【ドラフト】前川夏輝(津田学園)の成績・経歴・特徴は?

2019ドラフトの高校注目野手を見ていきましょう。

今回ご紹介するのが津田学園高校の前川夏輝選手です。

2018年10月の秋季東海大会では、3試合連続ホームランを打ち、高打率を残す活躍でした。

2019年春のセンバツ甲子園にも出場します。

今回はそんな2019年ドラフト候補 津田学園高校・前川夏輝経歴や成績、特徴をご紹介します。

前川夏輝(津田学園)の経歴やプロフィール

前川夏輝の経歴です。

経歴
  • 名前:前川夏輝(まえがわ なつき)
  • 出身地:三重県津市
  • 生年月日:2001年6月27日
  • 身長:178cm
  • 体重:86kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:三塁手
  • 経歴:白塚バッファローズ(津市立白塚小学校)→ 津ボーイズ(津市立一身田中学校)→ 津田学園高校

詳しく見ていきましょう。

前川夏輝の小学校・中学校時代は?

前川夏輝は、小学校3年生まではサッカーをしていましたが、膝をケガしてしまいました。

ソフトボールをしていた弟の影響もあり、4年生から白塚バッファローズでソフトボールを開始。

中学生になってからは、硬式野球チームの津ボーイズに所属しています。

津ボーイズの同学年には、2019年ドラフト候補の前佑囲斗投手もいて、高校でも一緒にプレーすることになります。

多くの高校から誘いがあったそうですが、監督の人柄に惹かれ、三重県桑名市にある津田学園高校への進学を決めました。

監督が生徒を勧誘する時に、学校の良い所ばかりを話しがちになりますが、そういう所もなく、「自分の気持ちを大切に」いった話も監督からあったそうです。

前川夏輝は2018秋の東海大会で活躍!

津田学園高校では、1年生の夏からベンチ入りし代打などで出場します。

津田学園高校は県大会を勝ち上がり、甲子園に行きましたが、甲子園はベンチ入りしただけで出場していません。

2年生夏は、県大会に出場する事なく、初戦で敗れています。

新チームとなった2年生秋からは、セカンドのレギュラーを掴み、主に4番で試合に出るようになります。

腰痛を患い、東海大会はファーストでの出場となりましたが、3試合連続ホームランを打つなどバッティングで活躍し、準優勝に大きく貢献しました。

前川夏輝は二期連続の甲子園出場!

東海大会を準優勝した為、津田学園高校は2019センバツ甲子園に出場。

甲子園では初戦敗退となり、初安打はお預けとなります。

続く春季大会では、三重大会を優勝し、東海大会優勝に輝きます。

夏の選手権予選でも準決勝で2本里打を放つなど活躍し、チームの優勝に大きく貢献します。

なお、ドラフト2021候補の前川右京は弟です。

前川夏輝(津田学園)の成績

前川夏輝の成績です。

成績
  • 甲子園出場:1試合、打率.000、0本塁打、0打点、0三振、出塁率.250
  • 公式戦通算:23試合、打率.429、7本塁打、31打点、10三振、出塁率.542
  • 2019年夏予選:5試合、打率.375、2本塁打、8打点、1三振、出塁率.444

成績は、2019年夏の予選終了時点のものです。

公式戦通算では4割を超える非常に高い打率となっています。

また、6本塁打とホームランを打てるのも魅力ですね。

若干多めの三振数でしたが、2019年夏の予選ではわずか1三振と、改善がみられています。

打率よりも1割近く高い出塁率となっており、四球を選べるタイプです。

三振が減少傾向にあり、四球を選べていることから選球眼は高いと言えるでしょう。

2018年秋は途中から腰痛で、その影響も心配されるところでしたが、しっかり結果を残せていますね。

前川夏輝(津田学園)の特徴や動画

前川夏輝の特徴です。

まずは、2018秋季東海大会での3試合連続ホームランをまとめた動画を見ていきましょう。

津田学園・前川選手 東海大会3試合連発!

