宮原駿介（東海大静岡キャンパス）

ドラフト候補の宮原駿介（みやはら しゅんすけ）は、身長174cm・体重83kgの左投左打の投手。神奈川小田原市出身。東海大静岡キャンパス所属。

最速149km/hのストレート、変化球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップを操る。

大学3年生冬・4年生夏に大学日本代表候補に選出された。

経歴・プロフィール

小学校・中学校時代

小学校1年生時からソフトボールを開始。

泉中学校では小田原ボーイズで野球を開始しています。

静岡学園では1年生夏からエース

静岡学園では1年生夏の選手権予選からエースを任さ、全3試合で先発登板をしています。

2年生夏の選手権予選では初戦の知徳戦で5回途中1失点ながら敗戦を喫します。

3年生夏の独自大会では初戦敗退で登板なく終わっています。

東海大静岡では3年生時に飛躍し、大学日本代表候補に選出

東海大静岡では1年生秋からリーグ戦に出場。

3年生春季リーグで3勝、秋季リーグでは5勝を挙げる活躍を見せます。

リーグ戦終了後には大学日本代表候補に選出され、強化合宿に参加しています。

4年生春季リーグでも5勝を挙げる活躍。

6月には大学日本代表候補に選出され、選考合宿に参加しています。

選考合宿の紅白戦では2回無失点2奪三振の好投も、選考漏れとなっています。

動画と特徴

セットポジションから足を上げて二段モーションで投げ込みます。

ノビのあるストレート

魅力は最速149km/hのストレートです。

先発時は常時140km/h前半ですが、力を入れた際やショートイニング時は140km/h後半を計測。

腕を柔らかく使って手首を立てるように投げられており、回転軸の傾きが少なそうです。

そしてシュート変化が少なくマッスラ気味なので渡部聖弥などの対右打者が打ちにくそうにしています。

ノビながらマッスラするので初見での対応は難しいでしょう。

変化球も高レベル

投球の多くは4シームですが、変化球も高レベルです。

スライダー、カットボール、チェンジアップが持ち球です。

スライダーは120km/h後半で遅めながら横変化量の大きい空振りが奪えるボールです。

また140km/h弱のカットボール、130km/h前後のチェンジアップを投げます。

特に対右打者に有効なボールが多い印象です。

制球面はやや課題がある

制球面はやや課題があります。

大きく外れたり逆球もありますが、ある程度は捕手の構えたコースに投げ込めています。

ボール自体も高レベルなので、四死球で大きく崩れるような感じではないでしょう。

成績

成績は2024年秋季リーグ前までです。

3年生以降では防御率1.17と完ぺきな投球をしています。

注目したいのは三振数の多さで、奪三振率が12超えという驚異的な数字を記録しています。

リリーフならまだわかりますが、先発でこの数字はあまり見ないですね。

また被安打率も4台と非常に低い事からもボールのレベルの高さが伺えます。

与四死球率3台とやや高いのが気になりますが、徐々に低下傾向になり、直近の4年生春季リーグでは2台まで改善しています。

体が出来てきて、制球面でも安定してきている事がわかります。

スカウトコメント・視察情報と指名予想

現時点で楽天からコメントが出ています。

球速の速さや投球フォームを評価しているようです。

その他にコメントは出ていませんが、大学日本代表候補に選出されているので、合宿時に多くのスカウトが視察をしているでしょう。

今後の活躍次第ではコメントも出てきそうです。

皆様のドラフト指名予想

読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。

是非ご投票ください！

まとめ

以上が、宮原駿介のご紹介でした。

最速149km/hのノビのあるマッスラ系のストレートが魅力の本格派左腕。

ドラフト2024での指名は確実で、左腕不足の球団からの上位指名の可能性もありそうです。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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