今回ご紹介するのは、BC群馬の西濱勇星です。
最速154km/hでNPBでもトップクラスのノビのあるストレートが魅力の本格派右腕。
今回は、そんな BC群馬・西濱勇星の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
西濱勇星の経歴やプロフィール
まずは、西濱勇星の経歴です。
詳しく見ていきましょう。
小学校時にカードゲームで日本一
小学校二年生時にバトルスピリッツというカードゲームで日本一を達成。
三年生時から野球を始めました。
太田市立綿打中学校時は本庄ボーイズに所属。
高校入学後1年で30km/hアップ
関東学園大付属高校では入学直後の紅白戦で投手失格のらく印を押されます。
しかし、そこからトレーニングや投球フォームを見直しを実施。
入学時に107km/hだった球速を、二年生春には135km/hまで引き上げました。
高校二年生夏からベンチ入り
二年生夏からベンチ入り。
二回戦の館林商工戦でリリーフ登板し、2回無失点に抑えます。
秋季県大会では背番号10として臨み、初戦の館林商工戦でリリーフ登板。
ホームランを打たれコールド負けとなっています。
高校三年生夏に147km/hを記録
三年生夏の県大会では初めて背番号1を任されました。
初戦の前橋工戦で先発し、6回途中4失点で敗戦となるも、自己最速を更新する146km/hをマークしています。
プロ志望届を提出し、9月頭に行われたNPB合同練習会に参加します。
シート打撃では、自己最速を更新する147km/hを記録。
全てストレート勝負で、打者8人に対して、1安打3奪三振という結果でした。
ドラフトでは指名漏れとなるも、BCリーグの群馬ペガサスに入団が決まっています。
西濱勇星の特徴や動画
次に、西濱勇星の特徴です。
こちらの動画を見ていきましょう。
セットポジションから躍動感ある投球フォームで投げ込みます。
ノビのあるストレート
最速147km/hのストレートは非常に勢いを感じます。
上から投げ下ろす投球フォームなので、回転の質が良さそうです。
実際、ラプソードという計測機器で測定した結果が下記のようです。
めちゃめちゃいい球でした!
来シーズン楽しみですね!!#ラプソード#西濱勇星 https://t.co/0LFY6b7AsV pic.twitter.com/NSJoJJRDXA— ラプソード by UgoKL (@rapsodoByUgoKL) November 29, 2020
ラプソードの数値を見ると、その凄さがわかります。
回転数は2400rpm近くとなっており、MLB平均を超えています。
さらに水平成分の傾きが少なく、ジャイロ成分が少なくなっています。
その為、ホップ量が50cmを超えています。
MLB平均が40cmほどなので、そこから10cm以上もホップしている結果となっています。
高校生でこれだけのストレートを投げる選手はなかなかいません。
末恐ろしいですね。
変化球はあまり得意ではない
変化球はパワーカーブ、チェンジアップを投げます。
しかし、本人曰く、あまり投げていないようで、変化球には課題がありそうです。
特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- 最速147km/hのストレート
- 回転数や回転の質が非常に良い
- ノビのあるストレート
- 変化球はパワーカーブ、チェンジアップ
- 変化球は得意ではない?
です。
最速153km/hのノビのあるストレートが最大の魅力です。
既にNPBでもトップクラスのストレートを投げており、魅力あふれる選手です。
BCリーグでしっかり経験を積み、変化球の質を挙げられれば、NPBでも活躍できる選手になるでしょう。
西濱勇星の成績
続いて、西濱勇星の成績を見ていきましょう。
- 20夏群馬:1試合、5投球回、防御率7.20、奪三振率9.00、四死球率5.40、被安打率9.00
成績は2020年終了時です。
公式戦経験が少なく、あまり参考になりません。
2020年夏の群馬県大会では、5回で5奪三振していますが、全てストレートのようです。
しかし、四死球率や被安打率が高く、まだまだ課題は多そうです。
西濱勇星のスカウト評価や指名の可能性
続いて、西濱勇星のスカウト評価です。
- 横浜・河原スカウティングディレクター「腕が振れていて、いい直球を投げていた。いいところに決まっていたし、ラインが出ていた」
現時点で横浜からコメントが出ています。
ストレートを評価していることがわかります。
年齢的には高卒二年目なので、まだまだ伸びしろはあるでしょう。
今後の成長が非常に楽しみです。
合せて読みたい!
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西濱勇星の関連ニュース
続いて、西濱勇星の関連ニュースです。
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西濱勇星のまとめ
以上が、BC群馬 西濱勇星の経歴、成績や特徴でした。
最速154km/hでNPBでもトップクラスのノビのあるストレートが魅力の本格派右腕。
2022ドラフトでは成長次第では指名される可能性もあると思います。
今後の動向や活躍に期待しましょう。