ドラフト候補の徳山一翔(とくやま かずと)は、177cm・87kgの左投左打の投手。徳島県海陽町出身。環太平洋大所属。
最速153km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを操る。
2年生冬に大学日本代表候補に選出されている。
基本情報 | |
名前 | 徳山一翔 (とくやま かずと) |
出身地 | 徳島県海陽町 |
生年月日 | 2002年4月11日 |
身長 | 177 cm |
体重 | 87 kg |
血液型 | – |
SNS | – |
選手情報 | |
投打 | 左・左 |
守備位置 | 投手 |
最高球速 | 153 km/h |
球種 | スライダー、カーブ、チェンジアップ |
遠投 | m |
50m走 | 秒 |
好きな球団 | – |
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経歴・プロフィール
経歴(所属チーム) | |
小学校 | – (-) |
中学校 | 海陽中学校 |
高校 | 鳴門渦潮 |
大学 | 環太平洋大 |
国際大会 | |
– | – |
全国大会 | |
大学全日本選手権 | 2023 |
神宮大会 | 2022 2023 |
中学校時代は軟式野球部
小学校2年生時から野球を開始。
海陽中学校では軟式野球部に所属していました。
鳴門渦潮では卒業時に148km/hを計測
鳴門渦潮では1年生時からベンチ入り。
2年生夏の選手権予選では初戦の鳴門戦でリリーフ登板するも、チームは0-9で大敗となっています。
3年生時の大会中止による独自大会では、三番手投手として背番号3を任され、一塁手兼リリーフとして3試合に登板でベスト8に貢献しています。
高校野球引退後からインディゴコンディショニングハウスで個人トレーニングに取り組み、球速148km/hまで伸ばします。
環太平洋大では2年生冬に大学日本代表候補
環太平洋大では1年生春からベンチ入り。
2年生秋季リーグではリリーフとして計5試合に登板し、13イニングで18奪三振を奪う活躍を見せます。
続く明治神宮大会では初戦の国際武道大戦で初先発。
7回無安打無失点、9奪三振の好投を披露し、スカウトから高評価を得ます。
大会後には大学日本代表候補に選出され、強化合宿に参加しています。
大学3年生11月にスカウトのガンで153km/h
3年生春季リーグでは広文大戦で初完封勝利を挙げるなど、3勝を挙げ、防御率1.17でリーグ優勝に大きく貢献します。
続く全日本選手権ではリリーフとして貢献するも、白鷗大戦で勝ち越しを許し敗戦となっています。
その後、大学日本代表候補に選出されるも、左ひじの炎症により辞退しています。
秋季リーグでは10月からリーグ戦に復帰し、東亜大戦でのリリーフ登板で自己最速を更新する152km/hを計測。
四国代表決定戦では近大工学部戦で7回無失点5奪三振で勝利に貢献しています。
続く明治神宮大会では初戦の東農大オホーツク戦で先発。
スカウトのスピードガンで153km/hを計測し、7回1失点11奪三振の好投で勝利に貢献しています。
4年生秋季リーグで復活
4年生春季リーグでは登板なく終わります。
8月のENEOSとのオープン戦では3球団が視察する中、阿部雄大と投げ合い、3回無失点の投球を見せます。
秋季リーグ戦では初戦の至誠大戦で4回自責点1の投球を披露。
東亜大戦では2失点9奪三振完投で復活を印象付けます。
動画と特徴
足を多くく上げながら一旦止め、肘を柔らかく使って投げ込みます。
ノビのあるストレート
一番の魅力はストレートです。
球速は最速152km/hで、常時140km/h前半ながら、ギアを上げるシーンでは150km/h前後を計測します。
こちらのデータでは4シームの回転数は多くないものの、回転軸が非常にきれいな縦回転となっています。
その為、ホップ量50cmを超える一級品のノビのある球質のようです。
この球質で150km/hを安定して計測できれば、プロでも十分に通用するでしょう。
決め球は縦のスライダー
変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップが持ち球です。
変化球の中でスライダーの投球割合が一番多く、軸となっている球種です。
球速は125km/h弱と遅めで、縦に大きく変化するパワーカーブのような球種です。
カーブは100km/h台で縦に大きく割れるスローカーブでカウント球として使います。
球数は少ないですが、120km/h弱の緩いチェンジアップも投げます。
制球面はやや課題あり
制球面ではやや課題があります。
高めに浮くケースや逆球になるケースが見られます。
4シームは力強さもあるので、バラつきが逆に脅威にもなりますが、変化球のバラつきは抑えたいところです。
それでも、ある程度はストライク近辺に投げられているので、四死球で崩れるタイプではないでしょう。
成績
試合 | 投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
リーグ通算 | 14 | 56 | 1.13 | 10.13 | 3.21 | 5.79 |
全国通算 | 6 | 21 1/3 | 1.27 | 11.39 | 3.38 | 3.38 |
成績は2023年終了時です。
リーグ戦での実績はそこまで多くないですが、防御率1.13という圧倒的な成績を残しています。
奪三振率はイニング数を超える数字を記録しており、三振が多く奪えるタイプです。
与四死球率は3台とやや多めですが、被安打率が5台と低く、ランナーをあまり出していません。
三振が奪え、ランナーを出しにくい事で、安定した防御率となっているのでしょう。
全国大会でもほぼ同等の成績を残しており、大舞台でもしっかり力を発揮できるタイプのようですね。
スカウトコメント・視察情報と指名予想
球団 | 評価 | コメント | 視察情報 |
ヤク | |||
阪神 | |||
巨人 | |||
広島 | △ | 苑田スカウト統括部長 「(徳山について)ためがあって、打者がタイミングを取りづらく、スピード以上に詰まらせる」 | |
中日 | △ | 米村シニアディレクター 「球の角度がいいし、打者はタイミングが取りづらい」 | |
横浜 | |||
オリ | |||
千葉 | |||
楽天 | |||
福岡 | |||
ハム | |||
西武 |
現時点で複数球団からコメントが出ています。
タイミングの取りにくさを評価しているようです。
全国大会で活躍していることもあり、多くのスカウトが視察する機会はあったはずです。
その為、多くの球団でリストアップされているでしょう。
今後の活躍次第ではコメントもどんどん出てきそうです。
皆様のドラフト指名予想
読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。
是非ご投票ください!
まとめ
以上が、徳山一翔のご紹介でした。
最速152km/hのノビのあるストレートが魅力の本格派左腕。
怪我さえ問題なければドラフト2024での指名は確実で、上位指名の可能性が高いでしょう。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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