【ドラフト】小川龍成(国学院)の成績・経歴・特徴

今回ご紹介するのは、国学院大学の小川龍成外野手です。

逆方向に打てるバッティングや足の速さ、肩の強さや守備範囲の広さが武器の走攻守揃った選手。

大学3年生夏は、日本代表に選ばれ国際大会を経験しています。

また、高校、大学とキャプテンに選ばれました。

今回は、そんな2020年ドラフト候補 国学院大学・小川龍成

記事の内容

をご紹介しています。

小川龍成(国学院)の経歴やプロフィール

小川龍成

まずは、小川龍成の経歴です。

プロフィール
  • 名前:小川龍成(おがわ りゅうせい)
  • 出身地:群馬県館林市
  • 生年月日:1998年4月5日
  • 身長:172cm
  • 体重:72kg
  • 投打:右投左打
  • ポジション:遊撃手
  • 経歴:多々良クラブ(館林市立第八小学校)→ 館林ボーイズ(館林市立多々良中学校)→ 前橋育英高校 → 国学院大学

詳しく見ていきましょう。

小川龍成は高校2年生秋からキャプテンとなる!

父と3学年上の兄の影響で、小学生の時から軟式野球をはじめ、多々良クラブに所属します。

中学生になってからは、硬式野球チームの館林ボーイズに入りました。

高校は、兄と同じ前橋育英高校に進みます。

兄は高校3年生の時にキャッチャーとして甲子園に出場、現・西武の高橋光成とのバッテリーで初出場初優勝を果たしており、「兄と同じ環境でプレーし兄を超えたい」と思ったのが進学理由だそうです。

高校1年生の時からベンチ入りし、1年生夏の群馬県大会では2番・ショートで出場し、7打数4安打、打率.571の成績を残しました。

2年生夏は、初戦の樹徳高校戦でタイムリー三塁打を打ちますが、試合は敗れます。

2年生秋からはキャプテンとなりましたが、県大会では、準々決勝の前橋工業高校戦で敗れました。

3年生春は、県大会で優勝し、関東大会でも優勝します。

3年生夏の県大会では4番を打ち、2季連続で優勝しました。

夏の甲子園では、2回戦(初戦)の嘉手納高校(沖縄)戦でタイムリー二塁打を打ちますが、試合は敗れます。

小川龍成の特徴は大学3年生夏に大学野球日本代表に選ばれる!

高校卒業後は、国学院大学(東都大学野球連盟)に進学します。

大学の鳥山監督に「安定感のある守備、確実にアウトにできる選手がいい選手」と言われ、入学直後から朝と全体練習後の自主練習時間に守備の練習を行いました。

1年生春のリーグ戦からベンチ入りし、守備の控えなどで出場します。

2年生春は、ショートのレギュラーとして11試合に出場し、打率.400、6打点の活躍でベストナインに選ばれました。

2年生秋には2試合の出場にとどまりますが、、3年生春からは2番を打ちます。

3年生春のリーグ戦終了後は、日本代表に選ばれ、日米大学野球に出場しました。

1回戦に先発出場してヒットを打ちますが、ケガの影響で2回戦以降は出場しませんでした。

また、代表の時に一緒にプレーした宇草孔基(現・広島)や柳町達(現・ソフトバンク)に質問し、打席での考え方や待ち球などのアドバイスをもらいました。

小川龍成は大学でもキャプテンを務める!

大学3年生秋は、亜細亜大学戦でリーグ戦初本塁打を打ちます。

4年生になってからはキャプテンとなりました。

4年生春に行われたNTT東日本とのオープン戦では、4球団のスカウトが視察する中で、外野に抜けそうな打球に対して捕球し、「ボールの入り方、バウンドもよくて、流れの中でスムーズに捕球できた」と話しています。

4年生秋のリーグ戦前に、プロ志望届を提出しました。

小川龍成(国学院)の成績

続いて、小川龍成の成績を見ていきましょう。

成績
  • 国際大会通算(19日米):1試合、打率.500、出塁率.667、1盗塁
  • リーグ戦通算(17春~20秋):50試合、打率.263、7二塁打、4三塁打、1本塁打、12打点、32三振、出塁率.319、8盗塁

国際試合でもヒットを打っています。

リーグ戦では、打率が3割を切っていましたが、四死球を選んで出塁しており、打率より高い貢献ができていました。

しかし、四死球の数(14)よりも多い三振を喫しているので、三振をもう少し減らせるようになるといいでしょう。

一方で、本塁打などの長打を打つことができます

また、盗塁を決めていて、足が速そうです。

小川龍成(国学院)のの特徴や動画

次に、小川龍成の特徴です。

こちらの動画を見ていきましょう。

【ドラフト2020候補】小川龍成の打撃&走塁&守備&打撃フォーム

右足を小刻みに上げてタイミングを取っています。

その後は、足を踏み込んで打ち、体重移動を使った鋭いスイングです。

少し小柄ですが、体全体を使えています。

小川龍成は逆方向に打てる!

レフト前へのヒットとしており、逆方向に打つことができています。

低めの変化球など色々な球に対応できそうです。

また、体重移動を使ってスイングしているので、当たれば長打を打てるかもしれません。

小川龍成は足が速い!

50m走のタイムは5秒9です。

一塁到達タイムは3秒89、二塁への盗塁タイムは3.36秒とプロでもトップレベルのタイムです。

非常に高い走力を持っていると言っていいでしょう。

小川龍成の選球眼はまずまず!

追い込まれるまでは狙った球を打っていますが、追い込まれてからはボール球やボールに近い球を見送っており、ストライクゾーンギリギリの球をファウルで粘ることもできていました。

一方で、空振りも目立っているので、選球眼はまずまずといったところでしょう。

小川龍成は肩が強く、守備範囲が広い!

守備シーンでは、好判断で三塁をアウトにしています。

状況判断の良さが光ります。

また、二塁手への打球をさばくなど、守備範囲の広さもわかります。

捕球してから送球までもスムーズで素早く、守備はプロでも十分通用するでしょう。

小川龍成の特徴まとめ!

わかりやすくまとめると

特徴まとめ
  • 逆方向にも打てるバッティング
  • 足が速い
  • 選球眼はまずまず
  • 肩が強く、守備範囲が広い

です。

逆方向に打てるバッティングや足の速さ、肩の強さや守備範囲の広さが魅力で走攻守揃った選手と言っていいでしょう。

小川龍成(国学院)のスカウト評価や指名の可能性

続いて、小川龍成のスカウト評価です。

スカウト評価
  • DeNA・河原スカウト「捕球からスローイングまで無駄がない。守備はもう十分プロで通用する」

4年生春のオープン戦を視察した時のコメントで、守備について評価されています。

ショートの補強が必要なチームを中心に、2020ドラフトで指名される可能性がありそうです。

本人は、「自分の中で人生がかかっているし、たくさんの人に応援していただいている。プロに入って、期待に応えたいです」と話しています。

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小川龍成(国学院)のまとめ

以上が、国学院大学 小川龍成経歴、成績や特徴、スカウト評価でした。

逆方向に打てるバッティングや足の速さ、肩の強さや守備範囲の広さが持ち味の走攻守揃った選手です。

2020ドラフトで指名される可能性もあるかもしれません。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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