2019ドラフトの高校注目野手を見ていきましょう。
今回ご紹介するのは、横浜高校のリードオフマンである小泉龍之介です。
中学生の時に全国大会優勝の経歴を持ち、1年生の夏から強豪校である横浜高校で1番バッターとして活躍しています。
2019年の春のセンバツにも出場が決まっており活躍が期待されている選手です。
今回はそんなドラフト2019候補 横浜高校・小泉龍之介の成績・経歴・特徴をご紹介します。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
小泉龍之介(横浜)の経歴やプロフィール
入学直後の1年春から出場を重ね、今春で3度目の甲子園に挑む核弾頭・小泉龍之介(新3年)。強豪・鯖江ボーイズでは2年時に主軸として全国制覇を経験。遠投120M超の強肩と広い守備範囲を誇り、名門のセンターラインを統率する。打線を活性化させる打撃も持ち味で、既にプロも狙う逸材。目指すは日本一! pic.twitter.com/QJwgiXrnTZ
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) 2019年2月2日
まずは経歴のご紹介です。
- 名前:小泉龍之介(こいずみ りゅうのすけ)
- 出身地:福井県越前市
- 生年月日:2001年5月29日
- 身長:171cm
- 体重:72kg
- 投打:右投右打
- ポジション:外野手
- 経歴:武生南ブルーウェーブ → 鯖江ボーイズ(越前市立武生第二中学校)→ 横浜
詳しくみていきましょう。
小泉龍之介は小学6年生で遠投80mで全国1位
小泉龍之介は小学3年生の頃から武生南ブルーウェーブで野球を始めています。
その実力を小学生の頃から全国に見せつけてたようです。
小学6年生の時に陸上競技大会に参加した小泉龍之介はソフトボール投げで80mという驚異的な記録を出して全国優勝をしています。
6年生の平均が30m前後のなか80mを投げることができるというのはかなり強肩ですよね。
小泉龍之介は二刀流で最速138km/hのストレートと25本の本塁打
中学生に上がった小泉龍之介は鯖江ボーイズに入団します。
鯖江ボーイズといえば多くの選手を強豪高校に排出し、OB選手にプロ野球選手も多い強豪チームです。
オリックスバッファローズ吉田正尚選手がいたチームとしても有名ですよね。
そんなチームに入団した小泉龍之介は、その強肩を生かし投手兼外野手をします。
投手としては中学2年生の時に最速138km/hのストレートを記録し、野手としては中学通算で25本の本塁打を放つという素晴らし成績を残しているんです。
まさしく二刀流での大活躍ですよね。
小泉龍之介は中学時代に全国優勝
ボーイズリーグには全国大会があり、レベルの高い試合が繰り広げられます。
そんな中学トップクラスの選手とチームが集う全国大会で、小泉龍之介は中学2年の夏に出場。
2年生ながらエースでチームを牽引し見事全国大会で優勝を果たしています。
全国の大舞台を中学生の頃から経験できていることと、成績を残すことができるというのはなかなかできることがではありませんよね。
そんな活躍を見せた小泉龍之介は、周囲から期待されて横浜高校に進学をします。
小泉龍之介は高校1年の夏から1番バッターを任される
投手としても活躍が期待されていましたが、高校からは野手1本でプレーをしています。
横浜高校に入学した理由は、1個上の先輩である万波中正と一緒に練習をしたいということで決めたようです。
入学した1年の春から小泉龍之介は躍動しています。
春の公式戦からいきなりベンチ入りを果たすと適時打を放つなど活躍。
同年の夏には1番ライトで出場しバックスクリーンへの本塁打を含む2安打3打点の活躍を見せ、チームの甲子園出場に大きく貢献しました。
1年生が1番バッターを打つというのはすごいことですよね。
しかもそれが甲子園常連の強豪校である横浜高校ということで、入学当初からかなり期待されていたことがわかります。
なお、同級生のチームメイトにはドラフト候補の及川雅貴、内海貴斗、一学年下には度会隆輝います。
小泉龍之介(横浜)の成績
続いて成績の紹介です。
- 甲子園通算:4試合、打率.125、0本塁打、0打点、3三振、出塁率.300
- 公式戦通算記録:46試合、打率.259、4本塁打、28打点、15盗塁、出塁率.474
甲子園には1年、2年と両方で夏の甲子園に出場。
ただ、5試合に出場し未だ0安打ということで、春の選抜で甲子園初ヒットが生まれるのか期待がかかります。
また、1年の春から公式戦に出場していることが公式戦46試合に出場しており、なかなか高校生が経験できる試合数ではないですよね。
そして、この通算記録で1番素晴らしい点が出塁率です。
