阿部雄大(ENEOS)

ドラフト候補の阿部雄大(あべ ゆうだい)は、身長183cm・体重88kgの左投左打の投手。山形県鶴岡市出身。ENEOS所属。

最速150km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、フォークを操る。

回転数が2600rpmを超えるストレートが武器の即戦力左腕。

基本情報
名前阿部雄大
(あべ ゆうだい)
出身地山形県鶴岡市
生年月日2000年7月28日
身長183 cm
体重88 kg
血液型
SNS
選手情報
投打左・左
守備位置投手
最高球速150 km/h
球種スライダー、カーブ、フォーク
遠投– m
50m走– 秒
好きな球団

経歴・プロフィール

経歴(所属チーム)
小学校朝暘第一小学校
中学校鶴岡第三中学校
高校酒田南
会社ENEOS
国際大会
全国大会

中学校時代は軟式野球

朝暘第一小学校4年生時から野球を開始。

鶴岡第三中学校では軟式野球部に所属していました。

酒田南では1年生秋からエース

酒田南では1年生夏からベンチ入り。

3回戦の鶴岡工戦で先発を任され4回1失点の投球で勝利に貢献しています。

秋季県大会から背番号1を任され、準優勝に貢献。

東北大会では2回戦の青森山田戦で1失点完投勝利を挙げています。

2年生秋は2年連続東北大会出場

2年生夏の選手権予選では準々決勝の山形商戦で2失点完投勝利でベスト4進出に貢献。

準決勝の日大山形戦では完投ながら5失点を喫し敗戦となっています。

秋季大会では優勝を果たすも、東北大会に出場。

初戦の光南戦ではリリーフとして8 1/3回2失点12奪三振の投球でチームを勝利に導きます。

準々決勝では日大山形と対戦し、完投ながら7失点で敗戦となっています。

3年生夏に5回参考ながらノーヒットノーランを達成

3年生夏の選手権予選では、初戦の鶴岡高専戦で5回参考ながらのヒットノーランを達成。

準々決勝の山形城北戦では1失点9奪三振完投でチームをベスト4に導きます。

準決勝の羽黒戦では10奪三振を奪う力投も、延長10回にサヨナラ負けを喫しています。

ENEOSでは1年目に全国デビュー

ENEOSでは1年目から公式戦に出場。

日本選手権の2回戦で先発を任されるも、3回2失点で降板となり、チームも敗戦となっています。

3年目にケガによる離脱を経験するも、4年目には都市対抗の準々決勝のJR西日本戦でリリーフ登板。

1/3回を1奪三振の投球を見せています。

6年目に大きく飛躍し都市対抗で先発

6年目は主に先発を任され、3月のスポニチ杯のJR東日本戦で5回1失点6奪三振の好投を披露。

都市対抗予選では東芝戦で5回1失点7奪三振の投球で勝利に貢献し、都市対抗出場を決めます。

都市対抗では2回戦の東京ガス戦に先発。

4回2安打無失点5奪三振の投球も、5回に不運な当たりなどもあり失点し降板。

チームも敗戦となっています。

日本選手権代予選で圧巻の投球

8月には環太平洋大との練習試合で3球団が視察する中、徳山一翔と投げ合い、6回2失点13奪三振の投球を見せます。

日本選手権予選ではSUBARU戦でリリーフとして自己最速を更新する150km/hを計測し、1回無失点2奪三振。

代表決定戦の鷺宮製作所戦では連投ながら先発を任され、6回無失点1安打9奪三振の完ぺきな投球を披露。

チームを日本選手権出場に導いています。

なお、チームメイトの同級生には東山玲士がいます。

動画と特徴

【183cm88kg大型左腕】阿部雄大(ENEOS6年目)負けられない都市対抗予選で先発登板し好投!

セットポジションから特徴的な右足の使い方で投げ込んでします。

勢いあるストレート

ストレートは最速150km/hです。

先発時は常時143km/h前後で、力を入れた際には140km/h後半を計測します。

都市対抗中継での回転数表示を見ると、平均で2,500rpm、最高で2,658rpmを計測していました。

こちらをみてもわかる通り、最上位に位置するレベルです。

空振りも多く奪えている事から、ホップ量が多いノビのある球質だと思われます。

武器はフォーク

変化球はスライダー、カーブ、フォークが持ち球です。

中でもフォークが武器です。

130km/h前半で落ち幅は小さいですが、多くの空振りが奪えます。

落差が小さい事で4シームとの区別がつきにくいのでしょう。

また、右打者だけでなく左打者にも多投できるのは評価できる点です。

その他には120km/h後半のスライダーや110km/h前後の緩いカーブも投げます。

制球面はまずまず

制球面はまずまずです。

投球を見ると抜け球や逆球が見られ、バラつきは見られます。

しかし、ある程度ストライク近辺には投げられており、ストライクを取るのには苦労しないでしょう。

また、フォークは高い精度で投げられており、安心できるボールです。

四死球で崩れるようなことはないでしょう。

成績

試合投球回防御率奪三振率与四死球率被安打率
23公式戦10174.2412.716.356.88
24公式戦1147 1/31.1410.272.095.51

成績は2024年9月11日時点です。

2023年公式戦ではショートイニングで非常に多くの三振が奪えていました。

しかし与四死球率が非常に高く、失点を喫する場面も多くありました。

2024年は先発を任され、防御率1.14という非常に安定した投球を続けています。

先発時でも相変わらず高い奪三振率をキープし、三振が奪えるタイプであることがわかります。

被安打率が5台と非常に低い事からもボール自体のレベルの高さが伺えますね。

与四球率は2前後で大幅に改善していることからも、大きく成長している事がわかります。

成績だけを見たら社会人最上位クラスで、1年でここまで変わるのかと驚きを感じるレベルですね。

スカウトコメント・視察情報と指名予想

球団評価コメント視察情報
ヤク
阪神
巨人
広島
中日
横浜
オリ
千葉
楽天
福岡
ハム
西武

現時点でスカウトのコメントは出ていません。

しかし、都市対抗では片鱗を見せていますし、練習試合でもスカウトが視察に訪れている報道も出ています。

社会人最上位レベルの成績を残している事もあり、多くの球団でリストアップされているでしょう。

今後の動向に注目です。

皆様のドラフト指名予想

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是非ご投票ください!

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まとめ

以上が、阿部雄大のご紹介でした。

最速150km/hのNPBトップレベルの回転数を誇るストレートが武器の即戦力左腕。

ドラフト2024では指名は確実で、即戦力左腕が欲しい球団からの上位指名もあるかもしれません。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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