2019ドラフト注目選手を紹介します。
今回、紹介する選手は、早稲田大学の檜村篤史選手です。
高校時代から注目されていた、守備力が魅力の打てるショートです。
2019大学野球日本代表候補にも選ばれ、強化合宿の紅白戦では本塁打を打ちました。
今回はそんな早稲田大学 檜村篤史の経歴、成績や特徴、スカウト評価を見ていきましょう。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
檜村篤史(早稲田大)の経歴やプロフィール
[連載] 春季リーグ戦開幕前特集
『奪還』
【第2回】檜村篤史https://t.co/YN8YIrAgFc#sousupobaseball #waseda #big6 #早稲田 #六大学 pic.twitter.com/1pPwA3mo62— 早稲田スポーツ新聞会 (@waseda_sports) 2017年4月4日
檜村篤史の経歴です。
- 名前 : 檜村篤史(ひむら あつし)
- 出身地 : 千葉県千葉市
- 生年月日 : 1997年11月6日
- 身長 : 181cm
- 体重 : 78kg
- 投打:右投右打
- ポジション:遊撃手
- 経歴:幕張ヒーローズ(千葉市立上の台小学校)→ 千葉ジャガーズ(千葉市立幕張本郷中学校)→ 木更津総合高校 → 早稲田大学
檜村篤史は高校1年生夏に甲子園出場!
8歳の時から軟式野球を始め、幕張ヒーローズに入ります。
中学校に入ってからは、硬式野球チームの千葉ジャガーズでプレー。
高校は木更津総合高校に進み、1年生夏の県大会から遊撃手のレギュラーとなります。
打率.476、8打点の活躍で県大会優勝、甲子園に出場。
甲子園では、ヒット2本打ち3回戦まで進みますが、悪送球等のエラーを2回し、悔しい思いもしました。
檜村篤史は高校3年生春に甲子園でホームランを打つ!
2年生の秋からは、4番を打ち、4割近い打率をマークする等の活躍で千葉県大会優勝。
出場した関東大会でも準優勝となり、2015センバツ甲子園の出場が決まります。
センバツ甲子園では、1回戦の岡山理大付属高校戦で3ランホームランを打ちましたが、2回戦で敗退。
3年生夏の県大会では、準決勝で敗退し、三度目の甲子園出場はなりませんでした。
当時から注目されていましたが、高校の監督と相談し、「大学で体力を付けたい」という理由でプロ志望届を提出しませんでした。
檜村篤史は大学3年生夏に世界大学野球選手権大会に出場!
大学は、早稲田大学(東京六大学野球連盟)に進みます。
1年生の時はリーグ戦の出場はありませんでしたが、2年生の春から遊撃手のレギュラーとなりました。
2年生春の立教大学戦では、2019ドラフト候補でもある田中誠也投手からリーグ戦初ホームランを打ちました。
3年生夏は東京六大学選抜として世界大学野球選手権大会に出場。
2試合に出場したのみで、ヒットを打てず1四球を選んだだけでした。
檜村篤史は2019大学野球日本代表候補に選出!
これまでは下位打線か2番を打っていましたが、3年生秋からは3番を打ちます。
打率.327、1本塁打、10打点と過去最高の成績を残しました。
また、2019大学野球日本代表候補にも選ばれます。
2018年12月初旬の大学野球強化合宿(松山)では、紅白戦で2ランホームランを打ち、代表入りへアピールしました。
元々守備が良かった選手だけに、打撃でもアピール出来るようになってきている印象です。
ちなみに同級生にはドラフト候補の加藤雅樹がいます。
檜村篤史(早稲田大)の成績
檜村篤史の成績です。
- リーグ戦通算成績:63試合、打率.289、4本塁打、32打点、35三振、出塁率.372
- 2018春季リーグ:13試合、打率.327、1本塁打、10打点、9三振、出塁率.400
- 2019春季リーグ:13試合、打率.318、1本塁打、7打点、2三振、出塁率.455
リーグ戦の通算打率が3割を下回っていますが、3年生秋は打率.327、4年生春は打率.318となっており、打撃成績は向上しています。
また、2018年までは三振が多い傾向でしたが、2019年春季リーグでは13試合で三振はわずか2個となっています。
出塁率を見ると四球を選んで出塁する事も出来ているのが分かります。
特に三年生時から四球で出塁するシーンが増えており、成績以上にチームへの貢献度が高くなっています。
また、ホームランを4本打っており、長打も打てるバッターです。
2019年にどこまで活躍できるか注目です。
檜村篤史(早稲田大)の特徴や動画
檜村篤史の特徴です。
まずはこちらの動画を見ていきましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=d3Xyl9e7Y3A
恵まれた体型ですね。
タイミングを取る時に足をそこまで上げず、摺り足に近い形で打っています。
打つ時に目線があまりぶれず、タイミングを取りやすそうです。
檜村篤史は長打力!
