今回ご紹介するのは、東京ガスの益田武尚です。
本記事では2022年ドラフト候補 東京ガス・益田武尚の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
益田武尚の動画
益田武尚のプロフィール
基本情報 | |
名前 | 益田武尚 (ますだ たけひさ) |
出身地 | 福岡県飯塚市 |
生年月日 | 1998年10月6日 |
身長 | 175 cm |
体重 | 86 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
関連ページ | 東京ガスHP |
益田武尚の経歴
経歴(所属チーム) | |
小学校 | 飯塚東小学校 (飯塚ビーバー) |
中学校 | 飯塚第二中学校 |
高校 | 嘉穂高校 |
大学 | 北九州共立大 |
社会人 | 東京ガス |
国際大会 | |
U12日本代表 | 2015年 |
U15日本代表 | 2018年 |
全国大会 | |
都市対抗 | 2021 2022 |
中学3年生の時に右ヒジを痛める!
飯塚東小学校4年生から軟式野球をはじめ、飯塚ビーバーに所属します。
飯塚第二中学校では軟式野球部に入り、入学当初は三塁を守りました。
中学校2年生からは投手としてもプレーしますが、中学3年生の時に登板過多となり、右ヒジを痛めます。
高校3年生春に球速145kmをマーク!
1年生秋からベンチ入りしましたが、中学校時代に痛めた右ヒジの影響もあり、1イニングに登板しただけでした。
さらに、2年生春には右肩を痛めます。
3年生春に行われた神村学園高校との練習試合では、巨人や中日が視察する中で14個の三振を奪います。
また、球速も138km/hから145km/hまで伸ばしました。
3年生夏は腰椎分離症を発症しますが、県大会には間に合い、初戦に先発として投げました。
しかし、雨によるノーゲームとなり、その後は登板機会がなく3回戦で敗退します。
大学3年生秋にリーグ優勝&球速を152km/hに伸ばす!
プロ志望届を提出せず、九州共立大(九州六大学野球連盟)に進学します。
1年生春からベンチ入りし、春のリーグ戦では3試合にリリーフとして投げました。
3年生からは先発メインとなり、福岡大学戦では14個の三振を奪い、球速を149km/hに伸ばしました。
3年生秋は、リーグ戦で5試合に先発して4勝を挙げ、リーグ優勝、MVPの表彰も受けます。
九州代表決定戦では、準決勝の日本文理大学戦で9回1失点完投勝利を挙げ、球速を152km/hに伸ばしました。
しかし、決勝の九州産業大学戦で敗れ、明治神宮野球大会出場を逃します。
4年生秋は開幕戦に当たる九州大学戦に先発し、11球団のスカウトが視察する中で9回を投げて1失点、15個の三振を奪います。
東京ガス一年目に都市対抗で153km/hを記録
東京ガスでは一年目の3月に行われたスポニチ杯で公式戦デビュー。
入社当初はリリーフとしてチームに貢献。
10月の東京都企業秋季大会ではNTT東日本戦で先発し、5回6奪三振無失点の好投を披露します。
12月の都市対抗では、初戦のミキハウス戦で先発し、自己最速を更新する153km/hを記録。
5回2失点5奪三振で勝利に貢献します。
準々決勝のENEOS戦では先発を任されるも、わき腹痛により1球で降板となり離脱しています。
チームはその後優勝をしています。
都市対抗で完封&久慈賞受賞
二年目の春に右わき腹痛から復帰し、7月の都市対抗に間に合います。
都市対抗では初戦のJR東海戦に先発し、5安打完封勝利を挙げます。
準々決勝のJR東日本戦では先発として5 1/3回3失点で試合を作り勝利に貢献。
決勝のENEOS戦でも先発を任されます。
5回まで0失点の好投を続けていましたが、6回に3者連続ホームランを打たれ降板。
チームは敗戦となり準優勝となるも、敢闘賞にあたる久慈賞に選ばれています。
益田武尚の特徴
次に、益田武尚の特徴です。
左足を三塁方向に上げてタメをつくっています。
肘の使い方が柔らかく、肘を下げ気味なのでリリースポイントが低いです。
益田武尚は勢いあるストレート!
