川勝空人（生光学園）【ドラフト】

ドラフト候補の川勝空人（かわかつ そらと）は、179cm・83kgの右投右打の投手。大阪府羽曳野市出身。生光学園所属。

最速153km/hのストレート、変化球はスライダー、フォークを操る。

2年生夏の選手権予選で153km/hを記録したストレートが武器。

川勝空人の経歴・プロフィール

中学校時代は硬式野球

立丹比小学校2年生時に島泉ファイターズで野球を開始。

河原城中学校では藤井寺ボーイズに所属。

生光学園では1年秋に147km/hを計測

生光学園では1年生秋からベンチ入り。

秋季県大会2回戦の川島戦でリリーフ登板し、自己最速を更新する147km/hを計測。

2年生春季大会では準々決勝の鳴門高校戦でも147km/hを計測し、4安打8奪三振の好投ながら敗戦となっています。

2年生夏に153km/hを計測

6月の大阪桐蔭との練習試合では5回まで無失点投球を演じています。

多度津との練習試合では3球団のスカウトが視察する中、150km/hを計測し広島スカウトから高評価を得ています。

夏の選手権予選では、初戦の徳島北戦で自己最速を更新する152km/hを計測し、7回1失点11奪三振で勝利に貢献。

準決勝の鳴門戦では自己最速を更新する153km/hを計測し、3失点完投ながらチームは敗戦となります。

2年生秋からは主将&エース&4番

秋からは主将を任され、打撃でも4番打者を任されます。

秋季県大会初戦の城東戦では150km/hを計測し、1失点13奪三振完投勝利を挙げます。

準決勝の池田戦で敗戦し、3位決定戦の阿南光戦でも敗戦を喫し、選抜出場を逃しています。

川勝空人の動画と特徴

セットポジションから足を大きく上げダイナミンクに投げ込みます。

勢いあるストレート

一番の魅力はストレートです。

最速153km/hで常時140km/h中盤を計測しています。

会場のオロナミンC球場は球速が出やすい（精度が高い）ですが、それでも常時140km/h中盤は優秀です。

また、肘を柔らかく使える投球フォームで、縦に振れる投球フォームです。

その為、投球されたボールの回転軸が縦回転に近く、ノビのあるボールになっていると思われます。

球速だけでなくホップ量の多いノビのあるボールでしょう。

球種は少ない

現時点で球種はスライダー、フォークのみです。

変化球の大半はスライダーです。

球速は130km/hを超え、横変化量が大きめなので空振りが奪えるボールです。

その他にフォークも持ち球としています。

制球面では課題がある

制球面は課題があります。

高めに浮くケースや逆球が多く、制球が安定していません。

ボール自体が良いので甘く入っても抑えられていますが、相手のレベルが上がると苦しくなるケースも出てきます。

ただ、まだまだ伸びしろは大きそうですし、何よりボール自体が素晴らしいです。

現時点では制球を気にすることなく、自分の長所をどんどん伸ばしていってほしいですね。

川勝空人の成績

成績は2023年夏時点です。

2年生夏の選手権では防御率1.38という素晴らしい安定感でした。

イニング数と同数の三振を奪っており、三振が奪えるタイプであることがわかります。

与四死球率は4.85ですが、この大半は準々決勝・準決勝の2試合に集中しており、相手のレベルが高いと苦しくなる傾向になるようです。

しかし、被安打率は3.81と非常に低くなっていることから、打たれることにやや神経質になり、四球を出してしまう様子もうかがえます。

打たれることを恐れずにストライクに投げ込む意識がもう少しあると、与四球率は減らせそうですね。

川勝空人のスカウトコメント・視察情報と指名予想

現時点で複数球団からのコメントが出ています。

広島スカウトはボールの良さや将来性を高く評価しているようです。

現時点のコメントは少ないですが、2年生時からスカウトの視察情報が出ているので、注目度は高いでしょう。

今後の活躍次第ではどんどんコメントも出てきそうですね。

皆様のドラフト指名予想

読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。

是非ご投票ください！

川勝空人のまとめ

以上が、川勝空人のご紹介でした。

最速153km/hのノビのあるストレートと空振りが奪えるスライダーが武器の本格派右腕。

ドラフト2024で上位指名は確実で、1位指名の可能性も十分にありそうです。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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