【ドラフト】佐藤開陸(TDK)の成績・経歴・特徴

今回ご紹介するのは、TDKの佐藤開陸です。

身長165cmながらNPBにも通用する一級品のボールを投げ込む左腕投手。

投球スタイルはホークスのモイネロを一回り小さくしたようなタイプです。

今回は、そんな2021年ドラフト候補 TDK・佐藤開陸

記事の内容

をご紹介しています。

佐藤開陸の経歴やプロフィール

佐藤開陸

まずは、佐藤開陸の経歴です。

プロフィール
  • 名前:佐藤開陸(さとう かいり)
  • 出身地:秋田県鷹巣町(現北秋田市)
  • 生年月日:2000年8月14日
  • 身長:165cm
  • 体重:63kg
  • 投打:左投左打
  • ポジション:投手
  • 経歴:鷹巣南小学校 → 能代リトルシニア(鷹巣南中学校)→ 能代松陽高校 → TDK
  • 関連ページ:TwitterTDK HP

詳しく見ていきましょう。

中学時代に硬式野球

鷹巣南小学校一年生時から野球を開始。

鷹巣南中学校では能代リトルシニアに所属していました。

一年生からエース

能代松陽高校では一年生春から背番号1としてベンチ入り。

夏の選手権予選では2試合に先発し、準々決勝に駒を進めるも登板なく敗戦。

なお、この試合ではのちにTDKでチームメイトになる小木田敦也に完封負けとなっています。

甲子園出場ならず

二年生春季大会では、県大会決勝の明桜戦で6回3失点ながら敗戦となり準優勝、続く東北大会では初戦で7回5失点で敗戦となっています。

夏には怪我で離脱をするも、秋季大会では復活を果たし、県大会優勝に貢献。

東北大会では、二回戦で八戸学院光星戦で9回1失点9奪三振の完投勝利を挙げるなど、チームをベスト4へ導きました。

三年生夏の選手権予選では、明桜戦で176球を投げ切り完投するも敗戦となり、ベスト4で終わっています。

都市対抗で145km/hを記録

TDKでは一年目から公式戦に出場します。

二年目の都市対抗初戦の日本新薬戦でリリーフ登板すると、自己最速を更新する145km/hをマーク。

1回無失点1奪三振という完ぺきな投球を見せました。

ない、チームメイトにはドラフト2021候補の鈴木大貴、小木田敦也がいます。

佐藤開陸の特徴や動画

次に、佐藤開陸の特徴です。

こちらの動画を見ていきましょう。

【ドラフト2021候補】佐藤開陸の球質分析【スロー撮影】

小柄ながら、躍動感ある投球フォームで、左投手ですが三塁側プレートを踏むタイプです。

ノビのあるストレート

球速は最速145km/hで常時140km/h前半です。

空振りやファールが奪えており、力強さを感じます。

回転数がMLB平均を上回っており、回転の質も良くなっています。

その為、打者からすると球速以上に勢いを感じるタイプでしょう。

抜群の球種バランス

変化球はカットボール、スプリット、カーブを投げます。

スラット気味のカットボールとスプリットは130km/hを超えており、ストレートとの球速比が近くなっています。

どちらも球速が速く変化量を抑えた球種なので、見極めがしにくそうです。

そして、120km/hを超える落差の大きなカーブも持ち球としています。

回転数が非常に多く、水平成分の傾きやジャイロ成分が少ないキレイなトップスピンに近くなっています。

その為、非常に大きい落差であることがわかります。

これらの球種バランスは抜群で、近年活躍している選手の傾向に合致しています。

また、球質的にはNPBにも十分通用するレベルでしょう。

モイネロに近い

ノビのあるストレートと、大きなカーブ、そして小さな2種類の変化球。

これらを見ると、ホークスのモイネロに近い投球スタイルです。

球速こそまだまだですが、今後球速がさらに上がってくると、手が付けられなくなるでしょう。

抜群の投球センス

動画では1イニングのみですが、以上の変化球をバランスよく投げられています。

高卒二年目で複数の高レベルの変化球をしっかり制球出来るというのは投球センスが高い証拠です。

NPBを含めても、高卒二年目としてはトップレベルと言えるでしょう。

特徴まとめ!

わかりやすくまとめると

特徴まとめ
  • 身長165cmだが躍動感ある投球フォーム
  • ノビのあるストレート
  • 変化球はカットボール、スプリット、カーブ
  • 抜群の球種バランス
  • モイネロタイプ
  • 高卒二年目としてはNPBを含めてもトップクラス

です。

身長165cmですが、投げているボールは一級品です。

今すぐにでもNPBで投げられるでしょう。

順調に球速も伸ばしており、2021年の活躍が今から楽しみです。

佐藤開陸の成績

続いて、佐藤開陸の成績を見ていきましょう。

成績
  • 公式戦計:1試合、1投球回、防御率0.00、奪三振率9.00、四死球率0.00、被安打率0.00

成績は2020年終了時です。

公式戦では都市対抗本戦での1試合のみです。

TDKは投手層が非常に厚いですが、2021年はより登板機会が増えるでしょうから、活躍を楽しみにしましょう。

佐藤開陸のスカウト評価や指名の可能性

続いて、佐藤開陸のスカウト評価です。

現時点でスカウトのコメントは出ていません。

しかし、2020年都市対抗ではスカウトが見ていると思いますので、リストアップされていると思われます。

身長こそ165cmと低いですが、左腕という事もあるので、ドラフト2021では間違えなく指名されるでしょう。

個人的には上位指名したい逸材だと思っています。

合せて読みたい!

【ドラフト2021】ドラフトの指名予想や注目候補選手の評価一覧とまとめ!

佐藤開陸の関連ニュース

続いて佐藤開陸の関連ニュースです。

>>TDK佐藤開「都市対抗へ俺が導く」 フォーム改造、投球安定

>>TDKの若き左腕コンビ 長谷川拓帆復活へ「調子いい」佐藤開陸は全力封印で投球術磨く

佐藤開陸のまとめ

以上が、TDK 佐藤開陸経歴、成績や特徴でした。

身長165cmながらNPBにも通用する一級品のボールを投げ込む左腕投手です。

2021ドラフトで上位指名される可能性も十分にあると思います。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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