球速は最速153km/hで勢いを感じます。
回転数は多めですが、回転軸の傾きが多く、シュート変化が大きい球質のようです。
そのため、空振りを奪える球質ではありませんが、打たせて取るには有効です。
変化量の大きさや球速の速さもあるので、打ちにくい球質でしょう。
益田武尚は多彩な変化球
変化球はカットボール、カーブ、スライダー、フォークと多彩です。
カットボールを軸に投げており、自信があるボールのようです。
また、フォークでも空振りが奪えており、決め球として使えそうです。
その他にスライダー、カーブを投げ、変化球は多彩です。
益田武尚の制球力はまずまず!
制球力はまずまずです。
どのボールも全体的に制球出来ており、器用さを感じます。
四死球で崩れるタイプではないでしょう。
特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- 最速153km/hの勢いあるストレート
- ストレートはシュート変化の大きい打たせて取るタイプ
- 変化球はカットボール、スライダー、カーブ、フォーク
- 変化球はカットボールが軸
- 制球力はまずまず
です。
最速153km/hが注目されますが魅力は完成度の高さです。
どのボールもしっかり精度よく投げられ、変化球も多彩です。
突出したボールはないものの、球速の速さと全球種のコンビネーションで打ち取っていくタイプです。
益田武尚の成績
続いて、益田武尚の成績です。
投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
公式戦通算 | 49 | 2.94 | 8.27 | 2.20 | 6.25 |
成績は2022年都市対抗までです。
公式戦通算で防御率2.94とまずまずです。
奪三振率が8を超えており、三振が奪えるタイプであることがわかります。
また、与四死球率が2前半、被安打率が6前半で低くなっており、ランナーを出しにくいことがわかります。
三振が奪え、ランナーを出しにくいことが安定した結果に繋がっているようです。
益田武尚のスカウト評価
続いて、益田武尚のスカウト評価です。
*評価はスカウトコメントで一位同等コメント有が◎、上位候補同等コメント有が〇、コメント有が△
球団 | 評価 | コメント |
ヤク | △ | 高津監督「体も強そうですし、スタミナもありそう。投げっぷりのいいピッチャーだと思いました。」 橿渕スカウトグループデスク「きょうはよくなかったが評価は変わらない」 |
阪神 | ||
巨人 | △ | 脇谷亮太スカウト「(益田について)大学の時から見ているが、社会人になっていろいろな面でレベルアップしている。体の強さがあるし、コーナーに投げられる制球力もある。」 |
広島 | ||
中日 | △ | 松永幸男スカウト部長「後半もスピードは落ちなかった。(故障が)いい意味でケガの功名だったかな」 |
横浜 | △ | 河原隆一スカウティングディレクター「腕の振りもシャープだし、コントロールで苦しむような投手でもない。(直球は)もっと良くなると思うので期待している。」 欠端スカウト「都市対抗で準優勝して結果を出しているし、評価は変わらない」 |
オリ | ||
千葉 | △ | 榎スカウト部長「フォームのバランスが良く、変化球も器用に投げて緩急を使える。伸びしろを感じる投手」「彼の持ち味はバランスが良く、キレの良い球を投げる所。プロ相手にいい所もありました」 |
楽天 | ||
福岡 | ||
ハム | △ | 稲葉GM「自分の球を投げきれた時は、素晴らしいものがある」 |
西武 |
現時点で複数球団からコメントが出ています。
制球面や球速について評価されていることがわかります。
その他に、楽天が一位候補として視察、阪神が上位候補としてリストアップしたとの報道も出ており、注目度は高そうです。
今後の動向に注目です。
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益田武尚の指名予想
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益田武尚のまとめ
以上が、東京ガス 益田武尚の経歴、成績や特徴、スカウト評価でした。
最速153km/hのストレートと多彩な変化球を精度よく投げ分ける即戦力右腕。
2022ドラフトでは上位指名確実でしょう。
今後の活躍や動向に注目です。