今回ご紹介するのは、中央大の古賀悠斗です。
NPBレベルの捕手能力が魅力の打てる捕手。
高校時代にU18日本代表に選出され世界大会三位を経験しています。
今回は、そんな2021年ドラフト候補 中央大・古賀悠斗の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
古賀悠斗の経歴やプロフィール
まずは、古賀悠斗の経歴です。
詳しく見ていきましょう。
中学時代に投手として136km/hを記録
筑紫野市立筑紫小学校二年生時に野球を始め、オール筑紫ベースボールクラブでプレー。
六年生時に九州大会春夏連覇を達成しています。
筑山中学校でも引き続き同チームに所属していました。
投手兼捕手として、三年生時には136km/hを記録しています。
二年生時に九州王者を経験
福岡大大濠高校では入学直後からベンチ入りを果たします。
夏の選手権予選では、全4試合で5番サードとして出場しています。
秋からはショートのレギュラーを任されました。
二年生春季大会では、チーム25年ぶりとなる九州大会優勝を経験しました。
しかし、夏の選手権予選では二回戦敗退で終わります。
秋からは捕手に転向し、秋季県大会では3番捕手としてチームを牽引。
九州大会では全試合安打でチームの優勝に貢献し、選抜出場を決めています。
続く明治神宮大会では、初戦の明徳義塾戦でホームランを放つ活躍を見せています。
初の甲子園でホームランを放つ
三年生春の選抜では、全試合3番捕手として出場。
二回戦の滋賀学園戦では、2ホームランでチームの勝利に貢献。
準々決勝の報徳戦では、リリーフとして登板し、141km/hを記録するもホームランを打たれるなど2失点で敗戦となっています。
高校日本代表として世界三位を経験
夏の選手権予選は4番捕手としてチームを牽引。
準決勝の久留米商戦でホームランを放つ活躍を見せるも、チームは決勝の東筑戦で敗戦となっています。
大会後には高校日本代表に選出。
U-18ワールドカップでは、主に7番捕手として三位に貢献しています。
なお、高校時代のチームメイトにはドラフト2021の三浦銀二がいました。
二年生時に大学日本代表に選出
中央大学では一年生春からベンチ入りを果たします。
主に代打として出場し、国学院戦で初安打を記録。
二年生春季リーグでは、正捕手として打率.350をマークしています。
秋季リーグでは、チーム30季ぶりの優勝を経験し、冬には日本代表候補に選出されています。
四年生時には四番捕手として3ホームラン!
四年生からは主将としてチームを牽引します。
4番捕手として、打率3割超えで3本塁打を放つ活躍を見せ、リーグ戦優勝争いを繰り広げています。
古賀悠斗の特徴や動画
次に、古賀悠斗の特徴です。
こちらの動画を見ていきましょう。
足を上げずにタイミングをとる打撃フォームです。
三年生時には足を大きく上げていましたが、四年生時から打撃フォーム改造に着手しています。
パンチ力のある打撃
しっかりしたフルスイングからパンチ力のある打撃をします。
ホームランシーンは、真ん中やや低めの甘いコースですが、レフトスタンド中段少し手前まで飛ばしています。
雨天で飛びにくい環境ですが、飛距離は抜群ですね。
振りに行きながらも見れる選球眼
成績を見ると三振が多いです。
フルスイングをしていくタイプなので、空振りが多くなっているのでしょう。
しかし、ボール球をしっかり見極めるシーンも多く、四死球を選ぶ場面も多いです。
四年生時の打撃改造がいい方向に行っているようです。
二塁送球タイムはプロレベル
上の動画では試合中に二塁送球タイム1.8秒台を記録しています。
送球動作も速く、遠投115mの肩の強さもあります。
また、送球の正確さあり、十分NPBレベルと言えるでしょう。
特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- パンチ力のある打撃
- 振りに行く中でボール球を見逃せる選球眼
- 遠投115mでNPBレベルの二塁送球
です。
NPBレベルの二塁送球は捕手として十分通用するでしょう。
打撃面でもパンチ力に魅力があります。
古賀悠斗の成績
続いて、古賀悠斗の成績を見ていきましょう。
- リーグ戦計(~20秋):53試合、打率.214、4二塁打、2三塁打、1本塁打、12打点、出塁率.333、OPS.605、41三振、1盗塁
- 21春季リーグ:11試合、打率.342、1二塁打、0三塁打、3本塁打、7打点、出塁率.480、OPS1.085、10三振、0盗塁
成績は5月12日時点のものです。
三年生時の通算では打率.214と結果を残せていませんでした。
しかし、四年生時の打撃改造もあり、打率の上昇だけでなく、ホームラン数も増加しています。
三振は多めですが、同等数の四死球を選べており、出塁率が高い傾向にあります。
古賀悠斗のスカウト評価や指名の可能性
続いて、古賀悠斗のスカウト評価です。
コメントは大学生時のものをピックアップしています。
- 横浜・八馬スカウト「振る力もついた。今年一番いいキャッチャーだと思う」
- ヤクルト・小川GM「1位候補には、高校生投手や社会人や大学の投手が多く挙がってくる。でも12人は難しく、野手が入ってくるはず。 捕手という球団がどこか出てくれば、古賀の名も出てくる可能性はあるでしょう」
- ロッテ・福沢スカウト「スローイングを含め、捕手としての能力の高さは分かっているけど、打撃面でもいい印象を与えてもらっている。捕手は、大卒でも1年目から即戦力というのはなかなか難しいポジションだけど、彼ならその可能性は十分にある」
- 日本ハム・大渕隆スカウト部長「試合本番で2秒を切る(1.96秒)のは大変なこと。打力も上がってきた」
- 日本ハム・坂本スカウト「キャッチング、スローイングは大学生でナンバーワン」
現時点で複数球団からコメントが出ています。
「一位候補」「今年一番の捕手」「一年目から即戦力」という非常に高い評価を受けていることがわかります。
また、12球団から調査書が届いてるとの報道もあり、注目度は高そうです。
捕手面ではすでにNPBレベルで、ドラフト2021での指名は間違いないでしょう。
打撃面で今の成績を継続できれば、上位指名の可能性も高そうです。
今後の活躍に注目です。
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古賀悠斗のまとめ
以上が、中央大 古賀悠斗の経歴、成績や特徴でした。
NPBレベルの捕手能力やパンチ力が魅力の打てる捕手です。
2021ドラフトで指名される可能性もあると思います。
今後の動向や活躍に期待しましょう。