動画の40秒辺りでは、ほぼ真ん中の球ですが、スタンドの中段まで運んでいます。
長打力があることが分かりますね。
摺り足に近い打ち方ですが、しっかりと体重移動が出来ているので遠くに飛ばせるのでしょう。
また、バットをしっかりと振り切っています。
檜村篤史の選球眼や対応力は?
動画では、ボール球(1球目)やボール気味のストライク(2球目)を余裕をもって見送っています。
試合でも四球を選んで出塁することが出来ている事からも、選球眼はやや高めと言っていいでしょう。
今後は、三振を減らせるかが課題となります。
一方、下記の打撃練習の動画でも、ボール球は見送り、ストライクゾーンの球は打ちに行っています。
https://www.youtube.com/watch?v=dhSW1ogoDec
続けて空振りする場面はあまり見られませんでした。
また、低めの球などの難しい球も弾き返せているので、対応力が高そうです。
檜村篤史は守備がアピールポイント!
こちらの2018年春のリーグ戦(明治大学戦)の動画を見てみましょう。
【名シーン特集】
こちらは早稲田・檜村(木更津総合)が強肩発動!惜しくも敗れた明治戦で、セーフとなるも三遊間深くからノーバウンドで一塁送球!https://t.co/OdWCp82q8j
ハイライトはこちら↑↑#六大学野球 #早大 #BIG6TV #木更津総合 pic.twitter.com/7jedDd7a1Q— BIG6.TV (@big6_tv) 2017年6月3日
外野に抜けそうなゴロを捕りに行っていますが、守備範囲が広いですね。
50m走は6秒5で、極端に足は速くはありませんが、上手く守備をこなせています。
打球に対して飛びつき、捕ってから送球するまでも早いです。
セーフにはなりましたが、一塁までノーバウンドで投げており、肩の強さを感じますね。
ちなみに遠投は105mだそうです。
檜村篤史の特徴まとめ!
特徴をもう一度まとめると
- 長打力がある
- 選球眼はやや高め
- 低めの球にも上手く対応できる
- 守備がアピールポイント
- 捕ってから送球するまでの動作が早く、肩も強い
です。
高い守備力が魅力の遊撃手です。
打撃面でも成長が見られる期待の選手です。
また、四球を選べるタイプなので、貢献度は成績以上に高い選手です。
今後の活躍に注目しましょう!
檜村篤史(早稲田大)のスカウト評価や指名の可能性
檜村篤史のスカウト評価です。
- 中日・中田スカウト部長「体があるし、動きがシャープ」
- ロッテ・松本編成統括「地元の選手ですし、打てる内野手はなかなかいない。走攻守のバランスがある。リストの強さを感じました」
- ソフトバンク・永山チーフスカウト「いいバッティングでした。将来が楽しみな選手です」
- 日本ハム・山田スカウト顧問「大事なところで打ったので大したものです。右と左で違うが、体つきや雰囲気が、高校時代の(阪神)鳥谷に似ている」
- 中日・石井スカウト「体に力がある。普通はファウルになる感じだったが、打ち方が良かったので切れなかった」
- DeNA・吉田スカウト部長「バッティングはいいものを持っている。素材としては面白い。夏まで見ていきたい」
これらは、全て高校時代のコメントです。
高校時代から注目されていて、高評価であることが分かります。
大学入学以降のコメントはないですが、高校時代から注目しているスカウトもいるかも知れません。
2018年秋の成績を見ると、大学でも結果を残せるようになっているのが分かります。
このままの活躍ができれば、ドラフト指名の可能性は高そうですね。
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以上が、早稲田大学 檜村篤史の経歴、成績や特徴、スカウト評価でした。
高い守備力が魅力の遊撃手で、高校時代から注目されていました。
大学時代でも結果を残せるようになっているので、このままいけば、2019ドラフトでの指名の可能性は高そうです。
また、2019日本代表候補選手に選ばれているので、代表入りになるかも注目です。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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