出塁率4割越えというのは驚異的な数値ですし、1番バッターとして素晴らしい活躍だといえます。
強打な1番バッターは打つことを優先してしまい、出塁率が下がりがちです。
小泉龍之介も1年時には打つことを優先していましたが、三振を少なくすることを意識してフォームの修正を行い、出塁率が高い選手となりました。
すでに完成度の高い選手なのでこれからどれだけ成績を伸ばしてくのか楽しみです。
小泉龍之介(横浜)の特徴や動画
次に特徴の紹介となります。
まずは動画をみていきましょう。
https://www.youtube.com/DYJy1H-OHZY
この動画は2018年秋季神奈川大会の準決勝での試合です。
チームは1−0で負けている場面で見事サヨナラ2ランホームランを放っています。
追い詰められている場面でありながら、自分のスイングができるというのはそれだけの自信と経験が必要です。
1年の春から公式戦に出続けてきた結果が生んだホームランだともいえます。
小柄ではありますが筋肉がついた体をしっかり使い、大きく足を上げ、強く振り抜くバッティングフォームです。
小泉龍之介には小柄ながらホームランが打てるパワーがある
171cmと小柄ですが、今は身長がハンデになることはありません。
小泉龍之介は公式戦でもホームランを連発しています。
横浜高校 3回戦目
ホームラン⚾️🔥小泉龍之介(1年)#7
🔥長南有航(2年)#18
🔥福永奨(3年)#2 pic.twitter.com/tH1TuSP1ZN
— カミヤ ミサキ (@05misaki07) 2017年7月18日
甘く入ったボールを逃すことなく一振りで仕留めています。
パンチ力があるのが特徴的ですよね。
インコースや高めに入った球は長打にできるだけのパワーがあります。
また逆方向にもホームランを打っています。
秋季神奈川 決勝
横浜11-2桐蔭学園横浜 小泉龍之介(2年 鯖江B)
2回裏1死二三塁、右越え本塁打。 pic.twitter.com/ZfYfT8UAA7— 伸一 野球 NFL (@shinichi811503) 2018年10月8日
右手の使い方がうまく最短距離でバットを出してボールを捉え切るまで右手で押し込めています。
長打が打てる1番バッターがいるとチームとしても勢いが生まれやすいですよね。
小泉龍之介には広角に打ち分ける技術もある
パンチ力にも定評がありますが注目するところは他にもあります。
まずは安打を打っている動画の紹介です。
1打席目は外寄りのボールを逆らわずに右方向に打てていますよね。
2打席目は甘く入ったボールを、ショートの頭を越す強烈な打球を放ち、外野の間を抜けて長打となっています。
コースに逆らわずに打つというのは基本的なことですが、なかなかできるものではありません。
選球眼がよく、思い切りフルスイングをしてもブレない体幹力があるからこそできる芸当です。
小泉龍之介は遠投120mの強肩で守備も魅力的
バッティング面で注目が集まりますが、小泉龍之介は守備にも定評があります。
元投手ということもあり、遠投は120mを投げられるという強肩。
この強肩で2塁走者をホームで刺すというプレーも披露しています。
足も速く、50mが6.0秒でその足を生かした守備範囲の広さも魅力的です。
外野手といえば快速、強肩な選手が観客を魅了するプレーを生み出すことができます。
外野手のスターとして活躍できる素質があるといえますよね。
小泉龍之介(横浜)のスカウト評価や指名の可能性
続いてスカウト評価のご紹介です。
阪神・吉野スカウト「打球の質がいい。2年後が楽しみ。」
すでにスカウトからの評価をもらっています。
この評価は1年生の時にもらった評価で、当時から期待されていることがよくわかります。
まだ甲子園では大きな活躍を見せれていないのですが、2019年の春のセンバツが決まっています。
そこで結果を残すことができれば注目度は一気に上がっていくと思います。
すでに高校生トップクラスの実力があるため、あとは成績を残すだけです。
残りの大会での成績が楽しみな選手です。
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小泉龍之介(横浜)のまとめ
以上がドラフト2019候補 小泉龍之介(横浜)の成績・経歴・特徴・スカウト評価のご紹介でした。
打撃の面では打つだけでなく、出塁率が高いというのは非常に魅力があります。
また、高い走力や強肩で身体能力の高さも魅力ですね。
三拍子揃った外野手として今後の動向に注目です。
今度の活躍次第ではドラフト上位指名も狙うことのできる選手でしょう。
これからの活躍に期待しています。
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