【ドラフト】鈴木大貴(TDK)の成績・経歴・特徴

今回ご紹介するのは、TDKの鈴木大貴です。

スリークウォーター気味から投げる最速154km/hのスピードボールが持ち味。

今回は、そんな2021年ドラフト候補 TDK・鈴木大貴

記事の内容

をご紹介しています。

鈴木大貴の経歴やプロフィール

鈴木大貴

まずは、鈴木大貴の経歴です。

プロフィール
  • 名前:鈴木大貴(すずき ひろき)
  • 出身地:福島県福島市
  • 生年月日:1997年8月27日
  • 身長:182cm
  • 体重:84kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:投手
  • 経歴:福島のだまクラブ(福島市立清水中学校)→ 福島東高校 → 流通経済大 → TDK
  • 関連ページ:TDK HP

詳しく見ていきましょう。

中学時代に軟式

福島市立清水中学校では軟式野球チームの福島のだまクラブに所属していました。

甲子園未経験

福島東高校では、一年生秋からベンチ入りし、二年生秋からエースとしてチームを牽引。

秋季県大会ではチームをベスト8に導いています。

三年生夏の選手権予選では、初戦のいわき海星戦で9回3失点、二回戦の清陵情報戦で8回無失点で勝利に貢献。

四回戦の白河実戦では、9回完投ながら3失点で敗戦、ベスト16で敗退となっています。

大学時代に149km/h

流通経済大では、二年生秋からリーグ戦に出場。

リリーフとして東京国際大戦で初勝利を挙げています。

その後も主にリリーフとして通算4勝を挙げており、球速を149km/hまで伸ばしています。

社会人で増量に成功

TDKでは一年目からベンチ入りしています。

入社後は食事の量やウエイトトレーニングに注力し、8キロの増量に成功。

さらに股関節のメニューをこなすようになったことで、スピードアップに繋げています。

10月に行われた都市対抗予選で公式戦初先発を果たすと、7 2/3回を無失点に抑え、チームの都市対抗出場に貢献しています。

154km/hを記録

11月に行われた都市対抗野球大会では、日本新薬戦に先発し、自己最速の154km/hを記録。

しかし、6回4安打ながら2点ホームランを打たれ敗戦となっています。

なお、チームメイトにはドラフト2021候補の小木田敦也佐藤開陸がいます。

鈴木大貴の特徴や動画

次に、鈴木大貴の特徴です。

こちらの動画を見ていきましょう。

<2021年ドラフト候補>TDK 鈴木 大貴 投手(福島東→流通経済大):第91回都市対抗野球大会

振りかぶった腕を前後させる独特な入りです。

そしてややトルネード気味に上半身をねじり、スリークウォーター気味から投げています。

投球によっては、さらに腕を下げて投げるシーンも見られます。

最速154km/hのストレート

ストレートは最速154km/hで常時150km/h前後と、平均球速もかなり速めです。

スリークウォーター気味で、シュート変化が大きいタイプなので、右打者に食い込んでくるボールが有効的です。

また、140km/h後半のツーシームも投げており、ストレートと球速が近く沈むので、打者は見極めがしにくいでしょう

球速が速い変化球構成で打ち取るタイプ

変化球はスライダー、チェンジアップを投げています。

スライダーは球速が130km/h後半となっており、対速球比で速めです。

さらに横変化量が大きいので、空振りが奪えるボールです。

また、腕を下げたスライダーも投げており、腕の位置で打者の目線を変えているようです。

チェンジアップは130km/h後半となっており、シュート変化しながら沈む球質です。

ストレートとツーシームと球質が似ており、ゴロで打ち取るには有効なボールでしょう。

以上のように、全体的に球速が速い球種が多く、打者が的を絞りにくい球種構成であることがわかります。

制球面はまずまず

制球面はまずまずと言えます。

ボールの力強さがありながら動くボールで打者を打ち取る、アバウトにストライクに投げ込むタイプです。

その為、四死球で崩れるようなタイプではないでしょう。

さらに、スライダーは対左でバックドアを狙ったりと、比較的制球に自信がありそうでした。

チェンジアップの精度が上がってくると、さらに成績を上げてくるでしょう。

素早いクイック

クイックタイムは1.2秒前後とプロでも速めのタイムです。

しかし、フォーム的に大きく変わってしまうからか、若干球速が落ち、制球がバラついている印象です。

また、ランナーが二塁の時でも同じように素早いクイックでした。

ランナーが一塁の時はそれでもいいですが、二塁の時にはややクイックを遅くするなど、複数バージョンのクイックを使い分けるなど工夫するとさらに安定した投球となるでしょう。

特徴まとめ!

わかりやすくまとめると

特徴まとめ
  • 最速154km/hのストレート
  • 変化球はスライダー、チェンジアップ
  • 球速が速い変化球で打ち取るタイプ
  • 制球面はまずまず
  • クイックは速いが球速や制球がバラつく

です。

やはり最大の魅力は最速154km/hのストレートです。

常時150km/h前後と平均球速も速く、安定して力強いスピードボールを投げることが出来ています。

また、球速が速い変化球構成は打者からすると厄介でしょう。

鈴木大貴の成績

続いて、鈴木大貴の成績を見ていきましょう。

成績
  • 公式戦計(20年):2試合、13 2/3投球回、防御率1.32、奪三振率7.90、被安打率3.95、四死球率2.63

2020年終了時の成績です。

公式戦では計2試合のみですが、防御率1.32という抜群の安定感を誇っています。

特に被安打率が4を割っており、打者が対応できていないことがわかります。

さらに比較的奪三振率も高く、四死球率も低くなっています。

こういったことから、安定した防御率に繋がっているのでしょう。

鈴木大貴のスカウト評価や指名の可能性

続いて、鈴木大貴のスカウト評価です。

現時点でスカウトのコメントは出ていません。

やや変則気味からの力強いボールと、速く動くボールは打者からすると非常に厄介でしょう。

現時点でも上位候補になる実力があると思います。

そして、2020年の活躍を見れば注目している球団は多いと思いますので、今後の活躍次第では一位候補にもなるでしょう。

2021年の活躍が楽しみです。

合せて読みたい!

>>【2022】ドラフトの注目候補選手と評価一覧!

鈴木大貴の関連ニュース

続いて、鈴木大貴の関連ニュースです。

>>TDK新人・鈴木 先発で最速154キロ計測、6回2失点も初戦敗退

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鈴木大貴のまとめ

以上が、TDK 鈴木大貴経歴、成績や特徴でした。

スリークウォーター気味から投げる最速154km/hのスピードボールが持ち味。

現時点での実力からは2021ドラフトで上位指名される可能性が高いと思います。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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