伊原陵人(NTT西日本)

ドラフト候補の伊原陵人(いはら たかと)は、身長170cm・体重75kgの左投左打の投手。奈良県橿原市出身。NTT西日本所属。

最速148km/hのストレート、変化球はカットボール、スライダー、カーブ、フォーク、スプリットを操る。

阪神スカウトから「プロでも十分通用する」と評価されている。

基本情報
名前伊原陵人
(いはら たかと)
出身地奈良県橿原市
生年月日2000年8月7日
身長170 cm
体重75 kg
血液型
SNS
選手情報
投打左・左
守備位置投手
最高球速148 km/h
球種 カット、スライダー、カーブ、フォーク、スプリット
遠投– m
50m走– 秒
好きな球団

経歴・プロフィール

経歴(所属チーム)
小学校晩成小学校
中学校八木中学校
高校智弁学園
大学大商大
会社NTT西日本
国際大会
全国大会
 春の選抜2017年
2018年
神宮大会2019年
2022年
大学選手権2021年
2022年
都市対抗2023年
2024年

小学校・中学校時代

晩成小学校時代に野球を始めます。

八木中学校では軟式野球部に所属していました。

智弁学園では2年生秋からエース

智弁学園では2年生春の選抜でベンチ入りを果たすも登板なく終わります。

夏の選手権予選では準決勝の天理戦で先発を任されるも3回途中7失点で降板しチームは敗戦となります。

2年生秋からエースを任されると、準決勝の法隆寺国際戦で完封勝利を挙げます。

続く決勝の高田商戦で完投勝利&ホームランを放ち、チームを優勝に導きます。

近畿大会ではベスト8に終わるも選抜出場を決めます。

三年生春の選抜で甲子園デビュー

3年生春の選抜では初戦の日大山形戦で5回2失点で勝利に貢献

三回戦の創成館戦では8 1/3回自責点0ながらもチームは延長戦の末敗戦となります。

夏の選手権予選では初戦の西の京戦で7回無失点の好投など、チームの勝利に貢献します。

準決勝の天理戦でも先発を任されるも、7 1/3回8失点で敗戦となっています。

大商大では一年生時に全国デビュー

大商大では1年生春からベンチ入りを果たします。

1年生時に計6試合に登板し無失点に抑える好投を見せます。

リーグ戦終了後には明治神宮大会でリリーフとして全国デビューを果たしています。

三年生時に全国でも結果を残す

2年生秋季リーグから先発を任され、3勝&防御率1.01という成績で最優秀投手賞のタイトルを獲得。

3年生春季リーグでは5勝を挙げ、防御率0.28という圧倒的な成績でチームの優勝に貢献し、ベストナインを獲得します。

続く大学日本選手権では二回戦の福井工大戦で先発し、5 2/3回2失点ながら敗戦となっています。

4年生時も春秋通じて防御率1点台の圧巻の投球で、全日本選手権・神宮大会に出場。

プロ志望届を提出するも指名漏れとなり、NTT西日本に就職します。

NTT西日本では1年目から主戦力

NTT西日本では1年目から主戦力として公式戦に出場。

都市対抗予選の三菱West戦では7回無失点7奪三振の投球で都市対抗出場に貢献します。

都市対抗では三菱East戦で先発し、6回2失点8奪三振ながらチームは敗戦となっています。

2年目には都市対抗二次予選で4試合20 1/3回を投げ、防御率0.44という圧巻の投球でチームを都市対抗に導きます。

都市対抗では三菱自動車岡崎戦で5回1失点6奪三振で勝利に貢献。

西濃運輸戦では5 2/3回4失点で敗戦となっています。

動画と特徴

【2024年ドラフト候補】NTT西日本伊原陵人の投球

セットポジションから勢いよく足を上げ、二段モーションで投げ込みます。

ノビのあるストレート

一番の魅力はストレートです。

最速148km/hながら、平均球速は146km/h前後なのでプロの先発ローテ投手と比較しても球速は申し分ありません。

都市対抗中継では回転数が2500~2600rpmを計測しており、NPBでもトップクラスの回転数となっています。

また肘を柔らかく使い、腕を縦に振れるので回転軸の傾きが少なそうです。

おそらくNPBでもトップクラスのホップ量を誇るストレートでしょう。

多彩な変化球

変化球はカットボール、スライダー、カーブ、フォーク、スプリットと多彩に投げ分けます。

変化球の軸はスライダーで、120km/h中盤から後半の緩めながら、横変化が大きい球質で空振りが奪えるボールです。

その他には130km/h後半のカット、130km/h強のフォーク、140km/h弱のスプリット、110km/h前後の緩いカーブを巧みに投げ分けます。

どのボールもしっかり投げられるので非常に厄介です。

制球面は安定

制球面は安定しています。

ややバラつきや逆球は見られますが、ある程度捕手の構えたコースに投げ分けが出来ています。

どの球種もストライクゾーンにしっかり投げ込めるので、四死球で崩れることはないでしょう。

成績

試合投球回防御率奪三振率与四死球率被安打率
23計933 1/30.818.645.407.56
24計10561.299.961.458.20

成績は2024年8月までの公式戦集計です。

2年連続で安定した防御率を記録していますが、やや中身が変わってきているようです。

特に注目したいのは与四死球率の改善です。

昨年は非常に多くの四球を与え、ランナーを貯めながらも抑えきるという投球でした。

しかし、今年は四球がグッと減り、無駄なランナーをほとんど出していません。

かわす投球からゾーン内で抑え込む投球に遷移している様子が伺えますね。

おそらく球速UPによって、自分のボールに自身が出てきたという事なのでしょう。

スカウトコメント・視察情報と指名予想

球団評価コメント視察情報
ヤク
阪神熊野輝光スカウト
「直球が強く、切れもある。救援適性がありそう。プロでも十分通用する」
巨人榑松スカウト部次長
「完成度が高く、いつ見ても安定している」
広島
中日山本将道スカウト
「平均球速が大学4年時よりも10キロ近く上がっている。大学時代は球の強さが欠けていたが、今は球の強さもあります」
横浜吉見スカウト
「8割で投げるボールでも質が良い。うまく体を使って投げられている」
オリ
千葉三家スカウト
「平均球速も上がって出力も高い」
楽天
福岡
ハム
西武

複数球団からのコメントが出ています。

大学時代から球速が上がったとの評価で、ボールの力強さを評価されています。

また、完成度の高さも評価され、阪神からは「プロでも十分に通用する」とのコメントも出ています。

即戦力左腕として注目度は高そうです。

皆様のドラフト指名予想

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まとめ

以上が、伊原陵人のご紹介でした。

最速148km/hのノビのあるストレートと多彩な変化球が特徴の即戦力左腕。

ドラフト2024では上位指名は確実で、実力的には1位指名でも不思議ではありません。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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