【ドラフト】大井友登(三菱自動車岡崎)の成績・経歴・特徴

今回、紹介する選手は三菱自動車岡崎の大井友登投手です。

ノビのある最速148km/hのストレートと大きく落ちるチェンジアップなどの変化球を投げ分けて抑える本格派投手。

社会人4年目から投球回を伸ばし、5年目は都市対抗に出場、日本選手権では先発で投げました。

今回はそんな三菱自動車岡崎 大井友登

記事の内容

をご紹介しています。

大井友登(三菱自動車岡崎)経歴やプロフィール

まず、大井友登の経歴です。

経歴
  • 名前:大井友登(おおい ゆうと)
  • 出身地:愛知県一宮市
  • 生年月日:1997年1月14日
  • 身長 :177cm
  • 体重: 72kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:投手
  • 経歴:小信中島イーグルス → 一宮市立木曽川中学校 → 東邦高校 → 三菱自動車岡崎

詳しく見ていきましょう。

大井友登の祖父は元プロ野球選手!

小学校1年生の頃から軟式野球をはじめ、小信中島イーグルスに所属します。

祖父がプロ野球選手だった小田喜美雄さん(毎日オリオンズ・外野手)で、小さい頃は野球を教わりました。

因みに、その父にあたる曾祖父は、イギリス人だそうです。

中学校では軟式野球部に入り、その頃からピッチャーをやるようになりました。

大井友登は高校3年生夏に甲子園に出場!

高校は、東邦高校に進みます。

高校1年生秋から、ベンチ入りしました。

2年生秋からエースとなり、愛知県大会では6試合全てに先発し、5試合に完投、3試合に完封し、優勝に貢献します。

東海大会では、初戦の静岡商業高校戦で、肩のはりがあった影響で7失点、試合も敗れました。

3年生春に右肩を故障しますが、夏の県大会には間に合います。

県大会では、4試合に先発し、27回を投げて29個の三振を奪いました。

県大会で優勝し、甲子園に出場、1回戦の日南学園高校(宮崎)戦ではリリーフとして1回を無失点に抑えます。

2回戦の日本文理高校(新潟)戦では、ビハインドの6回途中から登板し3 2/3回を無失点に抑えますが、試合は敗れました。

因みに、中日ドラゴンズの藤嶋健人投手は、2学年下です。

大井友登は入社5年目に都市対抗、日本選手権に出場!

高校卒業後は、三菱自動車岡崎に就職します。

入社4年目に、リリーフとして登板回数を増やしました。

入社5年目は、先発を任され、都市対抗予選代表決定戦の王子戦では先発として6回1失点に抑え、都市対抗野球出場に貢献します。

都市対抗野球2回戦のトヨタ自動車戦では、ビハインドで2アウト満塁の場面で登板し打者1人を抑えましたが、試合は敗れました。

入社5年目の社会人日本選手権では、Honda戦に先発し、7回を投げて無失点に抑え、6個の三振を奪います。

5回途中までノーヒットに抑えた後、二塁打を打たれましたが、「相手に良い打者は多いと思っていた。二塁打はOKという気持ちだった」そうです。

その後の登板機会はなく、準決勝で敗れますが、「任せてもらう機会が増えて自信になっている。目標は日本一です」と話しており、高い目標を持っています。

大井友登(三菱自動車岡崎)の成績

次に、大井友登の成績です。

成績
  • 都市対抗・日本選手権通算(都19、選19):2試合、7 2/3投球回、防御率0.00、被安打率1.23、奪三振率7.36、四死球率3.68
  • 予選・JABA大会通算(19):7試合、24投球回、防御率2.63、被安打率8.63、奪三振率6.38、四死球率4.88

成績は、2019年終了時点のものです。

都市対抗や日本選手権といった大舞台でヒットを打たれず、失点をしていません。

予選では、ヒットを打たれているものの、要所を抑える事ができ、失点を抑えられました。

ただ、四死球が多めで、もう少し四死球を減らせるといいでしょう。

その一方で、奪三振率を見ると、三振を奪う事もできるピッチャーのようです。

4年目までは、リリーフが中心でしたが、5年目の日本選手権で7イニングを投げるなど、先発で投げるスタミナも付いてきました

大井友登(三菱自動車岡崎)の特徴や動画

続いて、大井友登の特徴です。

こちらの動画を見ていきましょう。

左足を大きく三塁方向に上げてタメを作っています。

テイクバックはそこまで大きくいですが、大きな腕の振りで、肘の使い方も柔らかそうです。

大井友登はノビのあるストレート!

バッターがストレートに振り遅れており、ストレートにノビがありそうです。

球速は、常時140km/h前後、最速148km/hですが球速より早く感じるかもしれません。

また、ストレートで空振りを取る事もできています。

大井友登の球質分析&投球フォーム【スロー撮影】

上の動画を見ると、回転数はプロ平均レベルで、地面と水平に近いことがわかります。

ストレートはプロでも十分通用するでしょう。

大井友登は大きく落ちるチェンジアップ!

動画では、チェンジアップ、カーブ、カットボールを投げています。

チェンジアップは大きく落ち、コースが決まれば空振りを取ったり打ち取るのに使えそうです。

カーブは、緩い変化で、緩急を付けるのに使えます

カットボールは速球と球速差が少なく、マッスラのような軌道となっています。

速球の質が良いだけに、カットボールは非常に厄介なボールだと思います。

大井友登の制球力はまずまず!

動画を見ると、概ねキャッチャーの構えた位置に投げられており、ストライクゾーンギリギリの所に投げる事もできています。

一方で、構えた所から大きく逸れたこともあるので、制球力はまずまずといった所でしょう。

大井友登の特徴まとめ!

特徴をもう一度まとめると

特徴まとめ
  • ノビのある最速148km/hのストレート
  • 変化球は、チェンジアップ、カーブ、カットボール
  • 制球力はまずまず

です。

ノビのある最速148km/hのストレートと大きく落ちるチェンジアップなどの変化球を投げ分けます。

緩急を付けたピッチングができ、ストレートでも変化球でもアウトを取れそうです。

大井友登(三菱自動車岡崎)のスカウト評価や指名の可能性

次に、大井友登のスカウト評価です。

現時点で、コメントを寄せたスカウトはいません。

ただ、都市対抗や日本選手権での投球を視察したスカウトはいると思います。

社会人4・5年目以降から成長しており、2020ドラフトで指名される可能性もあるかもしれません。

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大井友登(三菱自動車岡崎)のまとめ!

以上が、三菱自動車岡崎 大井友登経歴、成績や特徴でした。

ノビのある最速148km/hのストレートと大きく落ちるチェンジアップが魅力の本格派投手です。

活躍次第で2020ドラフトでの指名もあると思います。

今後の活躍や動向に注目していきましょう。

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