弥 渡辺明貴 | 益子京右 | 林琢真 | 井上絢登 勝又温史 | |
| 25 | 阪口皓亮 徳山壮磨 三浦銀二 中川虎大 | 知野直人 西巻賢二 | 梶原昂希 | ||
| 26 | 伊勢大夢 入江大生 京山将弥 吉野光樹 中川颯 堀岡隼人 | 石川達也 | 山本祐大 九鬼隆平 | 牧秀悟 | |
| 27 | 坂本裕哉 | 蝦名達夫 | |||
| 28 | 上茶谷大河 ジャクソン | ||||
| 29 | 平良拳太郎 ケイ | 東克樹 濵口遥大 | 関根大気 楠本泰史 | ||
| 30 | 大貫晋一 佐々木千隼 | 京田陽太 | 佐野恵太 神里和毅 | ||
| 31 | ウェンデルケン | 石田健大 | 柴田竜拓 | 桑原将志 | |
| 32 | 山﨑康晃 森唯斗 ウィック | フォード | |||
| 33 | 森原康平 | 西浦直亨 オースティン | 筒香嘉智 | ||
| 34 | 三嶋一輝 | 戸柱恭孝 | 大田泰示 | ||
| 35 | 伊藤光 | ソト | |||
| 36 | 宮﨑敏郎 | ||||
| 37 | 大和 |
右投手は幅広い年齢層で選手数は多いですが、先発投手が手薄です。
左投手は絶対的エースの東がいますが、そこに続く先発投手が手薄です。
捕手は山本の台頭があり、松尾や上甲などの有望株もいて揃っています。
内野手は宮崎・牧・オースティンの主軸が揃っており、森が台頭して現状はほぼ揃っています。宮崎の年齢が気になるところです。
外野手は筒香の加入もあり選手層は非常に厚く、度会の加入や梶原の台頭などでさらに強化されています。
2024シーズンの成績
続いて2024シーズンの投打の成績です。
＊8月26日時点
打者
| 数値 | 順位 | |
| 得点 | 406 | 1位 |
| 打率 | .255 | 1位 |
| 本塁打 | 84 | 1位 |
| 盗塁 | 50 | 2位 |
| OPS | .688 | 1位 |
得点数は勝率と相関がありますが（ピタゴラス勝率）、現時点で1位となっています。
出塁率は阪神やヤクルトと大差はありませんが、打率と長打率が他球団を大きく引き離して1位となっています。
その為、OPSが非常に高く、得点しやすい状況となっています。
ただし、捕手以外のポジションで守備指標は悪く、失点を増やしている状況があります。
捕手
今シーズンは山本が台頭。
打撃だけでなく、守備面での貢献度も高く、他球団と大きく差別化できている強みのポジションになっています。
また、松尾や上甲などの若手有望株もスタンバイしており、捕手の心配は不要でしょう。
仮に山本が来年以降も結果を残せれば、高校時代に遊撃手もこなしていた松尾のコンバート案も出てきそうです。
次に説明する内野手が手薄なだけに、超有望株の松尾を遊撃手・二塁手・三塁手にコンバートする可能性も見えてきました。
内野手
宮崎、牧、オースティンと主軸が揃っています。
しかし、宮崎の年齢を考えると、そろそろ次を準備したいところです。
将来的には牧が三塁にコンバートとなるでしょうから、二遊間の有望株が欲しいところ。
今シーズンは森が結果を残しつつあり、来年あたりから遊撃手を任せられそうです。
そうなると残りは二塁手ですが、現状を見ると手薄です。
松尾のコンバートも視野に入れながら、ドラフトで軸となる選手を指名していく必要があるでしょう。
ただ現状ではそこまで優先度は高くありません。
外野手
外野手は佐野が不動で、桑原・関根・蝦名、今年加入した筒香・度会、梶原の台頭もあり非常に豊富です。
佐野の年齢が30歳で年齢が気になってくる時期ですが、若手も豊富なので特に心配は不要です。
ドラフト指名の優先度は非常に低いですね。
投手
| 数値 | 順位 | |
| 失点 | 406 | 5位 |
| 防御率 | 3.09 | 5位 |
| 先発防 | 3.11 | 5位 |
| 中継防 | 3.04 | 5位 |
失点数はリーグ5位とかなり悪いです。
打者有利の球場や野手陣の守備による影響もありますが、それでも悪いです。
右投手
ジャクソンが100イニング以上ですが、それ以外でイニング数を稼げている選手が少ないです。
期待されていた若手選手の台頭もなく、かなり苦しい状況です。
即戦力先発投手の指名優先度はかなり高いでしょう。
左投手
東、ケイと100イニングをこなす選手はいますが、そこに続く選手がいません。
本来であれば濱口・石田あたりにもっと結果を残してほしいところではありますが、パフォーマンスの低下は否めません。
右腕同様に即戦力の先発投手の指名優先度は高いでしょう。
補強ポイント
以上を踏まえた横浜ベイスターズの補強ポイントまとめです。
| 右投 | 左投 | 捕手 | 内野手 | 外野手 | |
| 即戦力 | ◎ | ◎ | △ | 〇 | △ |
| 育成 | △ | △ | △ | 〇 | △ |
さらに詳しく言うと、
- 右投手：即戦力
- 左投手：即戦力
- 捕手：当面必要なし
- 内野手：二遊間有望株
- 外野手：当面必要なし
です。
とにかく左右にこだらわずに即戦力先発投手が欲しいところです。
捕手は・外野手は不要。
内野手の優先度は1段階落ちますが、二遊間が守れそうな即戦力や、将来レギュラーになれそうな有望株を獲得したいところです。
横浜ベイスターズのドラフトに関するニュースや報道まとめ
続いて横浜ベイスターズのドラフトに関する情報をピックアップしました。
情報が出次第、随時更新していきます。
報道はこちらのページを参考にしています。
一位指名のニュースや報道
現時点では情報は出ていません。
上位指名のニュースや報道
・金丸夢斗
昨年9月に八馬アマスカウトが「上位候補」とコメント。
・渡部聖弥
昨年9月に吉見スカウトが「上位候補」とコメント
【2024】横浜ベイスターズのドラフト指名予想まとめ
以上がドラフト2024の横浜ベイスターズの指名予想でした。
再度、まとめると
| 本命 | 外れ・対抗 | |
| 一位指名 | 中村優斗 | 伊原陵人 |
| 二位指名 | 坂口翔颯 | 佐藤柳之介 |
| 三位指名 | 斎藤大翔 | 森駿太 |
です。
補強ポイントの最優先は即戦力先発投手です。
現時点では情報が少ないですが、これから情報がどんどん出てくると思います。
その都度、予想をアップデートしていきますので、ブックマークしてご参考頂けますと幸いです。