がっちりとした体形で、パワーがありそうです。

バットを立てて構えていて、足を大きく上げてタイミングを取るフォームですね。

また、テイクバックの際に、手が後方に動かず、そのまま素直にスイングが出来ています。

動きが少ないシンプルなスイングなので、安定した成績を残せそうですね。

前川夏輝はパワーが持ちあじ!

三本とも良く飛んでいますね~

動画の中で3本目のホームランを打った球場(三重・四日市市霞ヶ浦球場)は、センター120m、両翼97m53だそうです。

それでも、外野の一番深いところまで飛ばせていて、パワーがあります

高校入学以降の身体づくりが、しっかりと出来ているので、パワーが付いたのだと思います。

その一方で、体重をかけた右足から一気に左足へと体重移動ができ、体の使い方が上手いので、遠くに飛ばせるのでしょう。

前川夏輝は広角に打ち分ける!

3本のホームランを見るとわかりますが、コースに逆らわずにホームランを打てています。

2本目は内角高めの難しいボールですが、腕をたたんで、上手く打てていますね。

3本目は外角高めですが、上手く叩き、右中間の一番深い所に叩き込んでいますね。

以上のようにコースに逆らわないバッティングが出来るので、高い打率を残せるのでしょう。

パワーがありながら、高い打撃技術があることがわかりますね。

前川夏輝は柔軟な打撃!

中京大中京高校戦の3打席目の動画です。

アウトコース低めの難しい球ですが、態勢を崩されながらも上手くセンターへ抜けるヒットにしています。

こういった打撃が出来るので、対応力は高そうですね。

パワーだけでなく、柔軟なバッティングもできることがわかります。

前川夏輝の守備力は?

守備はどうでしょうか。

本職のサードの守備が見当たらなかったので、ファーストの守備を紹介しておきます。

2018秋季東海大会・御殿場西高校(静岡)戦です。

https://www.youtube.com/watch?v=kkkIHtxKjXM?start=7

難しいバウンドのゴロですが、体で止めて上手く処理していますね。

元々セカンドということもあり、グラブさばきも良さそうです。

ただ、その後の動画の25秒あたりに、ピッチャー近くに上がったフライを獲れず、出塁・先制点を許してしまった場面があります。

ピッチャーとの連携がうまくいっていなかったというのもあるかも知れませんが、目測を誤っているようにも見えます。

ただ、ファーストとしては、実戦経験が少ないでしょうから、慣れれば特に問題ないように感じます。

前川夏輝の特徴まとめ

前川夏輝の特徴をまとめると、

特徴まとめ
  • シンプルな無駄のない打撃フォーム
  • パワーが持ちあじ
  • コースに逆らわず長打が打てる
  • 崩されながら対応できる技術力
  • ファーストはまだまだ実戦不足?

です。

ファーストの守備についてはまだまだ実戦不足の印象ですが、バッティングが魅力な選手ですね。

長打を打てるだけでなく、柔軟な打撃もできる所に魅力があります。

身体作りはこれからも続けて行くと思うので、どれだけ飛距離を伸ばせるかも含めて、今後の成長が楽しみです。

前川夏輝(津田学園)のスカウト評価は?

残念ながら、現時点でスカウトのコメントは出ていません。

まだ、高校2年生なので、注目度は低いのかもしれませんね。

特に秋季大会からホームランが増えていることを考えると、これからさらに注目されることは間違いないでしょう。

セカンドで打てるタイプというのは貴重なので、今後の成長に期待したいですね。

まずは、2019春の選抜での活躍に注目しましょう!

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前川夏輝(津田学園)のまとめ

以上が、津田学園高校・前川夏輝経歴・成績や特徴でした。

長打力が魅力で、広角に打ち分ける高い打撃技術があります。

また、変化球にも崩されながら対応できるタイプなので、安定した成績を残せそうです。

打てるセカンドとして、注目したい選手ですね。

まずは、レギュラーとして出場するであろう2019センバツ甲子園を、楽しみにしましょう。

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